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「患者さまとスタッフは家族である」                           地域に根ざしたクリニックが目指す総合サポート                           医療法人優雅 かねしろ内科クリニック

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

神奈川県相模原市と大和市に2つのクリニックを運営する「医療法人優雅 かねしろ内科クリニック」。糖尿病の治療を中心に、「患者さまとスタッフは家族である」という理念を掲げ、患者さま一人ひとりに寄り添い、地域に根ざした医療を提供しています。
今回は理事長の金城瑞樹(かねしろみずき)先生に、クリニックの理念や今後の展望、そして求める人物像について、詳しくお話を伺いました。

目次

チーム医療で総合的に患者さまをサポート

貴院の特色やこだわりについて教えてください。

当法人は、相模原市の「東林間かねしろ内科クリニック」と、大和市の「鶴間かねしろ内科クリニック」という2つのクリニックを中心に運営しており、生活習慣病、特に糖尿病の予防と治療に力を注いでいます。食事療法や運動療法を積極的に取り入れ、患者さまのライフスタイルに合わせて実現可能な治療を患者さまと共に行っています。

「患者さまとスタッフは家族である」という理念を掲げ、「患者さまがもし家族ならばどんなことができるだろうか」ということをスタッフ一人ひとりが常に考えながら、療養生活に寄り添ってサポートしています。病気と向き合うことは、患者さまにとって大きな不安やストレスを伴います。だからこそ、私たちは患者さまの声にしっかりと耳を傾け、その方に合った最も効果的な治療方法を一緒に見つけていくことを大切にしています。

貴院の診療の強みはいかがですか。

現在、20名以上の医師が在籍しており、それぞれが持つ専門性を最大限に活かして診療にあたっています。そして総勢80名のスタッフが、各職種の連携を緊密にして、治療はもちろんのこと、食事や運動を含めた総合的な医療を提供しています。

あらゆる分野の医師がそれぞれの専門性を活かし、糖尿病や他の生活習慣病の合併症を含めた診療、管理栄養士との栄養相談による食事療法、理学療法士・健康運動指導士による運動療法といった、様々な医療サポートの提供をしています。これに欠かせないのが、医師、看護師、各分野の専門スタッフ間の緊密な連携です。多職種のチームにより、総合的に患者さまを支えています。

また、当院には、糖尿病とその治療指導全般に関する高度な専門知識を持つ、糖尿病看護特定看護師を含め日本糖尿病療養指導士が9名おり、糖尿病のプロとして患者さまの生活習慣改善のお手伝いをしております。

そして、医療だけでは解決しきれない問題に対応するため、行政・ケアマネージャー・地域包括支援センター・介護事業所等、皆さまの生活を守る様々な専門家と連携して、医療・介護両分野に精通した当院の介護相談員(介護福祉士)がその方の生きてこられた背景・生き方や考え方に合わせた関わりを大切に、さまざまな提案をさせていただいております。

さらに、「患者さまともっと近くでもっと長く関わりたい」という想いと、地域への貢献を深めるために、2024年12月からホームケア部門(在宅療養支援、訪問診療)を新たにスタートしました。

当院の総合診療科の医師を中心に、かねしろ内科クリニックの専門分野の垣根を越えて、どんな病気もお家で安心して受けられる医療を提供し、より安心できる日々を支える存在でありたいと考えています。

患者さまとスタッフが「元気に、楽しく、笑顔で」過ごせるために

様々な職種のスタッフがおられますが、職場の雰囲気はいかがですか。

現在、20代から60代まで幅広い年代のスタッフが活躍してくれています。男女比でいうと女性が9割ほどで、様々なライフステージのメンバーが互いに支え合いながら働いている、活気のある職場です。

スタッフには、それぞれの職種に求められる役割や決められたルーティン作業を確実にこなしてもらうことが大前提ではありますが、それぞれが「患者さまのお力になれることはないか」「より楽しく療養生活をおくっていただくにはどうしたらよいか」を考えながら日々仕事に向き合ってくれています。

例えば、年に一度開催している“かねしろウォーク”という、自然豊かなコースを200名を超える患者さまとスタッフ全員が楽しくウォーキングをするというイベントや、糖尿病をより知っていただくための勉強会も定期的に開催しています。

さらに、少しでも居心地のよい環境にするために手作りで院内装飾をしたり、日々の食事をより楽しんで頂けるよう、お勧めレシピの公開(Instagram)をしたりと、様々な職種のスタッフが知恵を出し合っています。

そういう気持ちのあるスタッフが集まっていますので、「次のこのイベントはこうしたらどうか?」「こうやると楽しんでいただけそう!」などの会話が職種の垣根を越えて生まれる、そんな職場となっています。

決められたことだけを行う職場が良いという方には不向きではありますが、患者さまの気持ちに寄り添える方は、やりがいをもって仕事に取り組める環境だと思います。また、10年、20年以上勤務しているベテランスタッフも多数活躍していることも自慢の一つです!

「スタッフも家族だから」働きやすい環境づくり

福利厚生やワークライフバランスについて、法人として力を入れている点を教えてください。

「患者さまとスタッフは家族」という理念を胸に、常により良い職場環境を追及しています。私と副理事長が中心となり、スタッフ一人ひとりが働きやすく、安心して仕事に取り組めるよう、多彩な施策を進めてきました。

特に、仕事とプライベートの両立支援には力を入れています。女性スタッフが多いこともあり、子育てやご家族の介護といった、プライベートの事情を大切にできる仕組みを整備しています。事前にわかる大切な用事があれば、シフト調整やお休みの希望も気兼ねなく伝え合える環境です。例えば、学校行事に積極的に参加できるよう調整をしたりと、みんなで支え合いながら仕事と家庭の両立を叶えています。

また、今のところ育児休業取得率は100%!(2025年10月現在)復帰後は時短勤務に切り替えることも可能とし、法令に従い改定があるたびに制度の見直しも検討し、導入できるものは導入しています。

私たちの思いは「みんなが安心して働き、笑顔で患者さまに向き合える場所をつくること」…これからも、その志を大切に、働きやすい職場を目指していこうと思ってます。

また福利厚生のひとつで喜ばれているのが、“当院で併設している【美容皮膚科】での施術がスタッフ価格で受けられる”というものです。「すっぴんで過ごせる肌」を目指し、年相応の美しさを大切にし過剰な美容施術は推奨せず、同世代で最も美しい肌を実現するための施術を提供しています。特別なケアなしでも自信が持てる肌をつくり、笑顔が増え、人生が豊かになることをゴールとしています。

経験以上に「想い」を重視。共に成長できる仲間を求めて

どのような方と一緒に働きたいですか。

経験・スキルは今までの財産なので、豊富な方はとても魅力的ですが、当法人はそれだけでなく「分からない事は調べてみたり質問したりと、分からないままにしない方」「患者さまに笑顔で優しく丁寧な対応をしてくださる方」「もっと患者さまのためになることはないかと真剣に考えてくださる方」と働きたいと思っています。

たとえ経験やスキルに自信がなくても、この想いに共感していただける方は、やりがいをもって活躍できる場があると思っています。

私たちは、これからも「家族」のように温かいクリニックであり続けたいと思います。この想いに共感してくださる、新しい仲間との出会いを、スタッフ一同、心から楽しみにしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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