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未経験でも安心して成長できる、働きやすさと学びのある職場|そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

人の役に立つやりがいのある仕事がしたいーー。でも、医療知識や経験がないことや、ワークライフバランスへの不安から、一歩を踏み出せないでいる方も多いのではないでしょうか。今回、メディカルアシスタントの採用を行うそらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院は、音声障害の専門外来を備え、小さなお子さまから高齢の方まで、多くの患者さまが来院される地域医療の拠点として知られています。一方で、職場としてのそらいろ耳鼻咽喉科センターは「未経験者でも安心して働ける環境づくり」を実践し、充実した研修制度と働きやすい職場環境で高い評価を得ています。
医療機関では珍しい「有給取得率100%」の実現や、最新技術の積極導入など、これからの医療現場のあるべき姿を実践する同院。その特徴的な取り組みについて、内尾院長にお話を伺いました。

目次

1.段階的に成長できる、メディカルアシスタントの仕事

―メディカルアシスタントの具体的な業務内容を教えていただけますか。

現在当院が募集しているメディカルアシスタントは、受付業務、看護助手業務、シュライバ業務など、様々な業務にチャレンジできる職種です。ただし、これらすべての業務を一度に任されるわけではありません。当院では「できることから確実に」という考えのもと、まずは看護助手業務からスタートし、慣れてきたら受付業務、その後シュライバ業務というように、段階的にステップアップしていく仕組みを取り入れています。

具体的には、看護助手業務では診察室の準備から始まり、医療器具の管理、患者さまの誘導など、診療をスムーズに進めるためのサポート業務を担当します。特に小さなお子さまの場合は、診察時の不安を和らげるための声かけや、保護者の方への配慮も重要な役割です。

―未経験の方でも働けるとのことですが、実際にどのくらいの方が未経験からスタートされているのでしょうか。

はい。当院では、未経験の方を積極的に採用しており、実際に現在活躍しているスタッフの約半数が未経験からのスタートでした。一般的な医療機関では経験者を求められることが多いのですが、当院では「人柄」と「向上心」を重視した採用を行っています。

その背景には、医療の知識やスキルは入職後でも着実に身につけられるという考えがあります。実際、詳細なマニュアルやチェックリストを整備し、スタッフ一人ひとりの習得状況に合わせた指導を行うことで、未経験の方でも着実にスキルアップできているのです。さらには、AIを活用した業務効率化も進めており、スタッフが本来の医療サービスに集中できる職場、というのも力を入れている取り組みの一つです。

―具体的な業務の流れを教えていただけますか。

メディカルアシスタントの一日は、診療開始前の準備から始まります。診察室の清掃・消毒、医療機器の動作確認、予約状況の確認などを行い、患者さまを気持ちよくお迎えできる環境を整えます。

診療時間中は、来院された患者さまの受付対応や診察室へのご案内が主な業務です。また、耳鼻咽喉科ならではの検査も数多くあり、アレルギー検査や聴力検査、めまい検査などの準備から患者さまへの説明、検査時のサポートまでを担当していただきます。特に検査の説明では、患者さまの不安を和らげ、安心して検査に臨んでいただけるよう心がけています。

そして、経験を積んだスタッフはシュライバ業務も担当します。医師の診療補助や診療記録の入力など、より専門的な業務にチャレンジできる機会も設けています。このように、スタッフの成長に合わせて段階的に業務の幅を広げていける環境で、皆さんをお待ちしております。

2.手厚い教育体制で、確実なスキルアップを実現

―定期的に行なっている研修はどのようなものでしょうか。

はい。当院では毎月1回、午前中の業務時間内に全スタッフ参加の研修を実施しています。これまでの実施内容をご紹介すると、有名な「7つの習慣」を用いたビジネススキル研修、医療現場に特化した接遇研修(ディズニー研修)、シュライバ業務や聴力検査などの実務研修、院内ネットワークの活用研修など、実に幅広いテーマです。また、私が直接耳鼻咽喉科特有の専門知識や音声障害に関する講義を行うこともあるんですよ。

最近、当院が特に力を入れているのは、AIの活用です。私自身も東京大学のAI研修を修了するなど、最新技術の習得に取り組んでいます。そこで得た知見はスタッフと共有することで、全体的な効率化を図り、より多くの時間を患者さまと向き合えるよう工夫しているところです。

このように実務スキルの向上だけでなく、最新技術への理解や人材育成まで、バランスの取れた研修を心がけています。すべての研修を業務時間内に行っている点もスタッフからは好評です。

―研修を通じて、スタッフにどのような変化が見られましたか。

研修の継続的な実施により、様々な面でスタッフの成長を実感しています。特に接遇研修後は、「スタッフの対応が丁寧であたたかい」という患者さまからのお声をいただくことも増え、クリニック全体のサービス品質の向上を実感しています。

また、専門知識に関する研修を重ねることで、患者さまからの質問により適切に対応できるようになってきました。例えば「なぜこの処置が必要なのか」「どうしてこの薬を使用するのか」といった質問に対して、医学的な背景を踏まえた分かりやすい説明ができるようになり、患者さまの安心感にもつながっています。

さらに、外部講師を招いての特別研修では、他の医療機関の取り組み事例なども共有いただき、スタッフの視野も広がっているようです。このように研修を通じて個々のスキルアップだけでなく、チーム全体としての対応力も着実に向上していると実感しています。

3.ワークライフバランスを重視した職場環境

―働きやすさ向上への取り組みや、残業や休暇取得の状況はいかがでしょうか。

残業時間は「月10時間以内」を徹底しています。これは単なる目標ではなく、業務量をコントロールすることで、必ず達成する数値として設定しているものです。

この実現のため、自動精算機やオンライン資格確認システムの導入など、業務効率化に向けた投資も積極的に行っています。生産性をあげることで、できるだけスタッフがゆとりを持って働けるよう意識しています。

実際、他院から転職してきたスタッフからは「以前の職場と比べて残業が大幅に減り、プライベートの時間を確保できるようになった」という声をよく聞きます。医療機関は「残業が当たり前」という印象がありますが、それを覆していきたいという想いで取り組んでいます。

休暇に関しても、有給休暇の取得率は100%を維持しています。医療現場では「休みが取りづらい」という雰囲気が根強くありますが、私はむしろ「休むべき時はしっかり休む」という考え方の方が正しいと思うのです。スタッフ同士でも「前回私が休んだから、今回は優先的に休みをとって」などと、自然な会話で調整できる関係性は、職場としての当院の強みではないでしょうか。

―福利厚生面ではどのような特徴がありますか。

制服貸与、スタッフルーム完備といった基本的な待遇に加え、健康診断やインフルエンザ予防接種の補助も行っています。ウォーターサーバーや電子レンジ、冷蔵庫なども完備し、快適な職場環境の整備に努めています。

立地面でも恵まれており、当院はセンター北駅から徒歩1分という好アクセスです。駅周辺には大型商業施設や飲食店も充実しているため、昼休みに買い物をしたり、仕事帰りに夕食のお惣菜を買って帰ったりと、職場として恵まれた立地だと思います。

4.チームワークを大切にする、温かな職場づくり

―職場の雰囲気について教えていただけますか。

当院には20代から50代まで幅広い年齢層のスタッフが在籍していますが、年齢や役職に関係なく、全員が協力し合える職場づくりを心がけています。30代のリーダーを中心に、各世代のスタッフがそれぞれの強みを活かしながら、チームとして成長していける環境を大切にしています。

例えば、50代のスタッフは豊富な経験を活かして若手の相談に乗ってくれますし、若手スタッフは新しい視点で業務改善の提案をしてくれます。世代を超えた学び合いが自然と生まれている点は、私も嬉しく思うところです。

―コミュニケーションで特に大切にされていることは何でしょうか。

「報連相(ほうれんそう)」の徹底を特に重視しています。医療の現場では、些細な疑問も放置せず、すぐに解決することが重要です。「質問しづらい」「聞きづらい」という雰囲気を作らないよう、私自身、できるだけスタッフの声に耳を傾けるように心がけています。

また、当院では無理な飲み会や行事はあえて行わないようにしています。大切なのは一人ひとりの意思を尊重した交流の形です。形式的な食事会などを組み込まなくても、むしろ研修などの学びの場で自然とコミュニケーションが生まれ、チームワークが育まれていくのを実感しています。

―院長として、スタッフに対して特に心がけていることはありますか。

スタッフ一人ひとりの個性や状況に応じて、柔軟なキャリアパスの提供を心がけています。当院のスタッフには、将来的にリーダーとして活躍したい方もいれば、特定の分野の専門性を高めたいという方もいます。それぞれの想いに寄り添い、成長をサポートすることが私の役割だと思うのです。

特に大切にしているのは、スタッフの「人間性」です。耳鼻咽喉科という診療科の特性上、小さなお子さまから高齢の方まで、様々な患者さまが来院されます。医療の知識やスキルはもちろん大切ですが、患者さまの気持ちに寄り添える優しさ、新しいことを学ぼうとする向上心、チームで協力して課題を解決する協調性など、人としての資質を何より重視しています。

未経験からスタートしても、これらの資質があれば必ず活躍できる場所だと確信しています。実際、他業種から転職してきたスタッフも、その人間性を活かして素晴らしい成長を見せてくれています。

医療の現場で働くことに興味はあるけれど、経験がないことを不安に感じている方も多いと思います。当院には、その気持ちに寄り添い、一人ひとりのペースで成長できる環境があります。ぜひ一度、見学にいらしてください。あなたの「挑戦してみたい」という気持ちを、私たちは全力でサポートします。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。