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急性期から在宅まで。「人に寄り添う医療」を学び続けられる職場|公益財団法人 老年病研究所附属病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

群馬県前橋市で、長年にわたり地域医療と高齢者医療を支えてきた公益財団法人 老年病研究所附属病院。脳疾患・整形疾患・神経難病の分野を中心に、急性期から回復期、在宅支援まで切れ目のない医療を提供し、「倒れたその日から、自宅へ戻るその瞬間まで寄り添う医療」を実践しています。

今回は、看護部長の福田さんに、働く環境や教育体制、キャリア形成、安心して働ける福利厚生について詳しくお話を伺いました。

目次

倒れたその日から、家に帰るその日まで。患者と向き合い続ける医療を提供

ー老年病研究所附属病院の事業内容について教えてください。

私たち老年病研究所附属病院は、脳疾患・整形疾患・神経難病・骨粗鬆症の治療を中心に、研究と臨床を結びつけながら医療を提供しているケアミックス型の病院です。病床数は253床で、急性期108床・地域包括ケア31床・回復期114床という体制をとっています。

「研究所」と聞くと、大学病院のように研究棟があり、研究者が常駐しているイメージを持たれる方も多いのですが、当院の研究は、日々の臨床現場で生まれる課題や学びを多職種で整理し、学会などで発表しながら医療の質につなげていくという、現場に根ざした形で進めています。つまり、日々の診療で生まれる疑問や成果を、多職種で検証していくプロセスこそが当法人で行っている研究です。

また、治療体制についてお話すると、当院は脳卒中治療を原点としてスタートしていることもあり、脳神経外科や脳神経内科、整形分野では、これまでも比較的早い段階から新しい治療法を導入してきました。たとえば、血管内治療については保険適用前から実施してきた歴史があります。現在は保険診療として確立していますが、新しい技術や医療機器を積極的に取り入れながら進化し続けているという点は変わりません。

また、医師だけでなくリハビリ職や看護師などの多職種連携が非常に密で、部署の垣根なく相談しやすい雰囲気があることも特徴です。歴史ある病院ですので建物自体は新しくありませんが、スタッフ同士の距離が近く、患者さまを中心に必要な情報をすぐに共有し、迅速に対応できる体制が整っています。

ー老年病研究所附属病院の魅力や他施設との違いは何ですか?

まず大きいのは急性期から回復期、そして在宅まで一貫して関わることができる医療体制です。院内には急性期病棟・回復期リハビリ病棟・地域包括ケア病棟があり、さらに訪問看護ステーションや診療所とも連携しています。ですので患者さまが倒れたその日から、ご自宅へ戻るその瞬間まで、切れ目なく支え続けられる医療が実現できています。

また、この一貫して患者さまに関われる体制は、患者さまにとって安心なだけでなく、働くスタッフにとっても、非常に貴重なんです。それぞれの経験や希望、ライフステージに合わせたキャリア支援として、2年ごとに希望部署や取得を目指したい資格(認定看護師、専門看護師、特定行為研修、NST専門療法士など)についてアンケートを実施しています。これをもとに配置や育成計画に反映し、経験を積みながらキャリアアップを目指せる仕組みがあります。そのため、「急性期で学んだ後、在宅を経験したい」「回復期リハにもっと携わりたい」など、その人の進みたい方向性に合わせた成長ができるのが当院の強みです。

また、教育面でも強みがあります。当院には、ICLSコースディレクターの資格を持つ医師が在籍しており、院内で正規コースを開催できる環境です。ここ2年で8回ほど実施しており、多くの職員が勤務扱い・無料で受講できます。さらに、研修に継続的に携われることでインストラクターを目指すための経験を積むことができ、実際に資格を取得した職員も数名います。

こうした学びの仕組みが院内にあることで、「学びたい」「専門性を高めたい」という職員の想いを、外に出なくても叶えられる。これは当院ならではだと思っています。

幅広い経験を持つ看護師が集まり、長く働ける環境が整った職場

ー老年病研究所附属病院では、どのような人たちが働いていますか?

現在、当院には看護師・准看護師が180名ほど在籍していて、平均年齢は46歳。長く当院で経験を積んでくれている職員が多いのが特徴です。

また、平均勤続年数は11.5年です。医療業界では勤続が短くなりがちな傾向がありますが、当院では同じ場所で長く働ける環境が整っていることが数字からも伝わると思います。

また、性別のバランスも特徴的で、男性看護職は19名、全体の約10.5%を占めています。一般的な病院より少し高めの割合かもしれません。急性期・回復期・在宅と多様なフィールドがある環境だからこそ、女性看護師だけでなく男性看護師もやりがいを持って働けるのだと思います。

とはいえ、これからの組織づくりという視点では、若手や中堅層をもっと増やしていきたいという想いもあります。少しずつ新卒者や若い世代も増えてきていますが、今後は、経験を積んだ中堅層や、これから専門性を深めたい方にも仲間に加わっていただきたいと思っています。

ー老年病研究所附属病院へ入職したきっかけは何が多いですか?

入職のきっかけは人それぞれですが、面接や日々の会話の中でいろんな理由をお聞きします。

ひとつは、働けるフィールドが広いことです。当院は急性期、回復期、地域包括ケア、そして在宅まで一貫した医療を提供しています。そのため、自分の描くキャリアやライフステージに合わせながら働ける環境が整っています。このように「選べる働き方」や「経験の幅の広さ」に魅力を感じて入職される方は多いです。

もうひとつ特徴的なのは、退職後にまた戻って来られる職員が多いことです。一度別の医療機関に行ったあと、「やっぱりここが働きやすい」「雰囲気や人間関係の温かさが忘れられなかった」と復職されるケースが少なくありません。

当院は昔から、新しい方を迎える姿勢や日々のコミュニケーションをとても大切にしてきました。役職や経験年数に関係なく声を掛け合い、相談しやすい雰囲気があります。そのアットホームさや安心感が、入職のきっかけにもなり、戻って来る理由にもなっているのだと思います。

未経験でも、子育て中でも大丈夫。安心して働ける体制あり

ースタッフの研修制度やサポートについてはいかがですか?

当院では、特に働く人の成長を大切にし、学びや挑戦を後押しする体制を整えています。

まず教育の面では、クリニカルラダーを軸に、院内研修・オンデマンド研修・外部研修を組み合わせて進めていきます。さらに、認定看護師や特定行為研修、看護管理者研修など、より専門性を高めたい場合には、勤務扱いで研修に参加できる制度があります。また、費用の7割を奨学金として貸与し、一定期間勤務を継続することで返還が免除される支援制度も整えています。

また入職後は、全体のスキルマップと部署ごとのスキルマップに沿いながら、ひとつずつ習得していけるようサポートします。必ずフォロー担当者がつき、「ひとり立ちできた」と判断されるまで寄り添う仕組みですので、急にひとりで現場を任せられる心配はありません。また、業務が変われば再びフォローがつくなど、段階に応じた支援が継続されます。

ー福利厚生は充実していますか?

当院では、スタッフが安心して長く働き続けられるよう、給与面・働き方・子育て支援まで幅広く福利厚生を整えています。

まず給与面では、国の制度を背景にした手当が基本給に加算され、看護師の場合は毎月およそ2万円程度が上乗せされます。特別な業務に対する手当ではなく、「看護職として働くことそのもの」を評価する制度が反映されています。

また、院内には職員食堂があり、一般利用者より150〜200円ほど補助された金額で食事を取ることができます。昼食をリーズナブルに摂れるため、多くのスタッフが食堂を利用してくれています。

働く環境面では、残業が少ないことが大きな強みです。定時近くになると「手伝えることはないか」と声を掛け合い、急な入院もみんなで協力して対応するなど、定時で帰ることを大切にする風土が根付いています。残業が発生したとしても30分〜1時間程度がほとんどで、2時間を超えることは非常に稀です。有給取得率も約75%と高く、子育て世帯が多い環境でも無理なく休める仕組みがあります。休暇は申請ベースですが、遠慮して希望しづらいスタッフには、部署側から声をかけて均等に取得できるよう調整しています。ちなみに、有給は常勤の場合のみ1時間単位で取得可能です。急な予定や家庭の事情にも対応しやすくなっています。

さらに、院内には「ひまわり保育園」という保育施設を併設しています。昼間は3歳まで利用可能で、24時間保育を週2日行っており、夜勤時には小学生まで預けられる柔軟な体制が魅力です。そのため、スタッフのなかには子育てをしながら働かれている方も大勢いらっしゃいます。

人を支える仕事を、無理なく続けられる場所

ー老年病研究所附属病院では、どのようなスタッフを募集していますか?

まず、今回の採用は人員体制の強化と働き方の幅を広げるための募集です。

現在、当院では看護師(病棟看護師の常勤)と看護補助者(常勤・パート)のスタッフを募集しています。働く場所は急性期・回復期・地域包括ケアなど複数の病棟に加え、手術室・外来・訪問看護ステーション・診療所など、多様な部署があるため、経験や希望に応じたキャリアの選択が可能です。

当院で働きやすい方は、特別なスキルよりも、患者さんや仲間に対して誠実に向き合える人だと考えます。当院は高齢者医療が中心のため、治療だけでなく「寄り添う姿勢」がとても大切になります。ゆっくり耳を傾けたり、生活背景まで理解したり、相手を思いやる気持ちを大切にできる方と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。

また、当院では看護師や看護補助者が幅広い業務に携わり、多職種と連携しながらケアを行います。そのため、コミュニケーションを取りながらチームで動くことが好きな方、自分から学び、成長していきたいという主体性のある方は、特に活躍しやすい環境です。

ー求職者の方に向けて、メッセージをお願いします。

老年病研究所附属病院は「長く、無理なく、自分らしく働ける場所」であることを大切にしています。職員のライフステージはさまざまですが、それぞれが安心して働き続けられるよう、勤務体制・教育制度・仲間の支えを仕組みとして整えてきました。

実際に、小さなお子さんを育てながら働く職員も多く、院内保育所や24時間保育を活用しながら家庭と仕事を両立しています。「お互いさま」の風土が根づいているため、休みや働き方の相談もしやすい環境です。また、未経験から始めた看護補助者が半数以上おり、60歳を超えて活躍するスタッフもいます。そのため、「経験が浅い」「ブランクがある」「年齢が気になる」という理由で諦めなくても良い職場です。

さらに、一次脳卒中センターとして専門的な医療にも関わることができ、研究・研修・資格取得支援など、挑戦したい人には大きく成長できるフィールドがあります。

もしあなたが、患者さんに寄り添う気持ちを大切にし、人とのつながりを感じながら働きたいと思っているなら、当院はきっと良い選択肢になるはずです。

ぜひ一度、見学にいらしてください。ここで働く自分の姿が、自然とイメージできるはずです。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

セカンドラボ株式会社 コンテンツチームリーダー。医療福祉業界専門の求人サイト『コメディカルドットコム』にて、病院担当として5,000件以上の求人作成・運用を経験。公的統計資料の分析と現場知見を融合し、情報の正確性を重視したコンテンツ制作・監修を専門とする。神奈川県鎌倉市出身。

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