近畿トップクラスの人工関節センターを有する整形外科病院。明るい職場で、仕事もプライベートも大切にした働き方を｜医療法人啓信会 大阪整形外科病院

風通しの良い明るい環境が魅力

－スタッフの皆さんの雰囲気はいかがでしょうか？

年齢層は20～40代が多く、既婚者や子育て中の人でも無理なく活躍できる環境です。看護師、看護助手ともに、明るくて優しいメンバーがそろっています。もちろん、他の職種も親切で協力的なため、部署の垣根なく協力できる雰囲気があります。

入職したばかりの頃は人間関係に不安を感じる事も多いですが、「先輩が積極的に話しかけてくれたおかげで、すぐに打ち解けることができた」と安心する声をよく聞きます。中には、「とても良い雰囲気なので、知り合いに当院で働くことをおすすめしている」というスタッフもいるんですよ。

師長とも距離が近く、風通しが良いのも魅力。疑問点があれば相談しやすく、レスポンスも早いので、働きやすさにつながっています。

－日ごろのお仕事内容や患者さんとの接し方などについて教えてください。

看護部の主な業務内容は、病棟での患者さんのケアや手術への対応です。常に患者さんファーストを念頭に置き、スタッフ同士の連携や患者さんに関する情報収集を徹底して業務に臨んでいます。

日勤は看護師7人体制とし、1人当たり1日に6～8人の患者さんを受け持ちます。病室数でいえば2部屋ほどです。夜勤は2人体制で、回数は平等に割り当てています。夜勤経験の浅い人は、リーダーや経験のあるスタッフと一緒に入るように調整するため、不安なく勤務できると思います。

病室への巡回は、起床時や食事の配膳時などに実施。朝の巡回では検温や血圧測定の他、シャワーを浴びることができない患者さんの清拭などを行います。整形外科は自立している患者さんが多いため、身体介助は比較的少なめですね。

特に、手術後まもない患者さんの場合、手術翌朝の起床時まではこまめに病室へ行って経過を観察しています。その後、手術から2日目くらいまでは、午前と午後に巡回。座薬などの投薬がなく、歩行器で自立できている患者さんの病室には朝の巡回だけというように、患者さんの状態に合わせています。

基本的にイレギュラーな業務は少ないと思っていただいて問題ありません。ただ、患者さんが手術から帰ってくるのはお昼ごろのことが多いため、その時間帯は特に忙しくなります。

手術を控えている患者さんは、不安な気持ちを抱えている人も多いです。その気持ちを少しでも和らげられるよう、看護師一同、ていねいな説明や対応を心がけています。

－業務の役割はどのように分担していますか？

まず、リーダー業務は看護師全員が担えるように、シフトで平等に割り当てるようにしています。具体的には、日勤を3日間勤務すれば病棟の状況がほとんど把握できるので、日勤3日目などのタイミングを見計らってリーダーになるよう、勤務表を調整します。

続いて、シャワー係は看護師とヘルパー（看護助手）がペアとなり、患者さんのシャワー浴の介助をします。入浴介助は蒸し暑く大変な仕事。誰かに負担が偏ることのないよう、みんなが平等に回していく形でシフトを組んでいます。

この他にも、院長回診の際に師長と一緒に回る院長回診係や、入職して間もない看護師の教育担当係などの役割があります。

また、看護部では、看護師とヘルパーが連携しながら働いています。看護師が患者さんを手術室に送った後、ヘルパーは術後のベッドを準備。ベッドセットの酸素ボンベや電気毛布、点滴設置などの必要な物品がそろっているかの確認は看護師が担当します。入院セットなどの消耗品や入院衣、布団やシーツなどの準備や在庫管理はヘルパーが行っています。

－日勤と夜勤の引継ぎはどのように行っていますか？

手術後の患者記録シートの受け渡しや、電子カルテ内にある「患者メモ」の記録内容を確認することで申し送りの機能を果たしています。患者メモはみんなで共有できるため、申し送りに関わる業務が少なくなり、効率アップや残業時間短縮にもつながりました。ちなみに当院では、電子カルテ用のパソコンを1人1台使えるように用意。可動式のカートがあるため、患者さんの病室へ行く際にパソコンを持っていき、その場で記録することもできますよ。

チームワーク良く、効率良く。残業少なめだからプライベートも充実

－続いて、職場環境についてお聞きします。働きやすさという面から見て、貴院にはどのような魅力がありますか？

まず、残業はほとんどなく、基本的に定時で帰れるのはすごくありがたいですね。残業がないと身体への負担も少ないため、翌日以降の業務の質向上にもつながっていると感じます。

残業の少ない環境を実現できているのは、チームワークや思いやりのある職場だからこそ。終業時間が近づいてきたらお互いに声をかけ合いながら業務の進み具合を確認し、終わっていない業務があればみんなで協力して終わらせ、全員が定時で帰れるように心がけています。

もし残業が発生した場合でも、「時間外は時間で返せる」制度があるのも助かります。これは、時間外勤務をした分は出社時間を後ろ倒しにしたり早上がりしたりできるというもの。残業をした翌日以降、状況を見て師長や主任が残業の振替を指示してくれるので、気を遣わずに早上がりなどがしやすいです。

また、院内の手順委員会では効率の良い業務の進め方のマニュアルを作成し、必要に応じて内容を修正して周知しています。

お休みも希望通り取りやすいですよ。有休消化率も90％と非常に高く、仕事もプライベートも充実させたい人におすすめです。

繰り返しになりますが、チームワークの良さは働きやすさの大きな理由ですね。例えば、1人で複数の手術後の患者さんに対応するのはすごく大変なんです。そんな時は、手の空いている看護師が率先し、患者さんが病室に帰って来た時の機器の装着などの準備を手伝う様子がよく見られます。

－出産や育児などのライフステージに変化があるスタッフに対しては、どのようなフォロー体制がありますか？

産休前の時期は、つわりなどの体調を考慮しつつ、本人と相談して無理なく勤務できるようにしてくれます。

体力を使うような仕事は避け、病棟全体を見るリーダー業務など、比較的体力を使わない仕事を優先して担当してもらいます。夜勤についても本人の希望に沿うように調整します。

無事に出産を終えて育休から復帰したら、業務の感覚を取り戻すまで周囲がサポート。もちろん時短勤務希望も相談可能です。ちなみに時短勤務の間は、リーダー業務の担当はありません。

－スキルアップやキャリアアップに向けた取り組みがあれば教えてください。

看護部内の教育委員会で内容を話し合い、当院で生かせる知識やスキルが身につくような研修を定期的に開催しています。昨年は年間で11回の研修を実施しました。委員会活動の準備などは業務時間内で行うため、残業などへの影響はありません。

また、整形外科の全ての分野に精通した看護師を育てるため、2年ごとに部署異動があるのも特徴的です。異動後の業務に少しでも早く慣れる環境づくりのため、各階の備品配置などのシステムを統一し、配置場所が分からないなどの混乱が起きないように工夫しています。

部署全体でフォローするから、未経験でも安心

－中途採用者に対してはどのようなフォロー体制がありますか？

独り立ちまでのフォロー期間は、それぞれの経験やスキルに応じて1～3か月を目安にしています。整形外科が未経験でも、基本的なことから丁寧に指導するため、やりがいがあるはず。これまでの経験に応じた業務習得目標を立て、指導や教育をじっくり進めていきます。

教育係としてメインのプリセプターが配置されます。また、業務習得の進み具合を確認しながら、部署全体でサポートする風土があります。習得状況を部署内で共有できるツールを活用し、同じことを重複して教えたり、教え漏れが出るのを防いでいます。電子カルテの操作も、慣れるまでマンツーマンで指導しますよ。

業務マニュアルや習得状況のチェックリストも完備しています。入職したばかりで慣れていない時期でも、それを確認すれば分からない部分を明確に認識できるため、先輩にもより具体的な質問がしやすいメリットがあります。

当院は急性期の病院ですが、業務を効率よく進めるためのシステムが整っています。そのため、看護師の気持ちに余裕があり、ピリピリした雰囲気はありません。疑問点や不安な点があれば誰にでも相談しやすい環境があり、新人でも安心して働けるのではないでしょうか。

－最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

当院は残業が少なく、ワークライフ・インテグレーションを大切にしながら働ける環境が整っています。スタッフ同士のチームワークが良いのも自慢で、お互いに協力し合う体制ができていますよ。

整形外科での経験を積みたい方、明るい雰囲気の職場で働きたい方にはおすすめの職場です。ぜひ、お気軽にご応募くださいね。