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地域に寄り添い続ける病院で、“自分らしい看護”を実現する働き方|年休120日・残業ほぼゼロ|奈良東九条病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

奈良市南部、大安寺のほど近く、落ち着いた住宅街に佇む奈良東九条病院。昭和58年の開院以来40年以上にわたり、地域の“かかりつけ医”として住民に寄り添い続けてきました。

奈良東九条病院は、脳外科・外科・内科・整形外科を備えた全60床の一般病院。主に急性期から慢性期への橋渡し役となる“回復期”を担い、日々多様な患者さんを受け入れています。病院規模は決して大きくありませんが、そのぶん、患者さんとの距離が近く、多職種が連携しやすい環境が魅力です。

また、同病院は地域性もあってか、長年通院される患者さんが多く「おはよう」「今日の調子はどう?」と自然と声をかけ合うような、人と人とのつながりを感じられる場所でもあります。そんなあたたかい雰囲気あふれる奈良東九条病院で、今回お話を伺ったのは総務全般を担い、職員の採用や働きやすさづくりにも関わる総務課課長の岡橋さん。「職場の雰囲気」「働きやすさ」「教育体制」「求める人物像」など、求職者が気になるポイントを中心に、率直に語っていただきました。

目次

落ち着いた環境で、患者さんとじっくり向き合える

ーまず、病院全体の雰囲気について教えてください。

病棟の看護部を中心にお話しすると、職員の年齢層は比較的高めです。20代の看護師もいますが、どちらかというと子育てが一段落した40代後半の職員が中心。“賑やかで活気あふれる”というよりは、穏やかで落ち着いた雰囲気の職場です。

また、当院の職員のほとんどは中途入職者です。そのため、転職で入ってこられる方にとっても馴染みやすく、はじめての職場にありがちな“気おくれ”のような感覚はあまりないかと思います。それぞれが転職を経験しているため、転職特有の緊張や不安を理解し、新しく入られる方にも優しく寄り添っています。

さらには、当院の看護師長はとても明るく前向きな方なのですが、看護師長のそうした雰囲気が病棟全体にもよく伝わっているようです。日々の業務の合間にはちょっとした雑談も交わされ、アットホームであたたかな空気のなか、一人ひとりが協力し合って働いています。

ー転職してこられる方は、どのような理由で選ばれているのでしょうか?

もっとも多い転職理由は、やはり「休みの多さ」でしょうか。当院は年間休日120日に加え、有休消化率もほぼ100%。そのため、実際には130日前後休める職員も多く、「働き続けやすい環境」を求めて来られる方がたくさんいらっしゃいます。

次に多いのが、急性期病院からの転職理由です。急性期で長く勤務されてきた方が、「もう少し落ち着いた環境で、患者さん一人ひとりと向き合いたい」と考えて転職されるケースがよく見られます。その点では、当院は救急告示をしていないため、急性期のように救急車が次々と来る状況ではありません。

ただ、まったく来ないわけではなく、日中は受け入れ可能な範囲で対応していますので、完全な慢性期ほどのんびりしすぎない、適度なペースがあるように思います。

ー実際に働き始めてからの感想などはありますか?

先ほどの回答と少しかぶるかもしれませんが、入職された方からよく聞くのは「思ったより忙しい時間がありますね」 という声です。“ゆったり”というイメージを持たれますが、当院は治療を行いながら退院を目指す病院ですので、決して慢性期ほどゆったりした環境ではないんです。

ただ、その一方で急性期から転職された方からは、「前の病院よりは落ち着いて働けています」という感想もいただきます。つまり、急性期ほどのスピード感はなく、かといって治療をしないわけでもない、ちょうど中間の、“ちょうどいい”働き方ができる病院ですね。

また、看護師のみなさんが口を揃えて話されるのが、自分の段取りでケアを組み立てられることへのやりがいです。当院の看護師には、「今週はこのケアを重点的にやってあげたい」と個人目標を立てて、それに向けて時間を確保できる柔軟さがあります。自分の考えをケアに反映できる環境は、医療従事者として、それぞれの働きがいにつながっているのではないでしょうか。

ー小規模病院ならではの魅力はどんなところでしょうか?

まず挙げられるのは、多職種連携のしやすさです。看護師・医師・リハビリ職・医療事務など、職種を問わず日常的にコミュニケーションが取られており、困ったときにすぐ相談できる距離感です。

大規模病院では、「私はリハビリ職だから、看護師とは直接話したことがない」なんて話も聞きますが、当院ではまずあり得ないことです。毎日のように情報交換しながら仕事をしてますし、職員全体で一体感を持って患者さんに向き合っています。

また、長く地域に根ざしている病院だからこそ、“よく知る患者さん”が多いのも特徴です。外来でも入院でも、昔から通ってくださっている方が多く、「○○さん、今日は調子どう?」などといった、親しみのある会話が交わされています。患者さんとの距離が近く、地域とのつながりを感じながら働きたいという方には、とても合っている職場ではないでしょうか。

家庭と両立しやすい“働きやすさ”への本気のこだわり 

ー残業がほぼゼロと聞きましたが?

これは職種にもよりますが、病棟看護師さんはほぼ定時通りの勤務になっています。もちろん、「まったく残業がない」というわけではありません。急な入院や急変対応など、医療現場ならではのイレギュラーはどうしても発生しますので、残業が発生する日もありますよ。

ただし当院では、「どうしてもこの時間に帰らないといけない人を、なるべく残らせない」という配慮が定着しています。たとえば保育園のお迎えがある方や、家庭の事情で早めに退勤しなくてはならない方。どうしても帰らなくてはならない方は、ちゃんと定時で帰れるよう、シフトや業務を調整しています。こうした取り組みの結果として、月平均の残業時間は2時間程度と非常に短く、多くの職員が無理なく働き続けられる状況です。

ー子育てや介護と両立されている職員さんも多いのでしょうか?

はい、多くの職員が子育てや介護と両立しながら働いています。

たとえば、小学生のお子さんがいる職員から、「17時ではお迎えに間に合わないので、16時半退勤にできませんか?」といったご相談があれば、できる限りその働き方に合わせてシフトを調整します。こうした柔軟な勤務調整は、当院では特別なことではありません。

また、介護をしながら働いている職員も珍しくなく、無理のない働き方ができるよう、周りのスタッフがサポートし合っています。それぞれのライフステージに合わせて働ける環境があることは、当院の自慢のひとつです。

ー働きやすさを支える制度やデジタル環境についても教えてください。

電子カルテはもちろん、情報共有の効率化向上のためのサービスを導入しており、各部署間でスムーズに情報共有できるようになっています。

さらに、AI音声入力のシステムも最近試験導入しました。パソコンに向かって入力する時間をできるだけ短縮し、患者さんと向き合う時間を増やしてほしいという思いからです。経営陣が40代で比較的若く、デジタルに対する抵抗が低いこともあって、新しいシステムの導入は比較的スムーズかと思います。

ー福利厚生についても伺えますか?

はい、当院にはいくつか特徴的な福利厚生があります。

まず、未就学児を対象とした子ども手当があり、小さなお子さんがいる職員の家庭を支える仕組みが整っています。また、奈良市の勤労者福祉サービスセンターへの加入を病院が補助しており、映画チケットや図書カードが割引で購入できるなど、日常のちょっとした楽しみをお得に利用できる制度も好評です。

昼食については、仕出し給食の費用を補助しており、忙しい日でも無理なく栄養バランスの整った食事を取ることができます。さらに特徴的なのが、化粧品の社割制度です。人気のスキンケア商品を通常よりも安く購入でき、中にはまとめ買いする職員もいるほど好評なんですよ。女性職員が多い当院ならではの、嬉しい制度かもしれませんね。

また、当院では職員のスキルアップ、教育面のサポートも充実しています。資格取得支援や外部研修の費用補助はもちろん、研修に参加する日は“勤務扱い”として認められています。費用についても、業務に関連する内容であれば病院が負担することが多く、学びたい職員を積極的に後押ししているんです。このように、生活面でもキャリア面でも、職員が安心して働き続けられるような福利厚生が揃っているのは、当院で働く大きなメリットですね。

未経験・ブランクがあっても安心の教育体制

ー教育体制はどのようになっていますか?

当院では、職員の経験に応じて2つの採用枠を設けています。ひとつは、即戦力として活躍できる経験者向けの「一般職」枠。もう一つは、新卒や大卒の方、ブランクのある方、あるいはシニアの方でも無理なくスタートできる「新任者」枠です。

新任者枠では、最初から高いレベルを求めるのではなく、業務のハードルは低めに設定しています。「久しぶりの医療現場で不安がある」「家庭の事情でブランクが空いてしまった」という方でも安心して働き始められるよう、段階的にスキルを身につけられる設計です。

さらに、新しく入職された方には必ず先輩スタッフがつき、業務を一つひとつ丁寧にサポートしています。見て覚えるのではなく、実際に手を動かしながら、焦らず自分のペースで慣れていけるような体制を整えていますので、ブランクが長い方でも安心して業務に取り組んでいただけると思います。

ー面接時にはどんなことを重視されていますか?

面接ではまず、「仕事を続けるうえで大切にしていること」と、「何が欠けると辞めようと思うのか」といった点を詳しくお尋ねしています。特に、通勤時間や家庭の事情など、どうしても変えられない条件が病院の環境と合わない場合には、その時点で率直にお伝えするようにしているんです。せっかく入職していただいても、すぐに離職につながってしまうと、お互いにとって良くありませんからね。

また、実際の働くイメージを持っていただくために、お試し勤務(見学)をご提案することもあります。現場の雰囲気は、資料や言葉だけでは分からない部分が多いので、まずは一度見ていただき、肌で感じていただくのが一番ですからね。

ー職員の方と接するときに心がけていることはありますか?

私が意識しているのは、職種による上下関係をつくらないことです。看護師が上、医師が上…という風土があると、どうしてもチームとしてうまく機能しませんし、現場のコミュニケーションにも悪影響が出てしまいます。

その点、当院には誰でもフランクに話せる雰囲気があり、職種を越えたコミュニケーションが自然と生まれています。立場に関係なく意見を言い合えたり、相談しやすかったりする環境は、結果的に患者さんへのより良いケアにもつながってくると思うのです。

奈良東九条病院が求める人物像

ーどんな方が当院に合うと思われますか? また、来てほしいと感じる人物像はありますか?

特別に「こういう経験をお持ちの方でないといけない」という条件はありません。実際、おとなしめな方でも全く問題ありませんし、そうした方が長く勤めている例も多くあります。

そのうえで、当院に合っていると感じるのは、患者さんを思いやる気持ちがある方、そして周りのスタッフにも優しく接することができる方です。この2つがあれば、どなたでもきっと安心して働けると自負しています。

ー最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

奈良東九条病院は決して大きな病院ではありませんが、その分、地域の方々に近い存在として長く愛されてきました。患者さん一人ひとりと向き合いながら、「自分の看護とは何か」「どんな医療を届けたいのか」を丁寧に考えられる環境です。

まずは、見学だけでも大歓迎です。実際に現場を見ていただくと、外からは分かりにくい職場の雰囲気や温度感を感じていただけるはずです。そのうえで、率直に病院のことをお話しできればと思っています。みなさんとお会いできる日を、心より楽しみにしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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