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「おもてなし」と「安心」で支える産科・婦人科医療|医療法人 石川病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

埼玉県さいたま市浦和区を拠点に、妊娠・出産・育児を中心とした産科医療をコアに据え、婦人科や美容医療にも対応し、女性のライフステージをトータルに支えている医療法人 石川病院。創立から100年以上の歴史を持つ地域密着型の病院であり、2010年のリニューアル以降は「ホテルのようなホスピタリティ」をコンセプトに、施設の快適さとサービスの質を高めてきました。

今回、事務長の齋藤さん、コンシェルジュ責任者の青谷さん、栄養サポートチームの清水さんに、現在、募集中のコンシェルジュと調理師、調理補助職を中心とした、病院の特色や働き方、求める人物像についてお話を伺いました。

目次

「おもてなし」の医療を支える現場

ー石川病院の事業内容について教えてください。

当院は、産科と婦人科を中心に、女性の人生に寄り添った医療を提供している病院です。主に、妊娠・出産という大きなライフイベントから、更年期や婦人科疾患、美容領域にいたるまで、幅広くサポートできる体制を整えています。

また、2010年に施設の大規模リニューアルを行って以来、医療の提供にあわせて「おもてなし」という姿勢を大切にしてきました。外観や設備を一新するだけではなく、サービス面を充実させることで、患者様に「ここで出産できてよかった」「また来たい」と思っていただける病院を目指しています。

加えて当院のなかでも特徴的なのが、医師や看護師だけでなく、コンシェルジュや栄養サポートチーム(調理師・調理補助)が活躍していることです。多くの病院では医師や看護師で患者様のまわりのことをトータルサポートしますが、当院では医療スタッフが治療や看護に集中できるよう、患者様の身近なケアや生活面のサポートを専門部門が担っています。

ー石川病院ならではの魅力や、他の病院との違いは何ですか?

やはり一番の特徴は「おもてなしを徹底していること」です。

たとえば、2010年のリニューアル時に、医療以外のケアを専門に担う「コンシェルジュ部門」を新設しました。仕事内容は多岐にわたり、病棟や待合スペースの装飾、入院患者様へのパジャマや哺乳瓶の配布、退院時のお荷物サポート、さらには出産記念の写真撮影まで担当します。小さなことに見えるかもしれませんが、患者様にとっては「気配りが行き届いている」と感じてもらえる大切な役割なんです。

また、厨房部門も単なる「給食部」ではなく「栄養サポートチーム」として再編しました。産後の体に配慮した栄養管理を行うだけでなく、献立を工夫し、入院中は同じメニューが出ないようにしています。また、お祝い膳や本格的な和食器、高級ブランドの洋食器を使った盛り付けなど、“食事そのものを楽しめる工夫”も大切にしています。

こうした「サービスの質を高める工夫」は、患者さまはもちろんスタッフ一同を含め、病院全体の雰囲気を明るくしてくれます。「病院なのにホテルにいるみたい」と言っていただけることも多く、スタッフ自身も誇りを持って働ける環境になっていると思います。

分業制だからこそできる「働きやすい職場環境」

ー石川病院では、どのような人たちが働いていますか?

当院では20代から70代まで、幅広い年代のスタッフが活躍しています。

そのなかでもコンシェルジュは、主に日勤帯での勤務が中心です。夜勤や長時間勤務はなく、家庭や子育てと両立しながら働けるのが特徴ですね。

一方で、調理師はフルタイム勤務が基本となり、厨房全体の運営に関わるため体力を活かした働き方になります。経験を積んでキャリアを伸ばしたい方に向いている環境です。

もうひとつ調理補助は短時間勤務やパート勤務が可能で、午前中だけ・午後だけといったシフトも組めるため、未経験から無理なくスタートしたい方に向いています。

なお、年齢層が広いからこそ、経験豊富なベテランが若手をフォローし、若手が新しい視点や活気をもたらす、良い循環が生まれています。特に子育て世代の職員も多く、急な体調不良や家庭の事情にも柔軟に対応できる体制が整っているため、安心して働き続けられる環境だと言ってもらえます。

ースタッフが石川病院へ入職したきっかけは何が多いですか?

「病院の雰囲気が良かったから」「ここなら安心して働けそうだと思ったから」と言ってもらえることが多いです。

見学に来られた方が、スタッフ同士の自然なやり取りや明るい雰囲気を見て、そのまま応募を決めるケースが少なくありません。

また、「おもてなしの心を大事にする病院で働きたい」という思いから選ばれる方も多いですね。医療行為だけでなく、患者様やご家族に寄り添う姿勢を評価していただいているのだと思います。

さらに、当院は異業種から転職される方も少なくありません。たとえば販売や接客の経験をもつ方が、「人と接する仕事を続けたい」「人に喜んでもらえる仕事がしたい」と考えて入職し、今では現場の中心スタッフとして活躍しています。

ほかにも「人柄を大切にしてくれる職場だから挑戦できた」「未経験でも受け入れてくれる体制があるから安心だった」という声もよく聞きます。経験や資格よりも、“人に寄り添う姿勢”を評価してもらえるのが、入職を決める大きな理由になっているのではないかと感じます。

未経験でも安心の研修・サポート体制

ースタッフの研修制度やサポートについてはいかがですか?

まず当院では「自信がつくまでは一人にしない」という方針を徹底しています。

基本的に、入職直後はOJTを中心として、先輩がマンツーマンでサポートしてくれます。わからないことや不安なことがあればその場ですぐに相談できるので、悩む時間を減らしつつ着実にスキルアップを目指せます。

そのなかでもコンシェルジュであれば、病棟の巡回や物品配布、環境整備など、一つひとつの仕事を先輩と一緒に経験していきます。また調理補助であれば、盛り付けや配膳、消毒などを段階的に習得していきます。未経験から始める方が多い職種だからこそ、無理なくスキルを身につけられるよう工夫しているので安心して働けるのが魅力です。

ー福利厚生や働き方の柔軟性についてはいかがですか?

当院では「長く安心して働ける職場」であることを大切にしています。そのため、休日制度や勤務環境の整備に力を入れています。

まず全職種共通で、年間休日は月8〜9日に加え、夏季休暇3日・冬季休暇3日があります。有給休暇は初年度10日からスタートし、年次ごとに増えていきます。実際の有給消化率は9割を超えているため、プライベートとの両立がしやすい環境です。

勤務時間に関しても、残業は月に多くても15時間程度と少なめで、定時に帰れる日も多くあります。また通勤時の交通費については、公共交通機関は全額支給、自動車通勤の場合も距離に応じて補助があり、通勤手段に関わらず安心して働けるようになっています。

同じ病院の中でも職種によって勤務形態や働き方に幅を持たせているため、自分のライフスタイルや希望に合わせて長く続けられるのが石川病院の福利厚生と柔軟性の特徴だと思います。

おもてなしを支える新しい仲間を募集

ー石川病院では、どのようなスタッフを募集していますか?

現在、当院で特に募集しているのは「コンシェルジュ」「調理師・調理補助」です。

コンシェルジュは、入院中の患者様やご家族が安心して快適に過ごせるようサポートする存在です。パジャマや哺乳瓶の配布、病棟や待合スペースの装飾、退院時のお荷物サポート、記念写真の撮影など、医療行為以外の部分を幅広く支えるのが仕事であり、看護師や助産師と連携しながら、患者様の心に寄り添うケアを行います。

続いて調理師は、管理栄養士の献立をもとに、産後の体にやさしく栄養バランスの取れた食事を提供します。20種類以上の献立をローテーションし、入院中は同じメニューが出ないよう工夫しています。また、お祝い膳や本格的な和食器、高級ブランドの洋食器を使った盛り付けなど、“食事そのものを楽しめる工夫”を大切にしています。

また調理補助は、配膳・下膳や食器洗い、盛り付け補助、厨房の清掃などを中心に担当します。未経験の方でもスタートしやすく、食事を通じて患者様を支えるのが主な仕事です。短時間勤務やパート勤務も可能なので、ライフスタイルに合わせて働けます。

ー応募条件や、求める人物像を教えてください。

私たちが一番大切にしているのは、資格や経験よりも「人柄」です。

もちろん調理師は免許が必要ですし、経験を活かしていただければ心強いのですが、それ以上に求めているのは「人と関わることが好き」「気配りができる」「小さな変化に気づける」といった姿勢です。

たとえば、患者様の表情や声のトーンから「今日は少し疲れているのかな」「昨日より元気そうだな」と気づけること。それが安心感につながり、当院が掲げる“おもてなしの医療”を支える基盤になります。

OJT研修やチームでのフォロー体制があるため、未経験の方でも安心して挑戦できます。また、その人に合わせた柔軟な働き方ができる職場ですので「誰かの暮らしを支えることにやりがいを感じたい」「患者様やご家族に喜んでもらえる仕事がしたい」という気持ちをもった方に、ぜひ仲間になっていただきたいと考えています。まずは気軽にご相談ください。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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