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利用者一人ひとりを大切にする施設で、障害者福祉事業を展開中。未経験でも安心の環境で、生活支援員としてのやりがいを見つけませんか?|社会福祉法人 光風会

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

神奈川県横浜市の社会福祉法人 光風会は、市内の保土ヶ谷区を拠点に、知的障害者を対象とした入所施設やグループホームなどを運営中です。「利用者一人ひとりが主人公」という理念のもと、利用者それぞれの特性や人格を尊重した支援を実践しています。

光風会では現在、「知的障害者支援施設 のばら園」と「知的障害児支援施設 すみれ園」で生活支援員などのスタッフを募集中です。のばら園は男性寮と女性寮合わせて50人ほどが暮らす成人向け入所施設で、すみれ園では30人ほどの子どもたちが生活。日常生活上のサポートをはじめ、個々の特性に応じた制作活動やレクリエーションなどの機会を提供しています。

今回は、のばら園スタッフの岩本さんと竹林さん、すみれ園スタッフの島田さんと沢田さんを取材。生活支援員という仕事の魅力や職場の雰囲気などについて語っていただきました。

目次

1.「利用者一人ひとりが主人公」が支援のモットー

-のばら園、すみれ園では、どれくらいのスタッフが働いていますか?

岩本さん:

のばら園では、常勤と非常勤を合わせて50人弱の生活支援員が働いています。

島田さん:

すみれ園は30人弱くらいですね。すみれ園では障害のある子どもたちが入所しているため、スタッフは児童指導員とも呼ばれます。

-それぞれの職場の雰囲気はいかがですか?

竹林さん:

のばら園では若いスタッフが多く働いていて、職場全体を通して風通しの良い雰囲気がありますね。プライベートでも仲が良いスタッフも多いですよ。

島田さん:

すみれ園の場合、常勤スタッフは20代の若いスタッフが多い一方、非常勤スタッフはそのお母さん世代が多いです。世代は分かれていますが、一緒に同じ話題で盛り上がることもしょっちゅうで、和気あいあいとした空気の中で働いています。

-生活支援員はどのようなお仕事をするのでしょうか? 1日の大まかな流れを教えてください。

竹林さん:

シフトは大まかに早番、遅番、夜勤に分かれていて、それぞれの時間帯に応じた日常生活の支援をします。

まず、毎朝利用者さんが起床したら朝食や身支度を支援。その後、午前中は利用者さんそれぞれの特性に合わせた活動をメインに取り組みます。昼食後も同様に活動しつつ、順番に入浴を介助。夜間は見守りやトイレの付き添いなど、利用者さんが安心して寝られるようにサポートします。

岩本さん:

日中の活動内容は、折り紙や絵、文章などを制作したり、近隣の公園に散歩に行ったり、敷地内にある畑で園芸をしたりとさまざまです。利用者さんはそれぞれ違った特性があるため、一人ひとりを大切にした支援を心がけています。

島田さん:

すみれ園の場合、日中は子どもたちが学校に通っているため、その時間を利用して施設の清掃や事務作業、子どもたちの持ち物の準備などをします。子どもたちが帰ってきたら、入浴と夕食を済ませ、就寝という流れです。

2.雰囲気の良さが自慢。利用者の笑顔が大きなやりがいに

-皆さんは、入職してからどれくらいですか? また、今の職場を選んだ決め手やきっかけは何でしたか?

島田さん:

中途採用されて4年ほどが経ちます。それまで福祉業界とは全くの無縁だったのですが、前職でたまたま障害者福祉の現場を知る機会があって。そこからどんどん興味が湧いてきて、転職に至りました。

岩本さん:

私は光風会に入職してから11~12年ほどですね。もとは高齢者向けのデイサービスで働いていましたが、だんだんと自分には向いていないんじゃないかと思い悩むように……。そんな時、縁あってすみれ園の園長から「一緒に働かないか」と声をかけてもらったんです。

試しに職場見学したところ、とにかく雰囲気の良さが好印象。「ここなら続けられそう」と感じ、転職を決意しました。それから7年ほどすみれ園で勤務した後、人事異動でのばら園の所属となり、今に至ります。

竹林さん:

私は新卒で入職して2年目です。大学では福祉関係の勉強をしており、特に障害者福祉の分野に関心を持っていました。

そんな中、就活の時にのばら園を見学したんです。スタッフと利用者さんとのふれあいが多く、双方の関係性の良さを感じました。スタッフが利用者さん一人ひとりを尊重し、利用者さんもスタッフに親しみを持って接している雰囲気の良さに背中を押され、入職を決めました。

沢田さん:

私も新卒で入り、今は3年目です。すみれ園を知ったきっかけは、保育の専門学校時代に実習でお世話になったこと。子どもたちがとても積極的に関わってくれたのが印象的で、ぜひここで働きたいと考えるようになりました。

-日ごろのお仕事の中で、皆さんがやりがいや面白さを感じる瞬間について教えてください。

岩本さん:

いくらでもありますよ(笑)! 毎日がやりがいに満ちあふれています。

挙げればきりがありませんが、やはり利用者さんの笑顔を見ると「頑張って良かった」と実感しますね。また、私たちの仕事は個人プレーでは成り立ちません。スタッフ一丸となって何かに取り組み、利用者さんが喜ぶ良い結果につながった時の達成感は格別です。

島田さん:

障害のある利用者さんは、日常生活でさまざまな困りごとに直面します。その解決方法にははっきりした正解がなく、利用者さんの特性を踏まえて適切な方法を考えていかなければなりません。それをスタッフみんなで話し合い、うまく困りごとの解決に導けた時は大きなやりがいを感じます。

沢田さん:

施設で暮らす子どもたちの中には、言葉によるコミュニケーションが苦手な子も多いです。そのような子どもたちに対し、身振り手振りのサインなどでうまく意思疎通ができた時はすごくうれしくなりますね。

竹林さん:

自分の支援で利用者さんが快適に暮らせていることが実感できた瞬間に、面白さを感じます。

重度の障害のある利用者さんの場合、こちらの小さな行動がきっかけで気持ちが不安定になってしまうこともしばしば。そんな時は、何をすればいいのか、あるいは何をしたらいけないのかを考え、可能性を一つひとつ消していくんです。

そうすることで、うまく利用者さんの気持ちを落ち着かせることができた時は、こちらも笑顔になります。自身の学びにつながるという点でも、大きなやりがいです。

3.法人内異動で経験値アップも。未経験者も多数活躍中

-働きやすさや働きがいという面から見て、職場環境の魅力はどんなところだと思いますか?

岩本さん:

光風会では、のばら園やすみれ園の他にも、グループホームやパン工房など複数の施設を運営しています。希望すれば他の施設への異動を調整することも可能なので、障害者福祉の分野でさまざまな経験をしてみたい人にとっては働きがいがあると思います。

島田さん:

ワークライフバランスに関しては、比較的お休みが多い方だと思います。また、夜勤はありますが、拘束時間11時間、実働8時間なので、他の事業所と比べても短いのではないでしょうか。

-福祉業界が未経験のスタッフに対しては、どのようなフォロー体制がありますか?

島田さん:

独り立ちまでの目安は1か月ほどで、それまで先輩スタッフがつきっきりで指導します。いつも同じ先輩とシフトが一緒になるわけではないため、先輩スタッフどうしでもこまめにコミュニケーションを取り、何をどこまで教えたのかしっかりと共有。複数人体制で教えることで、さまざまなスタッフの良いところを吸収できるメリットもあります。

まさに私自身が未経験からのスタートでした。どの時間帯も一人きりになることはないため、独り立ちした後でも不安があれば先輩に相談しやすく心強いですよ。

岩本さん:

他にも、タイミングを見計らって面談の機会を設けたり、不安や疑問はないかこまめに声をかけたりするなど、しっかりとフォローする体制を整えています。

-どんな人と一緒に働きたいですか? または、どんな人が活躍できる職場ですか?

岩本さん:

先ほども言ったとおり、私たちの仕事は一人ではできない仕事です。協調性があり、チームで力を合わせて何かをやり遂げるのが好きな人や得意な人だとうれしいですね。

島田さん:

すみれ園の場合は子どもたちと接する仕事なので、子ども好きな人だと働きがいがあると思います。でも、子どもと接する機会がなくても、働いてみたらきっと楽しいと思えるはずですよ。

また、季節の行事やレクリエーションを催す機会が多いのもこの職場の特徴。イベントを企画したり盛り上げたりするのが好きな人もお待ちしております!

-最後に、記事を読んでいる求職者の方に対し、メッセージをお願いします。

岩本さん:

私たちの職場には、この場では伝えきれないほどの魅力があふれています。とにかくまずは見学に来てみてください! お試しで就労体験もできますよ。ご相談だけでも結構なので、ぜひ気軽にご連絡くださいね。

沢田さん:

人と関わるのが好きで、誰かの役に立ちたいという思いがある人ならきっと活躍できる職場です。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。

島田さん:

福祉の仕事の経験がないと、不安でなかなか踏み出せない人もいるかもしれません。でも、光風会には未経験で入って活躍しているスタッフがたくさんいるんですよ。安心して働けるようにしっかりとバックアップするので、興味を持ってくださった方がいれば、チャレンジお待ちしております。

竹林さん:

私も初めは右も左も分からない状態でしたが、しっかりと成長できるようなサポート環境が整っていると思います。

他の皆さんの言うように、まずは職場を見学して雰囲気を肌で感じていただくのが一番です。私自身、就活時の見学が大きな決め手となりました。のばら園やすみれ園の良さが絶対に伝わる自信があるので、とにかく一度見学にお越しください。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。