2024年12月にオープニング 入居者が少なく、ゆったりとした雰囲気|社会福祉法人奉優会 品川区立杜松特別養護老人ホーム
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「社会福祉法人奉優会 品川区立杜松特別養護老人ホーム」は、2024年12月に別の事業者から社会福祉法人奉優会に指定管理者が変更になったばかりの施設です。奉優会としてのオープニングから日が浅いこともあり、ほぼイチから施設をつくっていけるやりがいがあります。133年の歴史を持つ杜松小学校の跡地に建てられた特別養護老人ホームのため、職員が体育館や校庭で運動してリフレッシュすることもあります。
オープンしたばかりで、職員同士で協力し合って施設をつくっている「社会福祉法人奉優会 品川区立杜松特別養護老人ホーム」。入居者はそれほど多くなく、ゆったりとした雰囲気が魅力です。多くの施設を運営する社会福祉法人の傘下にあることから、ワークライフバランスに関する制度も充実。家庭の事情や体調などに応じた勤務形態・時間や勤務地の変更といった希望には柔軟に対応しています。
目次
1.イチから入居者との接し方を考え、関係性を築く経験ができる

――「社会福祉法人奉優会 品川区立杜松特別養護老人ホーム」はどのような施設でしょうか。
「奉優会」は関東圏最大級の社会福祉法人として、様々な介護施設や保育園などを運営しています。その中でも「品川区立杜松特別養護老人ホーム」は、133年の歴史があった杜松小学校の跡地に建てられた施設です。特別養護老人ホーム、ショートステイに加え、グループホーム、看護小規模多機能型居宅介護も併設しています。地域の皆様に親しまれてきた小学校の歴史を受け継ぎ、施設内の交流スペースやグラウンド、体育館は地域の方々にもご利用いただいています。昨年12月、10年間この施設の指定管理者を務めていた事業者から奉優会へと運営が代わりました。奉優会の施設としてはオープンしたばかりで、イチから施設づくりに励んでいます。
――どんなことを大切にして、お仕事にあたっていますか。
私は相談職として勤めており、主にご家族やケアマネージャーとのやり取りが仕事の中心です。昨年10月から相談職として働き始め、12月から杜松特別養護老人ホームで本格的に勤務し始めました。まだ手探りで見えていない部分もたくさんありますが、ご家族やケアマネージャーと緊密に連携し、入居者様とショートステイの利用者様の生活が円滑に進むよう心がけています。
――「品川区立杜松特別養護老人ホーム」で働くやりがいをどんなときに感じていますか。
前の指定管理者から引き継いでオープンしたばかりなので、大変なところはたくさんありますが、滅多にない経験ができ、やりがいを感じられると思っています。12月からご入居者様と会い、それぞれの方への接し方を考えたり、信頼関係を築いていったりしています。
2.職員は落ち着いてゆったりとした雰囲気

――今回募集している介護職の方々の主な1日の仕事の流れを教えてください。
日勤の職員は9時に出勤すると、午前中からお昼にかけては入居者様の排泄介助や、昼食の介助をします。午後は排泄介助や入浴介助をします。日によりますが、体操をしたり、週1回は移動スーパーに行ったりもします。おやつや夕食のときのお世話もします。
――職員の皆さんや施設全体の雰囲気はいかがでしょうか。
施設全体で職員は25人ほどいます。介護職員はそのうち20人弱程度です。女性の方が多く、年齢層は様々です。入居者様の人数が少なく、時間の流れもゆっくりしているので、職員も自然と落ち着いた、ゆったりとした雰囲気になっていると思います。真面目で、入居者様に対してもほかの職員に対しても、真摯に丁寧な対応をしている人ばかりだと思います。入居者様の定員は29名、ショートステイの定員は10名です。1ユニット10名のスペースで生活されていて、わいわいにぎやかな雰囲気というよりは、自分の時間を持ち自分のペースで生活を送っている方が多い印象です。ちなみに入居者様は品川区の方々で、職員も基本的に品川区周辺に住んでいる人が多いです。
――ワークライフバランス面のPRポイントについてうかがえますか。
それぞれの家庭の事情に応じて柔軟に働き方を相談していただけます。一例を挙げれば、小さい子どもを保育園に預けて午前中にパート勤務をする、という働き方も可能です。家庭の事情があっても勤務形態や勤務時間の融通はききますし、育休なども取りやすい雰囲気はあると思います。私が前に勤めていた法人内の別の施設でも、産休や育休を経て復帰している職員はいました。主任や課長といった役職を持っている人もスムーズに現場復帰しやすい体制は整っています。私も将来的に子育てをすることになった際には、不安は少ないと感じています。年休は122日確保しているので、しっかり休んでいただけます。12月にオープンしたばかりの施設なので、有給取得などはこれからですが、きちんと取っていただく体制は整備しています。日々の業務を効率化して残業を少なくするためDXも進めています。iPad、iPhoneのような記録媒体に、おむつ交換などの記録を残しています。
――待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。
大きな法人のため、福利厚生は充実しています。例えば、無認可保育園にしか子どもを預けられない場合は、保育費の一部を法人が負担しています。職員の親族が介護を必要とする場合は、介護利用料を補助する制度もあります。さらに、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」も使えるので、ショッピングや飲食、旅行などをお得に楽しめます。また、福利厚生というわけではありませんが、「品川区立杜松特別養護老人ホーム」には体育館や校庭があるので、職員も運動できます。バドミントンやフットサルをする職員同士のサークル活動もあるので、興味がある方はぜひ参加してリフレッシュしていただければと思います。
3.法人が運営する施設が多く、希望するキャリアを実現できる

――スキルアップ面でのPRポイントについて教えてください。
研修はかなり手厚いです。新卒で入職すると、最初に2週間程度の集合研修を受け、介護技術、社会人として必要なマナーなど様々なことを学びます。そしてその後も2~3年間は、高齢者の特徴や認知症、高齢者の人権など基礎的なことを学ぶ研修を月1回受けます。さらに6年目くらいまでは半年に1回、フォローアップ研修があります。中途で入職した職員も、感染症や食事、認知症といった様々な研修を受ける機会があります。そして現場でも、すぐに独り立ちをすることはなく、先輩の職員がマンツーマンで業務を教えていますので、安心して働いていただけます。また、管理職やリーダーといった職階ごとの研修も充実しています。資格取得支援に関しては、介護初任者研修などについて自治体が費用を補助する制度もあるため、こうした制度を積極的に案内しています。また、資格の筆記試験に向けた研修を施設で実施し、合格に向けた後押しもしています。
――入職後のキャリアパスはいかがでしょうか。
法人が運営する施設の数が多く、介護施設はもちろん地域の高齢者センターや相談支援センターなどへの異動も可能です。新卒の職員の場合、最初は介護職からキャリアをスタートしますが、自分が進みたい方向へのキャリアチェンジはしやすいです。介護職を極めるのもいいですし、ケアマネージャーや相談員、機能訓練指導員などの職種にチャレンジしてみるのもいいと思います。1年に1回、自分がどういう進路に進んでいきたいかを記したキャリアアップ申告書を上長に提出します。その申告書をもとに上長から「何かタイミングがあったら○○をやりたいって言っていたよね」と声をかけられることもあります。自分のやりたいことがかなえられる環境だと思います。それ以外にも、介護職はどうしても体への負担が大きいので、負担が大きくなってきた場合に自分の状況に合う施設に異動するというケースもあります。
――求める人材像や期待することについて教えてください。
やる気があってチャレンジしたいという気持ちがあれば、ぜひお気軽に連絡してもらえたらと思います。どんどん新規の施設を立ち上げている法人のため、新しいポストも次々とでき、役職に上がりやすい環境があります。今まで働いていたところから転職したい、昇進の機会がなかったという方にとってはいい職場ではないかと思います。もちろん、自分の都合のつく時間で働きたいという希望にも対応できるので、家庭の事情などがある方にもぜひ来てほしいですね。また、この仕事をするうえでは体が丈夫ということも大切です。体力が必要な仕事ですので、体に痛いところや悪いところがない方が向いていると思います。ただ、逆に言えば、体が丈夫であれば年齢は多少高くても問題ありません。
――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。
見学だけでもお気軽にご連絡ください。施設が始まって2ヶ月しか経っていませんので、いろんなことにチャレンジしたい方、やってみたいことがある方と一緒に仕事をできたらと思います。