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男性職員も活躍 部署の垣根を越えて連携し、一体感のある職場 教育体制も充実|医療法人社団東陽会 東病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

「医療法人社団東陽会 東病院」は、熊本市南区にある一般病院です。外科・整形外科・内科を中心に24時間救急対応をしており、併設の介護老人保健施設も合わせて地域に根ざした医療を提供しています。忙しい時には病棟や部署の垣根を越えて手伝いに入るなど、多職種で助け合う雰囲気があり、連携して仕事を進めています。

地域の医療を支える「医療法人社団東陽会 東病院」は、プリセプター制度やeラーニングなどの研修教育体制が充実しており、ブランクがある方も安心して入職できます。看護師の約4分の1を男性が占め、男女ともに活躍しているのも特徴です。ワークライフバランスを重視した職場で、柔軟なシフト対応が可能です。

目次

救急医療から介護老人保健施設まで、地域を支える一般病院

―「医療法人社団東陽会 東病院」は、どのような病院ですか。

「医療法人社団東陽会 東病院」は熊本市南区にある、63床を有する一般病院です。外科、内科、整形外科を中心とした医療を提供しています。そのほかに消化器外科、循環器内科、リハビリテーション科、総合診療科の診療もしています。

特に救急医療に力を入れており、小規模な病院ながら年間700件以上の救急車搬送、年間3000件以上の急患に対応しています。

また田迎ケアセンターという介護老人保健施設を併設しており、病院と連携して患者様の社会復帰、家庭復帰を目指しています。

―今回募集している職種と、具体的なお仕事内容、1日の流れをご紹介いただけますか。

看護師、准看護師の病棟の業務では、患者様の日常生活のお世話から医療の補助までを行っています。救急救命士は、救急外来の対応や、当院の救急車での患者様の搬送も行っています。全般的に多職種で協力しながら、診療の補助と患者様の日常生活のお世話をしています。

日勤の看護師と准看護師は、8時半から17時半までが就業時間です。8時半に朝礼をしてから、食事の介助を行います。その後、一斉におむつ交換と、必要な方には排泄の介助をしてから、点滴や検査、リハビリが始まります。その後、必要な方には入浴、昼食、排泄の介助をします。そこから点滴や治療が必要な方の補助をし、夕方に食事介助を行ってから、夜勤者に業務を引き継ぎます。

夜勤も同じように、日常生活のお世話をしながら、その中で持続点滴が必要な方などの対応もして、治療をしっかり支えます。

看護助手は、必要に応じて看護師の補助を行います。シーツ交換、検査移送のお手伝い、入浴介助などを一緒にします。食事介助も、飲み込みに心配がない患者様であれば、看護助手が担当することもあります。救急救命士も、手が空いている時はそのような補助業務を一緒にしますね。

―スタッフの皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

「地域の人たちに信頼され、選ばれる病院でありたい」という看護部の理念を大事にしながら働いています。そのために、安全安心な医療を提供できるように自己研鑽に努め、患者様1人1人の人権を尊重しつつ、寄り添った医療ケアをできるように心がけています。

職種の枠を越え”病院全体の連携”で業務を進める

―職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。

看護師、准看護師の年齢層に関して言えば、若い人も多いですね。今は年間700台に減りましたが、以前は1000台以上救急車を受けていた時期もありましたので、一般病棟には若い職員が多いです。

ただ最近では、やる気はあるけれど、超急性期では技術面や忙しさが心配だという人も増えてきました。ワークライフバランスを大事にする職員も多くなってきていますが、そうした人も勤務しやすい雰囲気があると思います。

また看護職は女性が多いイメージが強いですが、当院では男性看護師が全体の4分の1を占めています。男性看護師にも、救急医療の現場で対応したり、女性看護師には相談しにくい男性患者様の悩みを聞いたりといった活躍の場面が多くあります。男性も女性も入職しやすい環境だと思います。

―ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。

仕事は幸せのための手段であることをコンセプトに、看護部全体でワークライフバランスの実現に向けて働きやすい職場環境づくりに努めています。

またパートとして勤務する方は、働き方を柔軟に調整できます。例えば、将来的に常勤になりたいけれど、今は子育て中で難しいという職員であれば、勤務時間の相談も受けていますし、ライフスタイルやライフイベントに働き方を合わせる対応も可能です。最近ではそういう方も増えてきていますね。

ちなみに年間休日は107日で、育児休暇の取得実績もあります。

―DXなど業務改善の取り組みはしていますか。

電子カルテだけでなく、それに連動した看護師の業務情報を大画面ディスプレーに表示する「ナースボード」も最近導入し、活用しています。

また多職種間でのタスクシフトを行い、部署の垣根を越えた協力体制ができるように取り組んでいます。

例えば療養病棟で人が不足していれば一般病棟から手伝いに行きますし、入院の患者様が多いときは事務の職員が食事の配膳を手伝うことがあります。病院全体で手伝って、お互いの応援をする体制になっています。

病院全体で連携するのは理事長の方針でもあるので、職員もそれが当然という雰囲気で、助け合っています。

―待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

賞与が年に2回、3.5ヶ月分出ます。昇給は年1回ありますね。職員が無料で利用できる保養施設などの福利厚生もあります。

個々のペースに合わせた教育、e-ラーニングでスキルアップを支援

―スキルアップ支援はありますか。

プリセプター制をとっています。1人1人に担当者がついて、相談できる人が常にいる体制になっていますね。日によってはプリセプターがいない場合もあるので、プリセプター以外でも、その日何かあったら相談できる人を必ずつけています。そのほかに、教育担当の者を管理する職員もいるので、それぞれに相談しながらスキルアップできる体制を整えています。

目安はありますが、当院では「入職後何ヶ月経ったから夜勤に入らないといけない」「このスキルがないといけない」といったルールはなく、本人の進捗状況や能力に合わせながら段階を踏んでいけます。自信がなければ後戻りしてまたチャレンジできる体制があるので、安心して入職いただけると思います。

また、eラーニングとして「学研ナーシングサポート」を導入しています。コンテンツも充実しており、最近は5分や15分といった短時間で見られるコンテンツもあるので、隙間時間にも学べるようになっています。コンテンツの内容も多岐に渡り、看護技術の手順だけではなく、病院に勤務するにあたって必要な医療安全や感染、倫理や災害などのトピックも学ぶことができます。入職した職員には個人IDを渡して、それぞれが興味のある内容をどんどん見られるようにしています。

例えば初めて採血や輸血をする場合など、手順を事前にeラーニングで学んでおくことを必須にしているものもあり、実際の業務に活用しながら教育を進めています。院内でも見られるので便利ですね。当院の規模では、全く同じスキルレベルの職員が常に複数人いるわけではないので、eラーニングの内容を基準にして、皆が同じ教育を受けられるように活用しています。

また院内では研修や勉強会を行い、院外研修への積極的な参加を促しているので、ブランクがある方も復職しやすい環境です。

―求める人材像について教えてください。

スキルや経験はあまり問いません。あるに越したことはないですが、それよりも、患者様やご家族、そして一緒に働く仲間を大事にして、長く勤めてくださる方を募集しています。

―入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

経験やスキルを問わず、地域の方々に信頼される病院を一緒につくっていきたいという方にぜひ来ていただきたいと思います。

当院には老健施設もあり、救急から慢性期医療まで幅広く学ぶことができるので、そういう環境に興味のある方や、救急医療に興味のある方はぜひご応募ください。スキルや経験はなくても大丈夫ですので、一緒に学びながら働いていきましょう。見学もいつでも受け付けています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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