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訪問看護師の給料が高いのはどうして?年収・手取り・各種手当を解説!

  • 更新日
投稿者:小林 祐郁

看護師資格を活かした働き方にはいろいろな働き方があります。もっとも多いのは病院勤務という形ですが、それ以外にも訪問看護や介護施設、また看護師教育に携わるという働き方も考えられます。

この記事では、訪問看護という働き方に注目。特に収入面や業務内容などを中心に、病院勤務の看護師との違いを解説していきましょう。

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1.訪問看護師の平均年収は?

訪問看護とは、病気や障がいを持ち、自宅療養をしている方の自宅を訪問し、必要なケアや必要な診療の補助を行う仕事です。
実際に患者様相手にする業務としては、病棟勤務の看護師と同様の業務となります。ただし、監護に当たる場所が病院や診療所ではなく、患者様の自宅であるという点に違いがあります。

訪問看護師は、訪問看護ステーションなどに籍を置き、その訪問看護ステーションと契約している患者様の自宅を訪問して回るという形が一般的です。病棟勤務の看護師のように、同じ病棟で同じ科の患者様のみを相手にするわけではありません。患者様ごとに症状も状況も違う中で看護を行いますので、知識と経験が重要な仕事といえるでしょう。

まずは、訪問看護師の収入面について詳しく解説しつつ、病棟勤務の看護師との収入の比較などもしていきたいと思います。

訪問看護師の平均年収は440万円

訪問看護師の収入に関して、細かく調べている公的なデータはありません。そこで参考にするのが、日本看護協会が2021年に行った「看護職員実態調査」です。このデータから訪問看護師の収入面のデータを抜粋します。

平均年齢 平均基本給 平均税込給与総額
訪問看護ステーション勤務 47.9歳 269,811円 367,775円

出典:日本看護協会|2021年看護職員実態調査

平均税込給与総額が約37万円ということは、手取りで28~29万円程度になるかと思います。注目すべきポイントは、基本給に対して税込み給与総額が大きいという点です。つまり、それだけ手当や残業代等が支給されているということを表しています。

一般的な仕事であれば、プラス分の多くは残業代となるかと思います。また病棟勤務の看護師の場合、夜勤による深夜手当などが多くなるでしょう。しかし、訪問看護師の場合、そこまで残業が多い職業ではありません。また、深夜手当がないわけではありませんが、それもそこまで多くない仕事です。仕事の性質を考えると、手当に当たる部分が非常に大きいという特徴が考えられます。

上のデータでは、月給に関するデータのみしか記載されていませんので、ここからは年収に関するデータを紹介しましょう。年収に関しても、詳細な公的データがないため、看護師向けの求人サイト『看護roo』が調査して、訪問看護師の年収データを参照してみたいと思います。

平均年齢 37歳
基本給 237,000円
月収 309,000円
ボーナス 633,000円
年収 4,349,000円

出典:看護roo|手取りの給料はいくら?「高い」理由は?

こちらのサイトのデータでは、基本給・月収ともに、日本看護協会の調査データよりやや低い数値になっています。これは求人サイトという性格上、対象となっている看護師の年齢がやや低いからでしょう。

ちなみに上記サイトのデータは2019年とやや古く、現在ではさらに上昇していることが予想されます。ちなみに2019年における給与所得者全体の平均年収約436万円(令和元年度 国税庁 民間給与実態統計調査)ですので、ほぼ平均年収のレベルであったということになります。

訪問看護師に支給される各種手当

上の項で、訪問看護師は手当が多いと書きました。実際に日本看護協会の調査で月約10万円、看護rooのデータでも約7万円ほど手当が支給されています。もちろんこの中には残業代や休日出勤手当、深夜手当など、ほかの職業でも支給される手当が含まれているでしょう。

ここでは、さらに訪問看護師ならではの手当てに関して解説していきたいと思います。主な手当は以下の3つです。

  • オンコール手当
  • 緊急訪問手当
  • 訪問件数によるインセンティブ手当

オンコール手当とは、時間外対応に関する手当です。訪問看護の場合においても、患者様の容体によっては、時間に関係なく患者様のもとに駆けつける必要があります。仮に訪問看護ステーションの事務所自体が閉まっていても、患者様に駆けつけなければいけません。

そのため多くの訪問看護ステーションにおいては、オンコールという形でこうした緊急の訪問に備えています。オンコール担当となった方は、業務終了後も緊急訪問に備え専用の電話などを常に携帯します。患者様から連絡が入れば、原則電話で対応し、必要であれば患者様のもとに駆けつける形です。

このオンコールの担当者は持ち回りになっているケースが多く、訪問看護ステーションの規模にもよりますが、月に4~8回程度、つまり週に1~2回程度担当をするのが一般的と言われています。

オンコール手当に関しても、訪問看護ステーションごとの設定となりますが、一般的には1,000~3,000円に設定されていることが多いようです。オンコール担当が月6回、手当が1回2,000円で、1ヶ月12,000円の手当が支給される計算になります。

オンコール手当は、例え患者様からの連絡がなくとも、1度担当すれば設定されている手当支給の対象です。このオンコールによって、実際に患者様の自宅に緊急訪問した場合には、緊急訪問手当も別途支給されます。

緊急訪問手当に関しては、時給を設定しているケースと、1回あたりで手当を支給しているケースのどちらかとなるのが一般的です。「全国訪問看護事業協会」が2016年3月に発表した「訪問看護ステーションにおける24時間対応体制に関する調査研究事業」という資料があります。この資料によると、緊急訪問手当は1回5,000円としている訪問看護ステーションが最も多く、このあたりが相場と考えられます。

さらに、訪問看護師の場合、契約上インセンティブ契約を結んでいるケースが少なくありません。インセンティブとは簡単に言ってしまえば歩合給のようなもので、一定の業務をクリアすれば、追加で報酬が支払われる契約です。

訪問看護師のインセンティブ契約の対象となるのは訪問件数です。インセンティブの内容に関しては契約ごとですが、考え方として一例を紹介しましょう。

仮に月に80件の訪問件数インセンティブ契約を結び、1件あたりの手当が1,000円と設定されていた場合を考えます。月に20日間出勤し、1日平均6件訪問した場合、1ヶ月の訪問件数は120件となり、インセンティブの条件クリアです。この場合、80件を超えた40件分がインセンティブの対象となり、手当は40,000円という形になります。

このように訪問看護師には、訪問看護師特有の手当や契約があり、こうした手当で収入が高くなっている傾向にあります。

病棟看護師と訪問看護師ではどっちが年収は高い?

実際に、病棟勤務の看護師と、訪問看護師ではどちらの年収が高いのかを調査しました。
参考にするのは、厚生労働省が毎年発表している「賃金構造基本統計調査」です。この調査の令和5年のデータを見ると、看護師全体の平均年収は以下のようになります。

きまって支給する現金給与額 352,100円
年間賞与その他特別給与額 856,500円
年収※1 5,081,700円

※1 (きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額

出典:厚生労働省|令和5年賃金構造基本統計調査

訪問看護師の年収に関しては上で紹介した通りです。直接比較は難しいものの看護師全体の年収の方が高いのは間違いありません。また、上で紹介した日本看護士協会のデータが2021年のデータでしたので、2021年の看護師全体の平均年収を調べたところ、約500万円という結果になりました。

看護師資格を持つ方の多くが病棟勤務であるのは間違いありません。訪問看護師のみの年収データより、看護師全体の年収データの方が高いということは、病棟看護師の年収の方が高いということになります。

単純な年収比較であれば、病棟看護師の方が年収が高いのは事実です。病棟看護師の方が年収が高い理由はいくつか考えられます。特に違いが大きいのが夜勤と残業でしょう。病棟勤務の看護師に夜勤はつきものです。訪問看護師にもオンコール担当という夜勤に近い業務があります。ただしオンコール担当の場合、勤務を続けるわけではなく、緊急事態に備えているだけで、生活は日常生活を送れます。

働き方、業務内容と年収のバランスという点を考えた場合、どちらの年収が高いかというと、意見が割れる部分があるでしょう。それでも手にする金額が大きい病棟看護師の方が年収は高いと考えることはできます。業務の厳しさを考えれば、訪問看護師の方が年収が高く思えるという考え方もあるでしょう。

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2.パートで働く訪問看護師の時給

訪問看護師には、正社員以外にもパートタイムという働き方があります。子育て中の方など、病棟看護師としてフルタイムで働くことが難しい方でも、自身の空いた時間を有効活用できる働き方です。今後パートタイムで訪問看護師という働き方を選択する方増えることが予想されます。

訪問看護師のパート求人はすでに数多く、医療・福祉の転職専門サイトなどを参考にすると、時給の中心は1,500~2,000円ほどのようです。ちなみに最初に紹介した日本看護協会の資料によると、時給で働く看護師全体の平均時給金額も1,583円となっており、1,500~2,000円というのが相場と考えられます。

もちろんパートで訪問看護師として働く場合も、周辺人口が多い地域の方が求人が多く、時給が高い傾向にあります。東京や大阪、名古屋といった都市圏で、しかも人口が多い住宅街にある訪問看護ステーションの時給は高い傾向です。

じっくり求人を探していると、時折時給3,000~4,000円という求人もありますので、パートタイムで訪問看護師を考えている方は、しっかりと求人サイトをチェックしましょう。

パートで働く場合は、歩合給がついているケースも少なくありません。歩合給の対象はやはり訪問件数であることが多く、1ヶ月で何件以上の訪問で+αという契約があります。一般的なパートの仕事と比較すると、看護師免許という資格が求められる訪問看護師の時給は高いといえます。看護師資格を持っており、フルタイムで働くのは難しいという方におすすめの働き方といえるでしょう。

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3.訪問看護師の給料が高めに設定されているのはどうして?

訪問看護師の年収を見ると、数字の面では病棟看護師に劣る部分があるのは否定できません。しかし、残業が少なく、夜勤もないと考えた場合、時給換算では病棟看護師よりも高い数字になる可能性もあります。また、パートタイムで働く場合の時給は、ほかのパートタイムの仕事と比較してもかなり高い水準にあるといえるでしょう。

さらに近年の日本国内の状況を鑑みると、訪問看護師の年収は上がっていくことが予想されています。訪問看護師の報酬の設定が現状すでに高いといわれている理由や、今後さらに上がっていくと予想される理由について解説していきましょう。

需要の高まり

2024年現在の日本は、少子高齢化という大きな問題を抱えています。2023年の出生率は過去最低を記録し、首都東京においては、出生率が1.00を割り込んでしまいました。しかし、高齢者は今後ますます増加していきます。

2024年現在、高齢者が多い理由のひとつとして、第一次ベビーブーム世代が高齢者に含まれているという事実があります。第一次ベビーブームとは1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれた世代です。1945年(昭和20年)に第二次世界大戦が集結し、兵隊として戦場に出向いていた多くの男性が家に戻ることができました。そのため、戦後に一気に出生数が増えたわけです。2024年現在、第一次ベビーブーム世代の方は、77~79歳ということになり、2024年現在は高齢者が非常に多い結果になっています。

第一次があるということは、第二次ベビーブームもあるということです。第二次ベビーブームは、第一次ベビーブーム世代の方たちの子の世代となり、1971年(昭和46年)~1974年(昭和49年)生まれの世代を指します。この第二次ベビーブーム世代が60歳になるのが、2031~2034年ですので、もうすぐ高齢者が一気に増える時代がやってくるのは確実な状況です。
高齢者の方が増えれば、訪問看護を必要とする方も増えることが容易に予想できます。今後高齢者となる方も、病院よりも自宅療養を選ばれる方が多いことが予想されますので、訪問看護師の需要はさらに伸びていくでしょう。

人材不足

今後も高齢者は増えますが、その高齢者を支える若者世代の数は減少傾向にあります。現役世代の人数が減るということは、当然訪問看護師の数も減るということになりますが、上記の通り、今後も訪問看護師の需要は増えていくはずです。

訪問看護師の人数に関しては、現状でも人手不足と言われています。そもそも訪問看護ステーションの数自体が足りていないと言ってもいいかもしれません。

訪問看護師が働くための大きなポイントとして、現在暮らしている地域での就職が望ましいという点があります。訪問看護師の収入の項で解説しましたが、訪問看護師の多くはオンコールへの対応が必要です。オンコールの担当になった場合、原則家などで自由に生活はできますが、コールが鳴ったら緊急訪問をする可能性があります。そのためには患者様及び訪問看護ステーションの近隣で生活している必要があるわけです。

訪問看護ステーションで働きたいものの、自宅の近隣にステーションがないという看護師の方は、そもそも働くのが難しいといえます。そのためには、訪問看護ステーションの数を増やす必要があるでしょう。

同時に必要になるのが、訪問看護師の待遇改善です。人材が不足しているのであれば、より魅力的な待遇を提示するしかありません。現状すでに人材不足であり、時給換算すれば高収入ともいえる収入が期待できる訪問看護師ですが、今後はさらに待遇が良くなる可能性があります。

近年では医学の発展のおかげもあり、多くの病気やケガでの入院期間というのは短縮の傾向にあります。こうした傾向を考えても、より多くの訪問看護師が必要です。訪問看護師の数を増やすために、今後も収入面においても、待遇面においてもより上がっていくことが予想されるわけです。

頑張りが評価されやすい

訪問看護師として働く場合、インセンティブや歩合制という給料形態であるケースが少なくありません。つまり、訪問看護師の方が頑張って結果を出せば、その分直接的に収入面に反映されるケースが多いといういことになります。

また、訪問看護というのは、顧客(患者様)との距離が非常に近い仕事です。患者様に満足してもらえるような看護を続けていれば、患者様の方から指名され、仕事が増える可能性があります。

上記の通り、訪問看護師の場合、訪問した件数によって収入が上がる可能性があり、こうした患者様が増えれば、安定して高収入を目指せるでしょう。

一般的な仕事をしている方の場合、業務上結果を残しても、その結果が収入面に反映されないというのはよく聞く話です。そうした仕事と比較すれば、自身の頑張りが収入に直結する訪問看護師という仕事は、やりがいがあり、さらに頑張りが評価されやすい仕事ということができます。

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4.訪問看護師の1日

訪問看護師という働き方に興味はあるものの、どのような業務があるのかと不安に感じている方も多いかもしれません。そこで、一般的な訪問看護師の1日の働き方を紹介していきたいと思います。もちろんここで紹介するのは大まかなイメージですので、あくまでも参考程度にとどめておいてください。

〇9:00 出勤・訪問準備
出勤は多くの一般企業と変わりません。また、訪問看護の場合、夜勤ということはほぼありませんので、毎日規則正しい生活を送ることができます。

出勤したら、前日のオンコール担当者などの報告を確認する、その日訪問する患者様の情報を整理するなど、訪問に向かう準備を整えます。

〇9:30 訪問看護業務(午前)
準備が完了すれば午前の訪問看護開始です。午前中で回るのは1~3件程度が一般的でしょう。訪問先では、その患者様に合わせたケアや、診療の補助を行います。必要であれば担当医に連絡し指示を仰ぐなどして、的確に処置をします。患者様やご家族と次回訪問に関する打ち合わせなども行い、昼までにステーションに戻るというのが一般的です。

〇12:00 昼食
昼休憩は原則ステーションで取りますが、午前中の訪問看護が長引く、もしくは午後最初の訪問看護先が遠方という場合は、出先で昼食を取るケースもあるでしょう。

ステーションで休憩する場合は、他の訪問看護師と患者様の情報交換をしながら食事を取るケースもあるかと思います。基本的にはしっかり1時間程度昼休憩が取れると考えて間違いありません。

〇13:00 訪問看護業務(午後)
昼食後は午後の訪問看護業務を行います。午後の方が時間が長いため、比較的多くの滞在時間を要する患者様が多くなるのが特徴です。おおよそ2~5件程度の訪問看護を行い、ステーションに戻ります。

〇17:00 書類作業
午後の訪問看護が終了したら、その日の業務記録の作成など、書類作業が必要です。同時にほかの訪問看護師と引継ぎを行ったり、気になる患者様がいる場合は、担当医に連絡し訪問看護の際に感じた問題点などを報告するケースもあります。

書類作業に関してはそこまで時間はかからないのが一般的です。ただし、月末月初や訪問件数が多かった日、また真夏や真冬など、患者の容体が急変する可能性が高い時期などは、多少残業が発生する可能性もあります。

〇18:00 終業・帰宅
訪問看護師の場合、残業と言いうのはそこまで多くはありません。原則提示帰宅が可能と考えていいでしょう。終業時間に関しても訪問看護ステーション次第ですが、17:00や17:30など早めに設定しているステーションも少なくありません。特にパートタイムなど、子育て中の方が多く働くステーションでは、終業時間も早めに設定されているようです。

オンコールの担当となった日は、帰宅時に専用の電話機など、オンコールに対応するものを持ち帰り帰宅します。自宅での過ごし方は原則自由ですが、オンコール担当ですから遠方に出かける、お酒を飲むというのはある程度制限される可能性があります。

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5.まとめ

訪問看護師の年収は、看護師専門の求人サイトが2019年にアンケート調査した結果、平均440万円程でした。2024年現在ではさらにアップしている可能性が高く、450~460万円ほどではないかと推測されます。

年収という数字だけを見た場合、訪問看護師よりも病棟看護師の方が高いというのが事実です。しかし、訪問看護師には夜勤や残業がほぼありませんので、その点も加味すると、どちらの方が収入が高いのかという判断には差が出るでしょう。

訪問看護師の年収に関しては、今後上がっていくことが予想されます。長引く少子高齢化の影響もあり、今後訪問看護という仕事の需要は増えていくことが予想されます。そもそも訪問看護師の人材不足という理由もあるからです。需要が増えるのに人材不足ということは、訪問看護師の給与面や待遇をよりよくする必要があるということです。今後の収入の伸び率という点では、病棟勤務の看護師を超える可能性もあります。

訪問看護師として働く魅力は、夜勤・残業が少ないという点でしょう。病棟勤務の看護師の場合、夜勤は必須ですし、残業も少ないとは言えません。夜勤や残業が少ないため、規則正しい生活が送れるというのは、病棟勤務の看護師にとって非常に魅力的と言えるでしょう。

ただし、訪問看護師ならではの厳しい部分もあります。それは、さまざまな症状の患者様を相手にする必要があるという点です。病棟勤務であれば、自身が勤務する病棟の患者様のみを担当するため、その病棟に関する知識があればある程度対応可能でしょう。しかし、訪問看護師はあらゆる症状に対応する柔軟性や知識・経験が必要です。反対に言えばそれだけやりがいがある仕事ともいえます。

看護師の資格を持つ方にとっては非常に魅力手に訪問看護師という仕事に興味がある方は、ぜひ求人情報などをさかしてみてはいかがでしょうか。

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セカンドラボ株式会社

URL:https://www.2ndlabo.co.jp

東京大学を卒業後、大学病院の病棟看護師として勤務。アレルギー・リウマチ内科、腎臓内分泌内科、心療内科等幅広い領域を担う病棟で従事。
2023年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。また、看護師の経験を生かし、看護師に関連するコンテンツ作成にも従事。

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