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残業は基本的になし 急な休みもカバーし合える体制で、子育てと両立しやすい|西春内科・在宅クリニック

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

愛知県北名古屋市で、内科診療や訪問診療を提供している「西春内科・在宅クリニック」。残業は基本的になく、ワークライフバランスは充実しています。子育て中のスタッフも多く、子育てなどの事情があってもお互いに協力し合い、働きやすい環境です。少人数でアットホームなクリニックで、お話好きなスタッフが多いといいます。

「西春内科・在宅クリニック」では少人数のクリニックのため、外来と訪問診療のどちらにもフレキシブルに対応できる方を求めています。とはいえ、分からないことは気軽に聞きやすい雰囲気があり、他業界から転職してきたスタッフも活躍しているので、未経験の方も安心してスタートできます。

目次

1.スタッフの提案は可能な限り実現 風通しの良いクリニック

――「西春内科・在宅クリニック」はどのようなクリニックですか。

当院は、患者様一人ひとりに適切な医療を届け、人生に寄り添うことを理念として掲げて、内科診療や訪問診療を行っています。

院長は総合内科を専門としています。とくに呼吸器アレルギーの診療を得意とし、院内にはCT検査の設備なども整えています。訪問診療では、足腰が不自由になった患者様や、住み慣れたご自宅でご家族に見守られながら旅立ちたいという患者様など、それぞれの方に合った医療を提供しています。

また24時間365日、緊急往診対応が可能な体制もとっています。

クリニックの雰囲気は明るく、患者様が気軽に相談できる環境づくりを大切にしています。4月からは「認知症カフェ」という初めての企画をすることになりました。認知症の方やご家族、福祉関係の方が、看護師などに気軽に相談・交流いただける場です。

クリニックでそうした場を設けているところはあまりありませんので、私たちにとっても大きなチャレンジです。その分、みんなで頑張っていこうと思っています。

――看護師と事務職員の具体的な仕事内容をうかがえますか。

主な一日の流れをご紹介します。看護師と事務職員は出勤後、朝礼と掃除を行います。その後、それぞれの持ち場で準備をします。

外来を担当する看護師、事務職員の仕事は一般的なクリニックと同様ですが、休診となっている火曜日終日と金曜日の午後は、訪問診療に関する書類の作成などを行います。

一方、訪問診療に出るスタッフは患者様のもとに伺い、コミュニケーションをしっかりとりながら診療をします。

また、患者様がいらっしゃらない時間帯や準備が終わった後の空き時間には、SNSやホームページを更新したり、住民の皆様向けのクリニック新聞を作成したりしています。

――スタッフの皆さんはどんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

スタッフ全員が「患者様第一」を心がけています。患者様の人生に寄り添うことを大切にし、それぞれのスタッフができる限りのことをしています。

――「西春内科・在宅クリニック」で働くやりがいをどんなときに感じますか。

決められた仕事を決められたように処理するのではなく、自分で考えて動くことで達成感を得られると思います。

当院は、スタッフから「やってみたい」と提案があったことは可能な限り実現することを大切にし、それぞれのチャレンジを応援しています。今までできなかったことができるようになってスキルアップすることにやりがいを感じている人が多いですね。

2.月1回、お菓子を食べながらざっくばらんにミーティング

――スタッフの皆さんは、どのような方が多いですか。

スタッフは現在8人おり、年齢層は20代から30代が多いです。なかには50代のスタッフもいますが、どのスタッフも楽しんではつらつと仕事をしています。

話すことが好きで、チャレンジ精神があるスタッフが多いです。「こんなことをしたいのですが、どうしたらいいですか」という相談を受けることもよくありますし、自分ができることをもっと増やしていきたいという意欲的なスタッフが多いですね。

――職場全体の雰囲気はいかがでしょうか。

アットホームな雰囲気があり、ベテラン・若手、経験・未経験関係なく、困ったことや分からないことがあったときは一緒に考えたり、教え合ったりして、助け合いながら仕事をしています。

私たちは月に1回、お菓子を食べながらのミーティングを実施しています。会議だと堅苦しい雰囲気になってしまうので、お菓子を片手にざっくばらんに意見交換をしています。空き時間には一緒にお花見やクリスマス会などもしていて、楽しみもあります。

――ワークライフバランスはいかがでしょうか。

当院は子育てをしているスタッフが多いです。お子さんが急に発熱して迎えに行かなければならなくなったり、学校行事のために休んだりという人もいますが、そうした事情に理解のあるスタッフばかりです。休むことになっても代理を立てていただく必要もありません。

基本的にスタッフは外来も訪問診療も対応できるので、誰かが抜けても全員で協力し合えばカバーできる体制になっています。

子育てをしていないスタッフも、プライベートの予定で休みたい日には基本的に希望通り休んでいただけます。残業も基本的にありません。

――業務効率化やDXなどの取り組みはしていますか。

訪問診療に出るチームと、内勤として報告書を処理するチームに分かれて仕事を分担しています。訪問診療に出るチームは、急な往診が入って時間ギリギリにクリニックに戻ってくることもあります。帰ってきてから書類作成をすると残業が発生してしまうので、内勤のスタッフが報告書を作成しておきます。こうすることで、訪問診療に出ているスタッフが帰ってきたときには、その日の仕事が全部終わっている形になります。

また、ICTを効率的に活用し、訪問看護師やケアマネージャー、薬局と患者様の情報共有も密に行っています。

3.インフルエンザで欠勤しても、給与は通常通り支給

――待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

昇給は半年に1回あります。ボーナスも年に2回出ます。頑張れば頑張るほど評価されますし、資格を取得した場合はボーナスの増額につながることもあります。

インフルエンザなど出勤が停止される病気にかかって欠勤するときも、給与は通常通り支給しています。

また、クリニック内では用意している飲料水やお茶を自由に飲んでいただけます。ちょっとしたことですが、好評ですね。

――入職後、どのようにスキルアップできるでしょうか。

事務長や医療マネージャーによる接遇に関する講座や、院長による医療セミナー、認知症のサポーター講習などを実施しています。

そのほか、最近はあまり行われていませんが、以前は薬局の方などをお呼びして薬について勉強する機会もありました。

また、外部の講習に行くときの交通費は支給しています。ケアマネージャーなどの資格を取得する際の受験料もクリニックで負担しています。

――求める人材像について教えてください。

明るく元気で患者様に慕われる方がいいと思っています。患者様のなかには落ち込んでいる方もいらっしゃいますが、「桜が咲いたよ」といったささやかな日常会話をして、笑顔を引き出せると理想ですね。

そういったコミュニケーション能力がある方、ほかのスタッフと協力し合って臨機応変に動ける方を求めています。

入職にあたって絶対に必要なスキルや資格はなく、未経験でも安心して入っていただければと思います。実際に、飲食店や保育園など別の業界から転職してきたスタッフもいます。

分からないことを分からないままにせず、一緒に考えてできるようにしていくのが、当院の指導方針です。分からないことがあっても、気軽に聞くことができる環境ですよ。

――転職活動中の方へのメッセージをお願いします。

私はシングルマザーとして家庭と仕事を両立させています。シングルマザーにも共働きの家庭にも、いろいろと悩みごとがあると思います。なかには「子どもの急な発熱への対応を職場に理解してもらえない」「働く時間を調整したくても、周りが気になってしまい言い出せない」という人もいるのではないでしょうか。

当院は、そんな方にも楽しく働いていただける環境づくりをしています。働きながら成長し、そのことにやりがいを感じてほしいですし、私もサポートします。

私は今まではほかの職場でなかなか自分の家庭の事情を理解していただけず、働けないこともありましたが、理解してくれる職場に出会え、本当に人生が変わったように感じています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。