地域医療を支え、ブランクも子育ても受け止める総合病院|医療法人本庄福島病院 本庄総合病院
- 更新日
埼玉県本庄市で、外来・入院・リハビリ・在宅支援までを一体で担い、地域の「暮らし」と「いのち」を支え続けている医療法人本庄福島病院 本庄総合病院。本庄児玉地区で唯一の総合病院として、急性期から回復期、療養まで切れ目のない医療を提供し、地域医療の中核を担っています。
今回は、看護部部長の粕谷さん、総務課副課長の木村さん、総務課副主任の横川さんにご参加いただき、病院の理念や人材育成の考え方、職場の雰囲気、働く魅力まで、現場のリアルな声をお届けします。
目次
地域医療を支えながら、人を育てる総合病院
―本庄総合病院の事業内容について教えてください。
本庄総合病院は、地域の皆さんの健康と暮らしを支える拠点として運営している、いわゆるケアミックス型の総合病院です。
私たちが大切にしているのは、「地域住民の健康と幸福を守ること」。その想いを軸に、外来から入院、回復期、そしてその後の生活までを切れ目なく支えられる医療体制をつくっています。
たとえば外来では、内科や外科、整形外科などを含む11の診療科を備え、日常的な不調から専門的な治療まで幅広く対応しています。一方で入院機能も充実しており、急性期病床137床、地域包括ケア病床48床、療養病床102床を有しています。急な病気やケガでの入院はもちろん、その後のリハビリや長期的な療養が必要な方まで、患者さんの状態に合わせて病棟をつないでいけるのが私たちの強みです。
また本庄エリアの中で、総合的な医療を提供できる数少ない病院でもあり、救急対応や地域のクリニックとの連携にも力を入れています。さらに法人として、本庄総合病院だけでなく、療養型の本庄福島病院や介護老人保健施設彩の苑、ふくしまキッズ保育園も運営し、医療と介護、保育を一体的に支える体制を整えています。
―本庄総合病院の魅力や他施設との違いは何ですか?
「人を育てること」にしっかりと向き合っているところだと思っています。
特に研修体制は、他の病院と比べてもかなり手厚いです。基本はOJTを軸にしていますが、それだけではなく、各種研修や委員会活動、さらにはeラーニングまで整備していて、職員が無料で学べる環境を用意しています。病院が用意する研修の他にも、自分のペースで学びたい人が自主的にスキルアップできる仕組みがあるのが強みです。
また、入職した方への育成体制も特徴的で、多くの病院では卒後3年ほどで研修が一区切りになるケースが多い中、当院では4年目まで継続して卒後研修を行っています。基礎を固めるだけでなく、少しずつ自立していく過程まで見据えた教育を行っているので、「現場に放り出される」という不安を感じることなく、安心して成長していける環境だと思います。
さらに、福利厚生や制度面の整備にも力を入れており、働き続けやすい環境づくりも病院の大きな特徴です。医療の現場はどうしても忙しくなりがちですが、長く働けることを前提にした仕組みを整えている点は、他施設との違いの一つだと感じています。
「ここで続けたい」と「ここで挑戦したい」が両立する環境
―本庄総合病院では、どのような人たちが働いていますか?
一言で表すなら、長く腰を据えて働いている人が多いです。
病院全体の平均年齢は約42.5歳で、平均勤続年数はおよそ11.5年になります。全国の病院の平均勤続年数が9~10年程度と言われているので、それと比べても定着率は高い方だと思います。
そしてこの背景には、地域性も大きく関係していると感じています。本庄市をはじめ、埼玉県北部や群馬県南部から通っているスタッフが多く、この地域には「ひとつの職場で長く働くことが良い」という価値観が根付いています。実際、周辺には住宅地やホームタウンも多いため、生活基盤をこのエリアに置きながら安定して働ける環境が整っていることが、長く続けてもらえる理由になっているのだと思います。
また年齢層も幅広く、60代を超えて働いている職員も少なくありません。定年後は有期雇用という形になりますが、それでも「ここで働き続けたい」と思ってもらえていることは、職場環境の良さを表しているのではないでしょうか。
性別の割合は、男性が約25%、女性が約75%で、医療職の特性上、女性が多い職場になっています。現在、30代後半から50代前半の中堅層が少なめなので、その世代が加わるとチームとしてのバランスがより良くなると考えています。もちろん、これから長く働きたい若手の方も大歓迎で、幅広い世代が活躍できる病院でありたいと思っています。
―本庄総合病院はどのような方たちに選ばれる職場ですか?
本庄総合病院を選んでくれる方に共通しているのは、「ここなら自分が挑戦できそう」「成長できそう」と感じてくださっている点だと思います。
当院は、誰かが何かに取り組もうとするときに、周囲がそれを止めるのではなく、「じゃあやってみよう」と背中を押す風土があります。そのため、自分の意見を出したり、新しいことに関わったりできる機会が多く、「参加できる職場」であることが大きな魅力です。
特に研修の仕組みは、その象徴だと思っています。卒後1年目から4年目までの研修だけでなく、各部署ごとに「今の現場に必要なことは何か」「どんな研修があればもっと良くなるか」を自分たちで考えて企画し、実際に実施しています。やらされる研修ではなく、「自分たちでつくる研修」だからこそ、学ぶ側も教える側も楽しめて実感を持って成長できるのだと思います。
また、この地域で唯一の総合病院という点も、選ばれる理由のひとつです。幅広い診療科があり、いろいろな経験が積めることに魅力を感じて志望してくれる方が多いです。転職してくる方の中には、以前の職場で忙しすぎて心身ともに疲れてしまい、「もう少し落ち着いて、丁寧に医療と向き合いたい」と考えて来られる方もいます。
専門性も人生も大切にできる、本庄総合病院の魅力
―スタッフの研修制度やサポートについてはいかがですか?
本庄総合病院では、「その人の強みを伸ばす」ことを大切にした育成を行っています。
たとえば、感染管理に興味を持った看護師が、病院の支援を受けながら認定資格を取得し、今では院内の感染対策の中心的な存在として活躍しています。こうしたキャリアアップを病院全体で後押しする文化が、本庄総合病院にはあります。
また、ここでは患者さんを一人ひとり任されるため、自然と責任感と自信が身につくのも特徴です。失敗や不安があっても、先輩が必ずフォローする体制が整備されているため、安心して成長できます。
―福利厚生は充実していますか?
仕事と生活の両立をしっかり支える仕組みが整っています。
まず大きな特徴が、職員本人だけでなく家族も対象となる医療費補助制度です。グループ内の病院や施設で受診した場合、インフルエンザ予防接種なども含め、自己負担の半額を法人が補助してくれます。
また、住まいの面でもサポートがあり、2024年に新築された職員寮を月3万3,000円で利用できます。寮に入れない場合でも、家賃補助があるため遠方からの転職でも安心です。
さらに、2024年から法人が運営する0〜2歳対応の認可保育園が病院のすぐそばにできました。通勤・帰宅に合わせて送り迎えができるので、子育て世代の方も安心して働けるのが魅力です。なお、保育園は土日祝日の一時預かりにも対応しています。
加えて、軽井沢の保養所を格安で利用できる点も特徴です。年間の利用者数も多い人気の施設で、心身のリフレッシュにもつながります。他にも有給休暇の取得率は高く、残業も月20時間未満、育休は男女ともに取得・復帰しやすい環境です。
前向きに働き続けられる人が、いちばん活躍できる病院
―本庄総合病院では、どのような職種を募集されていますか?
本庄総合病院では現在、看護師・准看護師・言語聴覚士・看護助手(介護職)を中心に募集しています。いずれも基本は常勤採用ですが、ライフスタイルに応じてパート勤務の相談にも柔軟に対応しています。
募集の背景にあるのは、「職員が無理なく働き続けられる体制をつくりたい」という思いです。育児休暇から復帰したスタッフや、子どもの急な体調不良でお休みが必要になる職員も増えてきている中で、シフトに余裕を持たせ、現場全体の負担を減らすために人員の拡充を進めています。
そのため、未経験の方やブランクのある方も積極的に受け入れています。入職後はフォロー体制や研修制度が整っているので、「久しぶりの現場で不安」「医療の仕事が初めて」という方でも安心してスタートできます。
―最後に求職者の方にメッセージをお願いします。
当院が募集しているのは、何よりも「前向きに考えられる人」です。
医療の現場では、不安やつまずきがない日はありません。そんなときに物事を悪く受け取るのではなく、「どうすればよくできるか」とプラスに転換できる力が、患者さんへのケアにもそのまま表れます。言葉や表情は、目に見えないお薬になりますから、自分自身の気持ちを整えることはとても大切です。
また入職に興味がある方は、自分の学び方を大切にしてほしいと思っています。周りと同じやり方を無理に真似しなくていい。自分に合った方法で学び、わからないことは先輩を遠慮なく頼ってください。そして、できたことはきちんと自分で褒める。小さな積み重ねが、自信と成長につながります。
転職には不安もあると思いますが、ここには受け入れる体制と、相談できる仲間がいます。また、この病院は子育てやライフステージの変化を大切にする風土があり、長く安心して働ける環境が整っているため、安心して、一歩を踏み出してもらえたらうれしいです。