病棟も外来も臨機応変に対応し、幅広い経験が積める。充実した教育システムや家庭と両立しやすい環境が魅力のケアミックス病院｜医療法人三誠会　川口誠和病院

地域の患者を最優先に、安心して頼れる病院へ

－貴院の診療の特色や強みについて教えていただけますか？

地域の患者さん最優先という考えのもと、近隣住民の皆さんに寄り添った診療を行っている点が当院の特徴です。実際にいらっしゃる患者さんも地域の方が中心で、「川口誠和病院に来ればなんでも見てもらえる」と信頼してくださっているのを感じますね。

今後は、在宅医療にも注力できるよう取り組む所存です。大病院での治療や入院の後、在宅での療養を見据えて当院に戻ってこられる患者さんも多いですよ。

また、患者さんのご家族の負担や心労を軽減するためのフォローに主眼を置いた診療を提供しているのも、当院の特色だと考えています。

－看護部ではどれくらいの方が働いていますか？　また、職場の雰囲気はいかがでしょうか？

看護師は常勤・非常勤を合わせて60人ほどが在籍しています。看護助手も含めると100人以上になります。

年齢層を見ると、中堅以上のスタッフが多いですね。そのような中でも、若手スタッフのフレッシュな考えやベテランスタッフの経験をうまく掛け合わせながら、良い雰囲気で仕事ができていると感じます。

病棟と外来を一元化し、フレキシブルなフォロー体制を構築

－貴院での看護の取り組みで、特徴的な点はありますか？　また、入職後の業務内容について、簡単な流れを教えてください。

当院では、人員不足などの際にフォローし合える体制を整えるために、病棟と外来の一元化を進めています。

看護部のスタッフは3階病棟、4階病棟、外来の3部門に大きく分かれており、各部門のリーダーが毎朝ミニカンファレンスを実施。そこで各部門に欠員がないか、仕事量は問題ないかなどを確認し、マンパワーが不足している時間帯があれば、他部門のスタッフが応援に行けるようにしています。

応援が必要な場合に備え、3階病棟と4階病棟の一部スタッフを1か月単位で入れ替えるなど、誰もが他部門のフォローに向かえるような体制を構築しているのがポイントですね。病棟をメインに、外来、オペ室、内視鏡、各種検査と幅広い分野で経験が積めるため、スキルアップにもつながりますよ。

新しく入職したばかりのスタッフに対しては、まずは自分の配属先での業務に慣れてもらうことを優先します。

病棟勤務の場合、当面はフリー業務が中心です。ナースコール対応をメインに、清拭や排せつ介助などの生活援助、血糖測定などを通して少しずつ患者さんのことを把握していき、慣れてきたら患者さんを受け持つようにしていきます。受け持ち業務が始まるまでの目安は、およそ1か月ほどです。

そこからさらに、夜勤やリーダー業務へとステップアップ。自分の部署での業務が問題なくこなせるようになったら、徐々に他部門のフォローも覚えていく流れです。

当院の看護部では、現場全体で新人をサポートできるような体制を整えています。ブランクのある方や経験の浅い方でも、できるところから段階を踏んでレベルアップできるよう配慮しますので、ご安心ください。

柔軟な勤務が可能。手厚い教育システムも売り

－続いて、立石さんがこの職場に就こうと思ったきっかけや決め手は何でしたか？

私は当院で働き始めてから10年ほどが経ちます。当院を知ったのは、当時お世話になっていた派遣会社からの紹介がきっかけでした。

私は家庭の事情から夜勤ができないため、常勤で日勤のみでもOKな職場を探していたのですが、なかなか条件に合う病院が見つからず……。そんな中で当院のことを知り、柔軟な勤務ができる点がとてもありがたいと感じ、ぜひ入職したいと考えました。

また、当院に惹かれたもう一つの理由が、しっかりとした教育制度が整っている点です。当院のように規模が小さめの病院の場合、教育体制まではなかなか手が回っていない職場も多いように感じます。その点、当院では教育システムが手厚く、看護師としても成長できそうだと考えました。

－充実した教育体制が決め手の一つだったとのことですが、実際に入職してみての感想はいかがでしたか？

現場では先輩方の目がきちんと行き届いているため、安心しながら仕事を覚えていけました。シフトの都合上、誰か一人がつきっきりで指導するわけではないのですが、その分部署全体で新人を育てていく空気が醸成されています。

質の高い看護を提供するため、当院では院内での勉強会や外部研修への参加も積極的に促しています。教育システムに関しては、大きい病院にも引けを取らないのではないでしょうか。

ワークライフバランスが充実。入職時に有給付与や食堂などの福利厚生も

－続いて、職場環境についても詳しくお聞きしていきます。働きやすさや働きがいという面から見て、貴院にはどのような魅力があるのでしょうか？

出産や子育て、介護といったライフステージの変化にも柔軟に対応し、家庭とバランスを取った働き方がしやすいのは当院の大きな魅力だと感じます。

例えば、育休から復帰したくても、すぐに子どもの預け先が見つからない場合もありますよね。そのようなスタッフに対しても、無理なく復帰できるように時間をかけてフォローする体制が整っています。復帰後の時短勤務なども、面談を通して相談可能です。また、最近では男性スタッフの育休取得率も上がってきていますよ。

私自身も家庭では家族の介護をしていますが、自身の経験からも働きやすさを感じますね。介護休暇などの制度を活用しながら、仕事と両立させていただいています。

これ以外にも、残業が少なめでワークライフバランスを取りやすいのもありがたい点です。終業前には管理職が中心となって声掛けをし、各自が勤務時間内に業務が終えられるようにみんなで業務を分担し合うなどの工夫をしています。

－この他、福利厚生などに関してアピールポイントはありますか？

当院では、入職時から年次有給休暇を付与しています。また、時間単位有給も導入していますので、ワークライフバランスが取れた就業が可能です。

また、職員食堂もたくさんのスタッフが利用しています。1食ワンコイン未満のお得な値段で栄養バランスの整ったメニューが食べられるため、好評ですよ。

－スタッフのスキルアップや人材育成に向けた取り組みについて、改めて教えていただけますか？

研修への参加や、認定看護管理者などの資格取得に向けたサポートを実施しています。業務に関連した内容の研修はもちろんですが、個人的に興味がある分野でも、上長に相談した上で参加することができますよ。スキルを磨きたい方、参加したい研修がある方は、ぜひ積極的に活用していただきたいですね。

また、院内での研究発表会も活発です。私たち看護部だけでなく、リハビリテーション科や放射線科などの各部門が取り組みを発表するもので、院内全体で質の高い医療を提供しようという機運が醸成されていると感じます。看護部内でも、スタッフが興味のある内容や疑問に感じている業務内容などについて、小規模な勉強会を開くことがありますよ。

－どんな人と一緒に働きたいですか？　または、どんな人が活躍できる職場ですか？

「真面目な方」「誠実な方」「元気な方」「素直な方」「健康な方」の5つを挙げたいと思います。自分自身もそのような人材となれるよう心がけながら、日々の業務に励んでいます。

当院にはブランクを経て入職してきたスタッフもいますが、経験が浅い方でも馴染みやすい職場環境のもと、しっかりとスキルを身につけて活躍しています。ですから、ブランクがある方も気負わずにご応募いただけるとうれしいですね。

私個人としては、経験の多さやスキルの高さよりも、患者さんを観察する力やちょっとした異変にも疑問を抱ける力の方が大切なのではないかと考えています。そのような視点を持ち、やる気がある方であれば、どなたでも大歓迎です。

－最後に、記事を読んでいる皆さんにメッセージをお願いします。

当院は、規模は小さめですが、地域に密着したアットホームな魅力のある病院です。新しい環境に飛び込んでいくのは不安もあるかと思いますが、上長や先輩にも相談しやすい雰囲気がありますので、ご心配せずにチャレンジいただけるとうれしいです！

病院見学なども随時開催していますので、当院に関心を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご連絡くださいね。皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。