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年間休日120日以上 70歳定年制で長く働ける|社会福祉法人松涛会 特別養護老人ホーム 太陽と緑の家

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

千葉県、新潟県で複数の介護施設を運営する「社会福祉法人松涛会」。千葉県市川市の特別養護老人ホーム「太陽と緑の家」は、デイサービスの介護職員を募集しています。年間休日が120日以上と多く連休も取りやすいため、プライベートとの両立がしやすい環境です。ダブルワークも認められており、多様な働き方が可能となっています。

千葉県市川市で地域の高齢者一人ひとりに寄り添った介護サービスを提供する「太陽と緑の家」。地域のボランティアによるミニコンサートやセラピー犬との交流などのイベントも盛んで、明るい雰囲気があります。入職後のマンツーマンの研修や、資格取得の際の費用補助などスキルアップ支援も充実しており、安心して長く働ける環境です。

目次

1.70歳定年なので、長く働ける

――「太陽と緑の家」はどのような施設でしょうか。

大図:

「太陽と緑の家」は、常に介護が必要で、自宅での介護が困難な方を受け入れている千葉県市川市の特別養護老人ホームです。短期入所生活介護(ショートステイ)と通所介護(デイサービス)の各サービスも提供しており、相互の連携を密にとっています。施設の定員は、入所90名(全室個室ユニット型)、短期入所10名(全室個室ユニット型)、通所介護67名(1日あたり定員)となっています。

――職員の働きやすさはいかがでしょうか。

大図:

定年は70歳なので、長く勤めることができます。法人全体では、勤続5年以上の職員の割合が47.5%となっています。

そして「太陽と緑の家」のデイサービスの介護職員には送迎時の運転業務がありません。車の免許を持っていなくても勤めることができます。

通勤時にはバスを利用できるので便利です。市川大野駅と「太陽と緑の家」を結ぶ職員送迎バスが、朝は7時15分と7時半の2本、夕方も5時55分と6時15分の2本、出ています。

ちなみに、「太陽と緑の家」は梨直売所が並ぶ梨街道に面しているので、梨の時期になると休憩時に職員が買いに行く光景も日常です。職員たちのちょっとした楽しみになっています。

――今回募集している職種は何ですか。

大図:

デイサービスの介護職員です。仕事内容は、三大介護と呼ばれる入浴、排泄、食事の介助が主です。さらに当施設はデイサービスを提供しているということもあり、レクリエーションの進行もします。

――入職後の1日の仕事の流れを教えてください。

大図:

午前8時に朝礼を行った後、ご利用者さんの送迎をします。施設に到着してくるのがだいたい9時過ぎぐらいで、その後、それぞれトイレ介助や入浴介助などをします。

12時になると、お昼ご飯の時間です。介助が必要な方の食事介助をします。食後は、ご自宅から歯ブラシを持ってきているご利用者さんのみが対象ですが、口腔ケアの補助もします。その後、水分提供の際の介助もします。

午後2時過ぎぐらいには、レクリエーションの進行もして、ご利用者さんにリフレッシュしていただきます。レクリエーションには合唱、書道、よさこい、モグラたたきなど、さまざまなものがあり、ご利用者さんの笑顔があふれます。

おやつの時間には、おやつの配膳や介助、その後はトイレ介助をし、ご利用者さんとマンツーマンで車に乗り、4時半に一斉にご自宅までお送りします。

だいたいこのような流れで、日々、介護を行っています。

――「太陽と緑の家」で働く中で、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか。

大図:

ご利用者さん一人ひとりが求めることや要介護度が違う中で、最初はなかなか通じ合えない部分もありますが、長く付き合うことでご利用者さんの要望に応えることができたときには、やりがいや喜びを感じます。

集団生活の場ですから、全員が求めることが全てかなうということは難しいですが、なるべく一人ひとりの要望を聞きながら、お応えできることには応えていきたいと思っています。

2.年間休日は120日以上でワークライフバランスが充実

――職員の皆さんはどんなことを大切にして、介護にあたっていますか。

大図:

デイサービスでは、心身ともにしっかりしている方が多いこともあり、ご利用者さん一人ひとりの思いに耳を傾けた介護、一人ひとりに寄り添った介護を大切にしています。

――職場の雰囲気はいかがでしょうか。

大図:

「太陽と緑の家」では、幅広い年齢の職員が協力し合って働いています。20代から60代までの職員がおり、女性の方が多いです。

明るくよく笑う職員が多く、業務中や送迎から帰った後も、密にコミュニケーションをとっています。業務に関することも、他愛もないことも、よく職員同士で話しています。

小野:

「太陽と緑の家」では地域のボランティアの方によるミニコンサートや、セラピー犬との交流などのイベントが多いと思います。ご利用者さんにとっても楽しみな時間ですし、職員の気分転換にもなりますね。職員が明るくないとご利用者さんも明るくなれないので、こうしたイベントは職員も含めた皆で楽しみ、明るい施設づくりを心掛けています。

――職員の皆さんのワークライフバランスはいかがでしょうか。

大図:

年間休日は120日以上あります。今年度は公休数が125日で、有給休暇は5日以上ありますから、計130日以上の休みがあります。月の公休が10~11日なので、連休も取りやすいです。職員には毎月シフト希望を聞き、できる限り対応するようにしています。有休の消化率も全国平均を上回っています。

「太陽と緑の家」では、他の施設に比べて若干多めに介護職員を配置しています。そのため、派遣職員に勤務してもらうこともあります。介護職員の急な欠勤や早退があれば、管理職クラスの職員が入浴介助など現場に入ってフォローすることもあります。

――待遇や福利厚生面のPRポイントはありますか。

大図:

船橋市にある同じ法人内の特別養護老人ホーム「太陽と緑の家 藤原」と合同で、春の新人歓迎会、年末の忘年会を実施しています。その際、会費の半額を補助しています。

コロナ禍以降、ここ数年はこうした合同の集まりは実施していませんでしたが、今年からは施設の部署ごとに忘年会を実施することになりました。

ほかにも勤続10年の職員には賞状と金一封が与えられます。子供扶養手当や希望者向けの昼食の支給などもあり、福利厚生は非常に充実しています。

小野:

条件はあり法人への申請が必要ですが、職員のダブルワークも認めています。ダブルワークを認めるようになってまだ1年も経っていませんが、「太陽と緑の家」の職員130人ほどのうち、10~15人ほどがダブルワークをしています。

3.入職後1~2ヶ月はマンツーマンで丁寧に指導

――研修体制はいかがでしょうか。

大図:

入職後、指導期間が30~40日間ほどあります。入職した職員に対し、初日はオリエンテーションを行い、1日の流れや送迎の方法、未経験者には入浴、排泄、食事の介助方法をお伝えします。その後はご利用者さんの様子や、職員の動き方を見学していただき、施設の雰囲気を感じていただきます。

それ以降は、ベテランの職員が1~2ヶ月間ほど指導担当としてつき、業務の内容やご利用者さんの状況を把握していただきます。できることを一つずつ増やしていきます。

この期間には1日の終わりに振り返りも実施し、気になったことや改善点などを指導担当の職員とともに確認します。

――入職後、スキルアップのための支援はありますか。

大図:

初任者研修、実務者研修、認知症介護基礎研修を受講する際に、資格取得支援をしています。受講時の勤務の調整や受講費用の補助をしています。初任者研修や実務者研修は3万円、認知症介護基礎研修は3000円をそれぞれ上限とし、補助を実施しています。

――入職後のキャリアパスはどうなっていますか。

大図:

介護職員は係長、主任、副主任などの役職に応じて職責が決まっています。例えば副主任は主任の職員を補佐し、主任が不在の場合はその職位を代行するなどと定められています。

ただ、役職の定員の数には限りがありますので、いつでも昇格できるわけではありません。また、複数の施設を運営している法人のため、法人内の異動もあります。過去には、船橋市の「太陽と緑の家 藤原」に異動しリーダーになった職員や、引っ越しなどの家庭の事情で異動した職員もいます。

4.見学の際には施設の雰囲気や仕事内容を丁寧に説明

――求める人材像を教えてください。

大図:

人と関わる仕事ですので、社会人として当然のことですが、報告・連絡・相談の「報・連・相」をしっかり行えることが大事です。わからないことは一人で悩まず、周りの職員や上司に相談してほしいと思います。

また、こまめに職員やご利用者さんとコミュニケーションをとってほしいです。そうすることで業務の進行や人間関係が円滑になると考えています。

――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

大図:

興味を持ってくださった方は、お気軽にご連絡いただければと思っています。施設の雰囲気や仕事内容を丁寧に説明しますので、じっくり見学していただきたいですね。ご本人が長く働ける職場かどうかをよく考えたうえで、入職してくださればありがたいです。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。