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「スタッフの人生も考える」クリニックで、単なる仕事以上のやりがいを感じながら働く|阿部整形外科クリニック

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

武蔵境駅から南へ約2km、かえで通り沿いに位置する阿部整形外科クリニックは、2021年に開院した新しい整形外科クリニックです。開院からこれまで地域の信頼を着実に築き上げ、子どもから高齢者まで幅広い患者を受け入れる、地域医療に欠かせない存在です。

そんな同院の診療の土台となっているのが、「患者さま一人ひとりが希望する人生を支える医療」を実現したいという想い。診察やリハビリにおいても、ただ痛みや不調を診るだけでなく、患者の生活背景や目標に寄り添いながら、丁寧な対話とオーダーメイドの医療を提供しています。

この「相手を想う」スタンスは、クリニックで働くスタッフに対しても同じです。一人ひとりの人生に寄り添い、やりがいや成長、プライベートとの両立など、働きやすさと働きがいの両立を大切にする姿勢が、日々の運営にも息づいています。

今回は、阿部整形外科クリニックの院長・阿部先生にインタビュー。職場の雰囲気や働く環境づくり、成長支援の仕組み、最後には阿部先生が一緒に働きたいと考える人物像まで、じっくりとお話を伺いました。ただの仕事以上の環境を望み、前向きに挑戦できる職場で働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

部門を越えて風通しの良い職場。明るく誠実な人が自然と集まる場所

―院内の雰囲気やスタッフ同士の関係性はいかがですか?

部門間の関係性はとても良好です。マネージャーやリーダー層のコミュニケーション能力が高く、スタッフ一人ひとりと自然な関係性が築けています。

私自身、スタッフとは積極的にコミュニケーションを取るようにしていますし、特に意識しているのは、朝一番のあいさつです。「おはよう!」と明るく元気よく、場を和ませるのが日課なんです。はじめのうちは緊張される方もいると思いますので、できるだけ私から声をかけて、フラットな関係をつくるよう心がけています。

―院長として、スタッフとの関わりで特に大切にしていることは何ですか?

私が一番大事にしているのは「話しやすい空気をつくること」。このクリニックを、自分の気持ちや困っていることを言い出せない職場にはしたくないんです。

ですから、どんな些細なことでも声をかけやすいように、自分から歩み寄る姿勢を持ち続けています。リーダーたちもそれを引き継いでくれているので、クリニック全体で安心感のある雰囲気が自然とできているのかもしれません。

―ランチ会やイベントなど、交流の機会も多いそうですね。

はい。月1回のランチ会は、各部門が自由に集まり、コミュニケーションを深める場として活用しています。食事代は全額クリニックで補助していますし、みんなで外に食べに行ったり、お弁当をとってクリニック内で和気あいあいと食べたり、自由に過ごしてもらっています。

また、当クリニックにはイベント係がおり、定期的にさまざまな企画を考えてくれるんです。歓迎会やスポーツ観戦会など、スタッフの「やってみたい」を取り入れながら、楽しく実施しています。

―新しく入った方が馴染みやすいような工夫はありますか?

みんなで積極的に声をかけたり、歓迎の場をつくったりする様子はよく見られます。前提として、私たちの理念や価値観をしっかりと共有したうえで迎え入れていますので、方向性が合う方であれば、きっとすぐに馴染んでいただけると思います。

働く環境づくりも妥協なし。空間も制度もスタッフ目線で

―2021年開院とのことですが、クリニックの設計にあたって働きやすさのために工夫した点はありますか?

はい。まずお願いしたのは「できるだけ広くしてほしい」ということでした。リハビリ室はこの地域でも最大級の広さを確保していますし、スタッフルームもなるべく広く取りました。限られた空間の中ですから、患者さまだけでなくスタッフもゆったり過ごして欲しいと考えています。

―福利厚生制度についても教えてください。

基本的な福利厚生制度はもちろん、誕生日休暇やイベント費用の補助、希望制の研修参加補助など、できることはいろいろと取り入れています。

たとえば誕生日休暇は、誕生日の前後3ヶ月の間で好きな日に休みが取れる制度。誕生日くらいは、大切なひととゆっくり過ごして欲しい、そんな想いです。

他にも、忘年会や歓送迎会の費用などもクリニックから補助を出していますし、最寄駅からの通勤用にスタッフ用の自転車も貸出しています。また、三鷹市の福利厚生サービスにも加入していますので、映画や有名テーマパークもお得に利用できますよ。

―子育て中のスタッフの方などはいらっしゃいますか?

はい。子育てをしながら勤務しているスタッフも複数名在籍しています。たとえば事務系の方には「家でできる仕事」や「外出ついでの業務」をお願いするなど、状況に合わせた柔軟な働き方を模索しています。

育児や家庭を大切にできなければ、満足のいく仕事ができるとは思いません。役割やスケジュールは、できる限り配慮したいと考えているんです。

―残業やお休みについてはいかがでしょうか?

当クリニックは週休2.5日。水曜・日曜と土曜の午後が基本のお休みです。年間休日は120日以上ありますし、有給取得率はほぼ100%、残業も月2〜3時間程度ではないでしょうか。

「無理をしない」「残業前提で回さない」という方針を徹底しています。

「やりたい」を応援する文化。成長意欲を全力でサポートします

―定期的に行っている「1on1ミーティング」は、どのような目的で行っているのですか?

はい。不定期ではありますが、スタッフとは1対1で話す時間を設けています。意識しているのは、よくある評価面談のようにならないこと。

スタッフ一人ひとりが困っていること、やってみたいこと、日々の中で感じていることなど、遠慮せずに話をしてほしいですね。

普段、私が忙しそうにしていて声をかけづらいと感じることもあるかもしれません。だからこそ、あえて時間をつくって、本音で話してもらえる場を用意しているんです。

―研修や外部セミナーへの支援体制について教えてください。

やる気のある方にはどんどんチャレンジしてほしいという思いから、外部研修への補助制度を設けています。承認制にはなりますが、年間の上限内であれば自由に申請できます。

スタッフには、マーケティングやカウンセリング、コーチングなど、医療以外の分野も含めて学ぶことを推奨しています。クリニックの成長には、スタッフ個人のスキルアップが欠かせませんからね。

―理念賞やMVP表彰といった制度もあるそうですね。

はい。年末の忘年会では、スタッフ同士の投票によって「理念賞」や「MVP賞」なるものを贈ります。

「この人こそ、今年一番理念を体現していた」と思う人に投票してもらい、みんなで表彰するんです。みなさんの頑張りは決して見逃さずに、しっかりと評価してあげたいですから。

理念に共感し、前向きに成長したい人と働きたい

―クリニックで大切にしている理念や価値観について教えてください。

当院では「感謝・自己成長・笑顔・利他の心」という4つのキーワードを大切にしています。これは単なるスローガンではなく、日々の業務や人との関わり方、そして医療人としての在り方を判断する“行動の軸”となるものです。

たとえば「感謝」では、患者さまから感謝されることはもちろん、仲間同士でも「ありがとう」が自然と飛び交うような、そういうあたたかい空気がチームの信頼関係を作り上げると思うのです。

自己成長についても、単にスキルアップを意味するだけでなく、「昨日より今日の自分が少しでも前に進めているか」という視点を全員が大事にしています。スタッフがこの価値観を共有することで、院長である私だけが引っ張るのではなく、真の意味での“自走するチーム”が出来上がっていくのではないでしょうか。

―どのような方がこの職場にフィットしやすいと感じますか?

面接の際にお伝えするのが、「明るく・誠実・前向き・素直」という4つの人物像です。これは、私たちが採用時に大切にしている判断基準でもあります。この4つのどれかにピンときた方、あるいは「まだ自信はないけれど、そうなりたい」と思える方は、きっとこの職場でイキイキと働けるはずです。

さらには「人の役に立ちたい」「もっと成長したい」という想いを持っている方にも、とてもフィットする職場だと思います。やりたいことが明確な方はもちろん、「まだ何がしたいか分からないけれど、何かを変えたい」「新しい一歩を踏み出したい」という方も大歓迎です。そういった気持ちを、私たちは全力で応援します。

―働きながら“自分らしさ”を見つけていくこともできる職場なんですね。

そうですね。最初から明確な目標がなくてもいいと思うんです。むしろ、日々の仕事や人との関わりの中で、自分の強みや興味を発見していく人の方が多いのではないでしょうか。

だからこそ、1on1ミーティングや日々の雑談の中で、「最近どう?」「何かやってみたいことある?」といった会話を大切にしています。スタッフの“今の気持ち”に寄り添うことで、次のステップを一緒に見つけていけたらいいなと考えているんです。

―「チャレンジを後押しする風土」というのでしょうか。

まさにその通りだと思います。クリニックはまだ成長段階にあるので、現場から出てくるアイデアはとても貴重です。たとえば「こういうイベントをやってみたい」「こういう制度があるといいと思う」といった提案がスタッフから出てくることもありますし、実際にそれを取り入れて制度化されたものもあります。

私一人では思いつかないような視点を持っているスタッフがたくさんいて、それを言える雰囲気がある。そんな部分も当院の強みです。提案には「いいね、それやってみよう!」とまずは受け止めるとともに、そんな雰囲気はこれからも大切にしたいと考えています。

―面接時に伝えているメッセージはありますか?

「理念に共感していただけるなら、きっと楽しく働ける場所になると思います。ただ、もし価値観が合わないと感じたら、少し苦しく感じるかもしれません」と、正直にお伝えしています。

これは、求職者の方と私たち双方にとって大切なことだからです。職場はただ仕事をする場ではなく“人生の時間”を共有する場所ですから、ミスマッチがあるとお互いに不幸ですよね。ですから面接では、私たちが一方的に選ぶのではなく、「お互いが選び合う」ことを大切にしているんです。

―最後に、転職を検討している求職者へのメッセージをお願いします。

阿部整形外科クリニックは、まだまだ成長途中のクリニックです。決まった枠の中で働くというより、「こんなふうにしたらもっと良くなるんじゃないか」というアイデアや声を一緒に形にしていける環境です。

あなたがもし、「もっと自分らしく働きたい」「今よりも一歩前に進みたい」という気持ちを持っているなら、私たちはその想いを歓迎し、全力で応援します。当院は、患者さまの人生を支えると同時に、働くスタッフ一人ひとりの人生にも真剣に向き合うチームです。あなたの“これから”を、一緒に育てていきましょう。ご応募を心よりお待ちしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。