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医療×特養が一つの建物にあるクリニック!暮らしまで支える医療の現場とは|医療法人 青洲会診療所

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

大阪市東住吉区で、医療×特養による連携サポートを提供している医療法人 青洲会診療所。「暮らしまで支える医療」として、外来診療や手術、入院治療、術後リハビリまで一貫して行える体制を整えています。

今回は、院長の孫さん、看護師長の長坂さん、事務長の朝井さんにご参加いただき、職場の雰囲気や働く環境、キャリアサポート、安心して働ける福利厚生についてお話を伺いました。

目次

医療(整形外科・歯科)と特養が一体化した「暮らしまで支える」医療を提供

―青洲会診療所と特養「あっとほうむ」の事業内容について教えてください。   

青洲会診療所は、大阪府大阪市の東住吉区で、整形外科を中心に地域の方々を幅広くサポートしている診療所です。

19床の入院設備があり、外来だけでなく手術や入院治療も行っています。人工関節の手術にも対応しており、術後や骨折・スポーツ障害などのリハビリは、理学療法士と共にサポート。ただ治すだけではなく、その方が生活に戻って元気に動けるところまで寄り添うのが特徴です。

また少し珍しいのが、同じ建物に特別養護老人ホーム「あっとほうむ」があることです。診療所と特養が一つの建物にあるケースは大阪でもほとんどないと思います。入所は80名で、デイサービス、居宅介護支援まで揃っており、みなさま穏やかに生活されています。

―青洲会診療所の魅力や他施設との違いは何ですか?

やはり、一番の魅力は、医療と介護が本当に近い距離でつながっていることです。

診療所と特養が同じ建物にあるため、「医療と暮らし」が途切れません。小さな変化にも気づけますし、「医師・看護師と介護スタッフが同じ目線で相談できる」という環境は、患者さま・利用者さまにとって大きな安心につながっています。

ちなみに、この形を作ったのは前理事長で、当時は大阪で初めての取り組みだったと聞いています。「治療した後の生活まで支えたい」という先見的な考えで、医療と福祉を一体化しました。在宅復帰を目指す方にも、最期まで穏やかに過ごしたい方にも、同じチームが寄り添います。

ただ治療するだけで終わらない。「その方がどう生きたいか」を大切にできることが、青洲会と他施設との一番の違いです。

医療・介護・リハビリが共に働く、多職種連携の現場

―青洲会診療所では、どのような人たちが働いていますか?

青洲会診療所には、医療と介護の専門職がひとつの建物で共に働いています。

まず診療所側には医師がいて、整形外科を中心に地域の方の診療や手術を担当します。その医療を支えるのが看護師と看護助手で、外来から病棟、手術後のケアまで幅広い場面で活躍しています。

また、リハビリ部門には理学療法士・作業療法士などのリハビリ専門職が在籍し、術後や骨折・スポーツ障害など、運動器リハビリに特化してサポートしています。患者さまが元の生活に戻れるように、治療だけではなく「動ける身体づくり」を一緒に目指すチームです。

ほかにも、当院には歯科診療もあり、歯科医師・歯科衛生士などが在籍しています。口腔ケアは健康維持に直結する領域なので、医科と歯科が一緒に関わることで、全身的なサポートにつながっています。

なお当院の年齢構成は幅広く、20代から60代までが同じクリニックで働いており、世代のギャップがなく、どの年代もお互いを尊重して働ける空気があります。

そのなかでも特徴的なのは、20代がいちばん多いことです。職種全体で見ると、20代だけで全体の3〜4割ほどを占めていて、若い世代が中心になって現場を動かしています。その一方で、50代以上のスタッフも多く、長い経験を持つ人材が若手の相談役として支えています。

ースタッフや職場全体の雰囲気はいかがですか?

当院は、職種や部署の垣根をあまり感じない職場です。

診療所と特養が同じ建物にあるので、看護・介護・リハビリ・医師・歯科・事務、いろんな専門職が日常的に行き来しています。忙しい現場ではありますが、声をかければすぐに相談できる距離感があるので、自然と助け合いが生まれます。

また、普段の仕事のなかで気軽に意見を伝えられるのも安心できるポイントです。たとえば、「こうした方が患者さまが安心できるのでは?」と思えば、隣にいる看護師やリハビリスタッフにすぐ声をかけられますし、その意見がそのまま改善につながることもよくあります。

さらに診療所は大きな総合病院とは違い、院長との距離が近いのも特徴です。日頃からスタッフの声をよく聞いてくれるので、「言っても変わらない」という諦めがありません。若いスタッフも遠慮せずに発言できるので、お互いを尊重しながら前向きな空気が生まれています。

「あなたのペース」を大切にする育成と福利厚生 

ースタッフの研修制度やサポートについてはいかがですか?

青洲会診療所は、大病院のようにマニュアルで固められた研修制度があるわけではありません。その逆として、一人ひとりの経験や得意、働き方に合わせて、個別の育成プランをつくるというスタイルを確立しています。

たとえば、これまでの職歴やブランク、勤務形態などを踏まえて、「この順番で慣れていこう」「まずはここを一緒にやってみよう」といった形で、無理なく独り立ちできるようにサポートしていきます。

また、最初のうちは必ず先輩が隣につきます。病棟ならサブ担当として実際の業務を一緒に経験しながら、少しずつ役割を広げていきます。概ね3ヶ月を目安に一人で回せるように育てていくことが多いですが、早い方もいれば、ゆっくり進む方もいます。その人のペースに合わせて期間を調整するため、焦る必要はありません。

特に未経験で入職される方は、どうしても壁に当たる時期があるので、こまめな声かけや面談も大切にしています。「悩んでも言える人がいる」という環境は、小さなクリニックだからこそ作れる強みだと思っています。院長との距離も近いので、現場の声を直接聞いてもらえるのも安心材料です。

資格取得などに挑戦したい方には、勤務調整や相談対応を行いながら応援をしますので、「やりたいこと」があれば、できる限り力になりたいと考えています。

ー福利厚生は充実していますか?

青洲会の福利厚生は、制度があるだけではなく、実際に使われている点が魅力です。

まず賞与は年2回、昇給は年1回で、半期ごとに目標を設定して人事評価を行います。達成度は賞与に反映されるため、「頑張りがきちんと返ってくる」実感があります。

休暇制度も整っており、有給消化率は95%以上です。昨年は諸事情で消化できなかったスタッフが1名のみで、ほぼ全員が確実に休暇を取得できています。「制度はあるけど使えない」という環境とは真逆ですので、安心して働けます。

また、残業は平均で月5〜6時間程度と少なめです。医療現場なので患者対応で延長になるケースはありますが、逆に業務が早く終われば定時前でも帰宅できます。

さらに、退職金制度や再雇用制度、通勤手当、昼食補助、職員旅行などもあり、「長く働ける仕組み」と「日々の働きやすさ」が両立している職場です。制度の多さより、スタッフ一人ひとりに寄り添う運用が魅力だと思っています。

「人に寄り添う医療」を一緒につくれる仲間を募集しています

ー青洲会診療所では、どのようなスタッフを募集していますか?

現在、青洲会診療所では看護師・准看護師・看護助手・送迎スタッフ(ドライバー)を募集しています(常勤・パートいずれも歓迎)。

また、グループ施設の「あっとほうむ」では看護師・准看護師・介護職・ケアマネジャー・介護福祉士を募集しており、いずれも常勤採用です。医療・介護の両面から地域の方を支える体制を強化しています。

そして当院では、求める人物像として、医療技術だけでなく人に寄り添える方を歓迎しています。

診療所は患者さまとの距離が近く、日常の声かけやちょっとした相談を通じて信頼を築く場です。そのため、患者さまと温かく向き合い、積極的にコミュニケーションを取れる方にとって、とてもやりがいのある職場だと思います。

また、スタッフ同士の連携が密接なのも特徴です。部署を超えて相談できる雰囲気があるため、人に優しく接し、相手の立場を尊重しながら協力できる方や、前向きに仕事に向き合える方が活躍できます。

「経験が浅いから不安」という方もご安心ください。患者さまにもスタッフにも丁寧に接する姿勢があれば、周りがフォローしながら一緒に成長できる環境です。働き方の相談や不安なことがあれば、入職前の段階から遠慮なく聞いてほしいと考えています。

ー求職者の方に向けて、メッセージをお願いします。 

就職は人生に大きな影響を与える大切な選択です。入職後に「思っていた環境と違った」「悩みごとを誰にも相談できない」という状況にならないよう、気になる点はどんなことでも遠慮なくお話しください。

私たち青洲会診療所の職場環境は、町の診療所でありながら、外来・病棟・手術、そして介護との連携まで経験できる稀有な場所です。入院から退院、その後の暮らしまでトータルで支える医療を学べるため、日々の業務を通じて幅広い経験を積むことができます。患者さまとの距離が近く、一人ひとりに寄り添える場で働きたい方にとって、きっと大きなやりがいを感じていただけるはずです。

見学のご相談も歓迎しています。面接前に「職場の雰囲気を知りたい」という方もぜひお越しください。スタッフ一同、皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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