丁寧な指導のもと看護スキルを習得できる!歴史の中にも活気あるクリニック|今立内科クリニック
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福岡県久留米市で70年以上、地域医療に貢献してきた「今立内科クリニック」。内科から人工透析、在宅医療、入院まで、幅広い医療を展開しているため、様々な経験を積むことができます。特に透析を担当する看護師は一定のスキルが求められるため、先輩からの丁寧な指導のもと、着実にスキルアップできる環境です。
「今立内科クリニック」では、医師や看護師、作業療法士など多様な職種の約50人が協力し合い、地域医療に貢献しています。歴史あるクリニックですが、若手からベテランまで幅広い年代のスタッフが働き、活気ある雰囲気です。それぞれのスタッフは医師の指示を待つばかりではなく、自立して働いているため、やりがいも大きいそうです。
目次
2.先輩のサポートのもと、透析のスキルを身につけられる
3.スタッフ有志が地域活動を提案し、クリニックがサポート
4.地域医療を通じて社会に貢献できる仲間を募集
1.子育て中から再雇用まで、多彩なスタッフがいて働きやすい
――今立内科クリニックは、どのようなクリニックですか。
今立内科クリニックは1952年、前院長の父が久留米市西町に開業し、それ以来、子どもからお年寄りまでを診る地域の身近な「かかりつけ医」として、地域医療に貢献してきました。
現在、私たちのミッションは複数あります。1つ目は、開業以来続けてきた、地域のかかりつけ医としての役割です。2つ目は、透析医療の提供です。当院は36床の広い透析室を設けています。
そして近年の高齢化により在宅医療のニーズが高まっていることから、約10年前からは在宅医療も提供しています。当院は在宅療養支援診療所の指定を受けており、「老い」や「がん」など治療が難しい病気で最期を迎える患者さんに対しても、大切な時間をご自宅で過ごしてもらえるよう、体の痛みや精神的な苦痛を軽減する緩和ケアも行っています。
当院は法人の理念として「子どもから高齢者まで、地域で『生活する』方々に医療を通じて、『関わり続ける』」ということを掲げており、内科、透析、在宅医療、入院といったいずれの部門でも、患者さんの暮らしや生活を見据えつつ、支えていくことを大切にしています。
――職場の雰囲気はいかがでしょうか。
歴史あるクリニックですが、ベテランだけでなく、若手も含めた幅広い年齢層のスタッフが働いています。
職種も様々です。時期によって多少変わりますが、医師や看護師だけではなく、リハビリの作業療法士、栄養士、ソーシャルワーカー、患者さんの送迎にあたるドライバーなど、多様なスタッフ計50人ほどが職種を超えて協力し合い、地域医療に貢献しています。
医師は5人いますが、40歳前後の比較的若い医師もおり、アクティブな雰囲気があります。看護師も、長く働いている人から、新たに在宅医療を始めてから入職してくれた人まで様々です。再雇用で働いている人、子育てをしながら働いている人、妊娠中の人など、多様なスタッフがいますので、どんな方も働きやすい職場だと思います。
2.先輩のサポートのもと、透析のスキルを身につけられる
――例えば、看護師は入職すると、全員が外来、在宅医療、透析、入院病棟といったあらゆる場面に関わるのでしょうか。
雇用形態によります。基本的に、看護師に関しては2つの雇用形態があります。外来診療と訪問診療を担当する看護師と、入院病棟と透析を担当する看護師がいます。
外来診療を担当する看護師は、当直がない形での勤務をしています。一方、透析を担当する看護師は、午後10時過ぎまでの夜間透析の仕事のほか、入院病棟での当直業務もあります。
入院病棟では、ご自宅の近くで入院治療を希望される方、入院透析が必要な方、病院からご自宅に帰る前のご準備や簡単なリハビリが必要な方、在宅医療を受けていて一時的に入院が必要な方など、様々な方が入院しているため、それぞれの状況に合わせた丁寧な看護が求められます。
当院では「透析に関する専門スキルを身につけたい」という方や「当直勤務までしたい」という方は、入院病棟と透析を担当する看護師として働きますし、「当直勤務はできないけれど、地域医療をサポートしたい」という方は外来、訪問診療を担当します。そのため、希望する働き方を選んでいただけます。
――入職した後、どのようにスキルアップしていけますか。
特に透析室で働くスタッフは、一定程度のスキルがないといけません。最初のうちは先輩のサポートを受けながら少しずつ、できることの幅を広げていけるよう、丁寧に指導しています。
透析を担当する看護師は、透析の準備から終了まで携わり、患者さんの体調チェックもします。安心安全な透析生活を送るための的確なアドバイスをすることも重要な役目です。
一方、外来の看護では、医師のサポートだけでなく、外来患者さんとのコミュニケーションや状況確認、訪問看護との連携も求められます。近年、看護師にとって在宅医療との連携の重要性が増す中、当院では院内の看護にとどまらない多角的な視野やスキルを身につけることができます。
透析室においても外来においても、医師の指示がなければ全く動かないという姿勢ではなく、ある程度自分たちで考えて判断しながら、自立して動いていくことが求められる職場です。その分やりがいを感じられ、スキルを伸ばしていけると思います。
――資格取得や外部での研修受講の際の支援はありますか。
職種ごとに、勉強し直さないといけない最新の知識や情報はあります。当院では、資格取得や研修受講の際の費用補助に関して確立した制度は設けていませんが、あまり大きくない組織で、経営側とスタッフの距離が近いため、その都度スタッフからの相談には応じ、当院としてサポートする必要があると判断したものに関しては、費用の補助などの支援をしています。
最近では臨床工学技士が外部の研修を受けた時に、実際に受講した上での負担感も考慮しながら、支援内容を決めました。
このように、「より深く学びたい」「最新の知識を患者さんに還元したい」という意欲的なスタッフからの相談があれば、柔軟に対応しています。
3.スタッフ有志が地域活動を提案し、クリニックがサポート
――スタッフの方々のワークライフバランスはいかがでしょうか。
残業はほとんどない職場です。基本的に、時間内に仕事を終えられるように職場で工夫するようにしています。特に透析は診療時間が決まっていますので、基本的に残業はありません。シフトの融通が利きやすいため、子育てなどのプライベートと両立しながら、長く働いているスタッフも多いです。
また、当院は一般的なクリニックよりは組織規模が大きく、各職種のスタッフも多めにいますので、お互いに仕事をカバーでき、有休も取得しやすい環境です。
――特徴的な活動はありますか。
コロナ禍の前ですが、地域の自治会とともに、お一人でご飯を食べる「孤食」をしている地域住民の方と当院の栄養士が、一緒にご飯を作って食べるという活動をしてきました。今年3月には、当院の患者さんや住民の皆さんをお呼びし、在宅で看取りをするというテーマの映画の上映会をしました。その際には映画監督にも来ていただきました。
こうした地域活動は、スタッフから提案の声が上がり、当院がサポートする形で実施しています。スタッフは必ず参加しないといけないという雰囲気はなく、希望するスタッフが有志で活動しています。
4.地域医療を通じて社会に貢献できる仲間を募集
――どんな人材を求めていますか。
現在は、透析や入院病棟を担当する看護師を募集しています。
スキルは経験を積んでいくうちに習得できますし、職場が変われば求められるスキルも変わります。ですからスキルよりはむしろ、マインドセットを重視して採用したいと考えています。当院は、スタッフの働きやすさや、多様な価値観を大事にしていますので、互いにサポートし合い、チームワークを大切にして働ける方を求めています。
他のスタッフを敬い、尊重することができる人は、患者さんのことも敬い、大事にできる人だと思います。そんな風に、人を思いやることができるかという観点を最も重視して採用しています。
――入職を検討している方へのメッセージがありましたら、お願いします。
当院は、これからの超高齢社会を支える「地域包括ケア」を提供する医療機関を目指し、多職種のスタッフが日々、協力し合いながら使命感を持って幅広い医療を提供しているクリニックです。
開院から70年ほどの歴史がありますが、日々、働いているスタッフとともにより良いクリニックをつくっていこうとする風通しの良い職場だと思います。
地域での活動もそうですが、職場の中で自然発生的に出てくるアイデアをクリニック側がサポートしているので、新しい取り組みをしていきたい方にとっては面白いでしょう。もちろん、自分がリーダーシップをとって新しいことを始めるのは苦手だけれど、少しでも地域医療に関わってみたいという気持ちでも全く構いません。
当院で他のスタッフと協力し合って地域医療を提供することは、きっと社会貢献につながります。その思いを共有してくださる方に入職してほしいと思っています。
透析スキルを学びたい、地域医療をサポートしたいという想いを抱く方は、今立内科クリニックへの応募を是非ご検討ください。職員一同お待ちしています。