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風通しがよく定着率の高い施設 育児との両立支援に定評|社会福祉法人 弘優尽会 特別養護老人ホーム けやきホームズ

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

さいたま市南区の特別養護老人ホーム「けやきホームズ」は、職場の風通しがよく、長く働きやすい施設です。開園以来、育児と仕事の両立を支援するため保育士を置くなど、職員が働きやすい環境の整備に努めてきました。けやきホームズの介護職員のほか、地域包括支援センターの主任ケアマネージャー、居宅ケアマネージャー、さらに学童クラブの学童支援員(正職員)も募集しています。

さいたま市南区の住宅地で20年間、介護事業で地域に貢献してきた「けやきホームズ」。育児中の男性職員が時短勤務で働くなど、職員それぞれの事情に配慮し、協力し合う雰囲気があります。以前から利用者によるセクハラなどの問題への対処には力を入れてきたため、そうしたことが起こっても声を上げやすい環境ができています。

目次

1.子どもから高齢者まで、広く地域の方々に貢献

――「けやきホームズ」はどのような施設ですか。

萩原:

けやきホームズは、さいたま市南区の特別養護老人ホームです。さいたま市の特別養護老人ホームでは、4階建てというのも、住宅地の中にできたというのも初めてでした。

永村:

特別養護老人ホームが母体になっていますが、当法人では地域の方をサポートする地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、学童クラブの運営もしています。子どもから高齢者まで、広く地域の方々に貢献していることが特徴です。コロナ禍の前は子どもたちと高齢者の交流があったのですが、今は感染予防の観点から難しくなってきているのが悩みの種です。

――今回募集している職種を教えてください。

萩原:

けやきホームズでは介護職員を、地域包括支援センターでは主任ケアマネージャー、居宅ケアマネージャーを、さらに学童クラブの学童支援員(正職員)も募集しています。

――職種ごとの具体的な仕事内容について、ご紹介いただけますか。

永村:

介護職の正職員については、介護の経験、できれば夜勤経験もある方を募集したいと思っています。勤務体制は早番、日勤、遅番、午後勤、夜勤の交代制で、24時間、利用者様のサポートに入ります。

特養には要介護3以上の方しか入所できないので、介護度や認知症が重い方が多いですが、介護職はその方々の思いを汲み取って、しっかりケアをしていくことにやりがいを感じていると思います。

また、けやきホームズでは医師の協力をいただき、看取り介護ができます。人生の最後までここで過ごすことを希望する方がたくさんいらっしゃいます。利用者様を最期までお世話することができるので、深く人と関わりたいという方には、とてもいい仕事ができる職場だと思います。

地域包括支援センターは、年末年始以外は土日も開いていますので、交代で勤務します。主任ケアマネージャーは、さまざまな問題を抱えている方への対応もします。高齢者が高額な商品・サービスを売りつけられるといった消費者問題に対しても、利用者様のご家族や地域の方、行政、サービス提供事業所と連携しながら対応します。

居宅ケアマネージャーも、利用者様の家族と深く関わりを持って、その方の人生をサポートしていくという役割があります。高齢化が進んでいく中でケアマネージャーの果たす役割は大きいです。当法人の居宅ケアマネージャーも週1回ミーティングをしたり、担当していない利用者様の相談にも乗ったりと、チームで連携しながら利用者様に貢献します。経験がそれほどなくても、やる気とバイタリティがあれば、働きがいを感じられる職場だと思います。

萩原:

学童クラブは、武蔵浦和駅から徒歩1分のところにあります。70名のお子さんを35名ずつ2つのクラブに分けて学童保育を行っています。駅近で親御さんのニーズが高いところで、お子さんに寄り添ったお仕事をしていただけます。

2.風通しがよく、問題が起きても声を上げやすい

――けやきホームズで働くやりがいをどんなときに感じますか。

永村:

私たちは利用者様に寄り添って、その人らしい生活を送ってもらいたいと思っています。中には認知症によって攻撃的な行動をしてしまう方もいらっしゃいますが、それも許容しながら対応しています。1人1人をしっかり見てケアにあたり、その中で利用者様からかけていただく「ありがとう」「助かったよ」という言葉が、私たちのモチベーションにつながっています。

――働く環境はいかがですか。

永村:

介護、看護、栄養士、相談員、ケアマネージャーといった多職種の連携が密に取れている施設だと思います。何か課題があっても、1つの職種や1人だけで抱え込むわけではなく、みんなで考えながらケアにあたっています。

萩原:

非常に風通しがよく、現場の職員から声が上がりやすい施設です。セクハラが社会問題化する前から、そうした問題を訴えることができるポジションとして私たち管理職がいるということも周知してきました。利用者様からのセクハラについても我慢せず声を上げてもらっています。

――職員の皆さんの雰囲気はいかがでしょうか。

萩原:

若い職員が多く、仕事に関して自分から提案したり、動いたりすることも当たり前になっていてうれしいです。懇親会はコロナ禍以降しばらく開催していませんでしたが、昨年終わりに久しぶりに開きました。ただ、大人数が集まるリスクはありますし、あまりそうした会を喜ばない職員もいると思うので、今後も回数はさほど多くはしないつもりです。

永村:

若い職員が多く、全体的にバイタリティがありますね。職種を超えて横断的に協力しながら仕事にあたっています。休憩時間は、コロナ対策に気をつけながら、趣味の話など和気あいあいとおしゃべりをしている様子も目にします。クリスマスにはみんなでケーキを食べたり、走るのが好きな職員たちで一緒にランニングをしたりと、他愛もないことですが交流し、和やかな雰囲気があると思います。

3.子どもが病気になった時には特別休暇も

――ワークライフバランス面のPRポイントはありますか。

萩原:

けやきホームズは開園して20年になりますが、当初から職員のための保育士を置き、子育てと仕事を両立しやすい施設を目指してきました。職員のライフサイクルに配慮することを大事にしているので、育児中の男性職員が時短勤務をしている例もあります。お子さんやご家族が病気になった時のための特別休暇もあります。

法人全体として「自分の仕事はこれだけ」と区切るよりも、周りに気配りをして、人が足りない時にどうするか考え、お互いをカバーし合う雰囲気もかなりできています。自分の生活と両立しやすいということが、当施設の特徴だと思います。

――待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

萩原:

給与や賞与などについては正直、他よりも際立っている面はあまりないかもしれませんが、職員がかなり多く、育休や介護などの事情があっても休みが取りやすいです。

ちなみに現在、当法人の向かいにある医療関係の別事業所と、保育面の提携をしていこうと話しています。コロナ禍前は当法人の夏祭りに、その事業所にいる医療ケア児に来ていただいたこともありましたし、育休から復帰する当法人の職員がその事業所の保育園を利用できるような連携も進んでいます。

また当法人では以前から、65歳を過ぎても健康であれば働いてくれる職員が多く、長く勤務できる環境があります。

萩原:

サービス残業はなく、定時を過ぎて働いていただいた時は、残業手当を必ず出しています。労働ルールに関してはこまめに社会保険労務士にも相談しています。

――求める人材像についてお聞かせください。

萩原:

この仕事をやりたいという強い意思を持っている方に来ていただきたいですね。資格や経験はなくてもかまいませんが、実際に福祉の仕事をやりたいと思って、じっくりと続けられる人を求めています。けやきホームズでは実習生もよく受け入れていますし、永村は来年、福祉関係の専門学校の講師もします。お互いにコミュニケーションをとりながら人材を育てていく風土は育っていると思います。

――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

萩原:

けやきホームズは定着率が高く、職員にとって居心地がいい施設だと思います。アットホームで休みも取りやすいので、「仕事を続けていくなら、けやきホームズがいい」という思いを持ってくれている職員が多いようです。

福祉を必要とする方は特別な方ではありません。私たちも福祉を必要とするときはあります。利用者様ももちろんですが、職員にも職員の家族にも寄り添って、あるいは抱え込んで、ニーズに応えられるような施設を維持していきたいと思っています。そういう施設で一緒に働いてみたいと思い、長く仕事を続けられる方を求めています。

永村:

ご希望があれば仕事の体験もできるように調整します。少しでもご興味があれば、お気軽にお越しください。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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