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未経験・ブランクOK、経験より想いを大切にする職場で働く魅力|医療法人 杏林会 新横浜こころのホスピタル

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

横浜市の新横浜駅から徒歩圏という、アクセスの良い場所に位置する「医療法人 杏林会 新横浜こころのホスピタル」。精神科・認知症治療・医療療養など、多様なニーズを抱える患者様に対し、医療と福祉の視点から寄り添う医療を提供しています。

現在、事業拡大と地域医療強化のために募集されているのが、看護師・看護補助・社会福祉士・医療事務・一般事務などの幅広い職種です。今回は、看護部長の熊木さん、看護部長代理の林さんに、募集する背景や職場の魅力についてお話を伺いました。

目次

患者様の心と体をひとつの場所で支える精神科医療の病院

ー新横浜こころのホスピタルの事業内容について教えてください。

新横浜こころのホスピタルは、精神科医療を中心に、認知症治療・身体合併症ケア・長期療養まで一貫して対応できる医療機関として、2007年に開院しました。

所在地は新横浜駅から徒歩約7分とアクセスがよく、地域の皆さまが安心して通院・入院できる体制を整えています。

また当院には、精神科病棟・認知症治療病棟・医療療養病棟の3つの機能をもつ計294床が用意され、患者様の症状や医療ニーズに合わせて最適な治療環境を提供しています。

たとえば精神科病棟では、うつ病や統合失調症、双極性障害、不安障害など、幅広い精神疾患に対応しています。また認知症治療病棟では、専門医・精神保健指定医・看護師・作業療法士など多職種が連携し、生活機能の維持や症状安定に向けた医療とケアを行っています。さらに、医療療養病棟では、身体疾患や長期治療が必要な方にも対応し、精神面だけでなく身体面も含めた総合的なサポートが可能です。

ほかにも外来診療では、精神科・神経科・心療内科を設置し、完全予約制でスムーズな受診ができる体制を採用しています。症状に応じて、精神科デイケアや精神科作業療法も併設しており、入院・外来問わず継続した治療支援を行っています。

ー新横浜こころのホスピタルの魅力や他施設との違いは何ですか?

当院の特徴をひとことで表すなら、「こころとからだの両方を支えられる病院」だと思っています。

精神科というと、心の治療だけに特化しているイメージをもたれる方も少なくありません。ですが実際には、精神疾患と身体症状は密接に関係していることが多く、薬の副作用や生活習慣、加齢、環境の変化によって、お体のサポートが必要になる場面も少なくありません。

その点、新横浜こころのホスピタルでは、精神科・認知症医療・医療療養の機能が同じ建物の中に揃っているので、患者様の状態が変化しても、必要なケアを同じ環境で継続できる安心感があります。転院が不要になるケースも多く、ご本人だけでなく、ご家族の負担を減らせる点も魅力です。

また、働く側から見ての魅力なのですが、多職種連携がとても密なところも特徴です。医師だけでなく、看護師・看護補助・社会福祉士・医療事務・一般事務など、さまざまな専門職が同じ方向を向いて支援できる環境があります。誰か一人の視点ではなく、チームとして患者様を支えていく。その仕組みが現場レベルで機能している病院だと感じています。

それから、アクセスの良さも意外と大切です。精神科病院は郊外にあるケースが多いですが、当院は新横浜駅から徒歩圏内。ご家族が通いやすく、スタッフも働きやすい。この「通える距離感」は、治療継続にも働き方にも大きく影響しています。

「人」「雰囲気」「心地よさ」で選ばれる精神科・内科病院

ー新横浜こころのホスピタルでは、どのような人たちが働いていますか?

「優しい人」「寄り添える人」が多い職場だと思います。

もちろん医療の現場であるため、精神科医療として必要な知識や判断力、責任感は前提として求められます。ただ、それ以上に大切なのが、患者様の日々の小さな変化に気づこうとする姿勢や、「この人は何を感じているだろう?」と考え続けられる力です。

職場には、経験豊富なベテランのスタッフがいますし、同時に新しい視点や価値観をもった若手職員もいます。年齢層は幅広くて、20代から60代まで本当に様々です。役職やキャリアに関係なく、声をかけ合ったり、相談したりしながらチーム医療を実践しているように、患者様はもちろん、スタッフ同士にも優しさや寄り添える気持ちをもっている方が大勢いらっしゃいます。

ー新横浜こころのホスピタルへ入職したきっかけは何が多いですか?

入職のきっかけで多いのは、大きく3つあります。

まずひとつ目は「アクセスの良さ」です。当院は新横浜駅から徒歩圏内という立地であるため、面接に来られた方からも「通いやすい」「ここなら長く働けそう」という声をよく聞きます。医療・福祉の仕事は、どうしても勤務形態が不規則になることがあるので、通勤のストレスが少ない点を魅力に感じているスタッフも少なくありません。

次に多い理由が、「職場の雰囲気や人間関係」を評価していただけることです。精神科ならではなのか、良い意味で競争意識や張り詰めた空気がなく、みんなで支え合う文化が根づいています。私たちは年に3回、スタッフと管理職の面談を行っているんですが、「話しやすい」「相談しやすい」「協力し合える体制がある」という声をよく聞きます。

そして最近特に増えているのが、「教育体制」を評価して入職される方です。今年から導入したクリニカルラダーという5段階評価の教育プログラムがあり、「未経験だけど挑戦したい」という方にとって、安心して学べる環境があることは大きな支えになっているようです。

育てる仕組みと支える体制。その両方が揃った職場

ースタッフの研修制度やサポートについてはいかがですか?

研修制度については、精神科医療の特徴に合わせて、段階的に学べる仕組みを整えています。

精神科の看護は、身体面だけでなく心の側面にも寄り添う必要があり、コミュニケーションの質がそのままケアの質につながることが多いです。そのため、現場任せではなく、知識や対応方法をしっかり学んだうえで経験を積んでいける環境づくりを重視しています。

また、研修と同じくらい大切にしているのが、職員へのサポート体制です。当院では、年に3回すべての職員と面談を実施しています。この面談は、単に評価する場ではなく、「今困っていることがないか」「人間関係や働き方に不安がないか」「これから挑戦したいことは何か」といったことを気軽に話せる機会として位置づけています。精神科は特に、スタッフも感情やエネルギーを使う仕事のため、悩みを抱えたまま働かないことが大切だと思っています。

加えて、資格取得やスキルアップに関しても制度を整えています。精神科の看護に関連する資格や、実習指導者資格、管理職向けの研修など、役職や興味に応じて挑戦できる選択肢を用意しています。法人として参加を推奨している研修に関しては費用補助があるほか、個人希望の研修でも勤務調整や休暇取得など、できる限りサポートしています。

実は私自身も職場の支援を受けながら大学に通い、認定看護管理者制度のセカンドレベルを受講させていただきました。忙しい時期もありましたが、「挑戦したい」と言える空気や、背中を押してくれる環境があったことは、今も大きな財産です。

ー福利厚生は充実していますか?

当院では、子育てをしながら働くスタッフが多いこともあり、勤務時間の柔軟性にはかなり力を入れています。

まず日勤は、基本的に8:30〜17:30ですが、実際には30分刻みで6パターンの勤務帯から選べるようになっています。これが意外と評判で、「朝は保育園の送りがあるから遅めに来たい」「逆に、早く来て早く帰って夕方の時間を確保したい」といった幅広いニーズに対応できるのが魅力です。

また、残業についてもほとんどありません。もちろん医療現場なので緊急対応が発生する日もありますが、月に換算すると平均2時間程度となります。ほぼ時間通りに仕事が終わるため、「子どもの迎えの時間に間に合わない」「家のことが回らない」という負担は、可能な限りなくしています。

さらに休暇面でも、有給取得率は申請していただければ100%に近い状態で許可を出しています。もちろん人によって申請の割合に違いはありますが、全体を平均すると80%の方が全日数を消化しているイメージです。

ほかにも手当として、賃貸の世帯主に対し月2万円を支給する住宅手当や、長期に働いてくれている人が受け取れる精勤手当、通勤に使える通勤手当など、諸手当も充実しています。

精神科医療は、人と人が向き合う仕事です。そのため、スタッフ自身が余裕を持って働ける環境をつくることを意識して福利厚生の充実化に取り組んでいます。

経験より想い。患者様に寄り添う姿勢を大切にする方を募集

ー新横浜こころのホスピタルでは、どのようなスタッフを募集していますか?

当院では、看護師・看護補助・社会福祉士・医療事務・一般事務を募集中です。未経験からの転職はもちろん、仕事でブランクをお持ちの方の転職もOKです。特に看護師・看護補助については合計10~15名ほど募集しています。

なお募集の背景としては、医療療養病棟等を増設する事業拡大の計画が関係しています。スタッフを充実させたいためと、そして工事の関係でお休みしていた病床を開けていく予定もあるため、新たに働いてくれる方を募集中です。

ー応募条件や、求める人物像を教えてください。

職種によって求められる役割は違いますが、すべてに共通しているのが「患者様のペースに合わせられる人かどうか」です。

精神科医療では、こちらのペースで進める医療よりも、「相手が今できること・これからできるようになること」に寄り添う姿勢の方が重要です。

たとえば看護師の場合、処置の多さよりコミュニケーションが中心になります。患者様の表情・言葉・沈黙・少しの行動変化。それらを丁寧に読み取りながら、「今日は声をかける日」「今日は見守る日」「今日は一歩背中を押す日」というように、臨機応変に看護を切り替えていく力が求められます。

そのため、私たちが求めているのは、「即戦力として働ける人」より、「ここで一緒に働きたい」と素直に思ってくれる人です。その気持ちがあれば、経験はあとから追いつきますので、興味をお持ちの方は、ぜひ当院をご応募ください。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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