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目指すのは「世界で一番こどもたちの笑顔があふれるクリニック」スキルアップへの手厚いサポートも|医療法人みみ・はな・のど せがわクリニック

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

福岡市の西鉄平尾駅から徒歩2分という好立地にある「医療法人みみ・はな・のど せがわクリニック」。2014年に耳鼻咽喉科を中心に開院した同クリニックですが、2021年には敷地内に小児科を開設。子どもから大人まで、幅広い世代のニーズに応えるクリニックへと発展してきました。
“みみ・はな・のど”という日常に密接した診療領域を中心に、せがわクリニックが目指しているのは、単に病気を治すだけではなく、患者さん一人ひとりの人生に寄り添い、笑顔を引き出す医療の実現です。その理念として掲げているのが、「世界で一番こどもたちの笑顔があふれるクリニックをつくる」という言葉。医療を通じて人と人とのつながりを深め、地域に根ざした存在であり続けたいという想いが、クリニック全体に浸透しています。
診療の質はもちろん、スタッフ同士の関係性や働きやすさ、そして自己成長できる環境をいかに整えているか。せがわクリニックの魅力は、そうした“見えにくいけれど大切なもの”にこそあるのかもしれません。
今回は、理事長であり院長の瀬川先生に、クリニックの魅力や職場としての在り方、そしてこれから共に働く仲間に伝えたい想いについて、じっくりとお話を伺いました。

目次

1.スタッフが自然体で輝ける、温かくて風通しの良い職場

ークリニックの職場の雰囲気について教えてください。

当院はスタッフ同士の距離が近く、和気あいあいとした雰囲気が特徴です。日々の診療のなかで自然と会話や連携が生まれ、お互いに声を掛け合ったり、時には励まし合ったりと、心の通ったチームワークが根づいていると感じます。女性スタッフが多い職場ということもあり、きめ細やかな気遣いや思いやりのあるやりとりが日常的に見られます。

また、上下関係にとらわれすぎず、誰もが対等に意見を伝えやすい風通しの良さも、せがわクリニックの大きな魅力です。困ったことやアイデアなども気軽に共有できる環境なので、新人スタッフでも萎縮せずに働けるという声も多く耳にしています。
こうした「心理的な安心感」があるからこそ、長く働き続けていただける職場になっているのではないでしょうか。

―院長として、スタッフとの関係性や雰囲気づくりにおいて大切にしていることは何ですか?

私が常に意識しているのは、スタッフに対して「一緒にクリニックをつくっていく仲間」として向き合う姿勢です。医療はチームワークが命。一人ひとりの想いや価値観を尊重しながら、互いに信頼し合える関係を築くことが、よりよい医療の土台になると信じています。

実際の取り組みとしては、例えばスタッフの誕生日を祝うのはもちろん、ご家族の誕生日にも感謝のメッセージを届けています。
スタッフが安心して働ける背景には、ご主人やご両親など、家族の支えが必ずあるはずです。そうした想いには、敬意を持って向き合いたい、そう考えています。
一方で、私の誕生日にはスタッフが手作りのプレゼントを贈ってくれたこともあり、あたたかい文化が自然と育っていることに日々感謝しています。こうした“心の通い合い”は、居心地の良い職場には欠かせないものではないでしょうか。

2.地域とともに歩む、あたたかなクリニックの風土

ー地域との関わりについて、どのような取り組みをされていますか?

私たちはこのクリニックを、ここで働く私たち自身を「地域の一員」として捉えています。病気になったときだけ足を運ぶ“特別な場所”ではなく、もっと身近な存在として、日常の延長線にある空間であり続けたいと考えています。
そうした想いを象徴する取り組みのひとつに、「せがわクリニック夏祭り」があります。

せがわクリニック夏祭りは、患者さんやそのご家族に日頃の感謝を伝える場であると同時に、地域とのつながりを深める貴重な機会でもあります。
診療の枠を超えた交流を通じて、「ここに来てよかった」「また来たい」と感じてもらえるような、あたたかな場を提供したい。スタッフ一人ひとりがそんな想いで、一生懸命取り組んでいます。

―夏祭りではどんな催しがあるんですか?

地域のお子さんが医療体験できる、お仕事体験ブースを設けたこともありました。実際に白衣を着てファイバースコープなどの医療機器を使い、ご両親を患者役に模擬診察を体験するなど、遊びの中で医療に触れてもらえる内容です。
こうした体験が子どもたちの将来につながれば、これ以上うれしいことはありませんね。

また、私たちにとっても、子どもたちの目の輝きを間近に見られることはこの上ない喜びです。こうした“笑顔あふれる時間”を共有できることが、私たちの理念の実現そのものだと感じているんです。

――他院からの見学も多いと聞きました。

ありがたいことに九州各地だけでなく、関西などの遠方からも見学のご依頼をいただくようになりました。
見学目的もさまざまで、業務フローや導入システムに興味がある方もいれば、「どうやってスタッフのモチベーションを保っているのか」「理念をどう浸透させているのか」といった文化面というんでしょうか、ソフトの面に注目される方も多いです。

中には、訪問時にスタッフが自主的に用意したウェルカムボードに感動してくださる方もいます。こうした目に見えない“おもてなしの文化”こそが、私たちの誇れる財産だと思っています。

3.子育てと両立しながら、長く働ける職場づくり

―子育て中のスタッフも多く在籍されているそうですね。

スタッフが結婚・出産を経ても安心して復帰し、継続して働ける環境づくりには特に力を入れており、その結果として、ライフステージが変わっても定着率の高い職場となっています。
時短勤務制度や最大2年間の産休・育休制度など、子育てしながらも無理なく働き続けられるよう、風土としても“お互いさま”という関係性を大切にしています。

―実際、どのような働き方をされているのでしょうか?

ある子育て中のスタッフは、保育園の送り迎えに合わせた時短勤務で働いており、日中の時間を有効に使って業務に集中しています。時間に制約がある中でも、前向きに業務に取り組んでくれるのはとてもありがたいことです。

また、子育て中でありながらもチームリーダーを担うスタッフもおり、「子育て中だから無理」ではなく、「子育て中でも挑戦できる」という前向きな働き方のモデルになっています。
私としても、そんなスタッフが無理なく働けるよう、しっかりとサポートしていきたいと考えています。

4.一人ひとりの“学びたい”を応援するカルチャー

―働くうえで、職種を越えた連携やチームワークも意識されているのでしょうか?

医療の現場はどうしても専門職ごとに役割が分かれがちですが、当院では「垣根をつくらない」ことを大切にしています。
たとえば、医療事務が診療室のサポートに入ることもありますし、看護師やリーダー職のスタッフが事務や受付をフォローすることもあります。「それは私の仕事ではない」という線引きをせず、相手の立場に立って動ける人が多いからこそ、スムーズなチーム医療が実現できているのだと思います。

―未経験からでも活躍できる教育体制があると伺いました。

当院では、医療事務職においては「未経験OK」としています。これまでの経験やスキルよりも、学ぼうとする姿勢や前向きな気持ちを大切にしているため、医療業界が初めてという方でも安心してご応募いただけます。
実際に未経験で入職したスタッフも多いですし、個人差はあってもみんな一歩ずつ、着実に成長していっています。

教育体制としては、業務内容をまとめた書面マニュアルに加え、動画マニュアルも活用し、視覚的にも理解しやすい工夫をしています。
はじめて見る専門用語や機器に戸惑うことがあっても、「一緒にやってみよう」というスタンスで、先輩スタッフがそばに寄り添いながら丁寧に教えていきます。

また、業務だけでなく、接遇や患者さんとのコミュニケーションも含めて学べる機会を大切にしており、人と関わる仕事の楽しさややりがいを感じながら、安心してスキルを磨いていける環境を整えています。

―外部研修や資格取得の支援制度もあるそうですね。

学ぶ意欲のある方には、積極的にスキルアップの支援をしています。
具体的には、研修費用の補助はもちろん日程調整やフォロー体制など、スタッフの「成長したい」という想いにはしっかりとお応えいたします。
最近では、若手スタッフが栄養カウンセラーの資格を取得したのですが、彼女の頑張りを間近で見ていましたので、私としても自分のことのように嬉しかったですね。

このように、私たちは個人のチャレンジを全力で応援していますから、「もっと学びたい」「新しいことに挑戦したい」という気持ちも自然と口に出せる雰囲気だと思います。スキルだけでなく、人としての成長も大切にしているのが、せがわクリニックらしさなのかもしれません。

ー魅力的な福利厚生制度はありますか?

はい、当院ではスタッフの声を反映しながら、実用的かつ働く人の気持ちに寄り添った福利厚生制度を整えています。
たとえば、スタッフのスキルを評価し、やる気や努力を見える形で還元する「バッジ制度」では、業務内容や成長段階に応じて手当を支給。月2万円から、最大で6万円の手当がつく場合もあります。成長がしっかりと評価されるという実感は、日々の仕事のやりがいにもつながるのではないでしょうか?

また、毎週月曜日にはクリニックからお弁当を用意しているのですが、「週のはじまりが少し楽しみになる」とスタッフからも喜ばれています。さらには、年に1回ハウスクリーニング費用の補助(上限25,000円)もしており、家庭での負担軽減に役立てて欲しいという想いがあります。

このほかにも、書籍購入費用の補助や、元アナウンサーの外部講師による接遇研修、学びを支援する様々な制度がありますが、“スタッフがいきいきと働くための土台”として、これからもアップデートを重ねていきたいと考えています。

5.経験よりも、誠実さと真摯さを大切に

ー最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

私たちが最も大切にしているのは「徳」、すなわち“謙虚さ”と“真摯さ”です。医療現場では、知識やスキル以上に、人としての姿勢が問われる場面が数多くあります。豊富な経験や完璧なスキルは必要ありません。目の前の人のために何かをしたい、そう思える気持ちを持っている方と一緒に働きたいと考えています。

医療の知識がなくても「成長したい」という想いがあれば、いくらでも学べる職場です。職場の雰囲気を知るための見学も歓迎していますので、少しでも気になった方は、ぜひ一度クリニックにお越しください。
「世界で一番こどもたちの笑顔があふれるクリニック」を一緒に創っていける仲間を、心よりお待ちしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。