利便性と専門性が強みの春日駅直結クリニック。ワークライフバランス重視の環境が魅力、DXによる業務効率化も|医療法人社団健稜会 文京小石川クリニック
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東京都文京区にある文京小石川クリニックは、内科や脳神経外科、呼吸器内科を診療科目に掲げています。都営三田線・春日駅から直結のビルのクリニックモール内に、2021年11月にオープンしました。
駅からアクセスしやすい好立地に加え、全身用CTなどの医療機器を取りそろえた充実の検査環境が大きな強みです。患者さんの仕事などへの影響や通院の負担を軽減するため、精密検査の結果が当日中に分かる体制を整えています。
また、脳神経外科や救急科を専門とする上田泰明理事長の他、呼吸器内科の専門医も常駐。各診療科目に精通した医師による診察を受けられる点が好評で、地域でも信頼されるクリニックの一つとなっています。
今回は、上田理事長にインタビュー。クリニックのコンセプトや診療へのこだわり、職場環境の魅力などについてお話を伺いました。
目次
大病院並みの設備とスピーディーな検査体制で、患者さんの負担を軽減
-貴院の診療やサービス面における特色・強みを教えていただけますか?
利便性と専門性を重視している点が、当院の大きな特色ですね。都営三田線・春日駅からは直結、東京メトロ南北線・後楽園駅からは徒歩3分というアクセスの良さに加え、全身CTスキャンといった検査機器の充実、そして専門医による診療を売りとしています。
私は開業医となる以前は、脳神経外科と救急医療に長年携わってきました。さらに、当院では原則として、標榜の診療科は専門医を取得している医師が担当しています。2022年からは呼吸器内科を常設。呼吸器内科の専門医も常勤の医師として在籍し、各々が専門性を発揮しながら、幅広い症状に対応中です。
当院にいらっしゃる患者さんは、地域にお住まいの方や近隣の企業にお勤めの方が中心です。やはり、専門医による診察へのニーズは高いと感じますね。
呼吸器内科の場合、長く継続する咳のご相談や、健康診断の精密検査などのご希望が多いようです。脳神経外科では頭痛のご相談や、頭部外傷による来院が多いですね。この他にも、一般内科では発熱や風邪といった身近な症状、高血圧や糖尿病といった生活習慣病などにも対応しています。
-医療機器が充実しているのも強みとのことですが、具体的にはどのような検査を受けられるのでしょうか?
全身用CTが代表的ですが、他にも喘息のチェックができる呼気一酸化炭素濃度(FeNO)測定装置、呼吸機能を検査するスパイロメーター、睡眠時無呼吸の検査機器、超音波検査装置、血球計数器、糖尿病マーカー検査機器など、さまざまな医療機器を取りそろえています。PCR検査などにも対応しています。
特に、全身用CTがあるクリニックは文京区内でも2~3箇所ほどと、それほど多くありません。さらに当院では、CTスキャンなどによる精密検査の結果を、その日のうちに患者さんにご説明できる体制を整えています。
大学病院のような大きな病院の場合、精密検査を受けるためにはまず紹介状が必要な上、受診して結果が出るまでに数日かかることが当たり前です。また、急な受診も基本的に受け付けてもらえません。日ごろからお仕事などで忙しい患者さんにとって、結果が出るまでに時間がかかる大病院は敷居が高いですよね。
そこで、多忙な患者さんでも気軽に専門的な検査や治療が受けられるクリニックをコンセプトとし、2021年11月に当院をオープンしました。
完全予約制で残業は少なめ。Web問診などのDX化も積極的に
-現在、どのようなスタッフ体制で診療を提供していますか? また、上田理事長から見てスタッフの皆さんの雰囲気はいかがでしょうか?
医師は常勤と非常勤を合わせて7人が在籍し、2診体制で診療を提供しています。呼吸器内科と脳神経外科ともに、女性の医師も在籍しているため、患者さんのニーズに広く対応できます。
それ以外のスタッフは、医療事務が2人、診療放射線技師が1人、看護師が2~3人の体制となるようにシフトを組んでいます。年齢層は30代が中心で、子育て中のスタッフも多く働いていますよ。
そのため、お子さんの体調不良などによる急な休みや早退にも理解があり、お互い様という気持ちで対応しています。シフトを組む際にも、万が一の欠勤時には同じ職種のスタッフがカバーできるような人員体制となるように調整しています。
-重点的に募集されたい職種は何でしょうか? また、入職後の主な業務内容を教えてください。
正看護師と医療事務のスタッフを募集したいと考えています。
正看護師の業務内容は、診察前の問診やカルテへの記載、採血、院内検査、注射、呼吸器関連の検査、医療機器のセッティング、予約の確認などです。
当院には多くの医療機器があるため、大変そうなイメージを持たれるかもしれません。しかし実際にはそう難しいものではなく、先輩スタッフがていねいに指導しますのでご安心ください。クリニックでありながら中核病院や大学病院と同様の精密検査を実施しているため、さまざまな医療機器を扱う経験が積めるのはメリットの一つだと考えています。
医療事務は、クリニックの顔ともいえる受付業務をメインに、簡単な問診やレセプト計算、処方せんや領収書の発行、書類整理などを担います。当院のお支払いは、カードと現金ともに自動精算機で行うため、金銭トラブルの心配はありません。
-続いて、職場環境についてもお聞きしていきます。スタッフが働きやすい環境づくりのために、取り組んでいることや力を入れていることはありますか?
当院は完全予約制のため、飛び込みの急患などのイレギュラーな対応はほぼ生じません。診療の終了時間が極端に遅くなることもなく、17時半ごろには退勤できるため、ワークライフバランスを充実させやすいと思います。
特に小さいお子さんがいる方にとっては、保育園のお迎えにも行きやすいのではないでしょうか。お迎え時間の関係からお仕事を諦めてきたという方も、検討していただきやすいかもしれません。
また、現在はクリニックレベルでも医療のデジタル化(DX)が進んでいる時代。当院でも業務の効率化を兼ねてデジタル化や機械化を積極的に進めているため、今の医療に遅れをとらないようにお仕事を継続するメリットもあると思います。
一例として、当院ではWeb問診システムを導入しています。患者さんが実際に来院する前に受診内容が分かるため、事前にどんな検査や処置の準備をする必要があるか把握しやすいのは大きなメリットです。それに沿って業務を進めていけばスムーズに終えることができますし、患者さんにとっても待ち時間が大幅に短縮されるなどの良さがあります。
会計時の自動精算機も、業務の効率化に大きく役立っていますね。レジの打ち間違いやお釣りの渡し間違いなどのヒューマンエラーを防げるのはもちろんのこと、営業終了後の締め作業の手間が圧倒的に削減されました。残業も少なく退勤できるため、働きやすさにつながっていると考えています。
あとは、駅から近い立地は働く側にとってもおすすめのポイントだと思います。通勤のしやすさは、シンプルながら大きなメリットになりますね。
患者さんにとってもスタッフにとっても快適なクリニックを目指して
-貴院で働くことで、どのような経験や成長が望めますか?
当院の看護師の皆さんには、診察中に医師のそばに控えて指示を待つ昔ながらのスタイルではなく、問診の内容に対してどんな準備が必要か自分で考えながら動いてもらうようにしています。こうした働き方を通し、医療スタッフとしての自主性や積極性が養われていくのではないでしょうか。
また、当院は診察の終了時間が早めなので、終業後のプライベートやご家庭の時間をしっかり確保しながら、メリハリをつけて働きやすい職場です。子育てなどでいったん休職しているものの、医療現場での仕事の勘を失いたくない、キャリアを途絶えさせたくないという方でも無理なく働けると思いますので、ぜひご検討いただきたいです。
-今後、地域の中でどのようなクリニックを目指していますか?
冒頭で説明した通り、当院は駅近の立地や充実した医療機器、そして専門医による診療という強みにより、他の医療機関と差別化しています。診療時間は比較的早めに終了するものの、それでも患者さんに選んでいただき、診察や治療のメリットをお届けできることを心がけています。
ゆくゆくは、「脳神経外科や呼吸器内科に関する困りごとは、文京小石川クリニックに行けば何とかしてくれる」と地域の皆さんに思っていただけるよう、認知度を上げていければ何よりです。
こうした患者さんの満足度向上と同時に、スタッフにとって働きやすい環境づくりも両立して進めていきたいですね。特に、ワークライフバランスを充実させやすい点は強みとしていきたいです。
-どんな人と働きたいか、どんな人が活躍できるかなど、求める人材像や採用時に重視する点を教えてください。
当院ではデジタル化などの取り組みにも力を入れているため、新しいことにも前向きに挑戦し、どんどん吸収していける意欲のある方を歓迎いたします。また、その時の状況に応じ、どのように動けばいいか臨機応変に判断しながら働ける方だとうれしいですね。
-最後に、記事を読んでいる求職者の皆さんに対し、メッセージをお願いします。
当院に関心を持ってくださった方がいればうれしい限りです。まずは職場見学のご相談からでもOKですので、ぜひお気軽にご連絡ください。
皆さまからのご応募やお問い合わせ、お待ちしております。そして、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。