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看護師の離職率って実はそんなに高くない?職種別・地域別のデータを使って徹底解説! / 豆知識

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看護師の離職率って実はそんなに高くない?職種別・地域別のデータを使って徹底解説!

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  • 更新日
投稿者:漆間 幸治

世間ではよく高いと言われる看護師の離職率。実際の数字を見ながら、他職種とも比較してその高低を客観的に判断してみましょう。これらを把握すれば、看護師という職業の辛さや、今後どうなって行くかを判断するきっかけの一つになるはずです。それら状況を鑑み、今後看護師を続けるか否か、続けるなら職場を変えるか否かなどの判断材料にしていただければ幸いです。

看護師の離職率は高い?低い?多職種と比べて現状を把握しよう

看護師といえば、滅私奉公の精神からくる白衣の天使というイメージや、専門職ゆえの高給取りという印象も根強いですが、同様に離職率も髙いと見られがちではないでしょうか。 事実看護師は、2019年末から2020年現在まで猛威を揮っている新型コロナウイルスに世界中があえいでいるなか、死の危険と隣り合わせの医療現場で身を粉にしながら従事されているような過酷な仕事です。離職する人も決して少なくはなく、常に現場では看護師が不足しているという面はあります。そういった需要に対し、看護師という人材が不足している現状を見ると、たしかに離職率が高いというイメージを持ってしまうかもしれません。
ですが、下記のグラフを見てください。


これを見て分かる通り、実は看護師の離職率とその他の職業の平均離職率を比べると、実はそこまでの差はないのです。むしろ離職率は低いのです。一般的な知名度が抜群に高いがゆえに、より特殊な注目をされているため、ひときわ高いという印象を受けますが、決してその数値は以上ではないのです。もし看護師を離職率を理由にやめようと思っているなら、その他の職種でも同様の可能性があるということも一緒に覚えておくといいでしょう。

看護師の離職率にはどういった傾向がある?地域別の離職率

地域によって色々な環境や条件が変わりやすいのも看護師の特徴の一つだったりします。というのも、病院に訪れる患者さんの数は、その地域の人口や年齢層によって大きく左右されるため、それに付随する業務量や賃金も変化するためです。自分が置かれている環境がどういう状況下にあるか、地域差とともに見ていくことで、自分の現状をより客観的に見極めることができるでしょう。

それでは実際に離職率は地域によって違いはあるのでしょうか。都道府県別の看護師の離職率のデータを一部抜粋してまとめていますのでチェックしてみましょう。

離職率の高い都道府県

東京都  

14.5%

神奈川県     

13.1%     

千葉県   

12.8%     

離職率の低い都道府県

岩手県

6.4%

福井県    

6.6%     

富山県   

6.8%     

都道府県ごとの順位については集計をする年によって変動はありますが、離職率の最も高い東京都と最も低い岩手県では数字に2倍以上の差があります。首都圏など都市圏では離職率が高い傾向にありますが、病院やクリニックなどの事業所の数も多く、離職を後の転職先の選択肢が多いことも要因になっていると思われます。

看護師を続けるべきかやめた方がいいのか。離職率を参考にするのもあり

離職率は、直接的にその度合いを示すものではないですが、「仕事の辛さ」を数値として見る参考にはなるものです。ここまでで述べた要素を鑑みると、自分の環境がどういう環境か、自分が感じている感覚は一般的かどうかという点が判別する指標になります。 それをもって、自分が今の環境にとどまるべきか否かを判断できるでしょう。
つまり、

職場が辛い(自分の気持ち)<地域、職種全体の離職率

自分に合っていない職場

ということです。
離職率は低いのに自分はとてもつらく感じているのであれば、その環境は自分には合っていない、逆もまた然りです。それらのバランスを上手く取るために確認する一つの指標と考えていただければわかりやすいでしょう。

看護師にはメリットデメリットいろいろあるが、固執する必要もない

看護師というのは、数字が示すとおり離職率も低くなく、決して楽な仕事でもありません。それ故に厳しいイメージを抱いてしまうものでしょう。ですがそれもイメージでしかなく、飛び抜けて高いわけではありません。辛いという理由で看護師をやめようと思っている人は、今一度自分の環境を見つめ直してみましょう。看護師は確かに事業所ごとの業務という点では、大きな違いはありません。ですが働く環境には大きな違いが出てきます。忙殺され、心身ともに疲れているならば、まずは職場を変えることを考慮に入れましょう。それだけで自分の天職だと思えるような環境に行き着くことができるかもしれないのです。折角の長い時間と高い費用で手にした看護師という資格を放棄するのに、なにもそこまで急ぐ必要はありません。
ですがそれに固執する必要も決してありません。もし職場を変えても自分に合っていないと考えてしまうなら、もしかしたらそういう側面があるかもしれません。
そういったもう一つの視座から「看護師に向いているか否か」という点を見つめられば、自分の中でも納得できる部分が出てくるでしょう。
そのために一度転職について考えてみましょう。新しい視点を得るには自分が動かなければいけません。今の状況に慣れれば住めば都状態になるかもしれませんが、積極的に動くことも一つの手です。
メリットあり、デメリットあり、諦める必要も、固執する必要もありません、データで自分の状況をしっかりと把握できるようになっておきましょう。

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