茨城県内で多数の施設を運営するグループ傘下 住宅手当や食事などの福利厚生が充実|社会福祉法人青洲会 特別養護老人ホームこほく
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茨城県内で多数の医療施設や介護施設を運営する「社会福祉法人青洲会」が展開する「特別養護老人ホームこほく」。大規模法人のため、福利厚生が充実しています。住宅手当や家族手当のほか、無料の健康診断やバリウム検査、女性検診といった、医療施設を運営する法人ならではの制度もあります。勤務時は1食350円で食事が提供されるのもうれしいポイントです。
2014年の開設以来、利用者様が安心で快適に過ごせる「住まい」を目指して介護サービスを提供している「特別養護老人ホームこほく」。法人内で介護職員初任者研修などの研修を実施しているため、スキルアップしやすい環境です。職場の風通しもよく、年齢や経験にかかわらず意見を言い合えるため、よりよい介護を追求したい方にはぴったりの職場です。また、業務効率化に向けた取り組みにも熱心でワークライフバランスも充実しています。
目次
1.腰痛予防モデル施設として、職員の労働災害防止に熱心

――「社会福祉法人青洲会 特別養護老人ホームこほく」は、どのような施設ですか。
松本:2014年7月にオープンした、開設10年を少し越えたばかりの特別養護老人ホームです。70床の特養と10床のショートステイ、定員25名のデイサービスを運営しています。ユニットごとに壁紙を変えるなど施設内の装飾にもこだわりがあり、随所に家庭的な雰囲気を感じていただけます。
なお、当施設は茨城県福祉サービス振興会から、県内に6施設ある腰痛予防モデル施設の一つとして指定を受けており、職員の労働災害の防止にも力を入れています。
「こほく」を運営しているのは、土浦市神立の神立病院を母体とした青洲会グループです。当法人は、土浦市を中心に病院、老健、特養のほか、障害者施設や保育園などを展開しています。
――今回募集している職種と、具体的な仕事内容を教えてください。
山口:看護師と介護職を募集しています。
看護師は主に利用者様の健康管理を行います。介護施設での勤務経験がある方のほか、ブランクのある方も歓迎します。
介護職は午前中には朝食やお風呂の介助のほか、おやつとお茶の時間の介助もします。11時半頃からは昼食、13時半頃からは午後のお風呂やレクリエーションの、15時頃にはお茶とおやつの時間のお世話をします。17時半頃からは夕食の介助をし、19時から21時頃にかけて、それぞれの利用者様に合わせて就寝介助をします。夜間帯にはトイレ誘導や排泄の介助を行います。
「こほく」では施設側が一方的に夜間帯のトイレ誘導などの時間を決めるのではなく、ご本人様の24時間の生活に合わせて決め、介護サービスを提供することを大事にしています。
松本:利用者様によって介護の度合いは違うので、それぞれの方に必要な介護を提供しています。
また、「こほく」では介護補助の職員を採用していますので、その分介護士の負担を軽減できていると思います。利用者様のお体に直接触れるような介護は介護士、それ以外の身の回りのお世話は介護補助の職員、というように役割分担ができています。
――職員の皆さんはどんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。
山口:利用者様一人ひとりの生活に合わせることはもちろん、ポジティブで働きやすい雰囲気づくりを意識しています。明るく笑顔で思いやりのある施設づくりをそれぞれが心がけています。
松本:いい雰囲気のなかで仕事ができると、仕事の生産性も上がります。雰囲気が悪くなってしまうと、離職につながってしまう場合もあるので、職員には黙々と仕事をするより、なるべく笑顔や周囲への心遣いを意識しながら仕事に取り組んでほしいと思っています。イライラする時がないわけではありませんが、そうした時も少し立ち止まって、気持ちを切り替えて仕事に臨むことが大事です。
――「こほく」で働くやりがいをどんな時に感じていますか。
山口:県内に6か所しかない腰痛予防のモデル施設として指定されているので、労働安全衛生の観点からさまざまな福祉用具を使いながら介助に携われるのが「こほく」の特徴です。そのため、ほかの施設よりも福祉用具に触れる機会が多く、用具の使い方を周りの方々に伝えていけることが当施設ならではのやりがいにつながっています。
2.男性希望者の育休取得率は100%、住宅手当や家族手当など福利厚生が充実

――職員の皆さんの雰囲気はいかがですか。
山口:今年度は管理職に対して、他者との適切な関わり方や話し方を重点的に身につけてもらう取り組みをしています。コロナ禍の制限も緩和され、ご家族の面会も増えてくるなかで、施設全体として「あいさつ月間」などの取り組みなどを行っています。
また、介護の現場ではヒヤリハットもありますが、そうしたときには介護職同士が集まってミーティングを行います。事故やヒヤリハットがあると、一人でネガティブに考えてしまうことが多くなりがちですが、仲間同士で集まって意見を出し合い、次に同じことが起きないように改善していくことは大事です。新人もベテランも、お互いの意見を尊重し合って現場の課題を解決しようとする雰囲気があります。
――ワークライフバランス面のPRポイントをうかがえますか。
山口:職員には計画的に有休を取得するよう、呼びかけています。また、女性の産休はもちろんですが、希望した男性の育休取得率は今のところ100%です。年間休日は111日ありますし、家庭やプライベートとの両立がしやすい職場です。
――業務効率化に向けた取り組みはしていますか。
山口:職員が安心して働きやすい職場づくりをスローガンに掲げ、業務負担の軽減に取り組んでいます。職員には年2回、業務負担について尋ねるアンケートを実施し、2024年度は負担が大きいものとしてあがった項目の中から移乗介助に着目しました。現在は移乗支援ロボットを3台導入し、労働安全衛生に取り組んでいます。
――待遇や福利厚生面でのPRポイントをうかがえますか。
松本:待遇面では、常勤職員には年2回の賞与があります。住宅手当や家族手当、退職金制度もあります。そのほか、全員に健康診断、該当者にはバリウム検査も実施しています。また、女性特有の検診も受けることができます。1食350円で食事が提供される福利厚生も人気です。
3.大規模法人のため、希望に応じて他施設への異動も可能

――スキルアップ面に関してのPRポイントをうかがえますか。
山口:新入職員や中途職員に対しては、入職時に各課研修というものを行っています。介護職で入職した職員も看護師、栄養士、相談員、事務といった、自分とは異なる職種の課を見学してから現場での仕事を始めます。
また外部研修への参加については、内容次第ではありますが、施設の許可を得て参加する場合は業務扱いとなり、参加費や交通費が支給されます。
法人内の研修も充実しています。法人内で介護職員初任者研修を開講していますので、法人で働く職員であれば受講費用の補助を受けられます。介護福祉士の資格を取得するために必要な実務者研修に関しては、提携先の専門学校での受講が可能です。
そのほか、介護福祉士対策講座の動画も閲覧できますし、介護職員実務者研修が終わった後の、喀痰吸引の実施研修等も受けることができます。
松本:当法人や事業所が個別に契約しているオンライン研修のプログラムも視聴可能です。時間があるときに、自分が学びたい項目について知識を深めることができます。
――入職後のキャリアパスについて教えてください。
山口:半年に1度、上長と今後の目標に関する面談を行っています。そのなかで本人の希望を踏まえ、不定期ではありますが配置換えなどを検討しています。実際に今年4月には「別の場所で、新たな介護の仕方を学んでスキルアップしたい」という申し出のあった職員が異動します。
法人内には複数の事業所がありますので、人によっては異動先で新たなスキルを積んでもらい、昇進につなげていただくというケースもあります。昇進については限られた枠になりますが、本人の意欲や能力などを勘案し、条件を満たす方であれば検討しています。
――求める人材像についてお聞かせください。
松本:仕事のための知識や技術はもちろん大切ですが、まずはチームで仕事を進めるにあたってポジティブな雰囲気作りに協力できるかどうかを重要視しています。笑顔、明るさ、周囲への心遣い、思いやりなどを体現できる方を積極的に採用したいと考えています。
――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。
松本:施設見学からで結構ですので、実際に1度「こほく」を見て、雰囲気を感じてみてください。
山口:ご年配の方もいらっしゃると思いますが、パソコンの使い方もイチから教えますので、お気軽にご連絡ください。