直接応募で自由な転職活動を コメディカルドットコム

現在の求人掲載数261377

職場インタビュー 169view

残業ほぼなし 託児所や住宅補助があり、研修制度も充実|社会医療法人社団陽正会寺岡記念病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

「寺岡記念病院」は、広島県福山市にある、263床を有するケアミックス病院です。地域に根ざした病院として、急性期、回復期、慢性期から在宅までの医療をワンストップで提供しています。残業はほぼなく、有休取得率も高いので、プライベートとの両立がしやすい職場です。職員が無料で利用できる託児所や、家賃半額負担の単身用ワンルームマンションもあります。

210名以上が在籍する看護部で、新卒や中途、さらにブランクがある方の復職も多く受け入れている「寺岡記念病院」。スタッフは和気あいあいとした雰囲気で、声をかけ合いながら仕事を進めています。チームナーシングなどの新しい看護様式やタイムスケジュールをとり入れ、業務時間を短縮する取り組みをしているほか、新人はローテーションで各病棟を回ってから配属希望を出せる制度もあり、安心して入職できます。本日は、総務課の旗手さんと看護主任の楠さんに、詳しくお話を伺いました。

目次

地域に根ざしたケアミックス病院

―寺岡記念病院は、どのような病院ですか。

旗手さん:

当院は、急性期から始まって、回復期、慢性期、在宅までの幅広い医療を提供しているケアミックス病院です。広島県福山市やその周辺地域に根ざした病院として、あらゆる患者様に対応できる病棟編成をとっています。地域になくてはならない病院と言っていただけるよう、1人1人の職員が日々頑張っています。

看護師に関しては、地域の病院ということもあり、長く働いている人が多いです。新卒も中途もいますが、復職して久しぶりに看護をする方を特に多く受け入れています。様々な職員を受け入れてきた経験があり、親しみやすい病院です。

JR福塩線「上戸手駅」から徒歩4分と、駅近でアクセスがいいこともアピールポイントです。

楠さん:

高齢化率が高いこの地域に密着した二次救急指定病院として、高齢者の救急医療と地域包括ケアを提供しているのが特徴です。また脳ドッグ検診を実施したり、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」の専門外来を設置したりして、脳神経疾患医療にも力を入れています。

―今回募集している職種と、具体的なお仕事内容、1日の流れをご紹介いただけますか。

楠さん:

看護師は、8時半に仕事を始めます。まず情報収集をしてから朝礼を行い、その後は検査や処置、採血といった業務と、患者様のケアをします。11時前からは検温をして、食事介助をします。休憩は2グループに分かれてとり、午後からは検温後に患者様のケアを行います。また、ご家族との面会の対応をしつつ、翌日の点滴や検査の準備も行います。夕方は夜勤の看護師への申し送りをして1日が終わります。

―職員の皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

楠さん:

誠意を持って対応することを一番大切にしています。急性期病棟では、ベッド上での生活を強いられる患者様も多くおられます。そういった方ができる限りストレスなく療養生活を送れるように、私たちに何ができるかを職員同士で話し合いながら仕事を進めています。患者様が言葉にできないニーズもキャッチし、かゆいところに手が届くようなケアを心がけています。

―寺岡記念病院で働くやりがいをどんなときに感じますか。

楠さん:

急性期の患者様は、最初のうちはなかなか喋れなかったり手足が動かせなかったりすることも多いですが、徐々に状態が改善してくると話せるようになります。ご家族も面会時に安心されて、笑いながら会話をされている様子を見かけます。また、状態が悪かった方が回復して次のリハビリ病棟に行かれたり、退院したりするまでの日々を見守ることもあります。このように患者様の回復の過程に立ち会うとやりがいを感じます。

残業ほぼなし 有休も取りやすく、託児所も完備

―職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。

楠さん:

当院には、看護師、准看護師、看護補助者を含めて210名程度の看護職の職員がいます。年代は20代から60代までと幅広く、子育て世代の人もいます。和気あいあいとした雰囲気で、ぎすぎすすることもなく、楽しく会話をしながら仕事をしています。

看護職の男女比については、男性が15%程度です。休憩中はにぎやかに話している人も、静かに過ごす人もいて、職員の性格は様々ですね。好きなドラマの話をしている様子を見かけることもあります。

―普段、仕事上のコミュニケーションはどのようにとっていますか。

楠さん:

口頭での申し送りは時間がかかるので廃止しています。そのため、日勤と夜勤の職員同士でコミュニケーションをとるのはなかなか難しいですが、その中でも必要な情報は共有しながら仕事を進めるようにしています。

―ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。

楠さん:

年に1回リフレッシュ休暇があり、連続して最長7日間まで休暇を取得できます。有給休暇の取得率は約80%です。医療介護分野の全国的な平均から見ても多い方ですね。特にパートの職員はほぼ100%の取得率で、休みが取りやすい職場だと思います。

勤務時間や頻度もそれぞれの希望を重視しており、パートの職員など、いろんな勤務時間帯の人がいます。育児との両立についても、最新の法改正に対応しており、小学校就学前までのお子さんがいる方の勤務時間短縮にも対応しています。自分の都合のいい時間に働けるのはいいところですね。

旗手さん:

ワークライフバランスに関しては、時間外勤務が少ないことも大きなポイントですね。当院の看護部全体で、昨年度の時間外勤務は月平均10時間未満でした。時期や職種による部分的な忙しさはありますが、全体で見ると少ないです。

―DXなど業務改善の取り組みはしていますか。

楠さん:

時間外勤務の削減に取り組んでいます。病棟ではチームナーシングなどの新しい看護様式をとり入れて、無駄を省いて効率よく業務を進められるようにしています。実際に業務時間が削減されつつありますね。

また、今までタイムスケジュールが存在せず、なんとなく動いていたのを改善し、スケジュールを作って時間を意識して、効率的に業務を進められるようにしています。

旗手さん:

DXについては、これまで紙媒体だったものを時代に合わせてデジタル化しています。例えば、以前は出退勤をタイムカードで管理していましたが、ICカードを活用するようにしました。今後給与明細も電子明細に変え、クラウドで見られるようにします。

―待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

旗手さん:

賞与は年に2回、夏と冬にあり、昇給は年に1回、4月にあります。

託児所が病院から歩いて2〜3分の距離にあり、3歳までは無料で使えます。病院で直接雇用している保育士が7名おり、夜間も含めた24時間の受け入れが可能です。今は19時以降にお子さんを預けている人はいませんが、夜勤をしたい場合は対応できます。

また住宅補助制度もあり、家賃半額負担の単身用ワンルームマンションがあります。レクリエーションとして、職員旅行や病院忘年会、納涼会などの各種イベントも開催しています。

ローテーション制度あり 研修費補助や資格取得支援も充実

―寺岡記念病院で働くことで、どんなスキルを身につけられますか。スキルアップに向けた支援はありますか。

楠さん:

研修費補助や資格取得支援があり、スキルアップをサポートしています。認定看護師を取得した職員もいますし、認定看護管理者の資格を取るための講義を受講することも可能です。

―キャリアパスについて教えてください。

旗手さん:

当院には急性期から慢性期まで様々な病棟があるので、新人は半年間のローテーションを組んで、毎月いろんな病棟を回ってから本配属を決める制度を整備しています。中途の方も対象なので、久しぶりに働くから自信がないという人や、いろんな病棟を見たいという方に活用していただけます。看護部での受け入れ体制が整っているのは当院の特徴ですね。

楠さん:

ローテーションでは、可能な限り希望の部署へ配属できるようにしています。また当院ではラダーを採用しており、昇進はラダーの取得状況に応じています。

―求める人材像について教えてください。

旗手さん:

コミュニケーションがとれる方を求めています。友好な人間関係がつくれ、前向きな方であれば、特段スキルは気にしません。前向きに頑張れる方を募集しています。

楠さん:

入職後の指導もきちんと行うので、スキルや知識が不安という方も安心して入っていただけます。当院が力を入れている脳神経外科は敬遠されることもありますが、定期的に病棟内で勉強会も開催しており、キャッチアップしていただけます。やる気があれば、特に経験は求めていません。

―入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

楠さん:

もし不明点や気になることがあれば、いつでも見学に来てくだされば説明します。ぜひお気軽にお越しください。

旗手さん:

面接は随時行っていますし、場合によっては面接と見学を同時に行う対応もしています。今、在職中の方もまずはお気軽にお問い合わせいただければと思います。また最近はInstagramなどのSNSにも力を入れているので、ぜひご覧いただければと思います。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。