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働きやすさは市のお墨付き!「よこはまグッドバランス賞」受賞のケアミックス型病院|医療法人社団博慈会 青葉さわい病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

神奈川県横浜市青葉区にある「青葉さわい病院」は、急性期から回復期、さらには在宅復帰に至るまで、患者さんが安心して治療を受けられるよう切れ目のない医療を提供するケアミックス型病院です。地域に根ざし、大規模病院と地域医療をつなぐ架け橋としての役割を果たしながら、患者さん一人ひとりに寄り添った医療を実践しています。

今回は、山口看護部長に地域医療の現状や病院の特徴、働く環境についてインタビュー。職員のワークライフバランスに配慮した病院として、横浜市からこれまで5回も「よこはまグッドバランス賞」に選出されたという、働きやすさについても詳しくお話を伺いました。

目次

1.大規模病院と地域のクリニックの、医療のバトンをつなぐ中規模病院

自己紹介をお願いします。

はじめまして、看護部長の山口克美です。青葉さわい病院に勤めて18~19年になります。最初は、家から近くて子育てと仕事の両立がしやすいという理由で就職しました。当時は、時間通りに帰れる環境を重視していたんですね。気づけばあっという間に年月が経ち、今では看護部長を務めています。

貴院の概要をお聞かせいただけますか?

当院はもともと、たまプラーザで整形外科を中心に診療を行っていたクリニックでした。その後、2005年に現在地に移転し、地域に根ざしたケアミックス型病院として再スタート。現在は170床を有し、急性期病棟・回復期病棟・療養病棟、さらに外来や手術室の機能を備える中規模病院として知られています。また、約10年前からは地域包括ケア病床を導入し、急性期から在宅復帰まで切れ目のない医療を提供しています。

貴院が選ばれる理由は、何だと思いますか?

当院は川崎市や町田市に近く、多くの急性期病院や大学病院が集まるエリアに位置するため、そうした大規模病院と地域医療の橋渡し的な役割を期待されています。

近年は、在宅医療にも力を入れており、ご自宅からの受け入れも円滑に対応できることから、より多くの方に親しみを感じていただいているのではないでしょうか。地域のみなさんが安心して通院・入院できる、もっとも身近な病院であることが、選ばれる理由のひとつだと思います。

ほかの理由としては、前身のクリニックの時代から培ってきた整形外科の強みが大きいと考えています。とくに、骨折などの外傷に対する急性期治療から、その後のリハビリまで一貫して対応。患者さんの早期回復を支援し、スムーズな在宅復帰、地域の生活まで見据えた医療を提供できることは、多くの方にとって心強い支えとなっているのではないでしょうか。

2.ブランクあっても、資格がなくても、手厚くフォローアップ

今回の求人では、どんな職種の方を募集されていますか?

今回は、看護師と介護職員の方を募集しています。

看護師の募集にあたっては、欠員補充が主な目的ですが、それとともにスタッフのライフスタイルの変化に合わせ、フレキシブルな勤務形態に対応するためです。

介護職員については、現在、看護師の業務の一部を看護助手・介護職員の方々にサポートしてもらっていますが、当院は療養病棟もありますので、そちらをより手厚くカバーするために求人を出すことになりました。

新しく入職される方には、何を期待していますか?

技術面や経験だけでなく、人としての思いやりや患者さんへの配慮を大切にできる方を求めています。

看護師の方については、ブランクがあっても問題ありません。フォロー体制をしっかり整えており、電子カルテの使い方などバックオフィスの業務についても、指導スタッフをつけて慣れるまでサポートしますので心配はいりません。さらに定期的な面談を通じて進捗状況を確認しながら、安心して仕事に取り組めるよう支援しています。

介護職員の方については、無資格・未経験でも大丈夫です。入職後にオリエンテーションを実施し、現場では先輩スタッフとペアを組みながら介助の技術を習得していただきます。また、介護福祉士などの資格を取得したいという希望があれば、全面的にサポートいたしますので、面談のときなど、相談してくれるとうれしいですね。

スタッフの教育システムについてお伺いできますか?

研修については、グループが作成したラダーに基づき、様々な研修プログラムを組みながら、キャリアアップできるようなシステムを構築しています。具体的には、看護師については、卒業後3年間の研修プログラムを組んでおり、1年目・2年目・3年目と段階的にスキルアップできます。

なお、2023年度からは、「昇格1年未満の新任者研修」「管理職向け次世代育成研修」を導入。あとは院内での勉強会や看護協会が主催する研修などがあります。ほかにオンライン学習ツールなど、個々のペースに合わせて学べる機会も多く提供しています。

介護職に関しても、接遇やオムツ交換、食事介助など、実践的な講習を1年を通じて行い、専門的な技術の習得をしてもらっています。資格は初任者研修、実務者研修のほか、さらに上位の介護福祉士の資格取得まで、一貫した支援体制を整えています。最初は経験ゼロでも、意欲があればどんどんスキルアップできる環境です。

ちなみに、スタッフの学ぶ意欲に応えられるよう、こうした学習や資格取得にかかる費用や日程の調整などのサポートも行っています。

3.DXで効率的に!有給も時間取得OK!で、「よこはまグッドバランス賞」を受賞

業務改善や効率性を上げるために行っている取り組みはありますか?

当院では医療材料の管理にSPD(Supply Processing and Distribution)システムの導入を進めています。現在は準備段階ですが、4月から本格稼働を予定しています。SPDを導入することで、これまで各部署が行っていた医療材料の発注管理を専門の業者がデータをもとに一括で行う形になるため、現場の負担が大幅に軽減される見込みです。とくに看護師にとっては、在庫管理の手間が省けるうえ、ミスも減らせます。看護の本質的な業務に集中できるようになるため、より質の高いケアが期待できますね。

このほか、電子カルテをはじめ便利なシステムを導入して、効率化を図っています。

ズバリ、働きやすい職場ですか? 残業などはありますか?

はい、働きやすい職場だと自信を持っています! みんなが無理なく、長く働けるように病院側もスタッフ同士も協力しあって職場の環境改善に努めています。

最近は、働き方にも多様性が求められていますが、当院もその流れに沿って、柔軟な働き方ができるような雰囲気をつくり、環境も整えています。たとえば夜勤はNGという人、パートナーの扶養の範囲内で働きたい人など、一人ひとりの事情に配慮し、勤務時間やシフトを調整しています。

残業については、ゼロではありませんが、極力早く帰れるようにチームで効率的に業務を分担して助け合っています。誰か一人、仕事を抱えているスタッフがいると、早めに仕事が終わったスタッフが声をかけて手伝ってくれたり、夕方の入院対応も手が空いているスタッフが積極的に動いてくれたりと、みんなで協力しあって定時終了をめざしています。

自然と助け合える文化、そうした仲間がいることは、ありがたいですね。

有給休暇は取得しやすい環境ですか?

働くときは一生懸命働いて、休むときはしっかりと身体を休めたり、リフレッシュしたりできるよう、オンとオフの切り替えを大切にしています。

年間休日は120日以上。年末年始や夏季休暇も充実しているほうだと思います。有給休暇については、5日分(40時間)は時間単位で取得できるため、お子さんの病気や学校行事、親の通院の付き添いなど、ちょっとした用事の際にも柔軟に対応できます。

さらに、子育て中のスタッフは、小学校3年生まで看護休暇の取得が可能です。この場合、有給扱いになるため、経済的なことも気にせず利用できるのがありがたいですね。

院内には24時間対応の保育施設があるため、働くママさんが安心して仕事に専念できるのも魅力ですね。

当院は、こうした働きやすい環境や制度が横浜市に認められ、「よこはまグッドバランス賞」をこれまでに5回受賞しています。

4.「この病院で働いてよかった」と思える環境とやりがいを提供

今後の展望をお聞かせいただけますか?

現在、国の方針として病院から在宅医療へのシフトが進められており、当院も急性期や回復期の患者さんを在宅へ戻すだけでなく、そのプロセスをどのように支援できるか模索しています。とくに、在宅療養を受ける側も、それを支えるご家族もケアできるような環境を整え、今後取り組んでいきたいと考えています。

また、コロナ禍で中断していた健康イベントの再開も目標にしています。当院は日体大の女子サッカー部をサポートしている関係から、学生さんたちも巻き込んだ、楽しい催しを開催したいと計画中です。周辺住民の方々にご参加いただき、健康への意識を高めてもらうことで、地域全体の健康増進に貢献したいと願っています。

最後に、応募を考えている方へのメッセージを、澤井院長と山口看護部長からいただけますか。

澤井院長:

快適に働ける環境がなければ、よい医療、看護、介護は提供できないとの思いから、全てのスタッフが「この病院で働いていてよかった」と感じていただけるよう、日々努力しております。一緒に仕事ができることを楽しみにしています!

山口看護部長:

患者さんのために何ができるかを一緒に考えられる方に来てほしいです。ブランクがあっても未経験でもきちんとサポートします。当院の「思いやり そして、生きている喜びを」という理念は、患者さんだけでなく、働くスタッフにも向けられた言葉です。 私たちに共感してくださる方へ、どしどし応募してください! みなさんを迎え入れる準備はできていますよ。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。