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笑顔と感動のある施設看護を!がんばったご褒美は美と食の福利厚生がうれしい|社会福祉法人 元気村

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

社会福祉法人元気村は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設など多岐にわたる福祉サービスを提供する法人です。社会福祉法人元気村グループの一員であり、2025年には創業の地である埼玉県鴻巣市に新たな特別養護老人ホームがオープン予定です。
今回は、元気村の看護師と本部スタッフにインタビュー。和気あいあいとした雰囲気のなか、「感動介護」の理念や働く環境、魅力についてお話を伺いました。笑顔と感動があふれる職場の様子をお届けします。

目次

1.元気な笑顔で「感動介護」を実践していきたい

貴法人と各施設について、ご紹介いただけますか?

運営支援本部・村井さん:

当法人は、8つの法人からなる「社会福祉法人元気村グループ」の一員です。特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの福祉事業を手がけています。

運営支援本部・松尾さん:

2025年2月現在、元気村としては秋田、宮城、埼玉、熊本、大分で事業を展開しています。元気村グループ全体では東京、神奈川、千葉、茨城、愛知、福岡にも展開しており、その数は50拠点以上になります。グループで最初に介護事業を始めた翔裕園をはじめ、こうのすタンポポ翔裕園、かわぐち翔裕園、しょうぶ翔裕園の看護師のみなさんと本部スタッフで、元気村の魅力を語りにやってきました(笑)!

法人本部・富岡さん:

「元気村」の名前は、「元気で明るい、共助の場」の意味が込められていています。スタッフみんな元気はつらつとした感じで、そういった意味でも、ぴったりなネーミングです!

「元気村」の強みや、特色をお聞かせください。

法人本部・富岡さん:

元気村グループでは、「家族主義」「現場主義」「感動介護」の3つを大切にしています。家族主義は、仲間やご利用者を家族のように想い、愛を持って接すること。現場主義は、自発的に考え行動すること。感動介護は、家族主義・現場主義を実行しながら、ご利用者一人ひとりを深く理解し、感動を生み出すサービスを提供すること。

元気村はこれまで培ってきた「感動介護」の実践を通して、あらゆる人々が共に生きる世界観を大切にしています。

今回は、看護師を募集していると伺っていますが?

法人本部・富岡さん:

はい。今回は埼玉県内の各施設で働いてくれる看護師の方を募集しています。勤務先は、鴻巣市、久喜市、蓮田市、川口市のいずれかの施設を想定しています。

募集があれば、希望の施設をご案内しています。(現在、鴻巣市、久喜市の施設にて職員さん募集中です!)

正職員の募集が多いですが、ライフステージにより働き方は柔軟に対応しています。

運営支援本部・村井さん:

施設や募集のタイミングによって様々ですが、非常勤やパートタイムで働いている方も多くいらっしゃいます。まずは見学からでも大丈夫ですので、気軽にお問い合わせください。

2.時間と心に余裕をもって看護に携われることが、やりがいにつながる

看護師として働くうえで、貴法人のような介護福祉施設と病院との違いは?

翔裕園・松原さん:

病院と比べると、介護福祉施設では、介護職員、リハビリスタッフ、ケアマネージャーなど、多職種の方々と接する機会が多く、話し合いをしながらケアの方法を決めていくので、施設全体で話し合い、風通しが良く、一人の利用者様をチームで支えているという意識が強くなりました。

しょうぶ翔裕園・新(あたらし)さん:

病院勤務では、看護師が患者さんの移乗や体位変換、入浴介助なども業務の一つで、腰を痛めてしまうケースが少なくありません。ですが、ここでは介護スタッフがサポートしてくれるので、身体的負担はだいぶん軽減されたように思います。

かわぐち翔裕園・鶴見さん:

病院では医師の指示に従ってルーチンワークをこなすことが中心でしたが、施設では看護師が主体的に動ける場面が多いように思います。利用者様一人ひとりのケアを最初から最後まで担当し、その方に合ったケアプランを考えることができます。自分なりの工夫やアイデアを取り入れる余地があって、責任は重くなるかもしれませんが、そうしたことがやりがいにつながっています。

もしかしたら、施設看護師に対して「単調な仕事」と思う方がいるかもしれませんが、実際はとても奥深く、やりがいのある仕事です。ぜひ多くの方にこの魅力を知ってほしいです。

樋口さんと笠原さんは、第2新卒で入職したと伺いました。

こうのすタンポポ翔裕園・樋口さん:

そうなんです。ここに来る前は病院に勤務していましたが、病院では日々の業務が非常に多忙で、先輩に質問したくてもお互いに余裕がなかったですね。急患対応や緊急処置が頻繁にあって、時間に追われる毎日。そのため、わからないことをじっくり学ぶ機会が限られていたのが正直なところです。

ところが、ここに転職してからは時間に余裕があって、先輩看護師も丁寧に指導してくださいました。まだ経験が浅い私にとってはとてもありがたいです。

こうのすタンポポ翔裕園・笠原さん:

樋口さんの意見に共感します。病院勤務時代は夜勤明けでも記録作業が終らず、なかなか帰れませんでした。そうしている間に追加の仕事が入ってくることもありました。でも、ここの施設では定時での退勤が基本です。急な残業もほとんどなく、プライベートの時間も確保しやすいですね。

3.病院は治療、施設は人生に寄り添うところ

仕事のやりがいは、どんなところにあると感じていますか?

かわぐち翔裕園・鶴見さん:

病院は医療的な処置や治療計画を一つひとつこなしていくことが重要で、どうしても「治すこと」にフォーカスしてしまいます。でも、介護施設で働くようになってからは、治療だけがすべてではないことに気づきました。

特に特別養護老人ホームでは、「その人らしい人生をどう支えるか」が看護師としての大切な役割になります。

具体的なエピソードとしては、ある利用者様が終末期を迎えたときのことが印象に残っています。その方は病気が進行していて、もう積極的な治療は望んでいませんでした。ご家族とも話し合って、「自分らしく、穏やかな時間を過ごしたい」というご本人の希望を尊重することに。そこで、痛みや不安を最小限に抑えるケアを心掛け、好きだった音楽を流したり、思い出話を一緒にしたりして、できる限り穏やかで温かい時間を過ごせるようサポートしました。

この経験を通して「看護師は治療だけでなく、人の人生そのものに寄り添う存在だ」ということを、あらためて実感して、病院看護とはまた違ったやりがいを感じました。

4.eラーニングシステム、キャリアパス制度あり!海外視察も定期的に実施

貴法人の研修制度や資格取得に関する支援について教えてください。

運営支援本部・松尾さん:

研修については、施設ごとに研修を行っていますが、全体的な教育体制は統一されています。

入職後は、eラーニングを活用しており、看護ケア、介護ケア、さらにはマネジメントなど、さまざまなコンテンツを学ぶことができます。また、キャリアパス制度も整備されていて、各自の人事等級に応じた研修や確認を進めることで、次のステップに進むことができます。

資格取得支援についても、一部の資格については支援制度が整っています。例えば、ケアマネージャーの資格を取得された方には、受験費用の支給のほか、合格後のお祝い金の支給制度もあります。

現在は介護が中心ですが、今後は認定看護師などの資格取得支援も視野に入れて、支援体制を強化していく予定です。

貴法人は国際的な活動を視野に入れ、海外視察も行っているそうですね。

運営支援本部・松尾さん:

はい。元気村は国内だけでなく海外にも施設を展開していて、定期的に海外視察研修も行っています。これまで台湾やカンボジア、ベトナムなどでの実施があり、グローバルな視点での介護・医療事情について学ぶことができます。派遣するスタッフは、希望や抽選によって選ばれた者だけになりますが、参加した者にとっては貴重な経験となっているようです。

5.デジタル機器を積極的に導入して効率アップ。系列医療機関へオンコールを委託

仕事とお休みのバランスはどうですか?

翔裕園・松原さん:

高齢者施設なので、365日24時間稼働していますが、私たちのシフトは、だいたい2~3日勤務して1日休み、といったサイクル。残業はほぼありませんし、お休みも有給に限らず、希望休も取りやすいですよ。

法人本部・富岡さん:

仲間同士のコミュニケーションがしっかり取れているのもあって、「この日、こういう理由で休みたい」と言えば、「わかった、じゃあその日は私が出るよ」といった形で、みんなが助け合いながらシフトを組んでいます。

業務の効率を上げるために行っている工夫は?

運営支援本部・村井さん:

ICTの活用にも積極的に取り組んでいます。社内コミュニケーションツールとしてMicrosoft Teamsを導入し、介護記録にもデジタルツールを使っています。

運営支援本部・松尾さん:

施設によっては、見守りカメラや見守りセンサーを導入していますよね。これらの導入で、ご利用者様のバイタルサインや動きをリアルタイムで把握でき、見守りの負担が大幅に軽減されました。

翔裕園・松原さん:

系列の病院がオンコールを引き受けてくれているのも、私たちにとってはありがたいことですね。看護職員が毎日電話を持ち歩く必要がなく、プライベートを制限されることも少ないですから。

かわぐち翔裕園・鶴見さん:

はい、大幅な業務削減になっていますよ。自宅に帰ったら心身ともにゆっくり休めるので助かっています。

6.美容医療や歯科クリニックなど、系列施設を割安で利用OK

他の施設にはないユニークな福利厚生があると聞いています。

運営支援本部・村井さん:

グループでは医療系の事業も複数展開していまして、系列の美容医療や歯科医療のクリニックについては、社員割引が利用できます。また、地域限定にはなりますが、鴻巣市にある総合病院での人間ドックや健康診断オプションも割引価格で受けることが可能です。

運営支援本部・松尾さん:

美容医療のクリニックは、モニターとして施術を受けるチャンスもあって、その場合はさらにおトクな特別価格。とくに女性に人気で、美容施術を受けている方は多いようです(笑)。

こうのすタンポポ翔裕園・笠原さん:

こうのすタンポポ翔裕園には保育所が併設されているので、ママさんスタッフには好評です。定員は12名程度で、職員になると入園もしやすくなります。

こうのすタンポポ翔裕園・樋口さん:

休日保育や一時保育も利用ができるので使い勝手がいいです。

かわぐち翔裕園・鶴見さん:

個人的には、ジャムや餃子の支給もうれしいです!(笑)

同じ法人内に障害者施設があって、そこでつくった餃子やジャムを、年に数回、スタッフに無償で配ってくれるんです。家族にも大好評で、すごく楽しみにしています(こちらで一般販売もしております!生餃子専門店「元気餃子」全国配送可能|埼玉県鴻巣市|元気村グループ

翔裕園・松原さん:

鴻巣市にある障がい者施設ではいちご狩りもやっているので、ファミリーレジャーとして使えるのもいいですよね。

7.新たな特養施設が誕生予定。サービスの範囲をじわじわと拡大

貴法人の今後の成長や発展についてのビジョンをお教えください。

法人本部・富岡さん:

これからは、介護施設だけでなく、自宅で最期まで過ごしたいという方が増えていくと思いますので、今後は訪問介護や訪問看護などの在宅サービスも視野に入れた展開を考えています。また地域との交流として、講演会や介護相談の場を積極的に設けるなどして、地域貢献活動も積極的に企画していきたいです。

2025年は「社会福祉法人 元気村」に特別養護老人ホームとして鴻巣市で4ヶ所目となる施設が誕生する予定です。

場所は創業の地、鴻巣市の箕田地区。地域的にも需要があるとのことで、私どものプロジェクトが動き出し、もうすぐ開業します。創業の地ということで、当法人としても特別な意義を感じています。

8.仲間になってくれる方々へ、「感動介護」を実現しましょう

応募を考えている方々に向けてメッセージをお願いします。

法人本部・富岡さん:

施設ではイベントもたくさん開催していますので、まずは参加してみてください。施設の雰囲気を感じてもらえるはずです。こうのすタンポポ翔裕園では産直のトマトやおにぎりなども販売しています。「ちょっと買い物に来たよ」という気軽な気持ちで立ち寄っていただけたら嬉しいです。

翔裕園・松原さん:

助け合いの心を持っている方であれば、どなたでも大歓迎です。職場の雰囲気はとてもよく、みんな和気あいあいとした間柄なので、楽しく働けると思います。

こうのすタンポポ翔裕園・笠原さん:

残業も少ないですし、仕事の合間にしっかりと学ぶこともできます。仕事とプライベートをしっかり分けられるので、メリハリをつけて働けますよ。

こうのすタンポポ翔裕園・樋口さん:

仕事の合間に利用者さんとお話する時間もあり、高齢者と関わるのが好きな方にはぴったりだと思います。ぜひ一緒に働きましょう!

しょうぶ翔裕園・新さん:

看護師の働き方が今、多様化しています。病院だけでなく、施設やクリニックなど、色々な場所で働くことができます。お年寄りが好きな方や、イベントなども楽しめる方にぜひ来ていただきたいです。

かわぐち翔裕園・鶴見さん:

病院の仕事は無理かも…、子どもが小さいから…と思っている方でも、施設勤務はやりがいがあります。ぜひ足を踏み込んでほしいです。

運営支援本部・松尾さん:

病院での病気を治す看護とは違い、高齢者施設・介護施設では人生を支える看護が求められます。正解は一つではなく、さまざまなアプローチがあるので、積極的にチャレンジできる方に来ていただけると嬉しいです。

法人本部・富岡さん:

やはり、看護師の方には専門職としての役割ももちろんありますが、最終的な目的は、「人が人を支える」というところだと思います。看護や介護、栄養士など、それぞれ職種の違いはありますが、「人生に寄り添う」という思いは、みんな同じです。その思いを分かち合える仲間が増えてくれると嬉しいですね。

この度取材に協力いただいたしょうぶ翔裕園は社内で表彰された施設です。看護師の方だけではなく、介護職や専門職のスタッフも募集しております。元気村にご興味を持っていただけた方は、コメディカルドットコムに掲載中の求人をご確認ください。皆様からのご応募お待ちしております!


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。