アットホームな職場と院長の人柄の良さが魅力。自由で柔軟な環境で、新しいチャレンジをしてみませんか?|医療法人洗心会 児嶋病院
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福岡県飯塚市にある医療法人洗心会 児嶋病院は、脳神経外科や循環器内科、消化器内科、内科、外科、リハビリテーション科を標榜しています。1971年の開院以来、幅広い診療科目によって地域の医療を支えてきました。2018年には新築移転し、新たなスタートを切りました。
病床数は、一般病床22床と地域包括病床22床の計44床。急性期の患者の受け入れはもちろん、治療が終了した患者が住み慣れた自宅に帰れるよう、各職種が連携しながら自立支援に力を入れています。
さらに、訪問診療などの在宅医療に積極的に取り組んでいることも特徴です。地域のかかりつけ医として、外来や病棟、訪問の各部門で医療の充実を図っています。
そんな児嶋病院で働く魅力の一つが、ルールにとらわれずにスタッフのチャレンジを後押しする柔軟な組織風土だそう。今回は、児嶋病院の経営企画室で働く近藤さんにインタビュー。職場の雰囲気や働きやすい環境整備に向けた取り組みなどについて教えていただきました。
目次
1.幅広い診療科目と在宅医療で地域に密着

-貴院の診療の特色や強みについて教えてください。
近藤さん:
当院は内科や外科、脳神経外科、消化器内科、リハビリステーション科など複数の診療科目を掲げています。幅広い症例の患者さんが来院するため、経験を積むのにも最適な環境がありますよ。
特に、院長の専門が脳神経外科のため、脳梗塞をはじめとする脳疾患の患者さんからも頼りにされています。この規模の病院にしては珍しく、CTとMRIの両方を備えているのも強みですね。
また、当院は「かかりつけ医として地域に根差す」という思いの下、在宅医療にも力を入れてきました。24時間365日対応の訪問診療と訪問看護を提供する他、訪問リハビリも実施し、地域の皆さんの在宅での療養を支えています。
住み慣れた自宅で最期まで過ごすお手伝いをする在宅医療は、超高齢化社会を迎えた現代において重要な役割を持ちます。今後も外来・病棟・訪問部の各部門で連携しながら、地域の皆さんの充実した療養生活に貢献できればうれしいですね。
この他、新たに2名の救急救命士を配置するなど、救急車の受け入れにも注力しています。
-現在、貴院ではどれくらいのスタッフが働いていますか?
近藤さん:
当院には看護部、リハビリテーション部、地域連携室、薬剤課、検査課、放射線課、栄養課、医事課、事務部などの部署があり、全体で100人ほどのスタッフが働いています。
2.現場の裁量が大きく、アイデアを形にしやすい

-スタッフの皆さんの雰囲気はいかがでしょうか?
近藤さん:
比較的小規模な病院ということもあり、アットホームな雰囲気ですね。とはいえ、規模の割に外来患者さんは多く、入院患者さんも頻繁に出入りしますので、どうしても忙しい時間帯や時期はあります。そのような中でも、チームワークを発揮しながら助け合う空気がある職場です。
また、当院は今から50年以上前の1971年に開院しました。歴史ある病院という一方、厳しいルールや古い価値観のある職場なのではとイメージする方もいるかもしれません。
しかし実際には古い経営体質にとらわれず、柔軟でフットワークの軽い雰囲気があるのも特徴だと感じています。現場スタッフの裁量に任されている部分も多いため、新しいチャレンジもしやすい環境ですよ。
-実際に、現場スタッフのアイデアやチャレンジが具体化したエピソードがあれば教えていただけますか?
近藤さん:
代表的なものでいえば、若手スタッフたちのアイデアをもとに、脳ドックの取り組みがスタートしました。これは2年ほど前に、若手主導の企画ができないかという提案が院内で持ち上がったのを発端に始まったプロジェクトです。
各部署から若手スタッフを集め、企画内容を検討。上の者はなるべく口を出さず、基本的に自分たちですべてを決めるというコンセプトでした。そうして新しく立ち上がったのが、MRIを活用した脳ドックです。脳MRIと頚部エコーを組み合わせ、脳血管障害リスクの早期発見につなげます。
それまで健康診断や特定健診は受け入れていましたが、脳ドックは初めての試みでした。地域の皆さんからは好評で、現在でも多くの方に利用いただいているんですよ。
また、自分自身の話になりますが、私はもともとリハビリステーション部で働いていました。当時、病院のホームページが古い状態のままだったのが気になり、「リニューアルしてみたらどうか?」と提案してみたんです。すると、二つ返事でGOサインがもらえました。
このように、チャレンジしたいことを職場として後押ししてくれる風土があるので、自主性や積極性がある人にとってはうってつけの環境だと感じます。こうしたフットワークの軽さは、各部署の人数がそれほど多くないからこそ可能なことかもしれません。また、院長もおおらかな人柄なので、その雰囲気が病院全体に波及しているのも大きいと思います。
3.院内保育園で子育て世代を応援。キャリアアップへの支援も

-ワークライフバランスや子育て支援など、スタッフの働きやすさの面で力を入れていることがあれば教えてください。
近藤さん:
当院には子育て世代のスタッフも多いため、家庭と両立しながら無理なく働けるような仕組みを整えています。育休の取得率は100%で、男性スタッフの取得実績もありますよ。
企業主導型保育園も病院の敷地内に併設しています。認可保育園並みの基準をクリアした保育園で、当院のスタッフはもちろん、地域の皆さんも利用できます。小規模保育でお子さん一人ひとりに目が届きやすいため、安心できるという声も寄せられていますよ。
当院のスタッフの場合、1か月の利用料は1万円のため、保育費の負担を大きく抑えられるのもうれしい点です。また、1日単位での一時利用も可能です。
特に、育休から復帰するタイミングに保育園がなかなか見つからないという困りごとは多いと思います。そのような場合、自宅近くの保育園で空きが出るまでの間、病院の保育園に預けるなどの利用ももちろんOKです。万が一の時にも頼れる保育園があることは、早期に職場復帰したいスタッフにとっては心強いのではないでしょうか。
育休からの復帰後も、時短勤務やシフトの調整など、育児をしながら働きやすい体制を整えています。家庭の状況に応じ、柔軟に勤務できるよう最大限配慮しますので、遠慮なくご相談いただきたいですね。
産休・育休だけでなく、介護休暇や資格取得休暇などの各種休暇の取得実績もあります。年間休日も120日以上と、病院としては多めです。
この他、職員食堂もありますよ。提供しているのは入院患者さんの食事と同じメニューです。栄養バランスが整った食事がお得に食べられるため、スタッフからは人気があります。
-資格取得のサポートなど、スタッフのスキルアップやキャリアアップを応援する取り組みがあれば教えていただけますか?
近藤さん:
院外での研修などに参加した際は、かかった費用を当院が負担しています。もちろん、業務に役立つ研修内容であることは最低限の条件となりますが、職員のスキルアップを積極的に支援してくれる環境だと思っています。
4.自ら考え、行動できる人が輝く職場

-どんな人と一緒に働きたいですか? 求める人材像や採用で重視する点があれば教えてください。
近藤さん:
先ほどもご説明した通り、当院にはスタッフのチャレンジを後押しする環境が整っています。そのため、自分ですべきことを考えて行動に移せる力のある方であれば、きっと当院で活躍できるのではないでしょうか。
現場の裁量が大きいということは、裏を返せばただ指示を待つだけではやっていけないということです。そういう意味でも、自主性のある方のご応募をお待ちしています。
それと、あらゆる職場に共通することではありますが、協調性も大切にしたいですね。当院では多くの職種がともに働き、チームとなって医療に携わっています。患者さんに満足していただける医療サービスを提供するためにも、チームワークを重んじながら働ける方に来てもらえるとうれしいです。
また、当院では医療職のスタッフだけでなく、病院の運営に関わる経営企画室のメンバーも募集中です。経営企画室は2024年1月に誕生したばかりの部署で、これからどんどん新しい挑戦に取り組んでいきたいと考えています。医療法人やクリニックでの事務長やマネジメント、経営企画などの経験がある方で興味があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。
-最後に、記事を読んでいる求職者の方にメッセージをお願いします。
近藤さん:
当院の雰囲気は、実際に見ていただくのが一番だと思います。まずは見学だけでも結構ですので、関心を持った方がいればご遠慮なくお問い合わせいただきたいですね。2018年に新築移転したばかりなので、きれいな建物で働けるのもおすすめポイントですよ。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています!