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豊富なレクリエーションを提供 風通しが良く、意見を言いやすい職場|社会福祉法人喜成会 喜成会デイサービス「有本の家」

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

和歌山市で、利用者さん一人一人が「生きがい」を感じられる時間を送れることを目指し、デイサービス事業を展開している「社会福祉法人喜成会 喜成会デイサービス『有本の家』」。季節感を大切にした行事や、歌や体操、園芸、調理などを取り入れた独自のレクリエーションが盛んです。職場は年次に関係なく意見を言いやすい環境で、職員同士の仲も良いです。

「有本の家」の母体は、和歌山市内で8事業所を展開する「社会福祉法人喜成会」です。デイサービス事業所のほか、養護老人ホーム、地域包括支援センターなどさまざまな事業所があるため、職員一人一人の希望に応じたキャリアパスが実現できます。住宅手当、家族手当などの手当も充実しているため、ライフステージが変わっても長く働きやすい環境です。

目次

1.介護しすぎず、利用者さんの力を生かすデイサービスを展開

――「有本の家」では、どのようなデイサービス事業を運営していますか。

「有本の家」の母体は、1979年5月の創設以来、「活動力と和」をモットーに地域社会とともに歩んできた社会福祉法人喜成会です。喜成会は、利用者さん本位の「複合型サービス」の提供に努め、現在は8事業所を展開しています。法人全体で約300名のスタッフが活躍しています。

そして「有本の家」は、定員30名のデイサービス事業所です。クリスマス会や初詣など、季節感を大切にした昔ながらの行事、歌や体操、園芸、調理などを取り入れた独自のレクリエーションの提供が、当施設の特徴です。阪和線「紀伊中ノ島」駅から徒歩圏内に位置し、出勤もしやすいです。

――今回募集している職種と、具体的なお仕事内容、1日の流れについてご紹介いただけますか。

現在、介護福祉士や介護職員を募集しています。「有本の家」はデイサービス事業を展開しているので、職員は送迎、入浴介助、レクリエーション、排泄介助、食事介助などの一般的な介護職の仕事に加えて、利用者さんやそのご家族とコミュニケーションをとることも多いです。

「有本の家」の1日は、出勤しミーティングを行った後、送迎に出発するところから始まります。デイサービスで看護師が待機している間に、介護職員が車で2回ほど往復して、10時までに利用者さん全員をお迎えします。そこから職員は入浴、レクリエーション、フロアなどそれぞれの担当に分かれます。

11時25分からは昼食の用意をし、利用者さんが食事をとります。そこからは、職員それぞれが比較的自由に動く時間です。排泄介助をしたり、利用者さんとの会話をしたり、レクリエーションをしたりします。14時から16時の間は、職員はまたそれぞれの役割に分かれて、レクリエーションや入浴を行います。その後は、送迎の時間です。

――スタッフの皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

介護しすぎないことを心がけています。ご自宅で暮らす方のためにも、できる限り残っている能力を大切にする介護をモットーにしています。

例えばゲームでボールが飛んだ時に、普通だったら「危ないから、私が取ります」という介護職員も多いと思います。ですが、利用者さんが安全にできるのであれば、手を伸ばして取った方が運動にもなるという考えのもと、利用者さんご自身に取っていただくようにしています。普通は介護職員がするようなことでも、利用者さんができることであれば、手出ししないことを大切にしています。実際に、利用者さんの髪をほかの利用者さんが乾かしていることもありますね。

また1人暮らしの方は普段の暮らしの中で会話する機会が少ないので、デイサービスにいらっしゃる間はできる限り会話することを大事にしています。

2.風通しの良い職場 年2回の人事考課が待遇に反映

――職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。

男性が3人、女性が10人ほどいます。年齢層は、男性は40代前半まで、女性は40代後半の人がほとんどです。 トップダウンだったり、勤続年数が短いから意見が言いづらかったりするというようなことはなく、何でも率直に言い合える、風通しの良い職場です。私は職員の中では一番長く「有本の家」で働いていますが、「間違っていることがあれば遠慮なく注意してほしい」とほかの職員には常々言っています。上下関係があまり厳しくなく、自分のやりたいことを優先的にやってもらえる環境が整っています。

そんな雰囲気のためか職員同士の仲も良く、先輩と後輩が休みの日に一緒に釣りに行っていることもあります。仕事中はあまり雑談をしないようにしていますが、休憩時間は、皆で喋ってコミュニケーションをとっています。ドラマや映画の話をすることが多いですね。以前はそれぞれの「推し」の話をよくしていましたが、最近は職場にゲーマーが増えてきて、おすすめのゲームの話で盛り上がることもあります。

――普段、仕事上のコミュニケーションはどのようにとっていますか。

その日ごとに全体リーダーを置いていますが、できるだけ命令口調にならないように気をつけ、職員同士でも話し合いをして、仕事の進め方や内容について決めるようにしています。相談しながら、協力し合って仕事を進めていくことを大事にしています。

――ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。

休みは取りやすい職場だと思います。休みの希望も出せますし、年に5日取ることが義務化されている有休も取りやすい雰囲気があります。 今は育児中の職員はいませんが、もしお子さんがいる方が働き始めた場合も、急に熱が出たら、基本的には代わりの職員がカバーします。子育てをしている方にとっても働きやすい環境が整っています。

――残業を少なくするために取り組んでいることはありますか。

職員同士で声をかけ合って、利用者さんに対しての仕事だけでなく、施設内や車の清掃などの仕事も、手の空いている職員ができるようにしています。無駄な時間を過ごしてしまわないように気をつけています。

――待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

人事考課を年に2回行っています。半年間の自分の仕事ぶりについて本人が記入し、上司が評価する仕組みになっています。この人事考課は、待遇に反映されます。また、住宅手当や家族手当をはじめ、ライフステージが変わっても継続して勤務していただきやすい福利厚生制度も整っています。正職員の場合、退職金制度もあります。

3.法人内での異動や昇進もあり、多様なキャリアを実現できる

――「有本の家」で働くことで、どんなスキルを身につけられますか。

柔軟なレクリエーションができるようになると思います。またコミュニケーション能力も、ここで身につくスキルの一つです。4年ほど前、ほかの事業所から異動してきた職員で、最初はなかなか利用者さんと話せなかった人がいましたが、ここで働いたことで、以前と比べて格段に会話のスキルが上がりました。

――スキルアップ支援はありますか。

「喜成会」では、職員のスキルアップのための職場内研修や介護人材養成研修事業を積極的に実施しています。法人が主催する研修が年に10回程度あるほか、「有本の家」での独自の研修もあります。外部の研修も、参加したいという職員の希望があれば、本部が費用を負担する形で参加できます。

――キャリアパスについて教えてください。

人員がオーバーしていなければ、希望に応じて法人内での異動が可能です。本部からの辞令で、昇進するためにほかの事業所に異動することもあります。 法人内にはデイサービス事業所のほか、養護老人ホームや地域包括支援センター、グループホームなどさまざまな事業所があります。そのため、自分のやってみたい介護やプライベートの事情などに合わせて、柔軟に勤務先を変えることもできます。 また、デイサービスの施設内での配置換えはないですが、管理職などに昇進することはあります。

――求める人材像について教えてください。

シフトをきちんと守り、やる気を持って働いていただける方が理想です。介護の仕事の経験がある方がなお望ましいですが、それよりも、まずは素直で仕事に一生懸命な方に来ていただきたいと思います。 スキル・経験面に関しては、初任者研修を修了しただけでなく、2~3年の経験がある方だとありがたいです。ベテランの介護福祉士さんも大歓迎です。 実際に応募してきてくださる方は、デイサービスでレクリエーションに携わることに興味があるという方や、近隣地域に住んでいて通勤しやすいという方が多いですね。

――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

介護の世界では、やりがいを感じながら良い人間関係の中で働けることが大事だと思います。「有本の家」は人間関係が良く、働きやすい環境の職場なので、ぜひ来ていただきたいですね。お待ちしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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