年間休日118日、賞与や退職金も充実 障害のある方を幅広く支援|社会福祉法人ほどがや
- 更新日

「社会福祉法人ほどがや」は、横浜市保土ヶ谷区で、障害のある方の支援を中心に様々な福祉サービスを提供しています。休みが取りやすく、賞与や退職金といった待遇面も充実しています。長く働いている職員が多く、職員同士のコミュニケーションが活発なため、日々の支援のあり方についても率直に意見交換をしやすい環境です。
障害のある方の生活支援事業や相談支援事業、放課後等デイサービス事業などを幅広く展開する「社会福祉法人ほどがや」。外部の研修に積極的に参加できたり、オンラインで研修動画を見られたりと、スキルアップしやすい職場環境です。職員も事業計画の策定に関わることができるため、主体的に施設運営に携わっていきたい人にはぴったりの職場です。
目次
1.地域と連携し、様々な障害者支援サービスを展開

――「社会福祉法人ほどがや」はどんな事業を展開していますか。
遠藤さん:
「社会福祉法人ほどがや」は、障害のある方の支援を中心に福祉サービスを提供しています。ほどがや地域活動ホームゆめは、障害のある方の日中の通所先としての生活介護事業や、日中や夜間に一時的なお預かり、宿泊などを行う生活支援事業を行っております。他には基幹相談支援センターや横浜市障害者後見的支援室、放課後等デイサービス「ゆめっこくらぶ」などを運営しています。地域の方々や関係機関と連携しながら、この地域に開かれた施設を目指しています。
――今回募集している職種を教えてください。
藤原さん:
時期によって変わりますが、支援員は基本的に募集を行っています。そのほか、相談員も募集中です。
――支援員や相談員の仕事内容や、1日の流れをご紹介いただけますか。
田中さん:
通常の勤務時間帯は8時30分から17時30分です。「ほどがや地域活動ホームゆめ」の朝は送迎から始まり、利用者様が到着してからは午前の活動、昼食支援、午後の活動、夕方には利用者様をご自宅まで送迎し、その後、日中の記録を書くというのが、通常の業務の流れです。
支援員はカンファレンスやモニタリングにも出席します。多角的な視点で利用者様への対応をしていきます。
佐藤さん:
私は、横浜型児童家庭支援センター「ゆめのね」に所属しています。ここでは相談事業と、横浜市から委託を受けて行っている子育て短期支援事業がメイン業務で、社会福祉士や精神保健福祉士などの職員が相談を受けています。子育て短期支援事業では、様々な事情から家庭で一時的にお子さんの養育ができない場合の預かりを行っています。相談員は、相談対応のほか、保土ヶ谷区のこども家庭支援課や児童相談所、学校等とも連携し、支援者間会議に参加することもあります。午後はお子さんを預かることが多いです。その際には支援記録の入力も欠かせませんので、1日があっという間に過ぎていく印象があります。
藤原さん:
放課後デイサービスの職員は、障害をお持ちのお子様の放課後の支援ケアをします。17時頃に支援を終了してお子様をお家へお送りし、その後に退勤をなります。
――職員の皆さんはどのようなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。
遠藤さん:
地域の福祉拠点として関係機関と連携しながら、障害のある方やご家族も、誰もが安心して暮らしていける生活を実現するための、地域づくりを目指しています。
田中さん:
一人ひとりのステージを意識しています。一時ケアや日中活動で過ごしている方たちは、数年後にはショートステイを利用することになる可能性が高いです。そうした将来を見据えて支援方法を確立していきます。
2.雇用形態に関係なく意見交換をし合い、より良い施設づくりを目指す

――「社会福祉法人ほどがや」で働くやりがいを、どんな時に感じていますか。
佐藤さん:
私は、子育てにまつわる相談や子ども自身からの相談を受けています。子どもの相談は対応が難しいところがあって、まずは関係構築から始まるのですが、人として対話し、その子の語り、その子から出た言葉を大切にして思いを見出すことを大切にしています。そうした中で子どもたちの率直な気持ちが聞けた時はとてもうれしいです。日頃から子どもたちとの向き合い方について職員同士で話し合えることも、ここで働くやりがいにつながっています。
――職員の皆さんの雰囲気はいかがですか。
田中さん:
ベテランのパート職員が多く、様々な意見交換ができます。育休から復帰した後、職員や利用者様、ご家族から「無理しないでね」「子育ては大変なこともあるでしょう」などと声をかけてもらえる、あたたかい雰囲気もあります。
藤原さん:
昨年で法人設立から20周年を迎えましたが、全職員の約1割が勤続15年以上となっています。長く勤務している職員が非常に多い法人です。
佐藤さん:
毎月、職員会議を開催していますが、その際には支援のあり方、食事提供のあり方といった多様なテーマについて意見交換をしています。常勤・非常勤といった雇用形態に関係なく、共通認識を深められる組織づくりを目指しています。
――ワークライフバランス面のPRポイントについて教えてください。
藤原さん:
年間休日が118日あります。残業は非常に少なく、有休消化率も高くなっています。また、2020年以降、男性職員2名が育休を取得しており、男性の育休取得が今ほど当たり前になっていなかったころから、男性も育休を取りやすい文化があったと思います。また、業務のDX化にも積極的です。ファイルのクラウド管理や、ボイスレコーダーの自動文字起こし機能を活用した会議の議事録づくりなどを取り入れ、トライアンドエラーを繰り返しながら、さらなる業務の効率化を目指しています。 繁忙期には残業が発生することはありますが、サービス残業の時間が長い職員については、総務担当者から各管理者に通達を行い、サービス残業を減らすよう努めています。
田中さん:
ほかの事業所では休憩がなかなか取れないという話も聞きますが、当法人ではしっかりと休憩を取れます。
――待遇や福利厚生面でのPRポイントをお聞かせください。
藤原さん:
賞与は毎年支給されています。。福祉職員の処遇改善に取り組んでおり、給与改定により給与が上がりやすい法人です。
そして退職金も充実しています。常勤職員だけですが、2種類の退職金制度に加入していただきます。概算ですが、勤続20年で約850万円、30年で約1600万円、40年で約2000万円の退職金をそれぞれ受け取れる計算になります。
社会福祉法人は民間に比べて運営も安定しています。いわゆる福祉業界は低収入だというイメージは覆していただきたいと思っています。横浜市勤労者福祉共済「ハマふれんど」にも全職員が加入しています。私は「ハマふれんど」を活用し、家族で毎年みかん狩りに行っています。
田中さん:
新年会のビンゴではちょっとした景品も出るので、職員の楽しみにもなっています。
3.興味を持った外部研修にも積極的に参加できる

――スキルアップ面についてのPRポイントをうかがえますか。
佐藤さん:
私はまったく違う業界から4年前に入職してきましたが、研修が充実していて驚きました。上司から要請があった研修はもちろんですが、自分自身が興味を持った研修についても参加を認めてもらえるのは本当にありがたいと思っています。その分、研修で得たものを自分の現場に還元しようと思っています。
田中さん:
外部でのキャリアパス研修も受けられ、チームリーダー、中間管理職などの研修を受けたことが証明できます。そのほか、経験年数に応じた資格取得支援があり、総合的なスキルアップが可能な法人です。
藤原さん:
当法人では最近、オンライン研修システムを導入し、動画で様々な研修を視聴できるようになりました。
――入職後のキャリアパスはいかがでしょうか。
藤原さん:
異動については本人の希望を第一に考えています。昇進も定期的に行われています。
田中さん:
利用者様の障害特性が幅広いため、職員の総合的なスキルアップを目指した配置換えが半年~1年ごとにあります。ただ、毎回配置が変わるわけではなく、必要に応じての実施となっています。
――求める人材像について教えてください。
藤原さん:
一部の資格職を除いて、福祉の経験は問いません。地域に尽くしたいというマインドや、この仕事をしながらスキルアップしていきたいという気持ちが大切だと思います。もちろん経験者の方には経歴加算を給与に上乗せすることで相応の評価、加算をしていきます。
田中さん:
広い視点や柔軟な視点を持っている人に来てほしいと思います。自分の固定概念にとらわれず、いろんな意見を受け止めてくれる方、様々な職種の人たちと協力できる方が望ましいと思います。
佐藤さん:
児童福祉施設に来るお子さんには、発達や障害、家庭の背景などがそれぞれにありますが、一人ひとりをきちんと「ひとりのひと」として見る方に来ていただきたいです。
――入職を考えている方に向けたメッセージをお願いします。
遠藤さん:
「社会福祉法人ほどがや」は、関係機関や地域と連携して先駆的な取り組みをしています。業務も多岐にわたり、自分のアイデアや知識・経験が活かせるチャンスがたくさんありますので、そういった環境を生かし、一緒に楽しく仕事をできればと思っています。
田中さん:
職員も事業計画の策定に携わることができて、課題へのアプローチを法人全体でサポートする雰囲気があります。
藤原さん:
福祉の仕事は、自分の生活が幸せでないとできません。どうしたら職員の家庭が幸せになれるかを考え、労務環境も整えたいと思っていますので、ぜひ私たちと一緒に働きましょう。
佐藤さん:
私はほかの業界で長年働いてきて、「ほどがや」が初めての福祉業界での勤務でしたが、快く受け入れてもらい、自分の経験も生かしながら仕事ができています。きっと、その人が培ってきた経験を大切に、のびのびとチャレンジさせてくれる法人だと思うので、福祉業界が初めての方も、興味を持ったらご連絡ください。