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日本一 ハートフルな医療サービスを提供!女性活躍を応援する「えるぼし」認定の職場|医療法人有隣会 わかくさ病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

埼玉県さいたま市南区に位置する「医療法人有隣会 わかくさ病院」。ここでは「患者さんに寄り添い、心あたたまる医療を届けたい」という思いを大切に、地域に根ざした医療を提供しています。外来・入院に加え、在宅療養支援病院として在宅医療にも注力。訪問看護ステーションや在宅介護支援センターと連携しながら、地域住民の健康を総合的にサポートしています。診療科目は内科や消化器内科、呼吸器内科、小児科など幅広く対応し、患者さん一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな医療を実践しています。

今回は、採用担当の渡辺さんに、病院の特徴や職場の魅力、そして女性が活躍しやすい職場に与えられる「えるぼし」認定の取得について詳しくお話を伺いました。

目次

1.これからの医療を見つめて、在宅医療にも注力

――有隣会は、どんな法人ですか?

「有隣会」は、わかくさ病院を中心に複数の医療・介護事業を展開する医療法人です。事業所としては「ありあけ訪問看護ステーション」、ケアマネジャーが在籍する居宅介護支援事業所の「ケアワークわかくさ」、通所介護施設「デイサービスわかくさ」などのほか、シニアライフをサポートする配食サービス事業も運営しています。とくに配食サービスは、県内でも数少ない事業の一つです。

――貴院の概要をお聞かせください。

「わかくさ病院」は地域に根差した医療機関として53年の歴史をもちます。外来・入院・在宅医療の3本柱を中心に、内科では消化器内科、呼吸器内科、血液内科、循環器内科など幅広い医療を提供しています。規模としては地域の中小病院といった位置で、入院施設も備えています。大病院のように紹介状が不要のため、患者さんには気軽に受診していただける医療機関として、広く親しまれています。

大きな特徴としては、同規模の病院と比べて、在宅医療に力を入れていること。外来や入院だけでなく、在宅医療を通じて患者さんと密接に関わりながら、地域医療に貢献しています。

地域の方々にとっては、一番身近で頼れる医療機関といった認識でご利用いただいていると思います。

2.わかくさ病院に入職してほしい人材とは?

――今回の求人について、詳細を教えてください。

当院では、基本的に欠員が出たときに募集をかけていまして、新卒採用を想定しておりません。今回の募集についても同様で、職種は病棟の正看護師、看護助手、医療秘書(クラーク)、管理栄養士・栄養士、そして法人内の「ケアワークわかくさ」で活躍していただくケアマネジャーです。

なかでも正看護師については、一般病棟の看護師が不足しているため、病棟での経験を生かして、リーダーとして活躍できる主任、管理職候補の方がいれば、ぜひご応募いただきたいと考えています。

――貴院には関連施設として訪問看護がありますが、看護師の異動はありますか?

基本的に、病棟や外来の看護師が 訪問看護ステーションに異動することはありません。過去には外来看護師として働いていた方が「訪問看護をやってみたい」という希望や、法人内の調整などで異動をお願いすることは、ごく稀にありました。しかし、現在の募集では病棟での看護業務をメインに募集をかけています。

――応募要件について教えてください。

看護師、ケアマネジャー、管理栄養士・栄養士は、それぞれの資格が必須です。看護助手については、入職後に丁寧に指導しますので経験は問いません。しかし、介護職員初任者研修以上の資格が必須です。介護福祉士の資格があればなお良いですね。

医療秘書(クラーク)は、医療事務とは異なり、外来診療の診察補助や在宅医療における訪問診療の同行を担当いただきますので、普通自動車免許(AT限定可)が必要です。

――どんな人が向いていますか?

当院は外来や病棟、訪問看護などの各部署が連携して、一人の患者さんを支える体制をとっています。職種も医師、病棟看護師、訪問看護師、ケアマネジャー、薬剤師などさまざまな職種との協力が必要です。だからこそ、とくにコミュニケーション能力がある方を重視しています。「自分の仕事だけを淡々とこなす」というよりは、他職種と連携しながら柔軟に対応できる方が向いていると思います。

3.10年以上働くスタッフが多数!長く続けられる理由とは?

――入職後は、どういった研修がありますか?

まず法人全体のオリエンテーションを受け、その後、部署ごとに1時間〜半日程度の研修を実施し、法人全体の業務を把握してもらいます。それぞれの業務については、当院ではプリセプター方式ではなく、その日の担当スタッフと一緒に仕事を進めながら業務を覚えていただきます。

ケアマネジャーやクラークについても、所属長が適切な先輩スタッフをつけて同行指導を実施しています。無理なく業務を習得できるよう、病院全体でサポートしますので、どうぞ安心して入職してください。

――貴院での仕事を通して得られるやりがいとは?

当院は大学病院のような大きな規模の病院ではありません。各部署が密に連携を取りながら、みんなで患者さんを支えています。だからこそ、看護師であってもケアマネジャーや薬剤師、栄養士など、自分の担当業務だけにとどまらず、仕事を通してさまざまな職種の視点を学べることが大きな特色です。

特定の業務に偏ることなく、多職種と協力しながら柔軟に対応する力がつくため、日々の仕事のなかで自身の成長を実感できます。そこは大きなやりがいでしょうね。

――貴院は10年以上働いているスタッフが多いと聞いていますが。

そうですね。医療秘書(クラーク)は20代の若手が比較的多いのですが、ほかの部署は平均すると40代半ばくらいでしょうか。10年以上勤めているスタッフが多いのは、そのぶん働きやすい環境だという証拠だと考えています。経験豊富なベテランが多いので、若い方が入職されても安心して頼れると思いますよ。

――長く働ける理由は何だと思いますか?

育児や介護に対する理解があることが大きな理由なのかもしれません。産休・育休を取得して復帰するスタッフが多いんですよ。現在も5人ほどが育休を取っています。

子どもの体調不良で急に休まなければならないときも、「お互いさま」という感じで、気兼ねなく休ませてもらえる雰囲気です。

これは介護についても同じ。親の介護をする世代のスタッフも増えてきましたが、介護休暇の取得もしやすい環境です。

4.スタッフ満足度アップのための、さまざまな取り組み

――業務を効率化するために行っている取り組みは?

残業が生じないように、意識して業務を進めていますね。当院の医師や各部署の上司は、時間外の業務が発生するような指示は、基本的には出さないように心がけています。レセプト業務など、特定の期間を除けば病棟スタッフの月間残業時間は5時間未満。医療秘書(クラーク)でも10時間以内に抑えられています。

今後、2〜3年後を目処に電子カルテの導入も予定しています。マイナ保険証については、外来だけでなく、病棟や在宅医療でも活用できるように、現在準備中です。DXを進めることで、スタッフの負担を減らし、より働きやすい環境を整えていこうと考えています。

――スタッフ間の交流をよくするために、貴院が行っていることは?

ここ数年はコロナ禍の影響で大規模なイベントは控えていましたが、以前は年に1回、親睦会や職員旅行を実施していました。

職員旅行では泊りがけでディズニーランドやディズニーシーにでかけたり、日帰り旅の企画では劇団四季の『ライオンキング』を観劇し、その後帝国ホテルのディナーバイキングを楽しむなど、リフレッシュしながら交流を深める機会を設けていました。 もちろん、そのイベントは家族連れの参加もOK! 法人からの補助もあるので格安で楽しめていました。

そろそろ再開しても、いいかもしれませんね。

――貴院は「えるぼし」の認定を受けていると伺いました。

「えるぼし認定」とは、女性活躍推進法に基づいて、女性が活躍できる環境を有した優良な企業に与えられる、厚生労働大臣の認定制度です。

具体的な評価項目としては、女性の継続就業率、管理職に占める女性の割合、働き方の柔軟性など。現在、県内で認定を受けている企業は70社ほどで、そのうち医療法人は10社程度。当院は、昨年この認定を受けました。

産休・育休の取得率が高く、離職率も、全体で120〜130名ほどの職員が在籍しているなか、例年、年間の退職者は5名以下に抑えられています。 退職理由も、その多くは配偶者の転勤や親の介護といった家庭の事情で、「職場環境に不満があって辞める」というケースはほとんどありません。

――特筆すべき福利厚生について伺えますか?

介護職や看護職に対する処遇改善手当はもちろん、それ以外の職種のスタッフにも同等の手当を支給しています。それも常勤職員だけでなく、一定時間以上勤務するパート職員にも適用されるのは、めずらしいように思います。

お休みは、近年4週8休制から4週9休制に変更になりました。2022年からは定年が60歳から65歳に延長になりました。常勤で5年以上勤務したスタッフには退職金も出しています。子育て中の職員には、入職後すぐに有給を利用できるよう、有給休暇の前倒しができる制度も採用。このほか、介護・看護休暇については時間単位での取得が可能で、通常3歳までの育児短時間勤務も、当院では未就学児まで延長できる特例を設けています。

5.心あたたかな仲間が、あなたの新しい一歩を応援!

――今後の貴院の展望をお聞かせください。

当院では、従来の外来・入院の医療に加えて、在宅医療のさらなる充実を目指しています。現在も多くの患者さんやご家族に必要とされており、今後も成長できる分野だと考えています。

また、基幹病院からの紹介患者さんの受け入れを強化するため、昨年、医療相談室を1名体制から2名体制に増員しました。今後ますます基幹病院との情報共有や連携をより密にし、スムーズな受け入れができるよう努めていきたいと考えています。

――応募を考えている方にメッセージをお願いします。

当院は「日本一ハートフルな法人」という理想を掲げ、患者さんやご家族、そして職員同士がお互いに気づきを持って、支え合う環境を大切にしています。一緒に理想を追求してくださる方を、心から歓迎したいと思っています。

当院は仕事を通じて学べることが多く、やりがいを感じられる職場です。また、仕事とプライベートのバランスを大切にできる環境も整っています。子育てや介護、その他あなたにとって大切なことと両立しながら、長く働いてほしいと思っています。

安心して新しい一歩を踏み出せるよう、私たちもあたたかくお迎えする準備を整えています。ぜひ一緒に、より良い医療・介護の現場を築いていきましょう!


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。