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外来診療と在宅医療を提供 非常勤も含めて賞与あり アットホームでワークライフバランスも充実の職場|ゆずな内科在宅クリニック

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

埼玉県草加市の「ゆずな内科在宅クリニック」は、外来診療のほか、草加市や近隣地域での在宅医療も提供する、地域に根差したクリニックです。職種同士の連携も取りやすく、アットホームな雰囲気があります。月1回のランチ会ではお弁当も出るので、職場のコミュニケーションという点でも、福利厚生という点でも、職員のちょっとした楽しみになっています。

外来診療や在宅医療に関する様々な経験を積める「ゆずな内科在宅クリニック」。外部研修や書籍購入の際の費用補助もあり、スキルアップがしやすい環境です。ワークライフバランスも充実しており、有休を半日単位で取得できたり、残業がほぼなかったりと、プライベートとも両立しやすい職場です。

目次

1.外来診療と在宅医療を扱うので、幅広い仕事ができる

――「ゆずな内科在宅クリニック」はどのようなクリニックですか。

吉武さん(院長):

「ゆずな内科在宅クリニック」は、外来診療と在宅医療(訪問診療、訪問看護および往診)を行う、地域に根差したクリニックです。在宅医療では、クリニックの所在地である草加市のみならず、近隣の八潮市、川口市、越谷市、足立区にお住まいの皆様に寄り添い、健康管理のサポートをしています。

――皆さんの職種の仕事内容や、主な1日の流れを教えてください。

臼井さん:

看護師の仕事は主に、訪問看護と訪問診療のアシスタントです。訪問看護では1日に1人5~7件ぐらいを担当します。重症度によっては看護師が2人で同行するパターンもあります。

訪問診療については、午前中に外来のアシスタントをして、午後は訪問診療のアシスタントをする場合と、1日外に出て訪問診療のアシスタントをする場合があります。メインは診療の補助なので、病院で行っている外来と同じようなことを在宅で行う形をイメージしていただければと思います。

1日の流れとしては、朝のカンファレンスで情報共有をして、訪問時にするべきことや走行スケジュールの確認を行います。その後はそれぞれ準備をして訪問します。
また、緊急の訪問要請があった場合はスケジュール調整を行い都度対応していきます。

曽部さん:

当クリニックでは今年4月からリハビリを開始しました。リハビリのスタッフは、医療機関からの訪問リハビリという形で、医師から適切なリハビリの指示を受け、ご自宅に伺います。幅広い疾患の患者様を対象とし、1日5件ほど回っています。

1日の流れとしては、朝、電子カルテで患者様の情報を確認してリハビリのスケジュールを頭の中で考えたうえで、8時半からのカンファレンスでリハビリの内容や方針を共有します。その後に患者様を訪問し、状態に変化があればすぐに医師へ報告しています。

木村さん:

相談員の主な仕事内容は、訪問診療の新規の契約、病院やケアマネージャーと連携を取りながらの訪問日の調整をしています。また、訪問診療を受けている患者様が病院を受診する必要がある場合、受診調整をしています。営業活動として病院に行ったり、ケアマネージャーのいる居宅の事業所にご挨拶に行ったりすることもあります。

1日の流れをご紹介すると、朝にミーティングをした後、契約が入っていれば契約に向かい、新規の患者様のカルテ作成、病院との連携、といった業務をしています。

渡部さん:

当クリニックは外来と訪問の両方のサービスを展開しているので、事務もそれぞれに関する業務があります。外来については受付と会計と患者様の対応がメインです。訪問は診療報酬の算定が主な仕事ですが、それ以外に請求書の作成なども行っています。

1日の流れとしては、まずは事務職員同士で申し送りをします。その後、2名が外来、ほかの2名が訪問という形に分かれ、それぞれの業務を行います。共通の仕事としては、患者様やケアマネージャーからの電話応対、訪問診療の際の処方内容の確認、次の日の訪問の準備があります。終業前には、簡単に翌日に向けた申し送りをすることもあります。

2.部署が異なっても声をかけやすく、和気あいあいとした雰囲気

――「ゆずな内科在宅クリニック」で働くやりがいをどんなときに感じますか。

臼井さん:

患者様から「来てもらってよかった」「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時にはとてもやりがいを感じます。また、在宅でお亡くなりになった方のご家族がクリニックにいらして「お世話になりました」と言ってくださることもあるのですが、そういう時にもこの仕事をしていてよかったと感じますね。

曽部さん:

私は当クリニックで働いてまだ2ヶ月ほどしか経っていないのですが、以前働いていた大病院との違いは、1人1人の帰属意識が強くないといけないなと感じます。自分が地域やクリニックにどのように貢献したらいいかを考えさせてくれる職場なので、自分の経験を活かすチャンスでもあります。

――職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。

木村さん:

年齢層は30代と40代が多く、男女比については女性が8割、男性が2割です。穏やかで、和気あいあいとした雰囲気だと思います。部署は敷居で分かれていないので、声をかければすぐに届き、ほかの職種の職員ともコミュニケーションが取りやすいです。

毎朝のミーティング、月1回の症例検討会では患者様のことや仕事の進め方について真剣に話し合います。月1回のランチ会もあり、そうした時は楽しくおしゃべりをします。

臼井さん:

アットホームで和気あいあいとして、仕事がしやすい職場です。訪問看護は1人で動かないといけません。当クリニックは訪問看護ステーションではなく、みなし訪問看護を行っています。そのため、医師がすぐ近くにいて、指示をもらいやすく連絡がしやすいのが、いいところだと思います。

――ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。

渡部さん:

事務では、基本的に残業はありません。全員、定時の18時に帰れています。有休の消化率も高く、消化できずに終わってしまうことはありません。

木村さん:

私には小さい子どもがいますが、急な熱が出た際などに休みづらい雰囲気はないので、必要な時には休ませてもらっています。子育てと両立しながら仕事ができる職場だと思います。

――業務効率化や仕事の分担に向けた取り組みはしていますか。

渡部さん:

事務の部署には4名の職員がいますが、それぞれが今何の仕事をしているかを把握して、仕事量の偏りがないように心がけています。

それがうまくいくことで、全員が残業もなく帰れていますし、何かあった時にお互いすぐサポートし合える環境が整えられていると思います。

3.昇給は年1回、売上に応じて非常勤職員への賞与も

――待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

臼井さん:

職種によっては、昇給が年1回あります。売上に応じて、非常勤の職員も含めて賞与が出ます。

渡部さん:

開院当時は1日単位でしか有休が取れませんでしたが、現在は半日単位で取れるようになりました。そのおかげで、子どもの急な発熱や午後に用事がある時などに休むことができます。

木村さん:

月1回のランチ会の時には、豪華なお弁当を出してもらえるので、ちょっとした楽しみになっています。

――スキルアップ支援はありますか。

渡部さん:

資格取得にかかる検定料はクリニックが負担しています。事務に関しては、診療報酬に関わる点数や算定に関する書籍も、全て経費で購入して勉強することができます。

臼井さん:

外部で受けた研修をもとにクリニック内で勉強会を開催すると、手当が出ます。本人にとっても研修の振り返りになるし、聞いた職員も勉強できるので、全体のスキルアップにつながっていると思います。

4.チームとして患者様を支え、地域医療に貢献

――求める人材像について教えてください。

臼井さん:

一般的な病棟での看護経験や、基本的なスキルはあった方が仕事はしやすいと思います。また、訪問の際には車の運転が必要です。

曽部さん:

人が好きであることが一番だと思います。患者様の人生に寄り添えるスタッフだと良いと思います。また、自分が地域やクリニックに対して何ができるかを常に考えられる方が望ましいと思います。

渡部さん:

算定の知識などはもちろんあるに越したことはないのですが、日々自分で勉強できる方が重宝されると思います。院長からの突発的な指示もよくあるので、それに対して素直に耳を傾けられる方、報告・連絡・相談の「報連相」ができる方、自分の行動に対してきちんと責任が持てる方を求めています。

木村さん:

相談員は今4名いますが、当院の患者様は病状・生活背景が様々ですので、細かな事に気が付き、それをしっかり「報連相」できる方を求めています。医師も看護師も事務職員も、些細なことでも質問したらちゃんと答えてくれる環境です。

――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

吉武さん(院長):

在宅医療では、それぞれの患者様の病態や生活環境、価値観に応じて柔軟に対応していく必要があります。したがって主治医のみが患者様を診るのではなく、チームとして患者様を支えていくことが大切です。当院の経営理念の3本柱「寄り添い支えあう」「プロ意識を伴ったホスピタリティー」「利他の心を持ちお互いを尊重する」に共感してくださる方と一緒に、地域医療に貢献していきたいと思っています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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