育成・福利厚生・チーム連携がそろった職場で、キャリアもライフスタイルも諦めずに働く|医療法人社団東光会 西東京中央総合病院
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東京都西東京市に位置する「西東京中央総合病院」は、地域に根ざした医療を提供し続ける急性期病院です。270床を有する規模ながら、循環器・整形・脳外科など多岐にわたる専門診療科を備え、地域住民から厚い信頼を集めています。
そんな同院を運営するのは、1都4県に120を超える施設を展開する「戸田中央メディカルケアグループ(TMG)」。グループ全体で約16,000名の職員が在籍しており、安定した基盤と充実した福利厚生、そして幅広いキャリアパスが魅力です。
今回は、実際に現場を支える総務課課長の小島さんと、医事課課長の青木さんにインタビューを実施。病院全体の雰囲気や職場の人間関係、グループならではの制度や教育体制など、求人票だけではわからない“働くリアル”を語っていただきました。「どんな人が働いているのか」「現場の空気はどうか」そんな視点で読んでいただくと、きっと西東京中央総合病院の魅力が見えてくるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
目次
職種を超えてつながる アットホームな職場風土
―病院全体の雰囲気について教えてください。
小島さん:
はい。当院には500名を超える職員が在籍していますが、非常に風通しのよさを感じます。私自身、TMG(戸田中央メディカルケアグループ)内の別病院から5年前に異動してきたのですが、初日からこの病院のあたたかい雰囲気には驚きました。部署間の壁もなく、職種の垣根を越えて気軽に声をかけ合える関係性。まさに「アットホーム」という言葉がぴったりの職場だと思います。
青木さん:
私は他法人からの転職で当院に入職しましたが、この病院に来てまず感じたのは“横のつながり”の強さです。病院の規模に対して職種間の壁が非常に低く、情報共有や協力体制も自然な流れで行われていました。印象に残っているのは、泌尿器科の先生が「もっと病院を知ってもらいたい」と、主体的にSNSを立ち上げたこと。看護部門もそれに続き、自発的な発信を続けています。おかげで全体的に、明るく前向きな空気が広がっていると感じますね。
―新しい職員を迎える体制についてはいかがですか?
小島さん:
当院は若手職員が多く在籍しているため、新しく入職された方も馴染みやすいのではないでしょうか。年齢の近い先輩職員が積極的に声をかけてくれるので、不安を感じることなく日々の業務に取り組んでいただけると思います。実際、「気軽に質問しやすい」「先輩が丁寧に教えてくれる」といった声も新人職員からよく聞かれます。上司と部下の関係がフラットであること、ちょっとした疑問や意見を伝えやすいということは、気持ちよく働くうえで欠かせないことですよね。
青木さん:
新入職員向けのサポート体制としては、入職後すぐに行われるオリエンテーションだけでなく、現場配属後も教育担当がついてフォローしています。また、歓迎イベントも充実していて、たとえばリフレッシュ研修では自然の中でバーベキューを楽しんだり、部署を超えて仲間と交流できる機会が用意されています。ほかにも、病院の会議室を使った歓迎会では100名以上が集まり、和やかな雰囲気の中で新しい仲間を迎え入れています。そうした“最初のつまづき”を減らす取り組みが、結果的に早期の職場定着にもつながっていると感じます。
グループの強みを活かし、自分らしいキャリアが描ける
―青木さんは転職で西東京中央総合病院へ来られたとのことですが、その背景や決め手を教えてください。
青木さん:
はい。前職も急性期病院でしたが100床前後の規模だったため、もう少し大きな環境で専門性を深めたいと思っていました。西東京中央総合病院は270床を超え、診療科も幅広い。この病院ならより深い医療の現場に携われる、そう感じたんです。
現在ではこれまで経験できなかった手術や疾患に関わる機会が増え、自身の成長を感じます。また、TMGの一員として、今後のキャリアの選択肢が広がる点も大きな安心材料でした。
―グループ内異動の制度についても教えてください。
小島さん:
TMGグループでは年1回、異動希望を出せる制度があります。もちろん、必ずしもすべての希望が通るわけではありませんが、結婚や転居、家庭の事情に応じて勤務地の相談ができるのは大きなメリットですね。たとえば都内から千葉に引っ越すことになった場合でも、近隣のグループ病院に転勤することで仕事を続けやすい環境が整っています。
安心して働ける、手厚い福利厚生とサポート体制
―福利厚生についてはいかがでしょうか。
小島さん:
当院では2024年4月から年間休日が122日に増えました。これまでも職員から「もう少しお休みがあれば…」という声が多く寄せられていた部分で、今回そんな職員の声が通り実現した形です。プライベートの時間をしっかり確保できるようになったことで、仕事とのメリハリがつけやすくなり、心身ともに健康的な働き方ができるようになったと感じています。職員の満足度も非常に高いですね。
青木さん:
福利厚生に関しては、グループ全体でのサポートが本当に手厚く、私自身も転職してきてその充実ぶりに驚きました。たとえば単身者向けの職員寮は月2.2万円で利用でき、敷金・礼金といった初期費用もかかりません。入職直後から入居できるため、地方出身者にとっては安心してスタートできる環境です。
実際、私も入職当初は寮を利用しており、同じく地方から出てきた同期とすぐに仲良くなれました。生活面での不安が少なければ、仕事にも集中しやすいですよね。また、住宅手当が支給される点も大きな魅力で、「安心して暮らせること」が働きやすさにつながっていると感じます。
―子育て支援も整っていると伺いました。
青木さん:
はい。病院敷地内にある『竹の子保育室』は24時間対応で、病児保育や夜勤明け保育にも対応しています。また、小学生低学年まで預けられる学童保育の機能もあり、お子さんが成長しても長く利用できるのは保護者にとって非常に心強いポイントです。通勤時に一緒に登園し、同じ敷地内で預かってもらえるので、お子さんがいる職員も安心して勤務できますね。
また、育児に関する制度も年々進化しており、男性職員の育休取得も徐々に浸透しています。実際に取得している職員も増えてきており、「育児は女性だけのものではない」という意識がしっかり根づいてきたと感じます。男女問わず子育てしやすい環境づくりが進んでいることは、当院の大きな魅力だと思います。
小島さん:
そのほかにも、住宅手当(月15,000円)をはじめ、福利厚生サービスによる映画・宿泊・レジャー施設の割引、職員食堂の利用補助、定期的な人間ドックの補助、さらにグループ内の医療機関で診療を受けた際の費用補助制度など、あらゆる角度から職員の生活を支える仕組みがあります。
特に診療費補助は職員だけでなく、家族にとっても安心材料になりますね。医療法人ならではの制度が整っていることで、日々の働きやすさだけでなく将来的な安心にもつながっていると実感しています。
教育体制と働きやすさの両立へ向けた取り組み
―教育体制について教えてください。
青木さん:
入職後は3日間のオリエンテーションがあるのですが、院内各部門の専門職員が講師を務め、病院全体の基本的なルールや業務の流れを丁寧に説明しています。医療職・事務職を問わず全職員が対象で、配属前にすぐ全体像を把握できるのは安心感につながると考えています。その後、現場に配属されてからも継続的なフォローがありますし、グループ全体としても年間を通じて様々な研修を用意しています。接遇やPCスキル、リーダーシップ、専門分野別の講座など、自分の関心や業務に合わせて選べる点が魅力です。しかも勤務時間内での受講が認められているので、無理なくスキルアップしていけますね。
小島さん:
また、当グループでは育児や介護などで一時的に現場を離れていた方、つまりブランクのある方の再就職も積極的にサポートしています。座学から実技まで丁寧な研修カリキュラムが組まれており、復職後もマンツーマンでのフォローが続くため、「現場についていけるか不安…」という方でも安心してスタートできる職場です。長いお休み期間があることを理由に医療の仕事を諦めかけていた方にとって、再チャレンジしやすい環境が整っているのは大きな魅力ではないでしょうか。
―働きやすさという点では、マネジメント面での工夫もありますか?
小島さん:
私が所属する総務課は15名程度の小規模な部署なので、職員一人ひとりに目が届きやすく、日ごろから細やかな変化に気づけるよう意識しています。特にマスク着用が日常となっている今、ちょっとした表情の変化や仕草、話し方のトーンなどから、体調や気分の浮き沈みを感じ取るようにしています。
直接的な声かけが難しい場面でも、さりげなく「最近どう?」と話しかけることで、職員が安心して相談できる空気づくりを心がけています。年齢や経験年数を問わず、気軽に頼ってもらえる存在でありたいですね。
青木さん:
医事課は約50名と大所帯なので、外来・入院・医療情報管理・コンシェルジュなどのユニットに分け、それぞれに責任者を配置しています。現場をひとりで見きれないからこそ、リーダー層との連携が重要です。定期的に報告や相談の機会を設けることで、メンバーの様子や変化を把握し、必要に応じて個別のフォローや声かけを行っています。
忙しい時期でも、職員の声にきちんと耳を傾けることで、安心して働ける環境づくりにつながっていると感じますね。また、メンバー同士の関係性も良く、チーム全体で支え合う風土が根づいているのも大きな強みです。
―最後に、求職者へのメッセージをお願いします。
小島さん:
私は「自分の意思を持ち、主体的に行動できる人」と一緒に働きたいと思っています。医療とは瞬時の判断や責任ある行動が常に求められる場所ですから、自ら考え、動けるということは何よりも大切なことだと思うのです。また、私たちが大切にしているのは、職員の意見にちゃんと耳を傾けること。そのため、自分の考えをしっかりと持ち、発信してくれる方は大歓迎なんです。ただ、必ずしも今、明確な目標がなくても構いません。これから見つけていきたいという方も、前向きな姿勢があればきっと大きく成長できますから。
青木さん:
どんなに忙しい場面でも「患者さんのため」という軸を忘れずに行動できる方にぜひ入職して欲しいですね。仕事は時に大変なこともありますが、その中でも相手の立場に立って物事を考えられる方は、医療の現場でとても頼りにされます。当院には、多職種が協力し合える土壌がありますので、仲間と助け合いながら成長していける方にとっては、非常にやりがいのある職場だと思います。私たちは、チームの一員として共に医療を支えてくださる方を、心よりお待ちしています。