未経験・無資格からOK。働きやすい環境で、地域に愛されるケアを届ける｜埼玉あすか松伏病院・埼玉あすか松伏病院介護医療院

「この病院はよかったわ」と患者さまの言葉が物語る、「ここの介護医療院はよかったわ」と入所者さまの言葉が物語る、地域に寄り添うケアのカタチ。

ーはじめに、埼玉あすか松伏病院・埼玉あすか松伏病院介護医療院が地域の中でどのような役割を担っているのか、大切にされている理念について教えてください。

当院は、「人に優しく和をもって、優れた医療介護を地域に提供します」という理念を持っています。この地域に暮らす皆さまが、いざという時に安心して頼れる病院・介護医療院であることが、私たちの役割です。この理念を毎朝の朝礼で、みんなで声を合わせてから、1日をスタートさせているんですよ。

実際、入院される患者さまは、ほとんどがこの地域にお住まいのご高齢の方々です。そのため、患者さまだけでなく、ご家族さまとも顔なじみになり、長いお付き合いになります。

この地域に根ざした医療を提供するためには、治療のほかにも、信頼関係を築くことが大切になってくるんですよね。だからこそ私たちは、患者さまやご家族さまに安心して入院生活を送っていただくために、まずは一人ひとりの話にじっくりと耳を傾けることがすべてのケアの基本になっています。

ー看護師との連携について、詳しく教えていただけますか？

介護職にとって、看護師がいつもそばにいてくれる安心感は本当に大きいです。常に介護職と看護師は一緒に仕事をしているので、とても心強いですね。例えば、患者さまのことで「あれ、昨日とちょっと様子が違うな」とか、「褥瘡（床ずれ）の状態が少し良くなってきたから、ケアの仕方を変えてみようかな」といった小さな変化に気づいた時も、すぐに看護師に報告できる雰囲気があるんです。

そうすると看護師はすぐに患者さまを診て、先生に報告して、対応が決まっていきます。このスピード感と、いつでも話を聞いてもらえる雰囲気があるから、私たちは安心して介護業務に専念できます。この連携のスムーズさが、うちの病院の強みだと感じています。

ー日々の業務の中で、この仕事をしていて良かったなと感じるエピソードがあれば教えてください。

入院されていた患者さまが元気になってご自宅に帰られた後、「この病院はよかったわ」「大変お世話になりました」という心のこもった手紙をいただきました。手紙をいただくと、看護師も介護職もみんなで「ああ、私たちのやってきたことは間違いじゃなかったんだな」「頑張ってきてよかったな」って、心から思うことができます。これ以上のやりがいはないですね。

ー逆に大変なことはありますか？

介護職は体を動かすことが多いため、肉体的には大変な仕事です。ですが同時にとてもやりがいのある仕事です。特に患者さまとの温かいコミュニケーションを通じて、日々感謝の気持ちを受け取ることができるため、そんな時は日頃の疲れが吹き飛びます。また自分自身の体を壊してしまわないように健康管理を常に意識するため、心も体も健康に働くことができます。休日にはリフレッシュする時間をしっかり確保することで、メリハリのある生活を送れますよ。

だからこそ、自分の体のケアは本当に大切です。私も若い頃は腰は痛くなかったのですが、今は腰にコルセットをしたり、家に帰ったらストレッチをしたりしています。また、休日は仕事のことは忘れて、仕事のオンとオフをはっきりするようにしています。

未経験でも一人にしない。マンツーマンの丁寧なサポート

ー新しく入職された方やブランクのある方へのサポート体制について、教えていただけますか？

新入職員の方には、基本的にマンツーマンで先輩がつきます。朝食準備から、おむつ交換、入浴介助など、業務の始めから終わりまで、すべて一緒に行動します。始めから、一人に任せることはありません。

理想としては1ヶ月くらい、マンツーマンでしっかりサポートしていきます。あくまでもサポート期間は目安になり、その方の経験や習熟度に合わせて、独り立ちのタイミングは柔軟に調整しています。

独り立ちした後も、フロアには必ず複数のスタッフがいるので、決して一人で仕事を抱え込む環境ではありません。常に周りが協力して、声をかけるようにしています。この「何かあったらすぐに聞ける」という安心感が、うちの職場の良いところだと思います。

ー夜勤業務は、いつ頃から担当することになるのでしょうか？

夜勤をお願いするのは、早番と遅番の業務に慣れてからですね。ですから、入職してすぐに夜勤業務を任せることはありません。

私たちはスタッフが安心して働くことが、何よりも患者さまの安全に繋がると考えているんです。だからこそ、まずは早番と遅番などの日中業務にしっかり慣れてもらうことを大切にしています。

もちろん、初めて夜勤に入る時は、先輩が必ず一緒についてサポートします。一人で夜勤を任せるようになってからも看護師と一緒に業務にあたるので、心配しなくて大丈夫です。

ー院内での研修や勉強会はどのように行われていますか？

月1,2回、病院・介護医療院全体でさまざまなテーマの勉強会を開催しています。医療安全や感染予防対策、口腔ケア、褥瘡（じょくそう）予防のためのポジショニング、新しいおむつの使い方に関する講習会など、内容は多岐にわたりますね。

なるべく勉強会は、勤務時間内に終えるように計画しています。早番スタッフが勤務終了時刻の30分前に参加する形式です。遅番や夜勤のスタッフも参加できるように、同じテーマの勉強会を日付を変えて、複数回開催しています。

7時間勤務＆社食280円！安心して働ける福利厚生が充実

ー働きやすいポイントを教えてください。

一番はやっぱり職場の雰囲気が良いことですね。介護職だけでなく、看護師やリハビリ、事務スタッフも含めて、病院全体のコミュニケーションがとても良好なんです。何か不安なことがあっても、溜め込まずに誰かに話せる雰囲気があります。

それから、プライベートの時間がきちんと取れることも働きやすいポイントの一つです。当院は7時間勤務で年間休日も120日以上あり、残業もほとんどありません。特に早番は15：30に終わるので、夕方からの時間を有効に使えるのがありがたいんですね。

ー福利厚生のPR点を教えてください。

保育室や車通勤の際の無料駐車場がついています。それと、社食が1食280円で食べられるんです。しかもご飯のおかわりが自由です。また、ユニフォームも病院が用意してくれてクリーニングもしてもらえるので、自分で洗濯する手間もありません。毎日働く私たちにとって、このような制度があるのは、本当にありがたいです。

ーどのような方と一緒に働きたいと思われますか？

やはり、前向きでチームワークを大切にできる方ですね。

私たちは、新入職員の方が1日でも早くプロとして自信を持って働けるように、全力でサポートしたいと思っています。だからこそ、スタッフの成長に繋がるような前向きなアドバイスは、どんどん伝えていきたいです。

実は私自身、新人だった頃はとても熱心に指導してくれる先輩に育ててもらいました。そのおかげで成長できたと、今では本当に感謝しています。

ただ、これは一方的な指導という意味ではありません。私たちも新入職員の方の意見にしっかり耳を傾け、お互いの考えを共有したいと思っています。そうやってお互いを尊重し合いながら、チームとして一緒に成長していける関係を築いていきたいですね。

ー最後に、これから応募を考えている方へメッセージをお願いします。

私自身、実は未経験・無資格から介護の仕事を始めました。話を聞いているうちにご縁をいただき、気づけば後輩を指導する立場になりました。

未経験から介護に飛び込もうとする方が不安に思うのは、とても自然なことだと感じています。ですが、この仕事で一番大切なのは、技術や知識よりも「やる気」と「相手を思いやる気持ち」です。その気持ちさえあれば、一人前になるまでチームみんなでしっかりサポートしていきます。

介護職員は50代の方が多く、平均年齢は高めです。だからこそサポート体制が充実しており安心感がある職場なので、年齢に関係なく、この仕事に興味を持ってくださる方なら、どなたでも大歓迎です。