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残業はほぼなし 手厚い職員配置 自立を支援する救護施設|社会福祉法人アゼリヤ会 優仁ホーム

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

社会福祉法人アゼリヤ会が運営する、東京都八王子市の救護施設「優仁ホーム」は、30代から90代までの多様な利用者が暮らす福祉施設です。障がいや生きづらさを抱える方が安心して過ごせるよう、職員が一体となって生活をサポートしています。明るく風通しのいい雰囲気の職場で、部署の垣根を越えた連携をとっており、職員と利用者が一緒に盛り上がる日中活動や行事も盛んに行われています。

手厚い職員配置で利用者を支える「優仁ホーム」。残業はほとんどなく、希望休も柔軟に取得できるため、家庭やプライベートを大切にしながら福祉の専門スキルを磨ける環境です。資格取得支援の制度もあり、未経験から介護福祉士などの資格を取得し、キャリアを築く職員も多いです。本日は支援副主任の喜多さんに詳しくお話を伺いました。

目次

部署の垣根を越えて連携 手厚い職員配置で利用者の生活に向き合う

―「優仁ホーム」は、どのような施設ですか。

当施設は「救護施設」という福祉施設で、身体や精神に障がいを持つ方や、生きづらさなど何らかの課題を抱え、お一人では地域での生活が難しい方が安心して日常生活を送れるよう支援しています。

利用者は30代から90代まで幅広く、さまざまな方が生活を共にしています。

「救護施設」は数が少なく、あまり知られていない施設ですが、障害のある方から若い方、高齢の方まで幅広く入所されている施設です。作業部署や地域移行を支援する地域部署もあり、総合力で利用者を支援している点が特徴です。

優仁ホームでは支援職員を中心とし、毎日忙しく追いかけられるように仕事をするのではなく、じっくり丁寧に利用者の皆様を支援できるのが強みです。

個別支援計画についても10年以上前から力を入れています。医務室や栄養課、時には福祉事務所も交えながら、利用者1人1人の要望を聞きつつ、どうしたら自立できるかを意識して作成しています。救護施設の中でも先駆けてしっかり取り組んでいると思います。

日中活動や行事も活発で、職員が全部やるのではなく利用者を巻き込んで一緒に盛り上げています。

―今回募集している職種と、具体的なお仕事内容、1日の流れをご紹介いただけますか。

現在、生活支援職員、生活相談員と非常勤の介護補助職を募集しています。この介護補助の非常勤職員については、入浴や洗濯、昼食の配膳などだけを担当していただける方を探しています。

生活支援職員は、利用者の身の回りの支援を担当します。部屋の掃除、洗濯、食事、服薬介助、入浴介助、金銭管理、時には通院など、生活にまつわるさまざまなことですね。非常勤も似た形の業務を行います。

1日の流れは、7時半の朝食から始まります。9時ごろから利用者の体調や身だしなみを確認し、10時からはレクリエーションや作業活動、人によっては通院やクラブ活動をサポートします。お昼をはさんで、午後も同様の活動と入浴をして、18時から夕食介助をし、20時ごろから服薬介助や夜間の見回りなどを行います。

生活相談員は、入退所の受け入れ対応をしたり、利用者のさまざまな相談に対応したり、福祉事務所や病院といった外部機関との連携をとったり、ご家族に対応したりと、外部との連携が多いですね。事務所での電話対応や調整が主な業務です。

―スタッフの皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

最も重視しているのは、利用者の自立です。できることはご自身でしていただいて、できないことはどうすればできるか一緒に考えます。職員がすべてを担うのではなく、地域生活を目指した支援を行っています。

いろんな利用者がいるので、介護面での支援や、地域生活に向けての支援など、個人に合わせた自立を意識するようにしていますね。

また優仁ホームは「ONE TEAM」を標語にしています。医務室や支援課、事務所などすべての部署が1つのチームとなって動き、縦と横のつながりを大事にしています。何かトラブルがあればすぐに管理職に情報が届き、施設全体で考えて解決していくような組織力が強みです。

―「優仁ホーム」で働くやりがいをどんなときに感じますか。

さまざまな利用者が生活しているので、支援内容も多岐に渡り、どの職員も自分の長所を生かしながら仕事に取り組めています。人の人生に深く関わる仕事なので、大変なこともありますが、利用者が自分らしい生活を送れた時に「やって良かったな」「こういった支援ができて良かったな」と思えることがやりがいだと感じています。

残業はほぼなし 希望休もあり 明るい雰囲気で風通しのいい職場

―職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。

職員は常勤と非常勤合わせて約50名です。男女比は男性3~4割、女性6~7割で、年齢は40〜50代の人が多いです。明るく楽しい雰囲気があり、協力しあって仕事を進めています。

休憩時間は各々自由に過ごしていますね。スタッフルームに皆でいる時は、休日の過ごし方や家庭のことを話したり、時には仕事について軽い相談をしたりと、気軽に話せる環境です。

―普段、仕事上のコミュニケーションはどのようにとっていますか。

いろんな話をすることを意識していますね。決まった期間に面談を実施するというよりも、業務のことを聞くついでに「最近どうですか」とちょっとした話をはさんだり、休憩時間に話をしたりと、なるべく常日頃からいろんなことを聞くようにしています。

また半年に1回程度は軽い面談を行い、仕事の話をしっかり聞くように意識しています。

―ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。

残業は少ない方だと思います。私は副主任をしていますが、残業しても月に数時間程度です。利用者への緊急対応やどうしても仕事が終わらない時はあるものの、毎日残業するようなことはないですね。入職したての方が残業することはほぼありません。

有休はどの職員も月1回必ず取得でき、休みも、9日間の固定休のうち3日間は希望日に取ることができます。お子さんの行事など特別な用事があれば相談のうえ、休みを増やすこともできます。

お子さんが熱を出したり、ご両親の通院があったりといった事情で急遽休む職員がいても皆でフォローし合って仕事しているので、ある程度融通が効くと思います。ワークライフバランスはよく、私自身も趣味に時間を使うことができています。

また最近では男性の育休取得実績もあり、女性も出産してから1年は育休を取っています。

―DXなど業務改善の取り組みはしていますか。

「福祉見聞録」というソフトを利用し、職員の業務負担の軽減や利用者支援の向上につなげています。利用者の支援記録を集約できるので、見返す時にも役立っています。書式が分かりやすく固定されているので、職員によるばらつきもなく、一定の質を保てていると思います。

また、業務が立て込んでいる時は担当フロアを越えて協力するなど、うまく連携できていると思います。

資格取得支援あり、定期的な配置変換やこまめなフォローで着実にスキルアップ

―待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

資格手当があります。また最近では夜勤手当の見直しがありました。

育児との両立に関しても、状況に応じて相談のうえ、時短勤務などの希望にも柔軟に対応しています。職員がなるべく働きやすいよう、施設として意識しています。

また社会福祉協議会の「ソウェルクラブ」に入っており、資格取得時や出産、お子さんの入園・進学などでお祝い金をいただける楽しみもあります。

―「優仁ホーム」で働くことで、どんなスキルを身につけられますか。

私自身、未経験で入職しましたが、福祉関係の仕事をイチから学ぶことができました。介護や福祉の心構え、支援スキルなどをゆっくり教わることができます。

働きながら介護福祉士や精神保健福祉士、社会福祉士などの資格を取得している職員もおり、確実なスキルアップができると思います。初任者研修と実務者研修といった介護福祉士を取るのに必要な研修も、施設が費用を負担します。

新人職員に関しては、1ヶ月目は指導職員が中心となって日常業務を一緒について教え、1人で行えるまで確実にサポートします。

毎月1回、振り返りシートを使用して業務の習得状況を確認し、人によって教えるスピードも調整しています。振り返りは1年間行います。それぞれの職員ができること・できないことも分かりやすいです。不安がある場合は一緒に業務についてフォローします。

現場と管理職で成長度合いも共有しながら、ゆっくりステップアップできる環境が整っていると思います。

―キャリアパスについて教えてください。

私自身は現在10年目です。最初は介護未経験で当施設に就職しましたが、働きながら初任者研修・実務者研修を受け、介護福祉士の資格も取得できました。その後、フロアの班長や副主任を経験し、スキルアップしながら成長できていると思います。

施設全体でも職員の配置は毎年見直して、管理職中心に配置転換を行い、必要に応じて半年に1回程度は細かく調整しています。人によって業務のばらつきがないようにしていますね。

昇進に関しては仕事の取り組み次第ですが、定期的に昇格試験があり、班長などに挑戦してステップアップしていけます。

また毎年「チャレンジアンケート」で来年度やってみたい業務を全職員に聞いており、職員の挑戦したい気持ちを大事にしています。

―求める人材像について教えてください。

特別なスキルや経験はなくても、しっかり働いていく意欲があれば活躍できると思います。

大切なことは明るく誠実に取り組む姿勢だと思っています。素直な心と周りへの感謝を持ち続けてほしいですね。

―入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

まずはぜひ見学にお越しください。明るい雰囲気を感じ取っていただければと思います。

落ち着いて穏やかに、充実した仕事ができる環境だと思うので、ご縁がありましたら皆さんと一緒に働けたらいいなと思います。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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