都心からのアクセス良好、他施設研修や奨学金制度など充実した教育体制、単身寮完備で家賃補助もあり|医療法人徳洲会 武蔵野徳洲会病院
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医療法人徳洲会 「武蔵野徳洲会病院」は、西東京市の総合病院として幅広い診療科と救急医療を提供し、12の専門センターを備えて地域の医療を支えています。看護部の平均年齢は36歳と若い職員が多いこともあり、明るくにぎやかな雰囲気にあふれています。子育て中の職員も多く、24時間体制の保育所も完備しているため、プライベートとの両立もしやすい職場です。
吉祥寺から2駅と、都心からアクセスのいい立地に位置している「武蔵野徳洲会病院」。病棟を複数のエリアに分け、各エリアを看護師同士でバディを組んで担当する、独自のシステムを導入中で、働きやすい仕組み作りに積極的に取り組んでいます。教育体制とキャリア支援には特に力を入れており、新人教育プログラムや奨学金制度、キャリアアップのための研修システムも整っています。全国グループに所属していることもあり、他施設への異動だけでなく、離島やへき地への短期間の派遣や研修といった機会もあります。病院から徒歩圏内の単身寮や家賃補助制度、300円で食べられる職員食堂といった福利厚生が充実しているのも魅力です。本日は、看護部長の瀬上さんに、職場の雰囲気や働く環境に関して詳しくお話を伺いました。
目次
西東京市を支える総合病院 全国グループとの提携で異動も柔軟
―武蔵野徳洲会病院は、どのような病院ですか。
当院は予防医学から急性期、慢性期、在宅医療まで、幅広い医療を提供する総合病院です。徳洲会グループに属しており、「命だけは平等だ」を理念としています。
グループの中でも、特に地域に根付いた病院であることが特徴です。病院として「かかりつけ病院」という言葉を商標登録しているくらい、地域の皆さんに信頼される病院を目指しています。「人を診る、地域を診る、生きるを診る」という視点で活動しています。
教育体制もしっかりしているとよく言っていただきます。職員が若いこともあり、明るく元気な病院でありたいと思っています。
―今回募集している職種とお仕事内容をご紹介いただけますか。
主に看護師を募集しています。業務内容は、多くの病院と同じです。部署はHCUを含む病棟、外来、手術室、血液浄化センターに分かれており、働く様子はホームページやインスタグラムでも積極的に公開しています。
―スタッフの皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。
グループ全体では「心に届く看護」を掲げています。患者さんの心に届く看護を実践するために、いつも患者さんの身になって考え、寄り添って考えることを意識しています。入院から退院、そして退院後まで一貫して関われるよう努めています。
―武蔵野徳洲会病院で働くやりがいはなんでしょうか。
当院は救急病院ですが、300床規模とそこまで大きくないこともあり、三次救急を重点的に行っているわけではありません。「ほどよい」急性期病院だと入職する職員には話しています。大きな救急病院とは違い、地域密着型で、地域の方々に開かれた存在であることにやりがいを感じています。
―職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。
看護師は全体で約240名です。男女比は男性27名、女性187名で、男性は約14%です。若い看護師が多く、平均年齢は36歳ほどです。病院全体でも30代以下の職員が多く、元気で仲のいい職場です。
そんな雰囲気がよく表れるのが、年に1度の「むさとくフェスティバル」という病院のお祭りで、とても盛り上がります。今年も6月に開催され、地域の方々約3000人が来場し、職員の多くがボランティアとして参加しました。若い職員が多いからこそ、お祭りをみんなで楽しむ活気があります。
お祭りでは焼きそばやイカ焼き、綿飴などの屋台やヨーヨー釣りをはじめとする縁日コーナーのほか、それぞれの部署の体験ブースも出しました。例えば、検査科では子ども向けに内視鏡の模擬体験を行いました。地域のお年寄りには無料の簡易検査も実施しています。院長の講演など、病院ならではの出し物もあります。病院をあげて、老若男女皆様に楽しんでいただけるイベントを開催しています。
―普段、仕事上のコミュニケーションはどのようにとっていますか。
「1人で仕事をしない・させない」という体制作りを目標に、今年から看護体制を変えるための取り組みを進めています。独自のエリアバディシステムを導入し、常に誰かとバディを組んで患者さんを担当する仕組みです。一人で悩むのではなく、誰かと相談しながら仕事を進められます。その延長線上でOJT教育もできますし、休憩時間もしっかりと確保できるようになります。
また新人看護師には入職3ヶ月後に公認心理師との面談を設け、中途採用者にも所属長との定期的な面談に加えて1ヶ月後には看護部長面談を実施しています。目標管理制度も導入しており、前期・中期・後期で必ず所属長と1on1ミーティングを実施しています。また、それぞれが退院支援や認知症ケアなどのカンファレンスに参加しており、週1回の多職種のラウンドでは、患者さんの情報を共有する機会を設けています。
いろんなタイミングで誰かと話す機会を設けているので、一人で仕事や悩みを抱えないようなサポート体制ができています。
24時間体制の院内保育園も完備 資格取得の金銭支援も充実
―ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。
基本的に休暇の希望はほぼかなえられていると思います。長期休暇もしっかり取れる体制です。残業は完全にゼロとは言えませんが、エリアバディシステムの導入などで削減を進めています。
昨年度の有休消化率は約70%で、希望があれば取得できるようにしています。育児や介護との両立もしやすく、夜勤中の育児のサポートや時短勤務制度、介護休暇も制度として整っています。
―待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。
24時間体制の院内保育園があり、夜間も対応しています。看護師寮もあり、病院が近隣のアパートを借りて提供しています。家賃補助もあります。
また職員食堂では300円でおいしいご飯が食べられます。
グループ全体で医療費の減免制度もあり、職員本人や家族の入院費用が一部免除されます。
西東京市という立地も魅力の一つです。住みやすい地域ですし、吉祥寺や都心までアクセスが良く、働きやすい環境です。
―武蔵野徳洲会病院で働くことで、どんなスキルを身につけられますか。スキルアップに向けた支援はありますか。
キャリアアップやキャリア育成は力を入れているポイントで、経験年数が短くても心配なく入っていただけると思います。入職希望される方のほとんどが、教育体制がしっかりしているところが魅力だと言ってくださいますね。
特にクリニカルラダーを活用し、レベルに合わせた年間研修を教育委員会で計画しているのが特徴です。近年ではe-ラーニング研修も取り入れました。
看護部門管理者研修もあり、管理者ラダー制度を導入してステップアップできる体制を整えています。
またスキルアップ支援も充実しており、病院に貢献していると認められた職員は、給与と休暇は確保したうえで研修参加や資格取得が可能です。
奨学金制度もあり、就学期間中の学費の一部を援助しています。資格取得後に奨学金を借りていたのと同期間、徳洲会病院に勤務すると、返済が全額免除されます。
入職後、全病棟を回った後に部署希望を提出
―キャリアパスについて教えてください。
当院では、4月に入職した後に2週間ずつかけて全病棟を3ヶ月間回り、その後希望を提出して部署配置が決定します。実際の業務を体験してから自分に合った部署を選べる仕組みです。2年目以降は外来やHCU病棟などもローテーションで経験し、自分のやりたいことを経験してからキャリアパスを明確にできる体制になっています。
また、グループ病院なので、転勤が可能なのもアピールポイントです。例えば家族の転勤先に徳洲会の病院があれば、そこに転勤することも可能です。転勤先でも、電子カルテなどのシステムも理念も一緒なので、働きやすいと思います。
徳洲会はへき地・離島医療に力を入れているので、グループのスケールメリットを活かし、短期間、希望者が応援に行ける制度もあります。実際に、当院から山形病院に行って帰ってきた職員は、「とてもいい経験ができた」と言っていました。私も福岡の徳洲会グループ病院で勤務していた際は屋久島に応援に行きましたが、離島医療の楽しさや面白さを経験したり、プライベートではスキューバダイビングの免許を取ったりと、充実した時間を過ごすことができました。職員にはグループのスケールメリットをぜひ活用して欲しいと思います。
さらに、「ベストプラクティス研修」というグループ内の取り組みもあり、エントリーをすると、他病院で先進的な医療を学ぶことができます。たとえば循環器分野で有名な千葉西病院へ1週間研修に出向いたり、NICUがある病院に行ったりするプログラムもあります。
―求める人材像について教えてください。
元気で明るくチャレンジ精神があり、患者さんへの感謝の気持ち、看護観をしっかり持っている人に来ていただきたいと思っています。知識や技術は後から身につけられますが、患者さんを大切にできるマインドを持っていることが大事です。
―入職を考えている方へのメッセージをお願いします。
当院は、若くて元気な病院です。都心からのアクセスもいいですし、教育体制が整っていて、職員皆で協力しながら働ける環境があることが強みです。ぜひ一緒に働きましょう。