最後まで自宅で生活したい人と医療・福祉をつなぐ橋渡し役。訪問診療クリニックで、医療ソーシャルワーカーとしてチャレンジしませんか?|医療法人社団オリーブ
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医療法人社団オリーブは東京都の江東区や墨田区を拠点に、訪問診療を専門とする清澄ケアクリニックなどを運営しています。緩和ケアや精神科、内科に強みを持つクリニック部門の他、居宅介護支援事業所やデイサービス、訪問看護ステーションなどの関連施設も併設し、地域の在宅医療を多角的に支えています。
併設施設がワンフロアに集まっているため、多職種が連携しやすいのが強みの一つ。疑問点や相談事があれば即座にコミュニケーションが取れる環境を生かし、スピーディーな対応を実現しています。
住み慣れた自宅で最後まで自分らしく生活したいというニーズに応えようと、オリーブでは多様な職種のスタッフが働いています。今回はその中でも、清澄ケアクリニックの在宅療養支援室で医療ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)として働く山岡室長にインタビュー。医療ソーシャルワーカーの業務内容ややりがい、在宅医療というフィールドの魅力などについてお聞きしました。
目次
チーム力を生かしたスピード感が強み
-貴施設のサービス面の強みや特色について教えてください。
患者さん全体の6割強から7割ほどが、がん患者さんという点は特徴的です。当法人の理事長が緩和ケア病棟出身ということもあり、がんへのアプローチに対するニーズが特に強いことが表れているように感じます。
スピード感のある対応ができるのも私たちの強みです。通常は退院する1~2週間前に初診の相談を受けることが多いですが、患者さんの病状・体調によっては当日に急遽ご連絡をいただくこともあります。そのような場合にも基本的には断らず、患者さんやご家族のタイミングを大切にして対応するように心がけています。
こうした急遽でのご依頼への対応が大変なのは事実です。しかし、ここで断っていたら自宅には戻れなかっただろうというケースも少なくありません。住み慣れた自宅に帰れて良かったと喜ぶ姿が見られると、大きなやりがいにつながります。
また、クリニックには薬剤師が2名在籍しているため、病院で使用していた薬が自宅でも継続して使えるかなどの質問にも、すぐにお返事できるメリットがあります。
-どのような職種の方がどれくらい働いていますか?
当法人では、訪問診療部門である清澄ケアクリニックと清澄ケアクリニック墨田、ケアマネジャーが在籍するオリーブ居宅介護支援事業所、デイサービス部門のデイリハLABOオリーブを運営中です。また、関連施設による訪問看護ステーションも一体となり、幅広い角度から地域の在宅医療を支えています。
その中でも、私が所属している清澄ケアクリニックの在宅療養支援室では、現在5人の医療ソーシャルワーカーが働いています。クリニックではこの他、医師や看護師、臨床検査技師、薬剤師、事務スタッフなどがおり、合わせて30人近くが在籍しています。
特徴的なのが、法人の関連施設がワンフロアに集まっている点ですね。部門や職種を超え、コミュニケーションが取りやすいメリットがあります。
-職場の皆さんの雰囲気はいかがですか?
理事長の「困っている人がいたらノータイムで手助けしよう」という姿勢がベースにあるため、てきぱきと動く人が多い印象です。
また、さまざまな職種や立場のスタッフが一緒に働いていると、時には意見がぶつかり合うことも。でも、それは患者さんを思うからこそです。自分の仕事にプライドを持ちつつも、相手へのリスペクトも忘れない。そんな熱意あるスタッフがそろっています。
患者さんの困りごとをすくい上げ、切れ目のない支援を
-在宅医療というフィールドにおいて、医療ソーシャルワーカーはどのようなお仕事をされているのでしょうか?
医療ソーシャルワーカーという職種は、医療にまつわる困りごとに直面して初めて存在を知る人も多いと思います。私たちの仕事は、患者さんが抱える悩みや潜在的な課題をすくい上げ、必要な支援につなげる役割です。例えるなら、かゆいところを一緒に掻きに行くようなイメージですね。
在宅医療の分野においては、必要な支援や利用できる制度を知らずに困っている人をすくい上げる、最後のセーフティーネット的な側面が特に強いように感じます。
私たちの仕事は、最初の相談窓口となって患者さんの困りごとを把握することからスタートします。問い合わせに来るのは患者さんご本人やご家族だけでなく、地域のケアマネジャーや医療機関などさまざまです。医師が初診に伺う前に、あらかじめ面談した方がスムーズに進みそうな場合は、実際にご自宅を訪問することもあります。
お話を聞きながら、どの医師が合いそうか、費用感はどれくらいかなど具体的な方向性を提示し、患者さん側から了承を得られれば契約を結びます。この他にも、介護保険・障害福祉サービス、障害年金、若年がん患者在宅療養支援事業のような社会福祉制度を必要に応じて案内したり、担当のケアマネジャーが決まったら情報を引き継いだり、入院が必要な場合はどこがいいか相談に乗ったりと、業務内容は多岐にわたります。
-貴法人で医療ソーシャルワーカーとして働くことで、どのような成長ややりがいが得られますか?
在宅医療のフィールドでは患者さんの生活がより近くなるため、病院に勤務していた時には無かった視点が自然に養われていると感じます。単に医療面だけでなく、福祉や生活に軸足を置いた支援ができるのは、当法人の良いところです。
「自分の家なんだから自由にやりたい。」そんな思いを抱く患者さんも少なからずいらっしゃいます。そのようなケースでも、寛容に、柔軟に支援のし方を考えられるようになったのは大きな成長です。
そのような患者さんのニーズを探っていくのも、私たちの仕事の醍醐味。その結果、自分の提案が少しでも療養生活の助けになった時には、大きな達成感があります。
また、在宅医療では非常に多くの関係者とコミュニケーションを取らなければなりません。中にはなかなか意見が合わない人もいます。だからといって対話を投げ出さず、お互いが折り合いをつけられるように調整していく柔軟性も磨かれてきたように感じます。
休暇制度やスキルアップへのサポートも充実
-働きやすさという面から見て、職場環境にはどのような魅力がありますか?
お休みの取りやすさは大きな魅力です。年間休日は120日以上ありますし、希望休も通りやすいです。また、入職したばかりでも、有休が付与されるまでの間に3日間の特別休暇が取得できるのはありがたいと思います。
-スキルアップを目指すスタッフに対しては、どのような後押しがありますか?
自己研鑽のために学会に所属するスタッフは多いですが、その年会費などを法人が負担してくれるのはありがたいですね。学会の集まりで遠征が必要な場合も、上限額の範囲内で宿泊費や交通費を助成してもらえます。
資格取得へのサポートもありますよ。勤務年数に応じて補助割合は変わりますが、研修費などの一部を法人が負担してくれます。
-新しく入職したスタッフに対しては、どのようなフォロー体制があるのでしょうか?
私たち在宅療養支援室の場合、メインの教育担当を中心に、部署全体でフォローアップしています。全員のデスクが一か所に集まっていて、相談事がある時にはすぐに話し合いやすい雰囲気があるため、新人から見ても心強いと思います。同じフロアに医師や薬剤師などもいるので、医療面の疑問も相談しやすいです。
部署みんなが教育に関わることで、新人側もさまざまな医療ソーシャルワーカーの仕事ぶりを見聞きできるメリットもあります。その中で、自分なりのスタイルを見つけていってほしいです。
訪問診療そのものが初めてというスタッフの場合、まずは医師や看護師の訪問に同行し、大まかな流れをつかんでもらうこともあります。
-どんな人と一緒に働きたいですか? または、どんな人が活躍できる職場ですか?
医療ソーシャルワーカーの仕事をしていると、正解が一つではないことは日常茶飯事。どんな患者さんや関係者を相手にするかによって、やり方も変わってきます。ですから、臨機応変に対応できる柔軟さ、しなやかさは大切だと思います。
一方で、外部との衝突は極力避けながらも、必要な時には自分の意見をしっかり伝える軸も持っていてほしいですね。
他にも、困難を楽しんで自らの糧にしていけるバイタリティーのある人、フットワーク軽く行動できる人、他職種と協力しながら主体的に取り組める人にはぴったりの職場です。
ちなみに、医療ソーシャルワーカーは資格不問で募集中です。いずれ社会福祉士の資格を取りたいと志している方や、関連する業界で働いていた方などに間口を広げ、人柄重視で採用したいと考えています。
-最後に、記事を読んでいる求職者の皆さんにメッセージをお願いします。
医療ソーシャルワーカーという職種は、自分や家族が健康で問題なく過ごしている人にとって、なかなか出会うことがない仕事かもしれません。私自身、他業界で働いていた社会人1年目の時に医療ソーシャルワーカーの仕事について知るまで、まったく縁がありませんでした。
私たちの使命は、他の職種の手が届かない部分をカバーし、切れ目ない支援につなげる橋渡し役となること。社会福祉全体で非常に重要な役割を果たすため、熱い志を持つ医療ソーシャルワーカーがたくさん活躍しています。
地域の在宅医療を支える当法人では、患者さんそれぞれの生活背景に深く寄り添った支援ができる人材をお待ちしています。当法人には、やる気次第で自分のやりたいことを実現できる環境が整っています。チャレンジしてみたい思いがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!