直接応募で自由な転職活動を コメディカルドットコム

現在の求人掲載数172398

職場インタビュー 231view

「STUDIOUS」でスキルアップ!フレックス、初期給与保障、各種手当など、働きやすさも抜群| 株式会社トータルライフケア 蒲田訪問看護ステーション

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

東京都大田区に拠点を置く「蒲田訪問看護ステーション」は、さまざまな福祉事業を手掛ける「株式会社トータルライフケア」の施設です。フレックスタイム制度や各種手当が充実し、働きやすい環境が整っています。さらに、独自の学術講習会「STUDIOUS(スタディアス)」をはじめ、訪問看護を中心とした教育に定評があり、質の高いケアを提供しています。

当施設では、現在、事業拡大を視野においた人材確保を進めています。未経験やブランクがある方も、充実したサポート体制のもとで安心してスタートできます。ご興味のある方は、ぜひ入職先の候補の一つに入れてみてはいかがですか。

目次

1.新卒も、ブランクのある方も歓迎!質の高い訪問看護で、個人も地域も盛り立てる

貴社について、ご紹介いただけますか?

当社は、東京都世田谷区に本社を構え、訪問看護や居宅介護支援を中心とした在宅サービスを提供しています。平成9年に設立し、2025年現在、都内に10か所の事業所を展開。看護師、セラピスト、ケアマネージャーなど計157名のスタッフが在籍しています。

当社の大きな特色の一つは「知の循環」を重視した経営理念です。一つはスタッフ一人ひとりが専門的な知識を高め、訪問看護の質を維持し続ける努力をすること。もう一つは、得た知識や技術を社内で共有し、さらに地域にも共有することで、社会全体の福祉の底上げに貢献することです。この経営理念のもと、特に神経難病ケア(SSPD)と小児ケアに力を入れております。

今回の求人では、何を重視されますか?

現在、当ステーションには看護師をはじめ、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ケアマネージャー、ヘルパー、福祉用具専門相談員、介護事務員など、さまざまな職種のスタッフが在籍しています。働き方も常勤、非常勤、時短勤務など、みなさん、ライフスタイルに合わせてフレキシブルに勤務しています。

今回、当社では看護師を募集していますが、正社員かパートか、応相談ということで対応したいと考えています。

求めるスキルとしては、看護師の基礎知識をしっかりと備えていることは前提ですが、ベースとなるコミュニケーション力や協調性、理解力などを重視しています。

訪問看護では医師やケアマネなど多職種の方々との連携が不可欠。業務の質は情報共有やチームワーク次第というところもあります。ですから、人と関わることが好きで、柔軟に対応できる方が望ましいと考えています。

新卒の方など、看護師のキャリアが浅い方の応募も可能ですか?

はい。最近は新卒や資格取得後間もない方の応募も増えています。初めての職場が訪問看護や在宅医療ということに不安を感じる方がいるかもしれませんが、当社はしっかりとした教育体制を整えていますし、実際、立派に独り立ちしてバリバリ活躍している看護師も多くいます。ご興味のある方は、ぜひ挑戦してほしいですね。

2.利用者様と密に関わることで、「真の看護」を追求

現場では、どういった業務をするのか、教えてもらえますか?

当社の業務は、病院やクリニックでの看護とは異なり、ご利用者様のご自宅を訪問することが中心となります。ですので、医療的なケアに加えて、ご利用者様の住空間やご家族の関わり方、日常の生活習慣などを総合的に判断して、最善のサポートをすることが、私たちの仕事です。

具体的な業務内容としては、体調確認、服薬管理、保清ケア、排泄コントロール、床ずれの予防やケア、リハビリテーションの支援など、多岐にわたります。

訪問看護だからこそ直面する困難とやりがいについてお聞かせください。

難しいと思うことは、ご利用者様の生活環境や健康状態が一人ひとり異なるので、個別の対応が求められる点です。病院とは違って各ご家庭の環境は千差万別。限られた医療機器しかないなか、柔軟に対応しなければなりません。たとえば点滴スタンドの代わりにS字フックを使ったり、陰洗ボトルをペットボトルに穴をあけて代用したり。

また、訪問は基本的に看護師一人で行うため、異変に気づくための観察力や判断力、迅速な対応力も必要です。さらに、医師やケアマネージャー、他の医療スタッフが異なる機関に所属しているため、積極的な情報共有と密な連携も心がけなければなりません。

一方で、やりがいもたくさんあります。ご利用者様が住み慣れた自宅で、その人らしく生活できるよう支援できることは、訪問看護の大きな魅力です。ときにはお看取りに関わることもあるのですが、ご家族とともに最期の時間を過ごす様子を見ていると、私たちの仕事の責任を強く感じるとともに、しみじみと深い感動が沸き起こってきます。

3.「知の循環」を通して、看護のSDGsに取り組む

貴社が独自に開発し、展開している学術講習会「STUDIOUS(スタディアス)」についてお聞かせください。

当社では独自の研修プログラムとして、学術講習会「STUDIOUS」を主催しています。このネーミングは「研究熱心な」という意味で、自分たちが学びたい内容の勉強会を自ら開催しようという考えのもと、2010年頃からスタートしました。

現在は、社内向けだけでなく、社外向けの勉強会も運営しています。コンテンツは2つにわかれていて、「STUDIOUSセミナー」では看護師、理学療法士、作業療法士を対象に、実技重視の対面型セミナーを企画。社員は無料で参加可能です。これまで約10~15年にわたり、114回のセミナーを開催してきました。2025年1月時点での会員数は1700名を超えています。

もうひとつの「地域セミナー」は地域で活動するうえで必要となる自治体窓口の担当者やケアマネジャーをはじめとする医療・介護関係の方々とつながることを目的としています。医療と介護の連携強化や情報共有の場となるよう、関係者同士のつながりを深める機会を提供しています。

入職したタイミングで行われる新人研修は、どんな内容ですか?

入職後、最初の研修は2日間、本部で実施されます。当社の制度の説明や訪問記録の書き方など、基本的なことを学びます。3日目からは各部署に配属され、その部の管理者か先輩がついて実務研修を行う流れです。その後も1か月、3か月、6か月、1年のタイミングで業務の振り返りを行い、独り立ちまでしっかりフォローしていきます。

全社員を対象にした「ブラッシュアップセミナー」「フットケアナース研修」とは?

「ブラッシュアップセミナー」は、神経難病ケアと小児ケアに特化したセミナーで、年に5回ほど外部の専門家や社外講師を招いて実践的な講義を行います。

「フットケアナース研修」は1年間のプログラムで、座学と実技を通じて、巻き爪や魚の目、タコ、厚くなった爪など、足のさまざまなトラブルに対応する専門知識と技術を習得します。

4.報酬や福利厚生で感じる働く喜び

貴社に入職して「よかったな」と思えることといえば何でしょう?

働きやすさを重視した制度とあたたかい職場の雰囲気です!

まず福利厚生として、産休・育休は万全です。実際に育休を経験したスタッフからは、「体調に配慮して訪問件数を調整してくれたり、業務負担を軽くしてくれたり、ずいぶんサポートしてもらえました」と、上司の迅速な対応が心強かったという感想をいただきました。

また、当社はフレックスタイム制度を導入しているため、出勤や退勤時間を調整しやすく、復帰後も子育てと仕事の両立をしているスタッフが大勢います。

保育料の補助もあるので、とくに子育て世代にとっては働きやすい職場だと思います。

スタッフへの配慮がある社風のようですが、スタッフ間の雰囲気についてお聞かせください。

職場の雰囲気は明るく活気があり、年齢や職種を問わず気軽にコミュニケーションが取れる感じです。新しく入職される方がいても、積極的に声をかけるスタッフも多くいるため、一人で悩むことはありません。医療人ですから、基本は人に対して親切です!私自身も、話しかけやすい雰囲気づくりを心がけていますし、スタッフとの対話の時間を大切にしています。

平均年収は約450万円以上と伺っていますが?

給与面については、正社員の看護の場合は基本給に加えて、担当件数や時間外固定給、各種手当で構成されています。令和5年平均支給実績で618万円(入社1年以上の常勤社員)。一部歩合制のため、最初のうちは担当件数が少なく、収入面で不安があるかもしれませんが、入社後一定期間は歩合を保障する初期給与保障制度を設けているので御安心ください。

育児手当や家族手当はありますか?

子育て中の方や妊娠・出産を控えている方に向けても、さまざまなサポートがあります。正社員の場合は、ベビーシッターやヘルパーの利用、育児施設での保育サービスに対する助成のほか、扶養する子ども1人につき5千円の保育料補助が支給されます。さらに、家族手当としては扶養する配偶者・子ども1人につき1万円が支給されます。

また、老後の資産形成をサポートするために、企業型確定拠出年金制度も導入しています。

職員間の交流イベントなどはありますか?

忘年会やバーベキュー、ソフトボール大会など、さまざまなイベントを通じて、仲間との絆を深めることができます。一時期、コロナ禍で休止状態だったキャンプや釣りのイベントも再開しました。

5.今後ますますニーズが高まる分野だからこそ得られる達成感を求めて

貴社の今後の抱負と、貴社を志す方へのメッセージをお願いします。

訪問看護ステーションの数は、過去10年間で約2倍、15年間で約3倍に増加していますが、一方で休止や廃止する事業所も増加しています。

私たちは、今後、ますますニーズが高まる訪問看護において、政府が推進する「地域包括ケアシステム」に沿った役割を果たし、必要とされるステーションであり続けることを目指しています。

訪問看護は、病院とは異なるやりがいや楽しみのある仕事です。当社には初心者でも充実した研修制度と、仲間をあたたかく受け入れる風土があります。スタッフが少しでも働きやすいように、さまざまな制度も設けています。

訪問看護の魅力を、ぜひ現場で体験していただきたいと思います。ともに学び、ともに成長し、地域の方々に貢献する喜びを一緒に分かち合いましょう。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。