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年間休日120日以上で、ワークライフバランスを大切にしながらスキルアップがかなう|社会医療法人社団蛍水会 名戸ヶ谷病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

千葉県柏市の「社会医療法人社団蛍水会 名戸ヶ谷病院」は1983年の開院以来、患者さんを断らず受け入れることを掲げてきた急性期病院です。年間休日は120日以上あり、託児所も完備しているため、ワークライフバランスを大切にしながら働けます。スキルアップ支援も充実しており、例えば薬剤部では認定薬剤師の資格を取得するための金銭的支援や、学会発表に向けた指導も行っています。

千葉県柏市で、内科、外科、整形外科、脳神経外科など様々な診療を提供する「社会医療法人社団蛍水会 名戸ヶ谷病院」。年代、症例も様々な患者さんの対応にあたるため、どの職種の職員も幅広い経験を積むことができます。職員間のコミュニケーションも活発で働きやすい環境です。

目次

1.入職後早い段階から様々な業務を担当し、幅広い経験を積める

――名戸ケ谷病院はどんな病院でしょうか。

澁谷:

薬剤部としては、急性期の患者さんが多く、新しい薬を使うことが多々あるので、しっかり勉強して医師とコミュニケーションを取っています。

菅野:

柏市内外から、年齢、人種を問わずいろんな方がいらっしゃいます。私は医療相談室の相談員として日々、多様なニーズに対応しています。自治体ごとに異なる制度の情報にアクセスする機会も非常に多いので、様々な経験を培えます。

――どんなことを大切にして、日々の仕事にあたっていますか。

澁谷:

家族など大切な人が入院した場合にどう行動したいかということを常に考え、仕事をしています。部下や後輩にも、患者さんの立場に立った医療を提供するよう伝えています。

菅野:

患者さんご本人やご家族の意向を聞くことを大切にしています。医師や看護師には言いにくいことがある方も多いので、医療相談室で話をしっかり聞くことを心掛けています。また、急性期の相談員として働く以上、患者さんの入院中や退院時の対応が多いです。必要なタスクをスムーズにこなし、患者さんに適切に対応することを意識しています。

――名戸ヶ谷病院で働くやりがいや魅力について教えてください。

澁谷:

薬剤部では入局後、比較的早期に病棟で薬剤管理指導業務に携わることになります。ここで薬剤師は責任感を養い、勉強していく必要性を実感します。

菅野:

相談員として多くの方と接するので、社会保障制度について理解を深めることができます。普段の業務の中でたくさんの情報にアクセスするので、非常に勉強になる毎日です。

2.男性育休も取りやすい 妊活への配慮も

――職員の皆さんの雰囲気はいかがでしょうか。

澁谷:

今、薬剤師の正規職員は10名で、20代が4名、30代が3名、40代、50代、60代は1名ずつです。薬剤師同士で仕事中に「こういう時はどうしたらいいんだろう」と話し合っているのをよく見かけます。

職場は和やかな雰囲気ですが、社会人としての動き方や姿勢についてはきちんと指導しています。アットホームな中でも、引き締めるところは引き締めるということを心がけています。

仕事で対応に困ったときは先輩薬剤師に相談するなど、先輩と後輩のコミュニケーションもしっかり取れていると思います。

菅野:

医療相談室には現在5名が在籍しています。そのうち4名が社会福祉士、1名が看護師です。年代別にみると、20代が3名、40~50代が2名です。仕事の話もプライベートの話も気軽にしやすい関係です。

相談員は皆で一緒に業務を進めるというより、それぞれが担当の診療科や病棟ごとに仕事をしています。その中でも協力し合う場面は多く、例えば最近ではある相談員が、足が悪い患者さんへの対応について、自治体の経済的なサポートに詳しい相談員に質問したり、看護師のアドバイスを聞いたりする、ということがありました。スムーズに連携ができていると思います。

――ワークライフバランスのPRポイントをご紹介いただけますか。

澁谷:

薬剤部は若い人が多い職場です。育休も取りやすく、これまでに2名が男性育休を取得し、男性の育休取得率は100%です。小さいお子さんがいるご家庭では急な体調不良などもあるため、休みが必要となった場合は、業務を調整しております。

休日は月10日で、年間休日数は120日となります。月10日の休日と年次有給休暇とは別に規定により夏季休暇は4日付与されます。有給の取得率もかなり高いので、生活を充実させたうえで仕事にもしっかり取り組めます。

希望休はほぼ100%取っていただけます。男性も女性も等しく働きやすい環境を作れているのではないかと思います。

菅野:

医療相談室も休日は月10日です。社会福祉士の有資格者は土曜日午後と日祝日は休みで、それ以外の休みはシフト制です。それぞれが病棟や診療科ごとに働いているので、有休についても自由に取りやすいです。誰かが休みのときは、職員同士でカバーし合える環境です。

澁谷:

病院にはきれいで安全な託児所が完備されているので、子育て中の職員も働きやすいと思います。

【補足】託児所の状況により、勤務先ではなく当法人の系列の事業所管轄の託児所をご利用いただく場合がございます。

3.認定薬剤師の資格取得に向け、病院が丁寧にサポート

――スキルアップ面でのPRポイントを教えてください。

澁谷:

薬剤師が認定薬剤師の資格取得のためeラーニング講座を受講し、年間40単位集めた場合には病院からの助成が出ます。そして入職後3年目までの薬剤師には毎月、受けた講習と取得した単位数を報告してもらっています。そして病院側からは、認定薬剤師の資格を取るためにはどの単元が足りないか、1ヶ月あたり何単位を取っていけばいいのかといった計画を指導しています。認定にも種類がありますので、取りたい認定を持っている薬剤師がいる場合、その薬剤師に認定を取るためのアドバイスをしてもらっています。

また、1~3年目の薬剤師は学会で発表をします。発表に向けて私と副薬局長、前年度に発表を行った薬剤師の3人体制で指導にあたっています。

菅野:

医療相談室では、様々なキャリアの職員がいますので、決まった研修体制があるわけではありませんが、業務を担いながら適宜、先輩職員から指導を受けてもらいます。現在入職2年目の私も、入職前に社会福祉士の資格を持っていたとはいえ病院勤務の経験がない中、先輩職員の指導のおかげで早期に担当の病棟をもち、業務をこなせるようになりました。フォロー体制は十分だと思います。

金銭面の支援についてご紹介すると、社会福祉士の実習生を受け入れるための講習に関する費用が補助されたことがありました。

4.各薬剤師のキャリアを考えた配置 医療相談室では幅広い患者さんに対応

――入職後のキャリアパスはいかがでしょうか。

澁谷:

薬剤師が受けたい認定の種類によっては、特定の委員会への所属といった条件もあるため、本人が希望する認定を考えて、委員会や病棟の配置を行うようにしています。専門性のある認定ではなく一般の認定を目指す薬剤師も、例えば「糖尿病に興味がある」「外科に興味がある」といった希望を面談で聞いたら、できるだけその病棟に配置しています。ただずっと同じ病棟に配置するのではなく、適切なタイミングで配置は変更しています。

菅野:

医療相談室については、配置換えはあまり実施されません。ただ、外来患者さんの相談については固定ではなく、シフトでそれぞれ対応しています。担当ではない診療科についての相談に乗ることができ、経験の幅は広がっていきます。例えば私は外科整形の担当をしていますが、外来の相談で脳神経外科の患者さんの相談に対応することもあります。

――求める人材像について教えてください。

澁谷:

病院の理念として「全人的医療」を掲げています。そのために薬剤師としてどうしたらいいかを考えられる方に来ていただきたいと思っています。スキルや経験は後からでも習得できますが、心構えを後から身につけるのはなかなか難しいです。しっかりとした心構えのある方に来ていただきたいと思っています。

そして理念の中には「いつでも患者さんの立場に立って医療を行います」という言葉もあります。患者さんの立場に立って、患者さんの最善を常に考えている方を求めています。家で勉強しないというのは、やはり最善ではないと思っていますので、勉強して医師と話を合わせられるよう頑張っていける方のご応募をお待ちしています。

菅野:

まず、患者さんの話を聞くという姿勢が大切です。患者さんご自身やご家族に寄り添ってお話を聞くことが大事です。

そして、聞いたことを言語化し、医師や看護師に伝える力も必要です。ただ大切なのは、難しい表現ができるということではなくて、人とのコミュニケーションに抵抗がないということです。そして社会福祉士の資格をお持ちであれば、なお望ましいです。

また、業務の中でたくさんの患者さんに対応したり、救急患者さんに対応したりすることもあるので、マルチタスクに抵抗がない方が向いていると思います。

――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

澁谷:

7月に新病院ができ、薬剤師の異動があったため、薬剤師を募集しています。見学だけでもお気軽にお越しください。

菅野:

相談員の中でも、病院勤務となるとハードルが高いように感じる方もいらっしゃると思います。私も入職前はそうでしたが、周りのサポートもあり、未経験でも仕事をできていますので、安心して入職していただければと思います。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。