二次救急から透析、美容まで”オーダーメイドの医療”が強み|医療法人社団輔正会 岡村記念クリニック
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埼玉県日高市に位置する「医療法人社団輔正会 岡村記念クリニック」は、有床の二次救急医療機関として地域の患者様を支えています。
幅広い診療科目を提供し、入院にも対応しているほか、美容外科・形成外科も併設しており、オーダーメイドの医療が強みです。
職員の働く環境づくりにも力を入れており、残業は月平均6時間程度、子育て世代の人も多くお互いを助け合う雰囲気があります。
職員専用スペースも広々としていて、働くのに快適な環境が整っています。
今回、診療部長の岡村さんに働く環境について詳しくお話を伺いました。
目次
地域の急性期医療を担う。初期診療から終末期までオーダーメイドの治療を
―「岡村記念クリニック」は、どのような施設ですか。
当院は地域の二次救急医療機関として、急性期医療の一翼を担っています。
有床診療所のため入院も可能ですし、初期診療から終末期まで一貫して対応できるのが強みです。訪問診療や自由診療も行っており、幅広い患者さんに来ていただけるクリニックだと思います。
当院は最新機器がそろい、専門的な治療も行えるため、大病院で専門的な経験を積まれた方も、そのスキルを生かせると思います。一方で大学病院ほどの細かい規則がないため、患者さんに合わせたオーダーメイドの治療が可能です。
患者さんに寄り添った医療をしたい方には向いていると思います。
設立のモットーが「患者が受ける医療は、アメニティーによって高められる」であることもあり、快適な環境作りには特に力を入れています。建築士による特注の建物や、充実した検査機器と設備などが魅力です。
――インフルエンザや新型コロナウイルスの検査にも対応されているそうですね
はい。当院ではインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症検査を積極的に行っています。感染症は院内での広がりを防ぐことがもっとも重要ですので、一般の待合室とは別に、空調を徹底した個別の隔離待合室を2室設けています。
―今回募集している職種の具体的なお仕事内容、1日の流れをご紹介いただけますか。
看護師は、「病棟部門」「外来部門」「透析部門」の3部門に分かれています。
病棟であれば、バイタルチェックや点滴管理、診察補助などを行い、介助業務として手術介助や病棟処置介護も行います。
外来であれば、診察介助や療養相談・指導、受付対応・事務作業、病棟との連絡・連携などを行うほか、手術介助や内視鏡介助、救急処置なども行います。
透析部門であれば、透析の準備や透析中患者様の看護、患者様の健康管理を担当します。
病棟で働く看護師の1日は、朝8時30分の朝礼と申し送りから始まります。
9時に病棟ラウンドと処置を実施し、11時にリーダー申し送りとカルテ記載を行い、12時30分から配膳をします。
昼休憩を挟んで、14時から定時入院受け入れと午後ラウンドを行い、16時にリーダー申し送り、17時に夜勤申し送りをして、17時30分に勤務交代後、1日が終わります。
―職員の皆さんはどんなことを大切にして仕事にあたっていますか。
職員は皆とても優しく、患者さんの目線に合わせた治療を意識しています。
―「岡村記念クリニック」で働くやりがいをどんなときに感じますか。
専門的な治療や検査ができるので、これまで培ってきた技術や知識を存分に生かせます。設備も大学病院に劣らず、最新機器を使った検査や治療が可能です。
多職種で連携 DXも積極的に進める 残業は平均6時間
― 職場や職員の皆さんの雰囲気について教えてください。
職員食堂があり、昼食は皆で同じものを食べています。隣の職員スペースも広く、職種を越えてよく話をするなど、仲の良い職場です。
当院には20代前半から60代まで幅広い年齢層の職員がいます。同じ年齢層の職員が多く固まっていることもないので、ギクシャクすることもなく、穏やかな雰囲気です。
―普段、仕事上のコミュニケーションはどのようにとっていますか。
職員数は140〜150人ほどと多いため、複数の委員会を設置しています。衛生委員会、防災委員会などを設け、多職種で連携しやすい体制をつくっています。
人事制度もしっかり組んでおり、院長や幹部の気持ちだけで動くことはなく、制度に基づいた人事・給与体系になっています。
―ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。
職種にもよりますが、基本的に日曜・祝日が休みです。
救急対応をしているため、職種によっては休日に働いて、平日に休みたいという希望があれば対応もできます。また、病棟看護師は夜勤もできるため、収入面で夜勤を希望する方にもぴったりの職場です。
年末年始やお盆の休暇もそれぞれあり、休みは十分とっていただけます。残業は、平均で月6時間程度です。
― DXなど業務改善の取り組みはしていますか。
DXについては積極的に進めており、新しく開設した婦人科の予約システムをクラウド化したほか、内視鏡のシステムを入れて業務改善を図っています。
ただ、DXは今最も注力している課題でもあるので、今後も若い世代を中心に進めていきたいと思っています。
職員1人1人が改善できる点に気づけば適宜実施しているのも当院の特徴です。例えば動線を変更したり、案内板を出したり、ファイルの形式を変更したりと、職員の気づきをもとに積極的に改善を進める文化もあります。
広く清潔な院内で快適に働ける環境 資格取得支援制度もあり
―待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。
当院の一番の特徴は、「患者さんのいるスペースと同等のバックヤードを設ける」という建築のモットーがあることです。
そのため、職員の動線が狭い、物が置いてある、倉庫が足りない、などの困りごとが基本的にありません。受付周りや事務所も広く、空間が狭いというストレスがないのがいいですね。建物は建築士によるオーダーメイドで、綺麗で広いため、この環境が入職の決め手となったという職員も多いです。植栽にもこだわり、緑に囲まれた空間です。職員駐車場も広く、車通勤がしやすい環境です。
給与体系については、定性・定量評価をとり入れた人事考課を年1回実施しています。基本給の昇給もその際に行います。また、360度評価として自己評価と他己評価の両面から評価していますので、評価に基づいて公平に決定できていると思います。
福利厚生の一環としては、併設している美容クリニックで、誕生日に美容施術を割引価格で受けられることが挙げられます。施術内容はシミ取り、シワ取り、ほくろ除去、脱毛、美肌治療などで、糸リフトや二重整形をする人もいます。これは職員に喜ばれていますね。
―「岡村記念クリニック」で働くことで、どんなスキルを身につけられますか。スキルアップに向けた支援はありますか。
看護師や事務、コメディカルには、それぞれプリセプター制度と実地研修制度があります。先輩からフィードバックをもらいながら働いたり、実際の現場で働きながら仕事を覚えたりして、雰囲気に慣れることができます。
資格取得支援もしています。講習に参加する際に必要書類を提出してもらえば、経費は会社負担にしています。最近ではアートメイク講習や臨床検査技師の心臓エコー講習費用などを経費として出しました。
―キャリアパスについて教えてください。
毎年実施している定性・定量評価の一環で、昇進のチャンスがあります。配置転換も、本人の希望とクリニックの事情を鑑みて、適宜対応しています。
また、職員のライフステージや状況は様々なので、個人の事情に合わせた柔軟なシフト調整は意識しています。 例えば、当院には山岳看護師の資格を取得したい職員がいて、1ヶ月間山にこもることもあるのですが、その際は常勤という扱いにしつつ、ほかの職員たちがカバーするなど、職場全体で1人1人をフォローする体制ができています。
― 求める人材像について教えてください。
スキルについてはあるに越したことはないですが、新卒から受け入れていることもあり、経験の有無を問わず働ける環境です。専門的なスキルを生かしたい方も身につけたい方も、両方ご活躍いただけます。
当院は内視鏡に力を入れていることもあり、過去にはそうした分野専門の看護師がスキルを生かしたいと入職したケースもありました。
患者様に優しいクリニックなので、優しく、誠実な方が向いていると思います。もともとは当院の患者様として通っていて、職員に優しくしてもらったのが印象的で入職を決めたという職員もいます。
―入職を考えている方へのメッセージをお願いします。
当院の働く環境は「職員ファースト」で設計されています。働きやすい場が整っているので、興味がある方はぜひご検討ください。