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病院、老健など13事業所を運営 公平な人事評価、院内公募でキャリアアップの機会も充実|社会医療法人財団大和会

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

「社会医療法人財団大和会」は、東大和・武蔵村山両市を中心に、東大和病院、武蔵村山病院などの病院や、介護老人保健施設、在宅サポートセンターなど13の事業所を運営しています。公平な人事評価制度や院内公募制度、充実した研修体制があり、キャリアアップが望めます。地域医療に貢献したいという志を持って働いている職員が多く、やりがいを感じながら仕事をできる環境です。

東大和市や武蔵村山市を中心に、保健・医療・介護の中核的なサービスを提供してきた「社会医療法人財団大和会」。職員には子育て中の人や子育て経験者が多く、お互いに協力し合いながら仕事と家庭を両立していく雰囲気があります。複数の事業所を運営する法人のため、企業型確定拠出年金制度などの福利厚生も充実しています。

目次

1.誕生から最期までの医療・介護を担う社会医療法人

「社会医療法人財団大和会」の概要についてご紹介ください。

建部さん:

大和会は1951年に設立され、2009年に社会医療法人となりました。現在、東大和市と武蔵村山市でそれぞれ総合病院を運営しています。東大和病院は東大和市を中心とした地域の救急医療を担い、武蔵村山病院は300床のケアミックス型病院です。武蔵村山病院は、地域のニーズが高い産科や小児科の外来・入院の診療体制も充実しています。

矢村さん:

東大和病院、武蔵村山病院のほか、介護老人保健施設や在宅サポートセンターも運営しているので、法人全体で誕生から最期までの医療・介護を提供しています。数十年先、数百年先も市民が健康で安心して暮らしていけるよう、地域医療の充実に取り組んでいます。

今回募集している職種と具体的な仕事内容、主な1日の流れをご紹介いただけますか。

矢村さん:

法人全体で1300人前後の常勤職員、200人ほどの非常勤職員が働いています。現在募集しているのは主に看護師、看護助手、事務職などです。

それぞれの部署によって異なりますが、事務職は、基本的に8時30分から勤務が始まります。患者対応のある部署は午前中に患者対応を行って、午後から内勤をしていることが多いです。終業時刻は17時です。

職員の皆さんはどんなことを大切にして、お仕事にあたっていますか。大和会の魅力は何でしょうか。

建部さん:

東大和病院と武蔵村山病院は地域の中核的な病院ということもあり、地域医療に貢献したいという思いで頑張っている職員が多いと思います。

矢村さん:

公益性が高い法人ですが、民間病院のためスピード感を持って運営しています。

私自身、最初は人材開発の部署に配属されましたが、入職から2年ぐらい経ったときに自分自身のキャリアを考える中で、現場での経験が必須だと感じました。そこで上司に「現場に行きたい」と相談したところ、現場の部署で6年間勤務することができました。自分がやりたいと思えば、上司が協力し、組織が動いてくれるという風土があります。

院内公募制度もあります。実際に、私も院内公募制度を利用して、再び人材開発の部門に戻ってきています。そうした制度面も、一人一人の職員の気持ちを大事にする雰囲気も、大和会で働く魅力だと思っています。

2.有休消化率は9割 子育てとも両立しやすい雰囲気

職場の雰囲気はいかがでしょうか。

矢村さん:

ファミリー層が多い地域なので、職員も子育て中の人や、子育て経験者が非常に多いです。全体的に子育てに理解があり、男性職員も育休を取得しやすい環境です。連休を取って家族旅行をする職員も多くいます。

建部さん:

ほかの法人から転職してきた職員からよく聞くのが、職種間のつながりが強いということです。中規模な病院のため、委員会や会議もよく開催されていて、職種の枠を超えた協力関係ができています。職種間の垣根が低く、チーム医療が実現しています。

仕事上のコミュニケーションで工夫していることはありますか。

矢村さん:

多職種連携を進めるため、法人本部で13ある事業所を横断する研修を行っています。具体的には管理職研修、主任職研修、1~3年目の階層別の研修を実施しています。

階層別研修は、事務、看護師、検査技師など様々な職種が集まって交流し、現場で協力し合うことを目的としています。グループワークで自分たちの悩み、法人の方向性について話し合う研修は、職種間の連携を強化する上で大事だと感じています。

ワークライフバランス面のPRポイントがあれば、お聞かせください。

建部さん:

残業は現在、1人あたり月平均8.37時間で、それほど多いわけではないと思っています。部署にもよりますが、業務が忙しい時間に人が十分に配置されるよう手配して、できるだけ残業時間を減らしています。

有休消化率は年々上昇傾向にあり、現在90.1%まで上がっています。年間休日は115日前後でそれほど多いわけではありませんが、有休の消化率は高い方だと思います。病院はシフト制のため、必ず日曜日が休み、ということもないですが、逆に平日休みを自由に取れるという面はあります。

また、車通勤ができるので、例えば帰宅途中にお子さんを保育園に迎えに行くといったことも可能です。駐車場も月3000円で利用できます。

矢村さん:

私自身も子育て中ですが、周りに子育て経験者が多く、急な休みにも理解がある職場なので、保育園から呼び出しがあったらすぐに周りの人が「早く帰りな」「残りの仕事はやっておくよ」「明日も休んでいいからね」と気を遣ってくれたのがありがたかったです。子育てを経験した職員が、自分が配慮してもらったのと同じように、後輩の子育て中の職員に声をかけるということが伝統になっています。

3.外部研修の費用を補助

待遇面や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

建部さん:

一般的な社会保険のほか、企業型確定拠出年金制度があります。制度利用を活発化させる目的で常勤職員には一律5,000円の手当が支給されています。

また、草津温泉にリゾートマンションの一室を所有しており、一泊1000円という格安の料金で利用できます。その他にもリゾートトラスト社と契約し、全国に43ある会員制ホテルが利用可能です。

スキルアップ支援はありますか。

矢村さん:

教育研修費にお金をかけるという法人の方針がありますので、外部講師を呼んで院内で研修をしたり、外の研修に積極的に参加しています。また、この制度とは別に、長期で研修に行く際に研修期間中の給与保障や研修の費用を120万円まで補助してもらえる教育基金制度というものがあります。

そのほか、大和会では人事評価制度を取り入れています。医師以外の職員については、1~7等級まで分かれた職務遂行能力の基準を明確にしています。

年に1度人事考課面談を行い、上司が前年度の人事評価をフィードバックして、その年度の課題や目標を本人と話し合い、次の等級に上がるにはどうすればいいかを一緒に考えていきます。公平に評価されますし、働きがいにもつながります。

建部さん:

民間の病院のため、人事評価や意思決定もスピード感があります。評価もすぐに給与や等級に反映されていきます。

異動や配置換え、昇進などのキャリアパスはいかがでしょうか。

矢村さん:

事務職であれば、特に定期的な異動があるわけではなく、基本的には人事考課表に希望の部署を記載して、それに基づいて配置が決定されていきます。基本的には部署内でキャリアを積んでいき、本人が希望する部署がある場合、その部署へ異動することもあります。その場合も等級は引き継がれます。管理職になってからは異動が比較的多いです。

配置換えも定期的にあります。例えば医事課だと、外来係、入院係、書類係といった係を幅広く経験したり、係の中でも様々な仕事を順番に担当したりします。

看護師は、13ある事業所の中で様々な事業所を経験することができます。よくあるのは、若いときに急性期病院を経験し、その後、仕事のペースを落としたいタイミングで回復期の病院への異動希望を出し、武蔵村山病院に異動する、というようなパターンです。

求める人材像を教えてください。入職を考えている方へのメッセージもお願いします。

建部さん:

患者さんへの対応は、一人一人の患者さんによって異なります。それをきちんと判断し、それぞれの患者さんに寄り添っていくことが必要です。いろいろな患者さんを受け入れられるよう、考えて行動できる人を求めています。

矢村さん:

病院ですので、多くの部署、職種の職員が働いています。私たちの病院では、お互いに密に連携をとることを重視しています。患者さんに寄り添った対応はもちろんのこと、ほかの部署、職種の職員に対しても協力的な対応ができる方と一緒に働きたいと思っています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。