スキルがあれば、役職と同等の手当も バースデー休暇もあり、ワークライフバランスも充実|株式会社ケアレジデンス 東京アネックス
- 更新日

「株式会社ケアレジデンス 東京アネックス」は、2008年に開設された有料老人ホームです。ホームに入居している方へのサービスのほか、デイサービスも提供しており、大規模で活気のある施設です。充実した介護体制、退職率の低さなどが評価され、週刊ダイヤモンドの有料老人ホームで1位になった実績もあります。
東京都江戸川区で入居、デイサービス合わせて150人ほどを受け入れている「株式会社ケアレジデンス 東京アネックス」。デイサービスでは、職員が趣味や特技を生かして、利用者に絵画や習字、手芸などを楽しむ時間を提供しています。役職者が多く、なかなか役職に就けない場合でも、スキルを評価されれば役職と同等の手当が支給されるため、待遇面でもモチベーションをもって働くことができます。
目次
2.趣味や特技で利用者に楽しんでもらえることがやりがいに
3.誕生月には3日間のバースデー休暇
4.役職に上がれなくても、給料アップのチャンスあり
1.退職率が低く、有料老人ホームランキングで1位の実績も

――「株式会社ケアレジデンス 東京アネックス」はどのような施設でしょうか。
萩野:
「株式会社ケアレジデンス 東京アネックス」は、2008年に開設した有料老人ホームで、2,3階には56床の部屋があります。1階では6年前からデイサービスを提供しており、定員は100名です。
私たちの施設は、週刊ダイヤモンドの有料老人ホームランキングで全国1位になったこともあります。入居率が非常に良いこと、介護体制が充実していること、事業経験が28年と長いこと、退職率が低く、ベテラン職員も多いことなどを点数化して評価していただきました。
――募集している職種を教えてください。
萩野:
デイサービス部門と有料老人ホーム部門の介護職員を募集しています。デイサービスの介護職員にはトレーニングスタッフとカルチャースタッフがいるのですが、その双方を募集しています。
――それぞれの仕事内容や1日の流れを教えていただけますか。
丸山:
デイサービス職員は、出勤するとまず利用者様をご自宅までお迎えに行き、施設まで送迎します。そして、1日の予定を利用者様に決めていただきます。ほかのデイサービス施設は、1日の流れが決まっている状態で利用者様をお迎えするところが多いですが、当施設では何種類か用意している活動の中からやりたいことを利用者様自身に選んでいただき、1日過ごしていただきます。
なお、デイサービスのトレーニングスタッフとカルチャースタッフには、資格は必要ありません。
尾又:
有料ホーム部門の職員には、特早、早番、日勤、遅番、夜勤の勤務時間帯があります。日勤の場合、午前9時に出勤し、朝礼をします。そこで夜間帯の入居者様の変化や体調などの確認をして、業務を始めます。入居者様の排泄介助をし、11時ごろから昼に向けて離床介助、12時から昼食介助をします。その後、口腔ケアなどをします。1時間の昼休憩をはさみ、3時からは入居者様の排泄介助をしたり、入居者様とコミュニケーションをとったりします。備品の補充や椅子の掃除なども行います。午後5時15分には終礼を行って、その日の様子を夜勤者に伝えています。その後5時半から夕食介助を行い、6時に退勤します。
2.趣味や特技で利用者に楽しんでもらえることがやりがいに

――デイサービスのトレーニングスタッフ、カルチャースタッフはそれぞれどのような仕事をしていますか。
丸山:
カルチャースタッフは、自分の趣味や得意なことで利用者様に楽しんでいただけるので、やりがいのある仕事です。絵が好きな職員は利用者様と一緒に油彩画を描いたり、習字が得意な職員は一緒に習字をしたりします。そのほかにも、手芸、音楽など様々な特技や趣味を生かしていただけます。私はトレーニングスタッフとして利用者様に体操を指導していますが、学校で体操を学んでいたこともあり、自分が好きな体操で利用者様に楽しんで健康になっていただけることがとてもうれしいです。
――どんなときに「ケアレジデンス東京アネックス」で働くやりがいを感じますか。
丸山:
利用者様から感謝の言葉をかけていただいたり、自分の考えた体操について「楽しい」「すごく体が良くなった」と言っていただけたりすると、うれしいですね。これからもそう言っていただけるような体操を考えて教えていきたいという思いが、私のモチベーションになっています。
尾又:
入居者様の意思を尊重しつつ、少しでも笑顔が絶えない毎日を過ごしていただきたいという思いが私のモチベーションです。そして年次にかかわらず、実力さえあれば役職につけ、自分の実力や頑張りを認めてもらえるということもやりがいにつながっています。
――どんなことを大切にして利用者様に接していますか。
丸山:
体操のアイデアはたくさん浮かぶのですが、ただ自分がやりたいというだけで、利用者様に楽しんでいただけなかったら良くないですよね。利用者様のことを考えたうえで自分のやりたいことを表現するようにしています。
――職場の雰囲気はいかがでしょうか。
丸山:
職場の雰囲気はとても良いです。トレーニングスタッフとカルチャースタッフは仕事内容が異なりますが、同じフロアにいる以上、インカム等を使いながらこまめにコミュニケーションをとっています。休憩時間には休憩室で雑談をしますし、仕事と休憩のメリハリをつけている人たちが多いです。
尾又:
職員の年齢層は20代から60代まで幅広いですが、年齢関係なく仲が良いです。仕事が終わった後に皆でご飯に行くことも多いですし、何でも話せるような関係です。
――とくに有料老人ホーム部門では退職率が低いそうですね。理由は何でしょうか。
尾又:
第一に職場の雰囲気が良く、皆仲が良いということですね。結婚や出産をした場合も働く時間の融通が利くので、長く働きやすいこともポイントだと思います。
3.誕生月には3日間のバースデー休暇

――ワークライフバランスの面でのPRポイントはありますか。
尾又:
基本的に休みの希望は100%通ります。複数の職員で希望休がかぶってしまった場合は相談して変えてもらうこともありますが、ほかの人でカバーできる場合は100%希望が通ります。有休も希望があればシフトを調整しますし、100%取得していただけます。また、月の公休は9日ありますが、そのほかにバースデー休暇として誕生日の月に3日休んでいただける制度もあります。
有料老人ホーム部門では残業はほぼありません。ただ、デイサービスの介護職員は送迎の業務があるので残業は多いです。
――待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。
萩野:
寮があり、施設に徒歩5分で出勤できますので、住居費が抑えられます。
――スキルアップ面でのPRポイントをうかがえますか。
萩野:
大規模な法人であるため、新人職員基礎研修、新人フォローアップ研修、階層別キャリア・スキルアップ研修などの研修は充実しています。
弊社は、病院、特別養護老人ホームや介護老人保健施設のほか、介護や看護、リハビリの専門学校も運営しています。そうした施設の職員も含め、グループ全体で新人の研修やフォローアップの研修をすることも多いです。最近はオンライン研修も増え、毎月1回、何かしらの研修を実施しています。
丸山:
私は介護を学ぶ学校の出身ではなかったため、新人の時に研修で介護の基礎を学べたのが良かったです。最初からある程度知識を持った上で、実際の介護現場で先輩たちの話を聞けたため、スタートダッシュしやすかったです。
尾又:
研修を通してほかの施設を知れることの意味は大きいです。ほかの施設と交流することで刺激を受け、自分ももっと頑張ろうという気持ちになります。
4.役職に上がれなくても、給料アップのチャンスあり

――入職後のキャリアパスはいかがでしょうか。
萩野:
東京には3つの施設があり、その間での異動はあります。弊社は、茨城県内でも病院や介護施設を運営していますが、本人が希望した場合以外では、茨城への異動はほぼありません。
東京の施設は3つしかないので、リーダーや主任といった役職が抜けないと、なかなか上に上がれないというデメリットはあります。その点をカバーするため、本人の希望と上長の推薦によってキャリアパスの段階が上がっていく制度があります。そうすることで給料も上がり、職員のやる気にもつながっています。
有料老人ホーム部門では、やる気があればリーダーにもなりやすいです。
――求める人材像について教えてください。
萩野:
有料老人ホーム部門では、できれば介護福祉士の資格や経験のある方が望ましいです。
一方、デイサービスはお元気な利用者様が多いので、介護というよりはサービス業に近いと思います。ですから、未経験や無資格でもどんどん応募していただきたいと思います。ただ、送迎業務があるので、運転が正社員は運転が必須になります。普通免許のある方を求めています。
――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。
丸山:
介護や介護職はマイナスなイメージを持たれやすいですが、サービス業に近い部分があり、利用者様とコミュニケーションをとれ、本当に楽しい職場です。ぜひ見学にも来ていただけたらと思います。自分たちの元気な体操や雰囲気を見ていただけたら、より入職を前向きに考えてもらえるのではないかと思います。
尾又:
体力的にはきつい面も多いですが、入居者様の笑顔を見ると、私たちも癒されて頑張れます。あまり深く考えすぎず、興味があったら一度見学に来ていただきたいと思います。