養護老人ホームってどんな施設?仕事内容や働くメリットなどを解説
- 更新日

高齢者や要介護者のための施設にはさまざまな施設があります。特別養護老人ホームやグループホーム、ケアハウスに介護老人保健施設などがあり、どの施設がどのような意味を持つ施設なのか、分かりにくい方も多いかもしれません。
この記事では、その中から「養護老人ホーム」という施設に関して紹介していきます。施設の目的から入所者の特徴、そしてそこで働くメリットなどを解説していきます。
- スカウト経由で内定率2.3倍!
- 希望に合った求人”だけ”を厳選してお届け!
目次
1.養護老人ホームとは?
養護老人ホームとは、生活に困窮している高齢者が入所しており、社会復帰を目指すための福祉施設です。福祉施設であるため、原則介護を行うことが目的ではありません。入所の条件は、65歳以上であり、身体的に自立はしているが何らかの理由(経済的事情など)で自力で生活をするのが難しいという方になります。
入所者は自らの希望で入所するというよりは、行政が入所が必要と判断した場合一時的な措置として入所するのが基本です。高齢者が自立して生活するのが難しくなる理由はさまざまですが、主な理由には以下のようなものがあります。
- 身体面もしくは精神面に障がいを持っている
- 無年金で経済的独立が厳しい
- 家族から虐待を受けている
- 暮らしていた住宅から立ち退きを求められた
こうした事情を持つ高齢者の方に一時的に入所してもらい、自立して生活していけるように支援するのが主な目的です。また、養護老人ホームは福祉施設ですので、原則として介護は行いません。一定以上の要介護認定を受けている方は、原則として入所の対象とはなりません。
しかし、近年は高齢者の数も増え、介護目的の施設が不足していることもあり、特例として養護老人ホームでも介護を行えるようになっています。2022年時点では養護老人ホームの約4割が「特定施設入居者生活介護」の指定を受けており、自立支援と介護を提供している状況です。
特別養護老人ホームとの違いを解説
養護老人ホームと名称が似ている施設として、特別養護老人ホームという施設があります。この2つの施設の違いを解説していきます。
養護老人ホーム | 特別養護老人ホーム | |
---|---|---|
施設の概要 | 福祉施設 | 介護施設 |
目的 | 入所者の社会復帰を目指す | 入所者の介護と生活支援 |
入所条件 | 65歳以上で自立した生活が難しい方 | 65歳以上で要介護3以上に認定されている方 |
入所期間 | 原則短期 | 長期になることが多い |
養護老人ホームは上でも解説した通り、65歳以上の方で自立した生活が難しい方が一時的に入所し、社会復帰をするための支援を受ける福祉施設です。身体的に自立した高齢者が入所対象なので、近年では介護を受ける方も増加傾向ですが、基本的には介護を提供するための施設ではありません。
特別養護老人ホームは、原則として65歳以上、要介護3以上の方が入所する介護施設です。独立して日常生活を送ることが難しい高齢者のための施設であるという点はどちらも共通していますが、特別養護老人ホームは介護がないと生活が難しい方が入所し、介護及び生活支援を受けます。
養護老人ホームは一時的な措置として入所するケースが多く、入所期間も短期間になることが多い傾向です。これに対し、特別養護老人ホームは社会復帰が難しい要介護の方が中心ですので、最終的には看取りなどを行うこともある施設になります。当然入所期間も長くなる傾向です。
名称は似ている2つの施設ですが、介護の提供を中心としているかどうか、社会復帰が目標か生活支援が目標かという点で、役割は大きく違うといえます。
ケアハウスとの違いを解説
高齢者向けの施設には「ケアハウス」という施設もあります。ケアハウスと養護老人ホームの違いに関しても解説していきます。
養護老人ホーム | ケアハウス | |
---|---|---|
施設の概要 | 福祉施設 | 軽費老人ホーム |
目的 | 入所者の社会復帰を目指す | 入所者の生活支援 |
入所条件 | 65歳以上で自立した生活が難しい方 | 【一般型】60歳以上で自立~要介護の方で自立しての生活が難しい方 【介護型】65歳以上で要介護1以上に認定されている方 |
入所期間 | 原則短期 | 長期になることも |
ケアハウスは軽費老人ホームのひとつであり、高齢者の生活支援を行う施設です。施設は2つの種類に分かれ、【一般型】では原則として介護が提供されません。
【介護型】では必要な介護が受けられます。生活支援を行う、場合によっては社会復帰を目指すということもあり、養護老人ホームと非常に似ている部分があるのがケアハウスです。
養護老人ホームとケアハウスの最大の違いは、自身の希望で入所するか、行政の判断による措置で入所するかという点です。ケアハウスは入所者及びそのご家族が、自身の判断で入所するかどうかを決めます。つまり比較的費用を抑えて利用できる老人ホームということです。
スカウトサービス登録はこちら2.養護老人ホームで働く職種と仕事内容
続いては、養護老人ホームで働く職種とそれぞれの仕事内容について解説していきます。
支援員
配置基準:入所者15名に対して1名以上(常勤換算)
支援員は入所している方の生活支援するのが主な仕事であり、必要な資格はなく未経験者の方でも従事できる職種です。毎日の生活で必要になる買い物や散歩などに付き添ったり、病院に通院する際の付き添いをするなど、入所者に寄り添いサポートを行います。
施設内で行われる行事やレクリエーションなどにも積極的に参加し、入所者が自立し社会復帰できるように日常生活を見守ります。基本的に食事介助や排泄介助といった介護業務には従事しません。
生活相談員
配置基準:入所者30名に対して1名以上(常勤換算)
養護老人ホームは入所者が自立した生活を送れるように支援するための福祉施設です。生活指導員が行うのは、自立に向けてどのようなサービスを提供すべきかという計画を考え、退所に向けた道筋を作ることといえます。
入所者の経済状況や置かれている環境なども考慮し、必要であれば外部のサービス提供者とも連携しながら入所者の退所を支援していきます。
生活相談員はその業務上資格を持っている方が担当する職種です。生活相談員に求められる資格は主に以下の3つです。
- 社会福祉士(国家資格)
- 精神保健福祉士(国家資格)
- 社会福祉主事任用資格(要国家資格)など
社会福祉士と精神保健福祉士はともに国家資格であり、福祉系大学卒業などの学歴や実務経験がないと受験できない資格です。
社会福祉主事任用資格とは、都道府県、市、特定の要件を満たす町村に置かれる「社会福祉主事」という職務に当たることができる方を指します。社会福祉主事任用資格を取得するためには、社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を取得する必要があります。
いずれの資格も受験するための条件があるため、すぐに誰でも取得できる資格ではありません。資格を持っている方は生活指導員という職種を目指すことができますが、現状上記のような資格を持っていないという方は、資格を取得するか、ほかの職種への就職を考えた方がいいでしょう。
事務員
配置基準:適当数
養護老人ホームでも事務仕事は当然あります。
経理や総務、労務、広報など、施設によって設置されている職種はさまざまです。求められる資格や能力も、どのような職種に就くかで決まりますが、経理であれば簿記資格があったほうが就職には有利でしょう。もちろん求人を出している施設によっては未経験者歓迎というケースがある職種といえます。
栄養士
配置基準:1名以上
養護老人ホームでは入所者に食事を提供します。入所者の栄養管理のために必要になるのが栄養士です。栄養士としての業務は、入所者に提供する食事の献立作りが中心ですが、施設によってはそのための食材の手配や管理、また調理担当者に対する衛生指導なども含まれるでしょう。
栄養士として働くためには栄養士の資格が必須というケースがほとんどです。栄養士ではなく調理担当者として働く場合は、無資格、未経験でも募集されるケースがあります。
看護師
配置基準:入所者100名に対して1名以上(常勤換算)
養護老人ホームには看護師もしくは准看護師の設置義務があります。主な業務は入所者の健康管理であり、毎日のバイタルチェック等、看護師・准看護師ができる範囲で対応するのが中心業務です。また、入所者の健康相談に乗るという業務もありますので、比較的入所者との距離が近い職種といえるでしょう。
入所者の容体が急変するなどの場合、早期対応に当たり、同時に医師と連携して対処に当たる必要もあります。
看護師や准看護師が働く現場では、担当する患者の死に直面するケースが多いかと思います。しかし、養護老人ホームは入所者の自立を支援するための施設であり、一時的措置として入所するのが一般的です。そのため病院勤務等と比較すれば、患者の最後に立ち会うというケースは少なく、その点では精神的負担が少ない職場といえるかもしれません。
医師
配置基準:適当数
養護老人ホームで働く医師は、看護師・准看護師と連携しながら入所者の健康管理を行います。養護老人ホームに医師の設置義務はありません。そのため外部の医師と連携するという方法もありますし、近隣の医師と提携するという事も可能です。
ただし、入所者が多い養護老人ホームの場合、常勤または非常勤の医師を設置しているケースが目立ちます。
スカウトサービス登録はこちら3.養護老人ホームで働くメリット
支援員や事務員は無資格でも働ける
養護老人ホームで働く職種の中で、支援員や事務員に関しては、資格や経験がなくても就職できる可能性があります。医療や介護の現場で働く場合、資格を求められるケースが少なくありません。また、求められる資格が、学歴や実務経験などが必要な資格も多く、簡単には取得ができないという問題もあります。
養護老人ホームの支援員は未経験でも働けるため、介護や福祉の現場に興味があるものの、介護・福祉関連の資格を持っていないというにおすすめです。
介護業務がない施設も多い
養護老人ホームは主に生活支援のための施設です。中には特定施設入居者生活介護の指定を受けて、介護も提供している施設はありますが、そうではない場合主な業務は生活支援であり、介護業務はありません。
介護に関する資格や経験がない方にとって、食事介助や入浴介助は簡単な業務ではありませんし、自分に対応できるのか不安になる部分もあるかと思います。厳密にいえば介護の現場ではありませんが、それに近い業務を経験でき、また未経験者でも対応可能な業務が中心となるという点では、介護業務がないというのはメリットといえるでしょう。
スカウトサービス登録はこちら4.養護老人ホームで働くデメリット
養護老人ホームの数は減少傾向にある
養護老人ホームの数は緩やかに減少傾向にあります。厚生労働省が発表した「令和5年度福祉行政報告例の概況」によると、養護老人ホーム数と定員数の合計は以下のように推移しています。
施設数 | 総定員数 | |
---|---|---|
2019年 | 949ヶ所 | 63,016人 |
2020年 | 943ヶ所 | 62,577人 |
2021年 | 944ヶ所 | 62,201人 |
2022年 | 930ヶ所 | 61,040人 |
2023年 | 937ヶ所 | 60,902人 |
2023年の2019年比 | 98.7% | 96.6% |
施設数はそこまで大きな減少ではないと考えられますが、総定員数は年々減少傾向にあり、6万人を割り込みそうな勢いです。日本では少子高齢化が進んでおり、養護老人ホームを必要とする高齢者の人数も増加していると考えられるものの、その受け入れを行う施設が減っている状況です。
養護老人ホームが減少している理由は、施設運営費の基準単価が長年見直されていないということが考えられます。養護老人ホームの運営費用には、各自治体から補助金が投入されていますが、その際の基準となる運営単価の見直しが遅々として進んでいないのが現状です。
国は介護の現場における労働者の処遇改善のため、対象者の賃上げなどを補助金で行っていますが、養護老人ホームは介護ではなく福祉のための施設のため、賃上げの対象外となります。日本全体で物価が上昇傾向にあるにもかかわらず、自治体からの補助金が古いデータに基づくもののため、運営が厳しい養護老人ホームが増え、結果施設数も総定員数も減少の傾向にあるということです。
現場で働くということに視点を変えれば、単純に労働条件があまりよくないということになります。特に賃金の面で優遇されている、より高給を目指せるという状況ではないのが現状であり、転職や就職を考えている方には大きなデメリットといえるでしょう。
もちろん国や各自治体もこの状況は承知しているため、今後何かしら改善策が取られる可能性はありますが、現状としてはあまり優遇されているとは言い難いのが事実です。
宿直や夜勤がある
養護老人ホームは原則として24時間365日入所者に対応する必要がある施設です。入所者が自宅から通う施設ではなく、その施設内で生活を送っていますので、支援員や看護師なども原則24時間体制で働く必要があります。
そのため宿直や夜勤といった働き方が多く、ほとんどの施設ではシフト制が基本となっています。シフト制の場合、例え完全週休2日制、労働時間も法律の範囲内といっても、生活のリズムが崩れやすいという点では大変な働き方です。ある程度不規則な勤務体系に慣れている方であれば対応可能かと思いますが、これまで夜勤や休日出勤の経験が少ない方には負担となるかもしれません。
スカウトサービス登録はこちら5.養護老人ホームで働くなら資格の取得がおすすめ
養護老人ホームで働くことを検討している方の多くは、福祉や介護の現場に興味がある方かと思います。もちろんそれに関する資格を持っている方もいらっしゃるでしょうし、持っていない方もいらっしゃるでしょう。
福祉や介護の現場で働く場合でも、やはりおすすめとなるのは資格の取得です。これから日本は今以上に少子高齢化が進み、高齢者の割合はどんどん増加していきます。第二次ベビーブームと呼ばれた世代は、2025年現在50代前半~半ばといったところです。10数年後にはこの世代の方たちが60代中盤となり、高齢者となります。
そんな近い将来を見据え、長く介護や福祉の現場で活躍していくためには、実務経験と資格が重要です。養護老人ホームの支援員は、無資格・未経験でも働けますですので、介護や福祉の現場を経験するには最適な現場といえるかもしれません。こうした現場で実務経験を積みつつ、空いた時間で勉強して資格を取得すれば、近い将来訪れる超高齢化社会でもしっかりと働いていけるでしょう。
おすすめの資格はやはり社会福祉士、精神保健福祉士といった国家資格です。どちらも学歴もしくは指定養成施設の卒業が条件となっていますので、取得は簡単ではありませんが、養護老人ホームの中には資格取得を支援してくれる施設もあります。
長期的に介護や福祉の現場で働くことを考えた場合、資格の有無で収入や業務内容、また就職先の選択肢も大きく変わってくるでしょう。将来に向けてキャリアアップも考えながら働くというのがおすすめです。
スカウトサービス登録はこちら6.特別養護老人ホームの仕事は?
転職や就職先を探す際、養護老人ホームとともに、特別養護老人ホームも考えているという方もいらっしゃるかと思います。そんな方に向けて、特別養護老人ホームの仕事にも簡単に触れておきましょう。
入居者への介助など介護業務が中心
特別養護老人ホームはと養護老人ホームは、入所者の入所条件も、施設としての目的も全く違います。特別養護老人ホームは、原則65歳以上で、要介護3以上に認定されていることが入所条件となりますので、入所者の多くは日常生活を送るにも介護が必要な方が中心です。そのため、特別養護老人ホームで働く場合の業務内容は、介護業務が中心といえます。
食事介助、排泄介助、入浴介助といった身体介護はもちろん、健康管理やリハビリの提供など、養護老人ホームとは違った業務内容が中心となります。
また、特別養護老人ホームは、自立して生活するのが困難な方が入所することが多く、基本的には長期間入所しているという方が中心です。そのためより入所者とは距離が近く、信頼関係を結びやすい職場でもあります。きちんと入所者とコミュニケーションを取りながら、入所者の方に寄り添った介護が必要です。
資格なしでも働くことが可能
特別養護老人ホームでの業務は介護業務が中心となりますが、無資格者でも働くことは可能です。介護関連の資格を持っていない場合、主に有資格者のサポート業務が中心となり、入浴の準備や食事の配膳、入所者の着替えの手伝いなどの業務が多くなります。
また、入浴介助や排泄介助などの身体介護に関しては、原則有資格者が行いますが、有資格者監督の下であれば、資格を持っていない方が手伝うことも可能です。
現状資格を持っていないという方でも、介護の現場で実務経験を積むことができますので、介護の世界に興味がある方におすすめです。
事務職の職員であっても、実務の内容によっては資格がなくても十分に対応できます。特別養護老人ホームの求人を確認し、応募条件などから未経験・資格なしでも歓迎としている施設を探しましょう。
また、養護老人ホーム同様、資格取得支援を行っている施設であれば、就職後に資格取得を目指す際の助けとなるでしょう。
介護のスキルが身に付きやすい
特別養護老人ホームで働く何より大きなメリットは、介護に関するスキルを身に着けるのに最適という点です。未経験者でも資格がなくても、介護に関わる業務には携われますので、介護の現場とはどういうものか、介護にはどのようなスキルが必要かということを肌で感じることができます。
また資格のない方にも、積極的に介護業務を経験させてくれる施設は多く、実際に介護で必要となるスキルを身に着けるという点では大きなメリットがあります。
介護福祉士などの資格を持っていると有利
特別養護老人ホームで働く場合も、やはり資格を持っている方が有利です。転職活動や就職活動においても有利になりますし、採用される場合もより有利な条件での採用となるでしょう。
介護に関する資格がなければできない仕事もあるため、仕事の選択肢が増えるという点でも、資格を持っている方にはおすすめの職場といえます。
スカウトサービス登録はこちら7.養護老人ホームと特別養護老人ホーム、どちらで働くのがおすすめか?
養護老人ホームと特別養護老人ホームは、名称こそ似ていますが、入所者や施設の目的に大きな違いがあります。就職で迷った場合、どちらがおすすめなのかという点を解説していきます。
介護業界で働いていくのであれば特養
これから介護の業界でしっかりと働いていくことを考えた場合は、特別養護老人ホームがおすすめです。介護の仕事が業務の中心であり、実務経験を積むという点では養護老人ホーム以上の経験が手に入るでしょう。
この記事でも繰り返し書いている通り、今後日本は超高齢化社会に突入します。高齢者の割合は増え、要介護の高齢者も今以上に増加することが予想されます。つまり、介護の業界というのは、これからどんどん成長していく業界ということです。
そんな近い将来をイメージし、その将来のために今から経験を積みたいという方には特別養護老人ホームをおすすめします。
高齢者の自立支援や社会復帰に興味があるなら養護老人ホーム
特養は「終の棲家」とも呼ばれ、入所者が最期の時間を過ごす場所として認識されています。一方で、養護老人ホームは利用者が自立し社会復帰を目指すものなのでゴールが異なります。自立支援や社会復帰に携わりたい場合は養護老人ホームがおすすめです。
また介護の仕事には興味があるものの、自分に向いているかどうか分からないという方は、いきなり介護の現場に出るのではなく、養護老人ホームで経験を積むのも一つの手です。
養護老人ホームの多くは介護業務がなく、基本的には高齢者の方の生活を支援することを目的としています。業務も掃除や洗濯、散歩や買い物への同行など、介護職に比べれば負担が少ない業務が中心となります。また、短期入所が基本ですので、入所者の方の最後を看取るというケースも少なく、精神的な負担も少ない職場です。
養護老人ホームで高齢者と直接触れ合う職場の雰囲気を経験してから、本格的に介護職に進むか、それとも別の道に進むかを考えるという事も可能です。
スカウトサービス登録はこちら8.まとめ
養護老人ホームとは、何らかの事情で自立して生活するのが難しい高齢者が入所する施設です。施設の目的は入所者の方に社会復帰してもらい、自立して生活できるようにサポートすることになります。
養護老人ホームで、実際に入所者に寄り添った業務を行う支援員は、資格や経験がなくても対応できる職種であり、実際に未経験者歓迎の求人も少なくありません。
今後の日本の状況を考え、高齢者に対応する現場で働きたいという方にはおすすめの施設といえるでしょう。
事業所からスカウトがくる!
- スカウト経由で内定率2.3倍!
- 希望に合った求人”だけ”を厳選してお届け!

