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有休取得率95%以上 託児所完備 高齢者の多い地域の医療を支える|医療法人社団晃進会 たま日吉台病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

「たま日吉台病院」は神奈川県川崎市にある、内科や外科、救急からリハビリ、健診まで幅広い医療を提供する病院です。高齢者人口が多い地域に位置し、ご高齢の患者様も多いことから、訪問リハビリや訪問看護も提供して地域の医療を支えています。残業は少なく、部署同士や病院全体で人が足りない時には補い合ったり、「お互いさま」の精神で子育ても協⼒しあいながら業務を進めています。院内託児所も完備されているほか、有休を組み合わせて長期休みを取ることも可能です。
患者様が住み慣れた環境に安心して帰れるよう、回復をサポートする「たま日吉台病院」。看護部では資格取得支援制度もあり、キャリア支援にも力を入れています。福利厚生制度も充実しており、1時間単位で有休が取れる制度や、ディズニーの割引チケットも人気です。本日は、看護部長の中澤様に、職場の雰囲気や働くやりがいなど詳しくお話を伺いました。

目次

高齢者が多い地域の医療を支え、救急から訪問診療まで提供する病院

―たま日吉台病院は、どのような病院ですか。

当院は川崎市の北部にあります。高齢者人口が多い地域で、周りに老人施設や特養などの施設も目立ちます。訪問診療も現在180人ほど受けており、高齢者を中心に医療を展開しています。

―今回募集している職種のお仕事内容をご紹介いただけますか。

看護師は8時45分から申し送りや診療の準備に⼊ります。二次救急で⾼齢者に特化しているため朝から⼊院の問い合わせや緊急転院などの相談が⼊ります。そのため、⼊院の受け⼊れ準備や診療の介助・注射・処置などの業務に対応します。また、⾼齢者というとほとんどの方に何かしらの⽀援や介助が必要なため、看護補助者を多く配置し、患者様に不安のないように協⼒しています。医師とは週1回のカンファレンスの定期的に行われ、他部署と情報共有を行いながら進めています。

―スタッフの皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

相手のことを思いやる接遇に力を入れています。人は些細な言葉で傷ついてしまうこともあるので、相手の気持ちを考えながら話すことの大切さを職員には伝えています。

私の母が数ヶ月前から当院に入院しており、私自身も患者側の目線からいろいろと経験する中で、自分の看護をもう一度見直さなくてはいけないと思いました。

患者様のためにも、働く自分のためにも、人に優しくすることを大事にするよう、職員に働きかけています。

―たま日吉台病院で働くやりがいをどんなときに感じますか。

私は、「あなたがいてくれてよかった」と言われたことが、私⾃⾝の励みになりました。職員も⼈の役に立ちたいと思って看護師になっている方が多いのではないかと思います。⾼齢者が多いということは患者様の死にも立ち会う機会が多くなります。その時に患者様が少しでも穏やかな表情で最後をお迎えになったときに、よかったと実感します。⾃分たちの行ってきた看護を常に振り返りながら今⽬の前にいる患者様と向かっているときが看護のやりがいにつながっていくのではないかと感じます。

20代〜30代の職員が多く、明るい職場 有休を組み合わせて長期休みも可能

―職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。

看護部全体では190名程度の職員がいます。男性は現在3人程度と少ないですが、病院全体を見ると介護職には男性が多いです。

年齢層としては、20代後半から30代半ばの職員が多いです。子育てをしている人や、これから結婚して第2の人生を歩もうとしている人たちですね。

療養病棟は年齢層が少し高めで、ゆっくり一つずつ重ねていくような性格の人が多いです。一般病棟の職員は、その場での判断が求められる環境なので、反応が早い人たちが多い印象がありますね。

休憩時間には、職員同士で子育ての仕方を相談していることが多いです。家事と仕事の両立や、子どもの習い事、発熱した時の対応などが話題にのぼっています。

子育て中の職員がとても多いので、誰かが休んだら他の人が頑張るなど、お互い様の精神が根強くある職場だと思います。

―普段、仕事上のコミュニケーションはどのようにとっていますか。

声を出してお互いにコミュニケーションをとることを大事にしています。声をかけ合うことで、お互いの存在を大事にして、助け合う感覚が生まれています。

また、目標管理の面談を年1回、人事考課を年3回と、年に最低1人4回は面談を実施しています。

OJTの時にはその場で担当の主任やプリセプターが相談に乗るようにしています。メンタル面でサポートが必要な職員に関しては、産業医やカウンセラーと話せる場をセッティングしています。

―ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。

残業はゼロではないですが、例えば保育園のお迎えに間に合う時間帯に帰る人や、自分の趣味のために休みをしっかり取る人など、働き方は柔軟です。

有休の消化率は90%以上で、私は100%取っています。一生懸命頑張る分、休みたい時に休むというバランスはみんな取っていると思います。10日間連続して休む人も、5日間×2回休む⼈もいます。仕事に支障がない程度に、バランスよく休んでいます。

残業に関しては、療養病棟ではほとんどありません。一般病棟では救急の対応があるので、17時以降に患者様が入ってくることも多く、残業はゼロではないです。でも、ほかの総合病院や大学病院に比べれば少ないですね。だいたい皆18時半までに帰っており、残っているのは師長たちくらいですね。

―業務効率化の取り組みはしていますか。

残業時間を見ながら、必要なところに人材を補充しています。

できるだけ残業を減らせるよう、例えば人がいない時には他部署から応援に行くなど、院内で応援体制を整えています。

例えば、ご⾼齢の患者様にとっては食事を摂取することは⼤事です。嚥下の低下などどうしても⾼齢の⽅には障害が出てしまうので、時間をかけ食事摂取を促すため介護者・介助者が多く必要となります。そういう時にはリハビリの⽅が応援に来てくれるなどの応援体制もあり、病院全体で足りないところや補える部分は助け合う環境が整っています。

24時間体制の院内託児所完備 資格取得支援制度もあり

―待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

1時間単位で有休の取得ができるので、例えばお子様の三者面談などがあった際に1時間だけ有休を使って早めに退勤することもできます。また24時間体制の院内託児所も完備しています。

福利厚生のプログラムは充実しており、その一環で、ディズニーコーポレートプログラムという、ディズニーの割引券を職員に毎年プレゼントするプログラムがあります。休みの日に家族でリフレッシュできるので、職員には好評です。

またグループで野球スタジアムの年間シートとBリーグの会場の年間シートを持っているので、抽選にはなりますが、当たれば無料で野球とバスケットボールの観戦もできます。くじに当たると、湯河原などの温泉に安く行けるメニューもあります。

育児休暇の取得率も高いです。お子さんが小学校に上がるまで時短勤務をする職員がほとんどですね。病院のサポートが充実しており、3人、4人とお子さんがいる人も多いです。

―たま日吉台病院で働くことで、どんなスキルを身につけられますか。

当院は、ご高齢の患者様が多いですが、専門病院ではないので、一般的な状況を網羅して見ることができます。

また訪問看護ステーションもあるので、病院だけではなく在宅までつながった、継続的な関りを経験することができます。退院支援については、普通の病院に比べても学ぶ機会が多いと思います。

―スキルアップに向けた支援はありますか。

ラダー制度があり、職員のライフスタイルに合わせてバランスよく自己研鑽を積めるようにしています。それ以外に、例えば認定看護師や特定看護師になりたい場合には支援金制度を活用することもできます。

eラーニングも、必須で見る内容を決めて、家で家事をしながらでも学べるよう、皆が見やすい仕組みづくりをしています。

病院全体として教育には力を入れていて、1人1人の職員が少しでも前進できるよう、例えば誰かが研修に行ったらその内容をほかの職員に共有するといった機会も多くあります。

―求める人材像について教えてください。

看護師という仕事に興味があり、働くことが好きな人に来てほしいと思います。キャリアの最後に「看護師で良かった」と思えるような経験を積みたいという人に来てもらえれば、私たちから様々な形でサポートや勉強の機会を提供できると思います。

また、当院では高齢者に向けた医療を求められるので、病院だけではなく、地域にもチーム医療が広がっていくような仕事に興味を持ってくれる看護師に来てほしいですね。

外来や病棟の希望はもちろん皆さんありますが、当院のようなご高齢の患者様が多い病院では、どの病棟であっても、患者様は自宅や住み慣れた施設に帰りたいという希望を持っておられます。そういう部分を理解して、自分が今できることを努力してやっていく気持ちがある人を求めています。

―入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

患者様がその人らしく暮らせるよう、医療が終わったらリハビリをしっかり行って、住みやすいご自宅や施設に帰ってもらうところまで、医療者としてきちんと関わることができる病院になっていきたいと思います。

今、当院で求められているのは、施設や自宅に帰ってからの訪問診療や訪問看護との連携です。患者様もご家族も少しでも納得できるような環境を作り、患者様に選ばれる病院づくりをこれからもしていきたいと思っています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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