2026年春開業、児童福祉から訪問看護まで“どんなGENKIもうけとめる”新しい福祉の複合施設が誕生|株式会社GENKI INNOVATION COMPANY/-GENKI INNOVATION CENTER NIIZA
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埼玉県朝霞市・新座市・志木市を中心に、保育園や児童発達支援センターなど29の施設を運営する株式会社株式会社GENKI INNOVATION COMPANY。
同社が2026年4月、満を持して新座市にオープンさせるのが、「分断のない社会」をめざして地域と福祉をつなぐ複合施設「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」です。
今回は、同法人の総務部で採用を担当されている篠宮さんに、新施設に込めた熱い想いや、そこで働くスタッフの具体的な業務内容に加え、長く安心して働くための福利厚生や働き方、そしてどんな仲間と未来を描いていきたいのかについて、詳しくお話を伺いました。
目次
「セラピー」ではなく「ケア」を。精神科特化の訪問看護
7時間勤務とフレックス制の導入
笑って挑戦できる人と理想の場所をつくりたい
「どんなGENKIも、うけとめる」株式会社GENKI INNOVATION COMPANYが大切にする想い
ー株式会社GENKI INNOVATION COMPANYの企業理念や概要、これまでの実績などをお聞かせください。
当社は現在、埼玉県の朝霞市・新座市・志木市という地域に密着し、保育園や児童発達支援センターなど29の施設を運営しています。
私たちの根底にあるのは、「どんなGENKIも、うけとめる」という想いです。子どもたちの多様な姿すべてを「元気」と捉え、丸ごと受け止めていきたいという強い思いをもって事業を展開しています。
また、法人としては「しなやかに ひたむきに 家族を照らす」という理念を掲げています。ただお子さんを預かるだけでなく、ご家族の「伴走者」として、子どもたちの笑顔や「できた!」という喜び、そして社会とのつながりを増やしていくお手伝いをしています。
ー貴社は創業して約20年ですが、創業に至ったきっかけについて伺えますか。
創業には、代表の中村の実体験が大きく影響しています。親戚が抱えていた待機児童問題を目の当たりにし、その深刻さに強い衝撃を受け、「これはなんとかしなければ」と保育の道へ進んだのが始まりでした。
最初は小さな保育室からのスタートでしたが、多くのお子さんと関わるなかで、発達のことが気になるお子さんがたくさんいらっしゃることに気づきました。そこから児童発達支援施設を立ち上げ、現在は学童保育、相談支援など11の事業を展開するまでになりました。
そして、これまで培ってきた「子どもの事業への強み」と「地域への想い」を形にしたのが、2026年4月にオープンする「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」です。
ー「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」は、どのような狙いで設立されるのでしょうか。
これは、今の日本の福祉が抱えている「分断」という課題への挑戦です。
現在、支援学校や放課後等デイサービス(放デイ)に通うお子さんたちは、どうしても「地域」から切り離されがちです。学校が終わればお迎えの車に乗って放デイへ向かい、土曜日も施設で過ごす。そうした日常のなかで、地域に暮らしているはずなのに、地域の誰の目にも触れない状態が生まれてしまいます。
その結果、学校を卒業し、20歳で成人式を迎える年齢になっても、「あの子、誰だっけ?」と地域で認識されにくい存在になってしまう。本人たちも、地域のなかに自分の居場所を感じにくく、親御さんに万が一のことがあったとき、頼れる先が見つからないという状況。私たちは、こうした「分断」は、幼少期からの接点の少なさがつくり出していると考え、強い課題意識をもって向き合ってきました。
ーそれを解消するための「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」なのですね?
はい! ここは児童発達支援、生活介護、就労支援といった福祉機能に加えて、ベーグルカフェやアートサロン、工房などを併設した福祉の複合施設です。
たとえば、一般の方が「ここのベーグル、美味しいよね」と買いに来たその隣で、障がいのある方が当たり前に働いていて、作品づくりに取り組んでいる。そんな風景を身近に見て育つ子どもたちは、「発達特性や医療的ケアの有無に関わらず、これが普通なんだ」と感じるようになるでしょう。日常的な接点が生まれることで、地域とのつながりがより強くなっていくのではないでしょうか。
10年先を見据え、この「分断」のない社会を、ここ新座からつくっていきたいと考えています。
「セラピー」ではなく「ケア」を。精神科特化の訪問看護
ー今回は、生活のお手伝いをする生活支援員と訪問看護師(管理者含む)を募集されていますが、こちらの業務内容について教えてください。
生活支援員の方には、センター内で過ごす利用者様の生活や自立を、幅広い視点で支えていただきたいと考えています。業務内容は、大きく分けて次の4つです。
1.直接的な生活ケア
食事の介助や排泄のサポートなど、日々の暮らしを支える基本的なケアを行います。
2.就労支援・訓練
就労継続支援B型を利用される方を対象に、仕事に必要な知識やスキルの習得をサポート。訓練のほか、求職活動に関する支援も行います。
3.イベントの企画・運営
「地域との分断をなくす」ことを目的に、施設内で開催するイベントの企画や運営を担当していただきます。
4.事務・連絡調整
利用者様に関する各種手続きの事務作業や、関係機関との連絡・調整業務です。
当施設は、児童発達支援や生活介護、就労支援といった福祉機能に加え、ベーグルカフェやアートサロンも併設します。そのため、利用者様がアート活動に没頭する様子を見守ったり、就労支援の一環としてカフェ業務に関わっていただいたりする場面もあります。
ー訪問看護師の方には、どのような業務をお願いする予定ですか?
今回、「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」を拠点に展開する訪問看護は、精神科に特化したアウトリーチ型の訪問看護であることが大きな特徴です。具体的な業務内容と、私たちが大切にしている想いを、いくつかのポイントに分けてお話しします。
1.精神科特化のアウトリーチ(訪問支援)
現在、不登校の子どもは全国で約35万人(文部科学省・2024年度調査)と過去最多となっていますが、ご自宅に直接入って支援できる仕組みは、じつはまだ十分とはいえません。
そこで私たちは、訪問看護という形で、適応障害などの診断を受けている不登校のお子さんや、精神疾患を抱え、社会に出ることが難しい方々のもとへ伺います。訪問看護師の皆さんには、その最前線を担っていただきたいと考えています。
2.「セラピー」ではなく「ケア」を届ける
ここが、私たちが最も大切にしているポイントです。めざしているのは、「治すために背中を押すセラピー」ではなく、「ありのままを優しく包み込むケア」。
もちろん、精神症状の管理や服薬指導、生活面のアドバイスは行いますが、それ以上に「ケアで心を満たす」ことを優先します。まずは訪問を重ね、安心できる関係性を築き、外の世界や“第三の居場所”へ、無理のない形でつないでいく役割を担っていただきます。
3.ご家族へのトータルサポート
支援の対象は、ご本人だけではありません。ご家族へのサポートや、療育に関するアドバイスも重要な業務のひとつです。孤立しがちな保護者の方々に寄り添い、チームで支える体制を整えていきます。
また、管理者候補の方には、日々の訪問看護業務に加え、スタッフのマネジメントやチーム運営、関係機関との連携、事業所立ち上げ全般にも関わっていただく予定です。
なお、訪問時の移動はマイカー利用を想定しており、手当は支給します。スケジュールによっては直行直帰も可能です。業務用のスマートフォンやタブレットは貸与し、オンコール対応はありません。
7時間勤務とフレックス制の導入
ー現在、開業前とのことですが、実働時間は決まっていますか?
GENKI INNOVATION CENTERの社員に関しまして、実働時間は7時間に設定しています(休憩45分)。さらに、半年後を目安にフレックスタイム制を導入する予定ですので、仕事とプライベートの時間管理がしやすい環境になるかと思います。残業も月平均6時間程度で、持ち帰りの仕事は一切禁止します。 また、訪問看護の方は直行直帰も可能です。ミーティングの際には出社していただきます。
ー通常8時間勤務が多いなか、1時間短い7時間労働に加えてフレックスタイム制となると、「ワークライフバランス」が充実しそうですね。
はい。年間休日も124日以上と、しっかり確保しています。完全週休2日制で、日曜・祝日はお休み(土曜出勤がある場合は振替休日を取得)。これに加え、毎年3日間のリフレッシュ休暇、年に1度、個人の記念日に取得できるアニバーサリー休暇も設けています。有給休暇は1時間単位で取得できるため、お子さんの授業参観や通院など、平日のちょっとした私用にも柔軟に対応できます。
ーその他の福利厚生についてはいかがですか。
住宅手当は最大4万円を支給(規定あり)。引っ越し援助制度として、仲介手数料が無料、または半額になる仕組みも整えています。産休・育休の取得率は100%で、ライフステージが変わっても、安心して長く働き続けられる環境だと考えています。
笑って挑戦できる人と理想の場所をつくりたい
ー最後に、どのような方と一緒に働きたいか、メッセージをいただけますか?
当社には、スタッフ全員が大切にしている「4つの約束」があります。 1つめは「あいさつ」。利用者様はもちろん、地域の方やスタッフ同士でも、気持ちよくあいさつを交わすこと。 2つめは、相手を思いやる「礼節」をもつこと。 3つめは、「相手の話を聞く」こと、そして理解しようと心掛けること。 最後の4つめは、「自分の意見を相手に伝える勇気をもつこと、そしてわかるように伝えること」です。 もちろん、職種ごとに求めるスキルや資格はありますが、何より大切にしているのは、この4つの約束を大事にし、私たちの想いに共感してくださる方です。
ーとくに4つめの「自分の意見を伝える」という姿勢は、自ら動く楽しさにもつながりそうですね。
私たちには、「こうしなければならない」という固定観念はありません。「今より少しでも良くなるなら、まずやってみよう」「ダメだったら戻せばいい」という風土が根づいているので、入社したばかりの方やパートスタッフの意見でも、どんどん形にしていける。そんな自由度が高く、やりがいのある環境です。
今回オープンする「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」は、前例のないスタートアップ事業です。だからこそ、思うようにいかない壁にぶつかることもあるかもしれません。それでも、そうした状況を前向きに捉え、「笑いながら楽しみ、やり遂げてくれる人」と一緒に歩んでいきたいと考えています。
自ら考え、動くことを楽しめる方、個性を生かしながら仕事をしたい方へ。 私たちと一緒に, 新しい福祉の形をつくっていきませんか。お会いできる日を、心から楽しみにしています。