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理解ある職場で家庭との両立も、“人にやさしい”訪問診療の職場|医療法人社団孝佑会 メドタウンたなかファミリークリニック

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

愛知県一宮市を拠点に、地域に密着した医療サービスを展開する医療法人社団孝佑会。外来診療はもちろんのこと、在宅での療養を希望される患者さまに向けた訪問診療にも力を入れており、年齢やライフスタイルを問わず、多様なニーズに応え続けています。

そんな中、2024年には訪問診療に特化した専用の新事務所を開設。医師・看護師・事務スタッフがひとつ屋根の下で働くことで、より密接な連携と迅速な対応が可能となり、地域医療の質をさらに高める体制が整いました。施設は駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力で、スタッフにとっても働きやすい環境が整っています。

また、事務所には有料老人ホームや訪問看護・介護・居宅支援事業所を展開する関連グループのスタッフが在籍しており、日々の業務を通じて自然と多職種連携が生まれています。業務中は仕事に集中し、休憩時間にはリラックスした会話を交わす、そんなメリハリのある職場には、20〜30代の若手を中心にフレッシュなスタッフが集い、互いを支え合いながら働いています。

今回は、そんな訪問診療部門の現場を支える事務長・伊東さんと主任・永田さんにインタビュー。職場の雰囲気や日々のやりがい、未経験者や子育て世代も安心して働けるサポート体制まで、実際の声を通してその魅力を深掘りました。

目次

メリハリのある明るい職場で、自然と育まれるチームワーク

みなさんの職場の雰囲気を教えてください。

伊東さん:

私たちの職場の雰囲気は、一言で言うと「メリハリのある環境」でしょうか。業務中は患者さまの命に関わる書類や、医師・看護師との連携が求められるので、どのスタッフも真剣そのもの。

永田さん:

そうですね。集中して仕事に向き合う分、昼休憩では一気に空気が和らぎますね。よく家庭の話とか、子どもの話、趣味の話なんかで盛り上がってます。

伊東さん:

うんうん。そういうちょっとした雑談が、結果的にチームワークの強化にもつながっている気がします。オンとオフの切り替えが自然にできるのは、働く上での大きなポイントですよね。

スタッフの年齢層はどのような構成ですか?

永田さん:

20〜30代が中心で、比較的若いメンバーが多い職場です。みなさん世代が近いこともあって、フラットに話せる関係性ができているようです。

伊東さん:

そうですね。私も普段から感じているのは「上司・部下」というより、「仲間」という雰囲気。立場に関係なく意見が言い合えるし、ちょっとしたことでも気軽に相談できるのが、このチームの良さではないでしょうか。

スタッフ同士、交流の機会もあるそうですね。

伊東さん:

はい。当法人は訪問看護や介護、居宅支援なども行っていて、グループ内の職種を超えた連携が盛んです。納涼会や忘年会などのイベントも合同で行っていて、他職種との交流の場にもなっています。

永田さん:

たしかに、一度イベントでお話できると名前と顔が一致するので安心感が違います。業務を円滑に進める意味でも、こういう交流の場って大事ですよね。

働きやすい職場づくりで意識していることはありますか?

永田さん:

上に立つ立場として意識しているのは、「相談しやすい空気づくり」です。特に訪問診療は一人で完結しない仕事。誰かと連携して進めることが多いですから、そんな時に声をかけやすいような関係性は日ごろから心がけています。

伊東さん:

そうですね。忙しいときって黙々と作業しがちですけど、永田さんが意識的に雑談を挟んだりしてくれていて、すごく雰囲気が柔らかくなるのを感じます。

永田さん:

ありがとうございます。無理に盛り上げようとしてるわけじゃないんですが、ちょっとした雑談が日々のコミュニケーションの潤滑油になればと。そんな想いです。

新設の事務所で実現する、スムーズな連携と働きやすさ

勤務場所の特徴について教えてください。

伊東さん:

はい。2024年の2月に新築した2階建ての事務所で、訪問診療に関わる医師・看護師・事務スタッフが同じ場所に集まって働いています。以前はそれぞれ別の拠点にいたので、連携が取りにくいという課題がありました。

永田さん:

そうですね。これまでは不安になる場面もありましたが、今は「すぐ聞ける」「すぐ確認できる」ようになりました。ちょっとした相談もすぐできるので、本当にスムーズになりましたし、何より安心して仕事に向き合えるんです。

伊東さん:

その場で声をかけて済むことが増えたぶん、書類や連絡の手間も減りましたよね。意思疎通のスピードが一気に上がったような感じです。

駅が近くて通勤環境も良さそうですね。

伊東さん:

はい。事務所は最寄り駅から徒歩3分、車でも高速のICから5分程度という好立地です。電車でも車でも通いやすく、実際スタッフも電車通勤と車通勤は半々くらいですね。

永田さん:

天気が悪い日や家事との両立を考えると、通勤の負担が少ないというのは働く上での大きなポイントだと思います。

新しい事務所ならではの良さはありますか?

永田さん:

やっぱり「自分たちで作り上げている」という実感があるところではないでしょうか。組織自体がまだ若くて発展途上なので、現場からの提案も通りやすいと感じます。

伊東さん:

「こうしたほうがいいよね」っていう声が、実際すぐに反映されることが多いです。自分の意見で改善されていく環境は働いていてモチベーションになりますし、何より「自分ごと」として業務に関われるのは嬉しいですよね。

訪問診療だからこそ得られる、学びとやりがい

訪問診療ならではのやりがいは何でしょうか?

永田さん:

訪問診療は、ご自宅や施設といった患者さまの生活の場で医療を提供するので、医療面だけでなく生活背景にまで自然と目が向きます。その人の暮らしや価値観に寄り添う医療が実践できるのは、大きなやりがいにつながります。

伊東さん:

一方で、病院のように整った空間ではありませんから“その人の生活そのもの”に向き合う分、柔軟な対応力が求められます。でもそのぶん、一人ひとりの人生にしっかり関われているという実感は大きいですよ。

永田さん:

しかも、看護師・事務・医師・ケアマネなど、いろんな職種が日常的に連携しているので、他職種の視点に触れる機会も多い。病院では経験できないような、横断的なチーム医療が学べるのもひとつの魅力ですね。

知識やスキルの面で、成長を感じる場面はありますか?

伊東さん:

はい、事務職であっても医療物品の名前や処置内容など、専門的な知識が求められる場面は意外と多いです。経験の浅い方など、最初は聞き慣れない言葉に戸惑うこともあると思いますが、ひとつひとつ覚えていく中で「自分にもできることが増えてきた」と実感いただけるかと思います。

永田さん:

未経験で入ってきたスタッフも在籍していますが、少しずつ業務をこなすうちに自然と知識が身についていって、今ではみんなから頼られる存在になっていますよね。

伊東さん:

はい。まさに「現場で育つ職場」だと思います。成長のステップは周りが見守ってくれるので、安心して挑戦できることはしっかりとお伝えしたいです。

未経験からのスタートでも大丈夫なんですか?

永田さん:

もちろんです。医療業界が初めてという方もたくさんいますし、特別な資格がなくても始められる業務から、段階的に学んでいただきます。

伊東さん:

プリセプター制度もあるので、新人さんには先輩がしっかりついて丁寧に教えます。「こんなこと聞いていいのかな?」とためらう必要はありません。安心して飛び込んでほしいですね。

どんな方がこの仕事に向いていると思いますか?

永田さん:

そうですね。「学びたい」「もっと深く知りたい」と思える方、でしょうか。日々いろんなケースに出会うので、仕事に飽きるなんてことはありませんから。

伊東さん:

私は「人の役に立ちたい」「感謝される仕事がしたい」という方にこそ、入職して欲しいです。一人の患者さまにじっくり向き合うこの仕事だからこそ、病院にはないやりがいや成長を感じられると思います。

スタッフを想うあたたかい風土と、柔軟な働きやすさ

子育て中の方や、家庭との両立を望む方への配慮はありますか?

永田さん:

はい。当法人には子育て中のスタッフも多く在籍しているので、学校行事や急な体調不良のときも、周囲の理解は得られやすいと思います。

伊東さん:

同じ経験をしてきているスタッフが多いので、「お互いさま」の意識は強い職場です。「今日、ちょっと子どもが熱出して…」と気兼ねなく相談できるのは、本当にありがたいことです。

永田さん:

私も子育て経験者なので、急な休みが必要な時の気持ち、痛いほど分かりますよ。だからこそ、相談しやすい雰囲気はとても大事にしているんです。

院長・副院長がご夫妻だということも影響しているのではないでしょうか?

伊東さん:

はい。院長・副院長の影響も大きいと思います。お二人にも小学生のお子さんがいらっしゃって、ご自身が子育て真っ最中ということもあり、スタッフの家庭事情にもちゃんと理解を示してくださいます。

永田さん:

特に副院長からは、「子育てと仕事の両立が当たり前の職場にしたい」という考えをよく耳にします。その想いは、スタッフ全体に浸透していると感じます。

福利厚生や働きやすさの工夫についても教えてください。

伊東さん:

はい。当法人の福利厚生として、医療機関専売の化粧品をスタッフ価格で購入できたり、健康診断やインフルエンザワクチンが無料だったりと、女性スタッフにとって嬉しい制度がそろっています。

永田さん:

ご家族、特に親御さんやお子さんも対象になる制度もありますよね。

伊東さん:

そうなんです。自分だけでなく家族の健康にも気を配れるのは、働く上での大きな安心感につながりますよね。

有給休暇や残業についての対応はいかがでしょうか?

永田さん:

有給休暇は取りやすい方だと思います。お互いに調整し合って、希望日が通るようにしていますから。

伊東さん:

残業に関しても定時退勤を推奨していますので、「どう?帰れそう?」と声をかけ合うのが日常です。

永田さん:

もちろん、訪問件数が増えたり緊急対応が入ると残業が発生することもありますが、その場合も「全員が残る」のではなく、必要なスタッフだけが残るようにして負担を分散させています。

伊東さん:

無理なく続けられる職場にしたいという願いは、私たちだけでなく経営陣にも共通している想いです。

最後に、転職を検討している方へのメッセージをお願いします。

伊東さん:

私たちの職場は、正直まだまだ発展途上です。でも、だからこそ意見が届きやすく、自分のアイデアがカタチになる面白さがあるんです。明るく前向きで、やる気のある方と一緒に、より良いチームをつくっていきたいですね。

永田さん:

訪問診療は、やりがいも学びもたくさんある現場。少しでも「挑戦してみたい」という気持ちがあるなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。私たちがしっかりサポートしますので、一緒に地域医療を支えていきましょう。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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