「健常者も高齢者も障がい者も、一つ屋根の下に。」事業として届ける「まちの暮らし支援」｜株式会社泉心会メディカルサービス

“安心できる暮らしの支援”として、介護と福祉を届ける施設

泉心会メディカルサービスの事業内容について教えてください。

泉心会メディカルサービスは、神奈川県相模原市近隣で、「高齢者福祉」「障がい者福祉」の2つの分野で地域に根ざした支援を展開している法人です。

「高齢部門」では、住宅型有料老人ホームを中心に17施設を運営し、80代後半〜100歳超の高齢者を対象に、24時間体制で生活支援を行っています。夜間も3時間おきの巡回体制を整え、入居者様が安心して暮らせる環境づくりを大切にしています。

また、各施設では訪問介護も行っており、日々の見守りから入浴・排泄介助、体調確認まできめ細かく対応するのが当施設の特徴です。

「障がい部門」では、知的・精神に障がいをお持ちの方を対象にしたグループホームを展開しています。

年齢や就労の有無に関係なく、安心して生活できる場を提供しているほか、24時間体制で職員が常駐し、食事の準備や服薬支援、ちょっとした会話や見守りなど、家庭的な温かさを重視した支援を行っています。

どちらの部門も、単なる施設運営ではなく、地域で暮らす方々の“その人らしい日常”を支えることを第一に考えています。安心して暮らせる“第二の家”でありたいという思いが、泉心会の現場には息づいています。

泉心会メディカルサービスの魅力や他施設との違いは何ですか？

大きな特徴は「家庭的な雰囲気」と「人を尊重する文化」です。

「高齢部門」では、ご入居者一人ひとりの性格や得意なことに目を向け、「できることを活かす支援」を大切にしています。スタッフに対しても同様で、それぞれの長所を活かしながら現場で力を発揮してもらえるよう、個性を尊重した職場づくりを進めています。

「障がい部門」でも、生活支援を担う世話人（＝支援員）一人ひとりが、安心して頼れる親しみある存在として、入居者様を見守り、日々の声かけや手料理を通じて信頼関係を築いています。入居者様が「ここに帰ってきたい」と思える空間づくりを徹底しています。

さらに、両部門共通で「スタッフの声を大切にする文化」があるのも大きな強みです。役職や年齢にかかわらず意見を言いやすい雰囲気であり、現場のアイデアを尊重する運営体制が整っています。この、現場の風通しのよさが、スタッフが安心して長く働ける理由のひとつとなっています。

多世代スタッフが活躍。“多様性”が循環する職場環境

泉心会メディカルサービスでは、どのような人たちが働いていますか？

「高齢部門」では、20代〜50代の幅広い年齢層の職員が在籍しています。介護系の学校を卒業したばかりの若手から、業界歴の長いベテランまで、いろんなバックグラウンドをもつ職員がチームで支援にあたっています。

男性スタッフも多く活躍しており、女性の管理職登用率は50%以上。スタッフの大半が中途採用なので、現場スタッフから役職者まで、お互いの背景を尊重し、助け合って働いています。

「障がい部門」では、40代〜60代が中心となり活躍しています。見守り、声かけといった日常的な支援が主な業務のため、これまでの人生経験がそのまま仕事に活かせる環境です。

世話人の男性職員の採用も増えており、「調理は初めてだったけれど、今では得意になった」という声もいただいています。

泉心会メディカルサービスへ入職したきっかけは何が多いですか？

特に多いのは「雰囲気がよくて安心できそうだったから」という理由です。

現場の意見がきちんと届く風通しの良さが好評で、マネージャーや施設長が定期的に現場と対話する場を設けているため、「一人で抱え込まずに相談できる」「話を聞いてもらえる」という安心を感じて入職してくれる方が多い印象です。

「障がい部門」では介助業務がないので、落ち着いた業務内容を求める方に合っており、それが入職の決め手になることも多いです。

どの職種でも、個々のペース・個性を大切にし、スタッフ同士がサポートし合う文化があるため、長く続けやすいという事を魅力に感じていただける方が多いです。

未経験者も経験者も。個々に合わせた“育成と安心”の仕組み

入職後の研修制度やサポートについてはいかがですか？

泉心会メディカルサービスでは、経験や年齢を問わず「誰もが安心して成長できる環境」を整えています。

「高齢部門」では、未経験の方・ブランクがある方から経験豊富な方まで幅広く採用しているので、個々の能力に合わせ段階的なOJT研修を実施しています。入職後は、経験豊富な先輩職員がマンツーマンで丁寧に業務を教えています。自分のペースで少しずつ慣れていけるので、着実に自信をつけていくことができます。

「障がい部門」では、世話人の場合、障がい福祉に前向きに取り組める方であれば特別な資格や経験は一切不要です。日常生活に根ざした支援が中心なので、家事や育児の延長のような感覚で仕事に取り組めます。サービス管理責任者や管理者などの資格や経験が必要な職種についても、施設運営の豊富な実績があるので、マネージャーや他施設スタッフなどのサポートを受けながら、安心して仕事をスタートできる環境が整っています。

また、法人全体として「その人に合わせた育成」を重視しているので、現場での関わりや対話を通じて自然に学んでいけることが、大きな特徴です。

休暇や福利厚生は充実していますか？

泉心会メディカルサービスでは、長く安心して働けるよう、休暇制度や勤務形態における福利厚生を充実させています。

正職員の場合「月9日休み」を基本とし、有給休暇とは別に特別休暇も取得可能です。育児や介護など家庭の事情への配慮があるため、ライフステージの変化によるシフトの相談もしやすい環境です。また、退職金制度や資格取得支援制度が整っていることや、相模原地域を中心に施設を展開しているので、転居を伴う範囲の異動がない点も魅力のひとつです。

パート勤務の場合は「日勤」「夜勤専従」と求人を分けて募集しているので、個々の生活スタイルに合わせて勤務いただく事が可能です。いずれもOJTが整っており、夜勤時には休憩時間がしっかり確保できるので、身体的・精神的な負担が少ないことが魅力です。障がい部門の世話人では60代でも現役で活躍しているスタッフが多数在籍しています。

介護も、福祉も。暮らしに寄り添える人材を募集しています

泉心会メディカルサービスでは、どのようなスタッフを募集していますか？

現在、泉心会メディカルサービスでは、私たちと一緒に利用者様を支えてくださる現場スタッフの方を募集しています。

「高齢部門」は、住宅型有料老人ホーム等における介護職員・看護職員・介護管理職（施設長）を募集中です。介護職員の業務を具体例として挙げると、入浴や排泄のサポート、移動介助、バイタルチェック、声かけなどの身体介護・生活援助全般が中心となります。初任者研修（旧ヘルパー2級）以上の資格をお持ちであれば、実務経験がない方やブランクのある方も歓迎しています。

「障がい部門」は、グループホームでの生活支援を行う世話人（支援員）・サービス管理責任者・管理者を募集しています。世話人（支援員）の業務は、夕食や朝食の調理、服薬確認、記録の記入、入居者様とのちょっとした会話・見守りなどが主な内容です。身体介助はなく、家庭の延長のような環境の中で、一人ひとりの生活リズムに寄り添った支援が中心となります。資格や福祉業界の経験は問いませんが、基本的な調理スキルがあるといいかもしれません。

どちらの部門も「誰かの暮らしを支える・寄り添う」ことにやりがいを感じられる方が合っていると思います。

応募条件や、求める人物像を教えてください。

泉心会メディカルサービスでは、「相手の立場で考え、寄り添える方」を何より大切にしています。

「高齢部門」では、年齢も性格も異なる入居者様とのコミュニケーションが大切な仕事ですので、お一人おひとりに丁寧に関わっていただくことが必要不可欠です。介護技術を磨いていくことはもちろん、「この方にとって、今なにが必要か？」を感じ取りながら動ける柔軟さや思いやりをもっている人は、利用者様・スタッフ問わず周囲と楽しく関わりながら仕事ができると思います。

「障がい部門」では、家庭的なやさしさや“ちょうどよい距離感”が大切になります。傾聴や呼びかけ、体調の変化を汲み取る、といった積み重ねが、入居者様にとっての「安心」に変わるので、相手にとって心地よい距離感で接することができる方がイメージに合っています。また、逐一大事に受け止めすぎずに（もちろん内容によりけりですが）、程よく受け流せる余力があるとなお良いかもしれませんね。

どちらも「経験より人柄」が活きる職場です。誰かの“日常”にそっと寄り添いながら、お互いを尊重し合える職場で成長していきたい方であれば、ご経験があってもなくても、活躍できる環境があります。まずは見学から、お気軽にお問い合わせください。