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「お互いさま」が根づく病院で、ライフステージが変わっても安心して働く|社会医療法人緑風会 緑風会病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

大阪市平野区に位置する社会医療法人緑風会 緑風会病院は、1973年(昭和48年)の開設以来、地域に根差した医療を提供してきた一般病院です。142床の入院設備を有し、整形外科を中心に年間400件以上の骨折手術を行うなど、高度な専門性を活かした診療を展開しています。また、院長は救急医療の第一線で活躍してきた経験を持ち、その方針のもと、地域のニーズに応える救急体制の整備にも注力。阪大病院・府立急性期医療センター・国立大阪医療センター・関西医大病院など三次救急病院の医師が日替わりで当直に入り、夜間や休日を含めた幅広い時間帯で、専門的な医療サービスを提供しています。さらに、整形外科の手術は、警察病院の医師とも連携して実施しております。地域の皆さまにとっても職員にとっても、安心感のある病院といえるでしょう。

職員のライフスタイルに寄り添った制度にも注力している同病院では、子育て中の職員をサポートする24時間対応の院内保育園に、柔軟なシフト対応、そして年間休日120日以上といった制度面の整備により、長く安心して働き続けられる環境が整っています。
今回はそんな緑風会病院で、職員の育成・マネジメントに力を注ぎながら、現場にも積極的に関わっているという看護部長の青木さんに、病院の雰囲気や働きやすさだけでなく、求職者への心のこもったメッセージを伺いました。

目次

1.チームの雰囲気と職場文化

ー緑風会病院の職場の雰囲気について教えてください。

当院の魅力は、なにより職員同士の関係性が非常に良好であることです。スタッフ同士の距離は近く、休憩時間には「今日の晩ご飯どうする?」といったような、他愛のない会話が飛び交っています。変な緊張感がなく、家庭的で親しみやすい、そんな雰囲気が自慢の職場です。

年齢層は30代から50代が中心で、若手とベテランがバランスよく在籍しています。それぞれの経験やバックグラウンドは異なりますが、お互いの強みを活かしながら、一つのチームとして、力を合わせて頑張っています。子育て中のスタッフも多いのですが、お互いに理解し合える関係性が築かれているため、安心して働けているようです。

ー看護部長として、現場との関わりで大切にしていることはなんですか?

私がラウンドの際に意識しているのは、できる限り職員と直接コミュニケーションをとることです。現場を巡りながら職員の表情や動き、空気感を自分の目で直接確認することで、業務の流れやチームの負担感など、困っていることにいち早く気づけるよう心がけています。

中でも「感謝の気持ちを伝えること」は、私が特に意識していることです。どんなに忙しいときでも、「頑張ってくれてありがとう」や「いつも助かってるよ」といった一言をかけることで、職員は自分の努力が見られている・認められていると感じるものです。ささいなことかもしれないですが、日々のモチベーションや安心感を抱いていただくため、立場上、そういったことは常に心がけています。

また、人手が足りない時には自ら現場に入りフォローに回ることもありますし、応援が必要な場所にはすぐに人を手配しています。そうした柔軟かつ迅速な対応は、チーム全体のモチベーションや業務の円滑化に、大きく影響すると思うのです。

2.プライベートとの両立を支える、柔軟な体制

ー子育てや介護と仕事を両立する職員へのサポート体制はどのようなものがありますか?

当院では、職員が安心して家庭と仕事を両立できるよう、さまざまなサポート体制を整えています。代表的なものが、24時間対応の院内保育所です。1日500円という低コストで利用でき、夜勤時も安心してお子さんを預けられます。正規・非正規を問わず利用できますし、看護師はもちろんリハビリ職など幅広い職種が対象です。男性職員が利用するケースもあり、性別を問わず職員の子育てを応援しています。

また、子育てだけでなく介護との両立にも配慮しています。たとえば、親御さんの施設入所に付き添うために1週間程度の休暇を取るといったケースでも、部署内で協力しながら調整しています。スタッフ間には「お互いさま」の思いやり文化が根づいており、突発的な事情があっても気軽に相談できますから、安心して働いて欲しいですね。

今の時代、家庭か仕事かを天秤にかけるのではなく、どちらも大切にしながらキャリアを築いて欲しいと思いますし、緑風会病院がそんな職場であることを、私自身も誇りに感じているんです。

ー長く働ける理由はどこにあると思いますか?

そうですね。かつて当院には職員寮があり、九州や離島など、遠方から若い人材を積極的に受け入れていました。現在は寮の運営こそ終了しましたが、当時の取り組みを通じて築かれた「外から来た人も受け入れる」「多様な背景をもつ仲間と協力する」という文化は、今も職場に息づいていると感じます。

また、結婚、出産、育児、介護といったライフステージの変化に対しても、柔軟に受け入れる職場です。誰かが困っているときには部署内で自然にカバーし合う「お互いさま」の精神があり、制度だけでなく、“人の思いやり”で支えられている職場だと感じます。

3.安心して働ける制度と環境

ー福利厚生や制度面での特徴を教えてください。

職員が無理なく働き続けられるよう、休日制度や労働環境の整備にも力を入れている職場です。年間休日は120日以上を確保しており、月に3日までの希望休申請が可能。連続して取得することもできるので、プライベートも大切にできますね。また、4日以上の長期休暇でも前もって申請すれば取得できるなど、計画的な休暇取得も後押ししています。

残業は部署によって多少の差はありますが、全体平均では月10時間ほど。業務が偏りすぎないよう応援体制を整えており、職員の負担を軽減する工夫もなされています。もちろん電子カルテの導入も済んでおり、業務効率の面でも現場を支えています。

他の医療機関から転職してきた方からは、「風通しが良くて働きやすいです」「急な事態にも快く対応してもらえて助かりました」といった声も上がっているようです。制度だけでなく、こうした人間関係のあたたかさも、当院の魅力の一つだと考えています。

ー賞与やスキルアップの支援制度について教えてください。

賞与は例年4ヶ月分が支給されています。昨今は医療業界全体で賃金の見直しが進む中、当院でも処遇改善手当やベースアップの取り組みを進めており、基本給には含まれない形でも職員の手取り収入が安定するよう、配慮しています。

スキルアップについては、院内の教育委員会が年間計画を立て、必須研修に加えて、各職員の専門性に応じた学びの場を提供しています。たとえば、看護協会が主催する看護管理者研修のような高額な外部研修にも、病院が費用を全額補助しており、期間中の給与も支給される体制です。こうした制度があることで、職員は金銭的な不安なく、自身の専門性やキャリアを広げていくことができますね。

加えて、職員へのねぎらいとして誕生月には商品券が贈呈されますし、夏にはホテルでのサマーパーティー、年末には忘年会と、いずれも病院側の費用補助で実施されています。負担なく楽しめるイベントなので、私を含め、みんな楽しみにしているんですよ。また、梅雨の時期には理事長から栄養ドリンクが配られるなど、職員を想うやさしさが感じられる職場です。

ー日々の業務の中で、やりがいや成長を感じる瞬間はありますか?

私自身、管理職という立場ではありますが、現場との関わりを通じて日々気づきや学びを得ています。たとえば、スタッフから「ありがとう」と感謝の言葉をもらえたときや、「前よりもスムーズに仕事ができるようになりました」といった成長の報告を受けたときは、みなさんの働きやすさに貢献できたのかな、と嬉しく感じます。

また、新しく入職したスタッフが少しずつ職場に慣れ、自信を持って働く姿を見るのも大きなやりがいのひとつとなっています。自分の関わりが、誰かの成長や安心につながっていると感じられることー。それがこの仕事の魅力であり、私自身のモチベーションにもなっています。

4.新たな一歩を踏み出すあなたへ

ー未経験者やブランクがある方へのサポートはありますか?

はい。新人職員には、経験豊富なスタッフがそばについて丁寧に指導を行い、業務や現場の流れを一つひとつ確認しながら進められるようサポートしています。完全なマンツーマンというわけではありませんが、部署全体で気にかけ、周囲のスタッフでフォローしあっていますので、「誰にでも聞きやすい」「ひとりで悩まなくていい」といった安心は感じていただけると思います。

また、指導する側の職員も、ただ教えるだけでなく「その場で声をかけてもらったことにすぐ反応する」「少し待ってもらう必要があれば、その旨を丁寧に説明する」など、相手の気持ちに寄り添った対応を心がけています。こうしたささいな気配りや心配りが、「ここなら続けられそう」と思ってもらえる理由になっているのではないでしょうか。

わからないことや不安があるのは、当たり前のことです。必要なのは、それを素直に発信することと、そんな職員を受け入れる空気があること。そんな職場なら、自信がない方や再スタートを切る方でも、前向きな気持ちで仕事に取り組めるのではないでしょうか。

ー最後に求職者へのメッセージをお願いします。

転職は珍しくない時代とはいえ、やはり一つの職場で長く働けることには大きな価値があると思います。安定した収入はもちろん、信頼関係や働きやすさ、人間関係の築き方など、長く働くことでしか得られないものはきっとあるはずです。

緑風会病院は、結婚・出産・育児・介護など、ライフステージの変化に柔軟に対応できる体制が整っており、どんな状況の方でも安心して働き続けられる職場です。制度面だけでなく、職員同士の支え合いや思いやりといった“人”のあたたかさも、当院の何よりの魅力です。

私たちは、完璧な人を求めているわけではありません。強みを活かし、弱みは「自分を変えるチャンス」と前向きに受け止められる方。そして、患者さまはもちろん、共に働く仲間にも敬意と感謝を持って接することができる方と、一緒に成長していきたいと考えています。

誰かの役に立ちたい、地域に貢献したい、安心してキャリアを築きたい。そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度当院を検討して欲しいです。皆さまとお会いできる日を、心より楽しみにしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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