直接応募で自由な転職活動を コメディカルドットコム

現在の求人掲載数283754

職場インタビュー 152view

地域に寄り添う医療・介護の現場で「無理なく、自分らしく」を叶える。勤続手当や保育手当など手厚い待遇|医療法人 永仁会

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

「医療法人 永仁会」は、愛知県江南市や犬山市で一般病棟や回復期リハビリテーション病棟、療養病棟を擁する病院のほか、介護老人保健施設などを運営しています。長く勤めるほど増額される勤続手当や保育手当、医療費補助など待遇・福利厚生面が充実。残業も少なく、年6日のリフレッシュ休暇もあるので、ワークライフバランスも大切にしながら働けます。

愛知県江南市や犬山市で、地域に根ざした医療・介護サービスを展開している「医療法人 永仁会」。部署の垣根が低く、所属や職種を越えて勉強会や意見交換の機会が多く設けられています。出張として外部研修に参加できるなど、スキルアップのチャンスも豊富。病院から介護施設まで擁しているため、多様なキャリアパスが実現可能です。

目次

一般病棟から療養病棟、介護施設まで 地域に根ざし、幅広い医療を提供

―永仁会は、どのような医療法人ですか。

平田さん:

永仁会は、江南市と犬山市に病院を構え、周辺の医療機関と協力しながら患者様1人1人に寄り添った地域密着型の医療サービスを展開している医療法人です。

犬山市のさとう病院には長期療養に特化した療養病棟があります。併設の介護施設と連携して、医療と介護の両面から患者様を支えています。

江南市の佐藤病院は、一般病棟、回復期リハビリテーション病棟、療養病棟を備え、幅広い医療を提供している病院です。回復期リハビリテーション病棟では、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を通じて患者様の社会復帰を支援しています。

両病院ともに人工透析センターを設置しており、地域の透析患者様に安全・安心な医療を提供しています。

―今回募集している職種と、具体的なお仕事内容、1日の流れをご紹介いただけますか。

平田さん:

看護師や介護職を募集しています。どちらの病院も、タイムスケジュールに沿って日々業務を行っています。

朝は申し送りから始め、検温、体位変換、経管栄養、CVやIVHの点滴の管理、血糖測定などを順次行っています。

人工透析センターでは、1日2クールの透析を回しています。1回の透析が4時間ほどかかるので、朝に1クール目を回し、昼もしくは夜間に2クール目を回します。

山田さん:

さとう病院の介護保険複合施設では、デイサービス、デイケア、ショートステイを提供しています。

デイサービスとデイケアについては、8時半から送迎に出て、10時くらいまでには利用者様がそろわれます。

体温、脈拍、血圧の測定、健康観察を行い、体調に問題がなければ、デイケアであれば個別リハビリ、デイサービスであれば個別機能訓練を行います。入浴も勧めます。

12時には昼食の時間があり、配膳と食事介助と、必要があればお薬をお配りします。

現在は胃ろうやCVの利用者様がいませんが、もしいらっしゃった場合は、昼食時に合わせて経管栄養も行います。血糖チェックを行う利用者様もいらっしゃいますね。

午後からは入浴とリハビリテーションを引き続き行い、15時におやつを配ります。

デイケアの場合は16時、デイサービスは16時30分に送迎を行い、施設に残ったスタッフは掃除をして17時30分に勤務が終了します。

ショートステイは24時間なので、上の流れの間に早番、日勤、遅番があり、夜勤は17時から朝の9時までの16時間、1人で勤務します。医師・看護師が常駐している病院に併設しているので、万が一の急変時も安心です。

部署を越えて活発にコミュニケーション 明るい雰囲気の職場

―スタッフの皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

平田さん:

患者様1人1人に寄り添うことを大事にしています。長期療養の間に患者様との深い関係を築く中で、「ありがとう」という言葉をいただけると、やりがいにつながります。

診療補助からご家族への対応を含めた普段の関わりまで、患者様と幅広く関わる仕事ですので、臨機応変に対応することが求められ、そのことにもやりがいを感じます。

山田さん:

介護保険のデイケアの施設は、本来であれば卒業していただくのが目的ではありますが、実際には長く利用される方も多くいらっしゃいます。

中には開設当初から19年間いらっしゃる利用者様もいて、皆様と信頼関係を築きながら介護ができていると思っています。

私たちが利用者様を最終的に看取ることはないですが、例えば昨日デイサービスを利用された方が次の日にご自宅で老衰のため亡くなられたというお話を聞くと、人生の終わりまでご利用いただけて良かったと感じます。

ご家族と送迎の際にお会いすることも頻繁にあるので、ご家族から感謝の言葉をいただくことも多いです。

―職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。

平田さん:

病棟の職員については女性の方が圧倒的に多いですが、リハビリスタッフや透析室の職員も含めると男性の割合が数名分増えますね。

病院全体の規模がそこまで大きくないこともあり、部署を越えて活発にコミュニケーションが取れる環境で、明るく相談しやすい雰囲気です。

病室の窓が障子になっている箇所があるなど、自宅での生活に近い環境があるため、そのことも明るい雰囲気につながっていると思います。

山田さん:

介護保険の施設には、生活相談員を含めて30名の職員がいます。今は生活相談員の男性が1人いるほかは、看護師も介護職も全員が女性です。

年齢は40後半から50代の人が多いですが、20代の職員もいます。

休憩室では、それぞれお弁当を食べながら、家のことや美味しいものの話や、推し活の話で盛り上がっていることが多いです。とても和やかな雰囲気ですね。

服部さん:

リハビリスタッフに関しては、若い職員がとても多いです。女性の職員の場合、結婚と出産をして、育児休業を経てから戻る人も多いですね。

残業は少なめ 年6日のリフレッシュ休暇も

―普段、仕事上のコミュニケーションはどのようにとっていますか。

平田さん:

病院では、多職種が集まる会議や、全部署が集まる会議を定期的に開催しています。

またそれとは別に、病棟とリハビリの部署が会議やカンファレンスを待たなくてもいつでも相談し合える環境ができています。部署同士の距離は比較的近いと感じます。

人事評価にも取り組んでおり、面談を年2回行うだけでなく、スタッフから相談ごとがあった際には話し合いの場を設けています。

山田さん:

介護施設では、デイケア、デイサービス、ショートステイそれぞれが行うカンファレンスが月1回あります。

そこでは業務の内容や、今進めている生産性向上の取り組みについて話をしています。

また月に1回、介護保険施設全体の合同カンファレンスがあり、全員で勉強会をしています。グループワークをすることもあり、その際は部署の垣根を取り払い、複数の部署が混ざったグループで話す場を設けています。

介護職のリーダーや副主任が日頃から現場にいるので、スタッフからは何かあれば声をかけてもらい、相談に乗っています。

―ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。

服部さん:

部署によって少し差があるものの、全体の有休取得率は60~70%ぐらいです。

毎月、公休が10日ほどあるので、それに1、2回の有休、もしくは年間6日あるリフレッシュ休暇を計画的に足して、有休が残らないように周知をしています。

病棟でも育児休業を取得してから時短勤務で戻ってくる職員がとても多く、働きやすい環境なのだと思います。

残業時間は毎月部署ごとに把握していますが、20時間を超える人が月に2〜3人いるかいないかで、全体としては少ないです。

残業は1分単位で支払っており、サービス残業は全くないですね。

―待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

服部さん:

医療費補助の制度があります。入職1年後から職員が支払う親睦会費によって、職員が外来にかかった際の受診料が無料になる仕組みです。

勤続3年を超えるとご家族も対象になります。

賞与は年2回あり、基本給の4ヶ月分です。昇給は年1回で、3年目からは昇給とは別に勤続手当が4000円支払われます。

勤続手当は毎年1000円ずつアップするので、長く勤めれば勤めるほど増えていきます。

また勤続表彰もあり、勤続5年以降は5年刻み、20年以降は10年刻みと、働いた年数に応じて金一封を出しています。

保育手当もあり、看護師やリハビリのスタッフなど資格の限定はありますが、保育料の補助という形で子育てを応援しています。

看護師資格取得に向けた奨学金も 外部研修への参加も後押し

―スキルアップ支援はありますか。

服部さん:

看護補助や介護職の職員で、看護師になりたい人には進学支援を行い、奨学金制度も設けています。

平田さん:

ナーシングスキルを採用しており、任意ではありますが、様々な看護・介護の知識や技術を学んでいただけます。

また、院外研修として看護協会などの外部研修に出張として参加できる制度が整っています。

キャリアパスについては、人事評価の制度に沿った目標設定を促しながら昇進していく環境を作っています。

―求める人材像について教えてください。

平田さん:

病棟では、患者様1人1人に寄り添った看護を大切にしているので、ともに歩んでいけるような、協調性のある方に来ていただけるとうれしいです。

山田さん:

介護に関しては、経験は問いません。今までも未経験から介護職に就いた職員もいましたが、一から学び、介護福祉士の資格を取った例もありました。

現段階での経験や資格よりも、人と関わるのが好きな方にぜひ来ていただきたいと思います。

服部さん:

永仁会は、江南市と犬山市において、2つの病院だけでなく介護老人保健施設も運営しています。

例えば病院に入職したけれど、やはり介護施設で看護をしたいと思った場合は異動も可能です。

まずはご興味のある部署に来ていただけたらと思います。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。