アルツハイマーの名医、白澤卓二院長のもとで、世界最先端の医療を支える|医療法人社団健長会 お茶の水健康長寿クリニック
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「認知症は治らない」 そんな常識を覆した医師がいます。
「お茶の水健康長寿クリニック」の院長・白澤卓二氏は、アルツハイマー病など脳神経疾患の研究と治療において、世界をリードする名医。完全予約制・自由診療の当院では、患者一人ひとりに寄り添ったオーダーメイドの治療を施しています。
今回は、白澤院長と佐藤事務長をお招きして、治療へのこだわりや求めるスタッフの人物像、働く魅力、そして近年移転して新しくなったクリニックについて、さまざまなお話を伺いました。
目次
2.何百万円もの価値がある先端医療とホスピタリティ
3.チームの結束力とデジタル化で、効率よく働く
4.神田川ビューが美しい新クリニック! 院長によるサプライズも嬉しい
5.世界中の人々の笑顔を取り戻す、グローバルドクター
1.院長は世界の最前線を走る、アルツハイマー病治療の権威

貴院の概要をお聞かせください。
白澤院長:「お茶の水健康長寿クリニック」は、神田川が眼下に流れ、向かい側に順天堂大学、東京医科歯科大学が並ぶ、まさに“メディカルエリア”の中心にあります。
そのなかにあって、当院は少し“普通のクリニック”とは異なる存在として、認知されているかもしれません。私はアルツハイマー病・認知症など脳神経疾患の専門医ですが、「順天堂や医科歯科で治らない難病はうちに来てくれ」と公言しています(笑)。それくらい医療のクオリティには強いこだわりを持っていますし、この分野では世界トップレベルの診療を行っていると自負しています。
ですので、当院の診療は基本的に自由診療。患者さんから何百万円という単位で費用をいただくこともあり、ここを選んでくださった方が納得されるまで、真摯に治療に向き合うことが私の責任ですし、その信頼に応える医療を常に提供し続けることが当院の理念だと考えています。
どんな職種を募集していますか? また、どういった方が向いていますか?
佐藤事務長:現在、コメディカルドットコムでは求人は出していませんが、今後募集を行う予定です。看護師さん、受付事務の方、臨床検査技師さんなど、幅広い職種の方にご興味を持っていただけたら嬉しいです。
当院にいらっしゃる患者様は、認知機能の低下がある方や、精神疾患、自閉スペクトラム症のお子様など、多岐にわたりますので、性格は明るく、やさしく、さまざまなことに対応できる柔軟性をもった方がいいですね。
それともうひとつ、当院では院長が独自に構築した最先端の診断技術や治療方法を用いた医療を提供しています。保険診療の枠にとどまらない新しい知識や技術にふれることが多いので、「新しいことは覚えたくないな」という方には、正直あまり向いていないかもしれません。ですが、それを面白がりながら、成長していける人なら、きっとやりがいを感じられると思います。
必要な資格、取得したほうがよい資格はありますか?
佐藤事務長:もちろん看護師や臨床検査技師の方は、所定の免許が必要です。ただ、受付スタッフの場合は、情報処理のスキルや秘書検定など持っていたほうがよい資格はありますが、必須ではありません。それ以上に大事なのは、全体を俯瞰して情報を整理し、状況に応じて的確に対応できる“柔らかい頭”です。マルチタスクが得意な方は、きっと力を発揮していただけると思います。
2.何百万円もの価値がある先端医療とホスピタリティ

自由診療だからこそ、心がけることはありますか?
佐藤事務長:保険診療と違って、当院の自由診療には画一的なマニュアルがありません。患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を行っています。
そのため、スタッフにも臨機応変な対応が求められますし、院長が発信する医療情報や治療方針について、患者様にわかりやすくお伝えできるように、まずスタッフ自身がしっかりと理解してほしいと考えています。
たとえ医療行為そのものに直接関わらない受付や事務スタッフでも、患者様は自由診療だからこそ、より質の高いホスピタリティを求めて来院されます。“クリニックの顔”として、先進的な医療に対する理解と、柔軟かつ丁寧な対応力が欠かせません。
貴院での仕事を通して、成長できることとは?
佐藤事務長:前述したとおり、当院のスタッフは主体的に学ぶ姿勢が必要となりますが、それは同時に、世界最先端の医療にふれられる貴重な機会でもあります。院長はこれまで350冊以上の書籍と数多くの医療論文を執筆しており、学ぶ環境として非常に恵まれています。執筆者がすぐそばにいるので、理解できるまで何度でも質問できますからね。
ユニークなのは、たんに知識をインプットするだけでなく、院長が提案する食生活(グルテンフリー、添加物不使用など)をスタッフ自身が実践し、その効果を体感できること。自身も健康になれますし、経験をもって患者様をサポートすることができます。
このほか、当院には経済的に余裕のある方が多くいらっしゃいますので、言葉遣いや立ち居振る舞いなども含めて、洗練されたコミュニケーション力が自然と身につきます。これもまた、大きな成長のひとつといえるのではないでしょうか。
スタッフ教育についてお聞かせください。
佐藤事務長:入職後は、すべての検査や診療を見学し、実際に体験しながら、当院について理解を深めてもらいます。今後はマナーや言葉遣い、メールの対応など接遇面の研修も取り入れていく予定です。
このほか、院長が主催するオンライン講座や教育プログラムへの参加は無料。院長はパソコン関係にも強いので、スタッフも自然とデジタルに強くなるようです。みなさん、情報共有ツールなど、上手に使いこなしています。
3.チームの結束力とデジタル化で、効率よく働く

貴院での一日の流れについて伺えますか?
佐藤事務長:当院の一日は、朝9時半からのミーティングでスタートします。ここではその日の検査や診察の予約状況を共有し、スムーズに業務が進むようチームで確認を行います。
その後、10時半から14時頃までが主に検査の時間帯。当院には遠方から来院される患者様が多く、また検査も一般的なものに加え、MRIの3D構築画像を解析して生活習慣や症状を診断するなど、長時間におよびます。その間の接遇も大切な仕事で、お弁当を手配するなどのサービスもスタッフが行っています。
検査の合間や空き時間には検査・サポートや患者様とのLINE、電話での対応、メール作成など状況に応じて分担しながら業務を進めています。ほかに、患者様にお届けするお薬などの発送や情報整理も大切な業務のひとつです。
勤務は18時まで。残業は日によって発生することもありますが、最大でも一日1時間程度です。最近では業務効率化も進み、残業自体がかなり少なくなってきました。
働きやすい職場環境のために、貴院が取り組んでいることとは?
佐藤事務長:業務効率化の一環として、ペーパーレス化を進めています。院内のカルテや検査データ、治療計画書などの情報や連絡には、すべてオンラインで共有。朝のミーティングでも全員がiPadを持参して内容を確認しています。さらに、スケジュール管理もクラウドを使ってデジタル化。他のスタッフの状況もすぐに把握できるため、無駄な確認作業や行き違いを防ぐことができています。
職場の雰囲気やスタッフ同士の関係性についてお聞かせください。
佐藤事務長:現在、当院では8名のスタッフが在籍しており、50代が3名、20〜30代が5名。全員が女性で、とても和やかで明るい雰囲気です。患者様がいらっしゃる時間帯は仕事に集中していますが、合間には笑い声が聞こえることも。
ときには院長とスタッフとの食事会や誕生日会も催されます。
スタッフ同士が支え合い、楽しみながら働ける。そんな空気感が、当院の魅力でもあります。
4.神田川ビューが美しい新クリニック! 院長によるサプライズも嬉しい

どんな福利厚生がありますか? くわしくお聞かせください。
佐藤事務長:福利厚生については、院長の交友関係を活かした“特別な体験”の機会が豊富です。
たとえば、著名な音楽家のコンサートに招待されたり、院長の講演にスタッフとして参加できたり。お誕生日会も、一流シェフによる健康志向の料理が振る舞われるなど、特別感たっぷりのイベントが好評です。過去には台湾のドクターのもとを訪れる研修旅行もありました。
これらはすべて、「スタッフを楽しませよう、サプライズで喜ばせたい」という院長の気持ちのあらわれなのだと思います。
普段はなかなか行けないような場所での学びや体験は、とても有意義で、院長の心遣いが嬉しいですね。
貴院は2025年に移転されたそうですね。
佐藤事務長:はい、1月に研究室を併設した施設に移転しました。これまで以上に、臨床と研究の両方の発展をシームレスに連携させることができるようになりました。
壁には美術館のように数多くの絵画が飾られています。院長のお父様である白澤實氏は、医師でありながら画家としても活動され、「東洋のセザンヌ」と呼ばれた方です。一筆一筆に「この世に生まれた喜び」が込められており、ここを訪れる患者様をやさしく癒やしてくれます。
窓際にカウンター席を設けており、ここから眺める神田川、中央線や総武線の風景は、どこか懐かしく、私たちスタッフも自然と心安らぎます。
5.世界中の人々の笑顔を取り戻す、グローバルドクター

今後の抱負についてお聞かせください。
佐藤事務長:年々、海外からの患者様が増加していることもあり、中国、アメリカ、ブラジル、インドネシアなど、さまざまな国籍の方が来院されても、しっかりと対応できる環境をつくっていきたいというのが、大きなテーマです。
院長は英語が堪能で、海外向けの論文発信も積極的に行っており、海外の方からの信頼も厚いグローバルドクターです。これからはスタッフも言語だけではなく、文化的な配慮や多様な価値観に対応できるコミュニケーション力も高めていく必要があると考えています。
私たちは、国内外を問わず「1人でも多くの方の健康と笑顔を取り戻したい」という院長の想いに共感してくださる方と一緒に働きたいと願っています。海外にも目を向けた、新しい未来型の医療を構築し、ともに未来を創造していきませんか。