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【ケアマネの面接対策】よく聞かれる質問6選と回答例を解説!

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

「ケアマネジャーの面接ではどのような質問がくるのだろうか?」
このような悩みを抱える方は多いです。
この記事を読めば、ケアマネジャーの面接でよく聞かれる質問と良い回答例、悪い回答例が分かります。面接官がチェックしているポイントや面接合格のポイントまで詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。

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1.ケアマネジャーの面接でよく聞かれる質問6選

それでは早速、ケアマネジャーの面接でよく聞かれる質問と回答例、NG例をご紹介します。

1.「なぜ当事業所を志望されましたか?」

<良い回答例>

「貴施設は、全ての人に積極的にキャリアアップのチャンスを与えていると伺いました。私はケアマネジャーとしてスキルアップを図り、管理職や施設長を目指しています。まずはケアマネージャーとして活躍し、質の高いサービスを提供していきたいと考えています。全国展開されている貴施設でチャンスを掴み、より多くの方の役に立つために志望いたしました。」

<NG例>

  • 「ずっとケアマネージャーになりたかった」など熱意が伝わりづらい抽象的な志望動機
  • 「前職より人間関係が良いと感じたので志望した」などのマイナス表現

<ポイント解説>

ここでは志望動機を回答します。他の事業所ではなく、「この事業所だから志望した」という明確な志望動機が伝えられると良いでしょう。

2.「あなたの得意分野は何ですか?」

<良い回答例>

「私の得意分野はマネジメント業務です。前職では有料老人ホームのユニットリーダーとして勤めていました。介護スタッフや看護師、相談員、ケアマネの間に立ち、より質の高い介護サービスを提供するためにコミュニケーションをとっていました。新人教育も担当し、施設全体のサービス向上に努めた実績があります。」

<NG例>

  • 「コミュニケーションを取ることが得意です」→どういった部分で得意なのか具体的な説明が必要
  • 「リーダー職を経験し、リーダーシップがあります」→さらに具体的なエピソードがあると伝わりやすい

<ポイント解説>

「あなたの得意分野は何ですか?」これはいわゆる自己PRです。ケアマネの仕事につながる得意分野を洗い出しましょう。さらに具体的なエピソードや、成果があると伝わりやすいです。うまく思いつかない方は、ケアマネの仕事で求められるスキルや経験から逆算し、自分が得意な部分がないかを考えるとよいでしょう。

3.「今までの経歴を教えてください」

<良い回答例>

「訪問介護事業所で介護士として3年間、有料老人ホームの介護士として7年間勤めていました。介護士として利用者様の食事介助や入浴介助、排泄介助などを行ってきました。前職では3年目からユニットリーダーを任されるようになり、身体介護だけでなくマネジメント業務にも携わるようになった経験があります。」

<NG例>

  • 「訪問介護事業所で3年間勤めました」といった勤務実績はNG
  • 「特養で高齢者の身体介護をしていました」→具体性がないため働くイメージが想像できない

<ポイント解説>

「今までの経歴を教えてください」という質問に回答するためには、事前の整理が特に重要です。「〇年間勤めました」という勤務実績だけでなく、そこで得られた知識やスキルを伝えるとよいでしょう。

4.「前職を辞めた理由は何ですか?」

<良い回答例>

「前職では有料老人ホームで介護職員として勤めていました。昨年ケアマネ試験に合格したことがきっかけで、ケアマネ業務に専念できる職場で働きたいと思うようになり、転職を決意しました。」

<NG例>

  • 「人間関係の悪化により転職を決意しました」→ネガティブな理由は、印象を下げてしまうためNGです
  • 「仕事量の割に安月給だったので辞めました」→前職への悪口や愚痴にあたる発言はマイナスな印象を与えてしまいます

<ポイント解説>

前職を辞めた理由が人間関係や職場環境が理由だったとしても、そのまま伝えるのはNGです。退職理由の多くがネガティブな内容だということは、面接官も理解しています。いかに前向きにポジティブな伝え方ができるか、その人の考え方や伝える力をチェックしています。

5.「当事業所でチャレンジしたいことは何ですか?」

<良い回答例>

「今後は施設長や管理職にチャレンジしたいと思っています。まずはケアマネージャーとして、利用者様やそのご家族が安心して利用できる施設づくりをしたいです。介護の仕事を経験し、ケアプランの重要性を理解しています。そのためにも利用者様やご家族、施設で働くスタッフから信頼されるように、コミュニケーションを大切にしながら働きたいと思っています」

<NG例>

  • 施設方針とズレた内容
  • 目的が明確ではない挑戦

<ポイント解説>

チャレンジしたい内容を曖昧に回答してしまうと、「応募先の情報を調べていない」「志望度が低いのではないか」と心象が悪くなります。チャレンジしたいことを伝える際は、志望理由との一貫性が重要です。

6.「何か質問はありますか?」

<良い回答例>

「移動は社用車を使うことはできますか?」

<NG例>

  • 「特にありません」→働く意欲が低いと思われる可能性があります

<ポイント解説>

面接の最後に逆質問をする機会がありますが、「質問なし」はNGです。意欲が低い、興味がないと思われる可能性があるからです。また、年収や休日、残業などの待遇面だけの質問も印象が悪くなる恐れがあります。

逆質問する際は、実務に関わる質問「社用車が使えるか専用パソコンの有無、受け持ち件数など」がおすすめです。自分が働くイメージが具体的になるのに加えて、実際に働く意欲の高さを面接官に伝えられます。

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2.面接官がチェックしている3つのポイント

ケアマネの面接時に、面接官がチェックしている3つのポイントは以下のとおりです。

  • コミュニケーションスキル全般
  • 回答の一貫性や整合性、嘘が無いかどうか
  • ストレスへの耐性・前職と同じ理由で辞めないか

面接官側の視点を知ることで、面接時にどういった部分を注意すべきかわかるようになります。

コミュニケーションスキル全般

ケアマネージャーの面接では、コミュニケーションスキルが備わっているかチェックしています。ケアマネの業務上、言葉遣いや人柄、コミュニケーション能力は必須だからです。

実際に、「ご家族、利用者さんと上手くコミュニケーションが取れるか不安」という不採用理由も多いほどです。また、現職のスタッフとトラブルなく一緒に仕事ができるかという相性もチェックされます。

回答の一貫性や整合性、嘘が無いかどうか

面接で回答する際は、一貫性や整合性、嘘をつかないことが大切です。回答に一貫性がない場合、応募者の人間性が掴めなくなり、採用する側としてはリスクを感じやすくなります。

また、退職理由などネガティブな部分で嘘をつく人は、「業務上のミスでも虚偽の報告をする」と悪い印象を与えてしまいます。誠実性をチェックしているので、これまでの回答と一貫性があり、嘘がないように答えましょう。

ストレスへの耐性・前職と同じ理由で辞めないか

採用側は長く働いてもらえる人材を求めているため、ストレスへの耐性や前職と同じ理由で辞めないかをチェックしています。ケアマネは人手不足かつ、在籍するケアマネの人数が少ないので、早期退職されると事業所にとって大きな痛手となるからです。

ケアマネの仕事は、利用者さんやご家族からの無理な要望やクレーム、職場の人間関係など業務上のストレスは避けられません。そのため、ケアマネの適性があるかどうかストレス耐性は重視されます。

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3.ケアマネジャーが面接に合格する為の3つのポイント

ケアマネジャーが面接に面接に合格するために必要なのは、「面接前の準備」です。どれくらいしっかり準備しているかで面接合格率は変わってくるでしょう。ここでは、面接に合格するための3つのポイントを解説します。

面接前のやりとりから丁寧な対応を心がける

面接に合格するためには、面接中だけでなく面接前の印象も重要です。実を言うと、面接前からある程度の印象が決まることも多いです。面接に限らず、あらゆる場面で第一印象は出会った3〜5秒程度で決まるといわれています。

そのため、面接前からマイナスのイメージを与えないように意識することが大切です。例えば、以下のような点に注意しましょう。

  • 郵送する履歴書は手書きで丁寧に記載する
  • 応募時のメッセージのやり取りはビジネス文書として言葉遣いや言い回しに注意する
  • 面接日時を決める際などの電話では丁寧な対応を心がける など

質問に対して自分なりの回答を事前準備する

面接官の質問に対しては、自分で考えた回答を用意しておきましょう。どう回答すればいいのかわからず、ネット上の回答例をそのまま使うのはNGです。自分が実際に体験したことや、経験したことを織り交ぜてオリジナリティを出しましょう。

また、考えた回答例は実際に文字起こしし、口に出して練習すると本番でもスムーズに話せます。頭で考えるだけでは、本番で詰まったり忘れたりすることがあります。自分で考えた回答をしっかりと準備し、面接に臨みましょう。

ポジティブ・前向きな姿勢で面接に臨む

面接ではネガティブな回答は避け、ポジティブな姿勢で面接に臨むことが大切です。不安や心配を残したまま面接に臨むと、態度や雰囲気が伝わってしまいます。

ポジティブで前向きな姿勢で面接に臨むためには、

  • 口角を上げる
  • 普段より笑顔を増やす
  • 声のトーンを高くする

など形から入ることも重要です。ポジティブな人物を演じると、自然と気持ちや言動もポジティブになるのでおすすめです。

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4.ケアマネジャーの面接に関するQ&A

ここでは、ケアマネジャーの面接に関するよくある質問に答えていきます。

Q1.実務未経験でも採用されますか?

A.実務未経験でも採用されます。ただし、1つの職場に在籍するケアマネの数は少ないので、未経験の方は教育制度や人員が手厚い職場を探すのがおすすめです。

Q2.転職回数が多いと不利ですか?

A.正当性のある理由を伝えられれば不利にはなりません。ポジティブな回答を用意し、入社意欲が強いことを面接官に伝えるようにしましょう。

Q3.面接当日の服装や持ち物はどうすればいいですか?

A.服装はスーツがおすすめです。持ち物は履歴書(必要があれば職務経歴書)、認定証・資格者証のコピー、筆記用具、メモ用の手帳、マスクなどを用意しておきましょう。

Q4.想定外の質問をされたらどうすればいいですか?

A.決して焦らず、相槌して時間を作ってから回答を考えましょう。多少言葉に詰まっても問題ありません。

Q5.面接後のお礼メールやメッセージは必要ですか?

A.必須ではありませんが、お礼のメッセージを送ると心象がよくなります。とはいえ、お礼メールやメッセージを送ることで、面接の合格率が大幅にアップすることはないと考えてください。

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5.まとめ

本記事ではケアマネジャーの面接でよく聞かれる質問と、その回答例を解説してきました。ケアマネの面接に限らず、全てにおいて事前準備が大切です。

ブレのない一貫性のある回答や、嘘のない回答ができるかどうかをチェックされています。面接の緊張から言葉に詰まることもあるかと思いますが、そのことが原因で不合格になることはありません。

今回紹介したよくある質問例と回答例を参考に、今後自分がケアマネとしてどう活躍していきたいかを考えてみましょう。

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セカンドラボ株式会社

URL:https://www.2ndlabo.co.jp

神奈川県鎌倉市生まれ。
2019年4月にセカンドラボ株式会社にアサイン。
求人原稿作成やコンテンツ記事執筆、ライティングに関わる仕事をメインにしています。
休日は所属する3つのオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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